JPH0525508Y2 - - Google Patents

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JPH0525508Y2
JPH0525508Y2 JP1987092854U JP9285487U JPH0525508Y2 JP H0525508 Y2 JPH0525508 Y2 JP H0525508Y2 JP 1987092854 U JP1987092854 U JP 1987092854U JP 9285487 U JP9285487 U JP 9285487U JP H0525508 Y2 JPH0525508 Y2 JP H0525508Y2
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hanging bracket
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、建物の開口近傍に設置されてカー
テンあるいはブラインドを吊持するためのカーテ
ンボツクスに関するものである。
【従来の技術】
一般的にこの種のカーテンボツクスは、アルミ
ニウム合金等の軽金属を長手方向に連続するボツ
クス状あるいはアングル状に押出し成形して形成
されるもので、天井部を形成する天板部と、この
天板部から垂下される側板部とを一体に成形する
場合には、全体の容積が大きくなり押出金型の製
造費用が高くなるために、従来、第10図に示す
ように、天板部10の側縁部に側板部を一部形成
した部材に、側板部材20を別途、連結用リベツ
ト11等を使用して連結固定することが行われて
いた。 さらに、天板部材の両側縁に形成された下向き
の差込縁を側板の上端に形成された差込溝に差込
むとともに、略コ字形の連結部材の側片に形成さ
れた係止爪を側板外側面の係止縁に係止してネジ
等により連結されたものが用いられていた。
【考案が解決しようとする問題点】
しかし、このように側板部材20を別途連結す
るようにすると、連結用リベツト11の挿通孔の
開設作業、あるいはリベツト打ち等新たに側板部
材20を連結する工数がかかり、また、連結部材
の係止部が側板の外側壁に位置される連結部材を
用いた場合には、カーテンレールが設置される開
口付近の壁あるいは天井パネルとの間に逃げを形
成しなければならず、組立効率が低下するという
欠点を有していた。 本考案は、上述のような欠点を解消すべくなさ
れたものであつて、組立が容易なカーテンボツク
スを提供することを目的とする。
【問題点を解決するための手段】
そして、本考案によれば上記目的は、実施例に
対応する第1図に示されるように、カーテン等を
吊持する支持部31を下面側に設け、上面側に嵌
合用凹溝35が形成されて吊持金具40により建
物の開口部A近傍に固定される天板部材30と、 上端に上記天板部材30の肩部38に衝接され
る折曲部22を形成するとともに、この折曲部2
2の先端から下方に向けて天板部材30の嵌合用
凹溝35に嵌合される垂直突片23を形成して、
上記吊持金具40の底部壁44と天板部材30の
肩部38とにより挟み込まれて固定される側板部
材20を有してなるカーテンボツクスを提供する
ことにより達成される。
【作用】
本考案は、第1図に示すように、カーテンボツ
クスの設置に際し、必須の部材である吊持金具4
0を利用して天板部材30と側板部材20とを連
結させることによりリベツト打ち等の作業を軽減
させたものである。
【実施例】
以下、本考案の望ましい実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。 この実施例におけるカーテンボツクスは、第2
図に示すように、吊持金具40により吊持された
状態で、建物の開口部Aの垂下壁aに沿つて配設
されるもので、天板部材30の両側縁に左右対称
に側板部材20を固定して形成され、一方の側板
部材20のフランジ部21に建物開口部Aの垂下
壁aに当接する見切部材51を連結するととも
に、他方の側板部材20のフランジ部21には、
天井支持部材52により支持される天井パネル5
3が載置されている。 このカーテンボツクスの天板部材30は、第1
図に示すように、例えばアルミニウム合金を押出
し成形して形成される長尺状部材であり、該天板
部材30の下面には、支持部31を形成するレー
ル状突縁32,32……が複数本突設され、カー
テンの吊持環を支持したり、あるいはブラインド
のヘツドボツクス等を支持することができるよう
にされており、上面には、相対向する二条のL形
片33と、該L形片33の立上がり壁34を利用
して形成される止着用凹溝35と、この止着用凹
溝35に隣接して形成される嵌合用凹溝36が形
成されて、後述する吊持金具40の連結部を提供
している。なお、第1図において37は、天板部
材30の両端部に装着される蓋体(図示せず)を
固定する際に利用されるビスホールを示すもので
ある。 側板部材20は、下端部に外向きのフランジ部
21を突設させて、上記天板部材30と同様に、
アルミニウム合金を押出し成形して形成される長
尺状部材であり、上端部に上記天板部材30の肩
部38に衝接する折曲部22を形成するととも
に、この折曲部22の先端から下方に向けて、上
記天板部材30の嵌合用凹溝36に嵌合する垂直
突片23を形成することにより、該天板部材30
との位置決めがなされるように構成されている。 なお、第1図において24は、該側板部材20
の外側壁に形成される係止部を示すものであり、
必要に応じ、例えば、天井支持材52に連結固定
される連結部材54を係止し、カーテンボツクス
のゆれ等を防止する際に利用される(第2図参
照)。 上記吊持金具40は、第1図および第3図に示
すように、鋼板を断面略コ字状に屈曲させて形成
されるピース状の本体部41と、この本体部41
の天井壁42に上下位置調節可能に螺合される調
整ボルト43とからなり、第2図に示すように、
調整ボルト43を天井面のアンカー55に固定さ
せることにより窓の上縁部に吊持されるようにな
つている。 この本体部41の底部壁44には、上記天板部
材30の止着用凹溝35に対応する止着子挿通孔
45が穿設されるとともに、天板部材30のL形
片33に係止可能とされた係止爪46が切り起こ
され、第4図に示すように、該係止爪46とL形
片33とを係止させた後、止着子挿通孔45から
挿通されるタツピンスクリユー60を止着用凹溝
35に螺入することにより天板部材30と連結で
きるようにされている。 したがつて、この実施例によれば天板部材30
の肩部38に側板部材20の折曲部22を当接さ
せるとともに、垂直突片23を嵌合用凹溝36に
嵌合させて側板部材20を配置した後、適宜数の
吊持金具40を装着すると、側板部材20の折曲
部22あるいは垂直突片23が吊持金具40と天
板部材30とにより挟み込まれ、該側板部材20
の固定作業が吊持金具40の装着作業と同時に完
了するとともに、L形片33と係止爪46との係
止によりカーテン等の荷重がタツピンスクリユー
60の締結部分にのみ集中することなく、所要の
吊持強度をも確保することができるのである。 なお、この場合、第5図に示すように、係止爪
46の巾方向寸法Dを天板部材30のL形片33
の先端部間の寸法dより小寸に形成しておき、第
5図において破線で示すような位置において、吊
持金具40を装着した後、実線で示す位置に該吊
持金具40を回動させてL形片33と係止爪46
を係止させることができるようにすると、より作
業性を向上させることができる。 また、第6図ないし第9図は、第1図ないし第
4図の変形例を示すもので、第6図に示すよう
に、天板部材30に幅広の嵌合用凹溝36を形成
して、吊持金具40を固定するためのスクリユー
61の止着用凹溝とを兼用したもので、上記幅広
の嵌合用凹溝36に合致する幅広の垂直片23を
断面略逆コ字状に形成しておき、吊持金具40か
ら螺合されたスクリユー61の先端によりこの垂
直突片23の底面26を押し付けるようにして、
該側板部材20と天板部材30とを吊持金具40
を介して連結固定するようにしてもよく、さら
に、第7図に示すように、天板部材30の上面
に、上述した止着用凹溝35に代えて上端に内向
きフランジ39を形成した収納溝350を形成
し、この収納溝350内に収納した連結子62を
介してボルト63により天板部材30と吊持金具
40とを連結固定してもよく、さらに、側板部材
20の折曲部22と天板部材30の肩部38との
当接を確実にし、側板部材20の左右方向へのぶ
れを防止するために、吊持金具40の側縁部に支
持フランジ47を垂下させ、この支持フランジ4
7により側板部材20の折曲部22の外壁部を押
さえ付けるようにしてもよい。 なお、以上の実施例においては、第2図に示す
ように、天板部材30の両側縁部から対称に二枚
の側板部材20を垂下させたカーテンボツクスを
吊持金具40の調整ボルト43により吊下する場
合を例にとつて本考案を説明したが、これに限ら
れるものではなく、例えば、第8図に示すよう
に、吊持金具40から調整ボルト43を取り除
き、建物開口部Aの垂下壁aに固定した保持金具
56に、吊持金具40の本体部41に穿設した長
孔48から挿通される連結ボルト64を螺合して
直接固定するものであつてもよく、また、第3図
において実線で示す一方の側板部材20を鎖線で
示すものに置き換え、左右両側縁に長さの異なる
側板部材20を固定したものとして利用すること
ができ、さらに、いずれか一方の側板部材20を
取り除き、断面略L字状のものとして利用するこ
ともできる。 なお、吊持金具40は、調整ボルト43を用い
て吊下したり、保持金具56を用いて建物用開口
部Aの垂下壁aに固定して用いられるが、調整ボ
ルト43を使用した場合カーテンボツクスのゆれ
を防止するための連結部材54(第2図参照)を
本体部41に直接固定するようにしてもよい。
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案のカー
テンボツクスによれば、天板部材と側板部材とを
吊持金具を利用して連結固定するようにしたの
で、別途、これらを連結する作業が省け、かつ適
宜位置において連結固定できる上に、連結用のリ
ベツト挿通孔を穿設する必要もなくなり、製品コ
ストを低減させることができる。 また、天板部材と側板部材とは、各々平板状に
形成することが可能なので、分解しておけば場所
をとらず、保管あるいは運送に便利である。 さらに、天板部材に種々の寸法の側板部材を連
結することにより、多種類のカーテンボツクスを
形成することができるので、数少ない部品点数に
より様々な要求に応えることができる。 同時に、側板部材の折曲部を天板部材の肩部に
衝接し、かつ垂直突片を嵌合用凹溝に嵌合してい
るため、側板部材と天板部材との位置合わせが容
易に行われるとともに、吊持金具の底部壁と天板
部材とにより挟持して固定されるため荷重等が締
結部分に集中することなく所要の吊持強度が保持
され、また天板部材や吊持金具が側板部材の外側
面に突出することがなく組立作業を容易に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるカーテンボツクスを示す
要部断面斜視図、第2図は第1図に示したカーテ
ンボツクスを設置した状態を示す断面図、第3図
は第1図に示したカーテンボツクスの分解斜視説
明図、第4図はその要部断面図、第5図は吊持金
具の装着方法を示す説明図、第6図は本考案の変
形例を示す第4図と同様の断面図、第7図は本考
案のさらに別な変形例を示す要部断面図、第8図
はカーテンボツクスの吊持方法の変形例を示す断
面図、第9図は吊持金具の変形例を示す斜視説明
図、第10図は従来例を示す断面図である。 20……側板部材、22……折曲部、23……
垂直突片、30……天板部材、35……嵌合用凹
溝、38……肩部、40……吊持金具、44……
底部壁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 カーテン等を吊持する支持部を下面側に設け、
    上面側に嵌合用凹溝が形成されて吊持金具により
    建物の開口部近傍に固定される天板部材と、 上端に上記天板部材の肩部に衝接される折曲部
    を形成するとともに、この折曲部の先端から下方
    に向けて天板部材の嵌合用凹溝に嵌合される垂直
    突片を形成して、上記吊持金具の底部壁と天板部
    材の肩部とにより挟み込まれて固定される側板部
    材を有してなるカーテンボツクス。
JP1987092854U 1987-06-18 1987-06-18 Expired - Lifetime JPH0525508Y2 (ja)

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JP1987092854U JPH0525508Y2 (ja) 1987-06-18 1987-06-18

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JP1987092854U JPH0525508Y2 (ja) 1987-06-18 1987-06-18

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JPS63202388U JPS63202388U (ja) 1988-12-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5991188U (ja) * 1982-12-10 1984-06-20 理研軽金属工業株式会社 カ−テンボックス枠等の塞ぎカバ−装置

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JPS63202388U (ja) 1988-12-27

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