JPH0738498Y2 - 仕切壁構造 - Google Patents

仕切壁構造

Info

Publication number
JPH0738498Y2
JPH0738498Y2 JP5850192U JP5850192U JPH0738498Y2 JP H0738498 Y2 JPH0738498 Y2 JP H0738498Y2 JP 5850192 U JP5850192 U JP 5850192U JP 5850192 U JP5850192 U JP 5850192U JP H0738498 Y2 JPH0738498 Y2 JP H0738498Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
partition wall
metal fitting
base metal
pillar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5850192U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0624103U (ja
Inventor
井 博 金
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Uchida Yoko Co Ltd
Original Assignee
Uchida Yoko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Uchida Yoko Co Ltd filed Critical Uchida Yoko Co Ltd
Priority to JP5850192U priority Critical patent/JPH0738498Y2/ja
Publication of JPH0624103U publication Critical patent/JPH0624103U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0738498Y2 publication Critical patent/JPH0738498Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
  • Panels For Use In Building Construction (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はオフイス等においてスペ
ースを区画するに用いられる仕切壁構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からオフイスなどにおいてセクショ
ンを画成するため、床面上に設置してスペースを仕切る
仕切壁が用いられている。
【0003】この仕切壁は、一般に高さ900〜210
0(mm)程度のものが多く、床面上に立設する支柱間
にパネルを固定することにより壁面を構成するようにな
されている。すなわち床面上に置かれる基礎金具上に型
材からなる支柱をボルトにより締結し、この支柱の側面
に形成された掛止穴にパネルの端部の掛止爪を引掛け、
パネルの上部を支柱にボルト締結して固定する構造とさ
れていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかるに従来の仕切壁
構造では、基礎金具に支柱をボルト締結したうえ、パネ
ルの組付け、およびパネルと支柱とのボルト締結を現場
で行なうことが必要であったため床面に近い低所作業が
多く、したがって腰をかがめての作業となるため容易で
なく、作業性が悪いという問題点があった。またボルト
による締結個所が多いため使用するボルトの本数が多く
なり、締結作業が増して多くの労力と時間とを要すると
いう問題点があった。
【0005】本考案はこれに鑑み、設置現場での施工性
がよく、高能率に組立てることができる仕切壁構造を提
供することを目的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記従来の技術が有する
問題点を解決するため、本考案は、型材からなる支柱の
下部に基礎金具を有し、支柱の側面の掛止穴にパネルの
端部の掛止爪を係合して固定することにより仕切壁を構
成する仕切壁構造において、前記基礎金具はその上面に
パネルの下部に係合して幅方向の位置を定める位置決め
突部を突設するとともに支柱の下端にネジ等により連結
して一体化し、支柱の上端にはパネルの上端間に跨って
おかれる連結金具を固定することによりパネルを保持す
るようにしたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】支柱の下端に基礎金具が連結されているので、
施工現場において支柱を立て、その支柱の側面にパネル
の端部を掛止するとともに基礎金具の位置決め突部に係
合させることによりパネル、支柱、基礎金具の相互が位
置決め固定され、パネルの上端間を連結金具により連結
することによって仕切壁が構成される。
【0008】
【実施例】以下、本考案は図面に示す実施例を参照して
説明する。
【0009】基礎金具1は、図2に示されているように
スチール製で、巾木2の高さに相当する高さを有し、そ
の上面1aは平坦面とされていてその長手方向両端近く
に左右一対の位置決め突部3,3,3,3が上向きに切
起こし等により突設されており、長手方向中央部上下方
向に軸受部4があってこの軸受部4に高さ調整用のアジ
ャストスクリュー5が下端側から螺挿されている。
【0010】基礎金具1の側面の下部には、巾木2の下
縁内面側に突設されたフランジ6の端部近くの係止穴7
が嵌合する上向きの突起8,8を有するとともに、上方
部の側面16には巾木2の上部内面側の端部近くに貼着
した平面ファスナー9に係合する平面ファスナー10,
10が固着されている。
【0011】支柱11は図4に水平断面を示すようにC
形断面を有する型材からなり、その側面の少なくとも2
個所にはパネル12の端部に設けられた下向きの掛止爪
13,13が掛止される上下方向に長い掛止穴14,1
4が形成されている。なお図では一側面側の掛止穴1
4,14は支柱11の開口側面のフランジ部11a,1
1aを切欠いた形で形成されている。
【0012】支柱11の下端には前記基礎金具1の上部
側面にそっておかれる舌片状の脚片15,15が相対向
して垂設され、この脚片15,15と基礎金具1の上部
側面1bの長手方向中央部とがネジ16,16により連
結され、一点支持の状態で両者が一体化されている。こ
の連結は、工場出荷段階前に行なわれ、現場へは支柱1
1と基礎金具1とは一つの部品として供給される。
【0013】パネル12は芯材として例えば紙製のコア
17を内蔵し外面が鉄板にクロス貼りした外製材18で
被覆されてなるもので、その上端長手方向には浅いV字
状断面の溝19が形成されている。
【0014】連結金具20は、図3に示されているよう
にパネル12の上端の溝19に密嵌するよう浅いV字状
断面を有するスチール製のもので、その底部20bの長
手方向中央位置には支柱11の上端面のネジ穴21に整
合してネジ22を挿通するネジ穴23を有し、両端近く
にはパネル12の上端の溝19の底部に形成されネジ2
4を挿通しネジ穴25,25に整合するネジ穴26,2
6が形成されている。また連結金具20の両端には下方
に向け折曲した爪20a,20aを有し、この爪がパネ
ル12の上端の溝19の底部に形成された切孔19a,
19aに嵌入するようになっている。
【0015】なお両端はネジによらず、図5のように単
純な頭付きピン27,27としてもよく、また中央のネ
ジ22に代え図5のように支柱11の上端にフック28
を設けておき、連結金具20にこのフック28を通すよ
うにし、ハンドル29のピン30をフック28に係合し
たのちこれを倒すことにより締結するようにしてもよ
い。
【0016】パネル12の上端には、図3のような笠木
31が被され、その脚片31a,31aがパネル12の
上端の溝19に圧嵌めされて取付けられる。32は笠木
31,31の継目に入る継ぎ用笠木である。
【0017】次に上記実施例の施工手順について説明す
る。
【0018】まず所定の位置に支柱11と共に基礎金具
1を置き、支柱11の側面の掛止穴14,14にパネル
12の端部の掛止爪13,13を掛止し、順次支柱1
1、パネル12を連結する。このとき基礎金具1は支柱
11の下端にネジ16で連結されているので支柱11を
置くとき基礎金具1のアジャストスクリュー5の下端が
接地し、その上面1aの位置め突部3,3をパネル12
の外装材18の下端内側に位置させることで幅方向の位
置が決まり、表面が揃った状態に支柱11に取付けら
れ、パネル12の下端は基礎金具1の上面1aで支えら
れる。
【0019】パネル12の取付け後、その上端の溝1
9,19内に跨って連結金具20を嵌め、ネジ22,2
4により支柱11およびパネル12の上端に固定する。
次いで溝19,19に笠木31,32を嵌着するととも
に基礎金具1の側面に巾木2を取付けることで仕切壁が
完成する。
【0020】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、ボ
ルト締結を要する個所は支柱の上部のみとなるので低所
での作業がなく、作業性が著しく改善され、しかもボル
ト締結する個所自体が少ないので組立(または解体)の
作業能率がよく、少ない労力で短時間に施工することが
できる。特に連結金具は図5のようにボルトを使用しな
いで固定するようにすることができ、こうすれば一層作
業性をよくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による仕切壁構造の連結部を示す断面
図。
【図2】同、下方部の構成を示す分解斜視図。
【図3】同、上方部の構成を示す分解斜視図。
【図4】支柱の水平断面図。
【図5】図3の変形例を示す分解斜視図。
【符号の説明】
1 基礎金具 2 巾木 3 位置決め突部 5 アジャストスクリュー 11 支柱 12 パネル 13 掛止爪 14 掛止穴 19 溝 20 連結金具 31 笠木

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】型材からなる支柱の下部に基礎金具を有
    し、支柱の側面の掛止穴にパネルの端部の掛止爪を係合
    して固定することにより仕切壁を構成する仕切壁構造に
    おいて、前記基礎金具はその上面にパネルの下部に係合
    して幅方向の位置を定める位置決め突部を突設するとと
    もに支柱の下端にネジ等により連結して一体化し、支柱
    の上端にはパネルの上端間に跨っておかれる連結金具を
    固定することによりパネルを保持するようにしたことを
    特徴とする仕切壁構造。
JP5850192U 1992-08-20 1992-08-20 仕切壁構造 Expired - Lifetime JPH0738498Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5850192U JPH0738498Y2 (ja) 1992-08-20 1992-08-20 仕切壁構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5850192U JPH0738498Y2 (ja) 1992-08-20 1992-08-20 仕切壁構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0624103U JPH0624103U (ja) 1994-03-29
JPH0738498Y2 true JPH0738498Y2 (ja) 1995-09-06

Family

ID=13086175

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5850192U Expired - Lifetime JPH0738498Y2 (ja) 1992-08-20 1992-08-20 仕切壁構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0738498Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0624103U (ja) 1994-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5263676A (en) Stabilized electrical mounting bracket
US5098046A (en) Electrical junction box mounting bracket device and method
JPH0738498Y2 (ja) 仕切壁構造
JP2693699B2 (ja) 天井取付構造
JP2593230Y2 (ja) パネル体の連結金具
JPH022805Y2 (ja)
JP2508724Y2 (ja) 間仕切パネルにおける巾木の取付部構造
JPH0316983Y2 (ja)
JPS5840167Y2 (ja) バルコニ−における連結構造
JPS5848851Y2 (ja) スピ−カの壁面取付構造
JPH0714547Y2 (ja) 屋外付属品取付装置
JPH0729127Y2 (ja) 天井パネルの取付構造
JPH0413309Y2 (ja)
JP3280329B2 (ja) 手摺支柱の取付具
JP2883309B2 (ja) 床パネル取付構造
JPH056386Y2 (ja)
KR0117731Y1 (ko) 도어의 하부 힌지 조립체
JPS6329056Y2 (ja)
JPS5844727Y2 (ja) 間仕切壁
JP2612142B2 (ja) 天井取付構造
JPH0514349U (ja) 軒桁化粧取付構造
JP2588203Y2 (ja) 中空柱状材の立設用固定具、及びその固定位置調整装置
JPH0525508Y2 (ja)
JP3106326B2 (ja) 天井バーの接合構造
JPH07305398A (ja) 小便器の取付構造

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term