JPS5840167Y2 - バルコニ−における連結構造 - Google Patents

バルコニ−における連結構造

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JPS5840167Y2
JPS5840167Y2 JP6220279U JP6220279U JPS5840167Y2 JP S5840167 Y2 JPS5840167 Y2 JP S5840167Y2 JP 6220279 U JP6220279 U JP 6220279U JP 6220279 U JP6220279 U JP 6220279U JP S5840167 Y2 JPS5840167 Y2 JP S5840167Y2
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JP
Japan
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joist
mounting
bolt
balcony
nut
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JP6220279U
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JPS55162605U (ja
Inventor
秀夫 田口
Original Assignee
新日軽住宅建材株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はバルコニーにおける連結構造、詳しくは、テ
゛ツキを支持する根太材と建物躯体に固着した取付材と
の連結構造に関するものである。
バルコニーのテ゛ツキを堅牢に支持するため、支柱間に
懸架した前梁と平行に延びる取付枠を建物躯体に固着し
、前梁と取付材との間に根太材を間隔的に配置してこれ
らの根太材の上にデツキボードを載置固定している。
ところで、従来の根太材は第1図に符号A′で例示する
ように、中空角棒で作られ、また、取付材は同図に符号
B′で例示するように、根太材の支持を容易にするため
、断面はぼL字状に形成されて垂直部8′をコーチスク
リュウ(図示せず)により建物躯体に固着し、また、取
付材B′と根太材A′を連結するには、取付材の受部9
′のボルト挿通孔10′にボルト11′を遊挿し、その
ボルトをL字ブラケット20の水平部20 aに貫通し
たのち、これにナツト13′をワッシャ12′を介して
螺合してブラケット20を取付材B′に固着し、一方、
根太材A′の一端部下側部をL字状に切欠して、その切
欠部21において前記受部9′に載置するとともに、ブ
ラケット20の垂直部20 bを根太材の中空内側面に
当接し、根太材の側面に設けた孔22からボルト23を
挿通してブラケットの垂直部20 bを貫通し、その垂
直部裏面に接しであるナツト24にねじ込むことにより
、根太材A′と取付材B′を連結していた。
このような構造であったから、第1に、取付材の建物躯
体への固着後に、ブラケツ) 20を狭い受部9′にボ
ルトワッシャナツト11’、 12’、 13’により
固着し、そのブラケットを根太材A′中空に嵌入して、
ブラケットのナツト24中心と根太材の孔22を整合し
、ボルト23をねじ込む必要があるから、作業が非常に
面倒で手間がかかり、第2に、複数組のボルトナツト、
ブラケットなどの部品点数が多く、部材管理も容易でな
い。
また、根太材と取付材とを固定するためのボルトは水平
軸まわりに回転させて締結されるため、次のような欠点
がある。
すなわち、最近、窓枠の一部又は全部が建物外壁よりも
屋外側に突出して取付けられる、半外付はサツシ又は外
付はサツシが好んで用いられているが、第2図に例示す
るようにサツシCの下辺と屋根Rとの間の隙間が充分に
大きくない場合は、通常のスパナ等の工具ではボルト2
3を締めるための回動操作が不可能であり、このような
屋根にバルコニーを設置するには高価な特殊工具を必要
とする欠点があった。
この考案は上記従来品の欠点に鑑みてなされたものであ
り、とくに、サツシ下辺の直下から屋根が延出して、サ
ツシ下辺と屋根との間の隙間がわずかしかない場合でも
、容易に根太材を取付材に固定することができ、しかも
、最少限の部材で、根太材の長手方向の任意の位置に固
定することができる取付材と根太材との連結構造を提供
することを目的とする。
次に、この考案の一実施例を説明する。
第3図はデツキ材(図示せず)の長手方向中間において
取付材に固定されてテ゛ツキの荷重を支える根太材にこ
の考案を適用した例を示す。
根太材A1は中空角棒状の根太本体1の下端部に両外側
に延出する取付片5,5を根太本体の全長にわたって一
体に形成して構成されている。
根太本体1は図示されていないデツキボードを載置し、
かつ、これをねし止めするための平坦な上面部2と、テ
゛ツキの荷重に耐えて支持する側壁3,3と、図示され
ていないバルコニー、画業及び取付材Bの受部9に載置
される下面部4とを一体に有している。
そして、前記取付片5.5は前記下面部4と同一平面上
を所要の幅をもって延出しており、好ましくは、その端
縁部に直角上方に折曲された突条6を一体に有している
また、取付片5の取付材Bと結合される側の端部近傍に
は、根太材の長手方向に対して直角な方向に開口された
切欠孔7が設けである。
前記取付材Bは既知のものと同様に、垂直部8と受部9
とで断面り字状をなし、垂直部8においてコーチスクリ
ュウSにより建物躯体Hに固着される。
前記受部9には取付材の全長にわたって上方に開口する
ボルト挿通用の凹溝10が設けである。
こうして、根太材A1を取付材Bに連結するには、取付
材を建物に固着したのち、前記凹溝10に予め複数のボ
ルト11の頭部を遊嵌し、軸部を上方に突出させて装着
しておく。
そして、根太材A1の長手方向一端部を受部9上に載置
するとともに、適切な位置に位置決めし、前記ボルト1
1を凹溝10に沿って摺動して根太材の切欠孔7内に嵌
合する。
次いで、取付片6から上方に突出したボルトにワッシャ
12を装着し、ナツト13を螺合する。
根太材A1を正確な位置に仮止めして、ナツト13を本
格的に締める。
これにより、根太材A1と取付材Bを固定する。
なお、根太材A1の他端は上述と同様の構造により、又
は他の手段によって、バルコニーの画業に連結され、こ
れら多数の根太材の上にテ゛ツキが載置される。
この状態において、根太材A1は根太本体の下面部4と
同一平面を両外側に延出する取付片5,5を一体に有し
ているので、根太材は取付材の受部に載置したときの当
接面積が大きく、安定性が高いとともに、根太材に加わ
る垂直方向及び水平方向の荷重に対して非常に大きく補
強されており、曲げ、ねじれに対して充分な強度を確保
されている。
突条6もこの強度をさらに補強している。
また、取付片に一側に開口する切欠孔7を設け、予め取
付材凹溝10に嵌合したボルト11を単に水平移動して
切欠孔に嵌合して、そのボルトに螺合したナツト13を
回わすことにより、根太材と取付材の固定ができるから
、必要部材は最少限に止まり、加工数もきわめて少なく
、さらに、スパナ等の通常の工具を水平面に沿って回動
して固定できるため、既述したように、外付はサツシ等
の下辺と屋根との間に取付材を固着できる程度の隙間し
かない場合でもその取付材に根太材を容易に連結するこ
とが可能である。
根太材A1と取付材Bを締結するボルト11を嵌合する
切欠孔7は取付孔5,5の両方に設けることが好ましく
、そのいずれにもボルトを嵌合してナツトを締着した場
合は、根太材の取付材に対する結合強度はきわめて大き
く、バルコニーの堅牢性が一層向上される。
しかし、ボルトナツトの締着はいずれか一方でのみ行な
ってもよく、また切欠孔7は一方の取付片のみに設けて
もよい。
さらに、切欠孔7は単純な直線状の形状のものでもよい
が、第4図に明示されているように、Ω字状に形成した
場合は、ボルト11を水平移動して切欠孔7に挿入した
のち、根太材A1を取付材Bに対して直角方向に移動す
れば、ボルトが切欠孔7から抜は出ることができなくな
るので、バルコニーの揺動等によっても根太材が取付材
から外れることのない高安全性が確保される。
第5図は間口の大きいバルコニーにおいて、二つのバツ
キを連設する場合において間柱と取付材との間に設けら
れ、両デツキの継ぎ目を載置するために用いられる連結
根太にこの考案を適用した実施例を示すものである。
連結根太材A2は上面開口コ字状の断面形状を有し、本
体下部4の左右両側には前記実施例同様に取付片5,5
が一体に設けられ、一端に一側が開口する切欠孔7を有
する。
この場合は、両側の取付片5,5に切欠孔7がそれぞれ
設けられている。
なお、14は二つのデツキ端部の間の隙間を塞ぐ目板に
貫通したねじをねじ込むための目板固定用ネジ受け、1
5はデツキ受けである。
かかる根太材Aを取付材Bに連結するには前述と同様に
根太材一端を受部9に載置し、両側の切欠孔7,7にボ
ルト11を嵌合し、上方よりワッシャ12を介してナラ
) 13.13を締着することによって、取付材Bと根
太材Aとが連結している。
そして、連結根太材A2の他端は、間柱に固着したブラ
ケットに載置固定される。
上記いずれの実施例も、取付材Bの溝10に頭部を逆に
して装着したボルト11に対して上方からナツト13を
締着して取付材Bと根太材Aとを連結しているが、反対
に溝10側にナツト13を装着し上方からワッシャ12
を介してボルト11を締着することによって雨林を連結
するようにしてもよいことはいうまでもない。
また、根太材A1は、第6図に示すように、根太本体1
の両側に延出する取付片5,5を、下部4の底面に対し
段差をもって左右両側3,3から延設する構成としても
よい。
この場合、取付材Bと根太材A1との連結接触面積が多
少上記実施例に較べて小となるが、同程度の支持強度が
得られ、使用に充分に耐えられる程度の連結強度が得ら
れる。
斜上の実施例では取付片が根太本体の全長にわたって一
体に成形されたが、取付片は少なくとも、根太本体の長
手方向両端部に設けられていればよい。
第7図及び第8図はこのような実施例を示すものであり
、短冊状の取付片5a、5bの長手方向両端に8字状の
切欠孔7を設け、その取付片5a。
5bを根太本体1の長手方向両端部にこれと直交させた
状態でねじ16で固着したものである。
以上本考案によれば、少なくとも一組のポルl−ナツト
による最少限の部材を用いて堅固に連結ができ、かつ、
ボルト締めは水平面に沿った回転動作でできるから、サ
ツシのすぐ下方に建物の屋根が延出する場合においても
、根太材を簡単に取付材に連結でき、従って、そのよう
な場合にもバルコニー設置を可能とするものである。
しかも、根太材を取付材の任意の位置にボルトナツトに
より簡単に連結できるので、必要な個所に必要な数の根
太材を配置でき、簡単なネジ止めによって強靭なバルコ
ニーを組立てることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の連結構造を示す分解斜視図、第2図は従
来品の問題点を示す破断斜視図である。 第3図以下はこの考案の実施例を示すものであり、第3
図は本考案の一実施例の要部分解斜視図、第4図は本考
案の好ましい実施例を示す要部平面図、第5図は本考案
の他の実施例を示す要部分解斜視図、第6図は本考案の
さらに他の実施例根太材の一部断面斜視図である。 第7図は他の実施例を示す平面図、第8図は同じく正面
図である。 A’、A、、A2.A3・・・・・・根太材、B’、B
・・・・・・取付材、1・・・・・・根太本体、5・・
・・・・取付片、7・・・・・・切欠孔、9・・・・・
・受部、]O・・・・・・溝、11・・・・・・ボルト
、13・・・・・・ナツト。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)(イ)根太材にその下部底面に沿って幅方向の少
    なくとも一方の外側に延出する取付片を設けるとともに
    、長手方向一端部において前記取付片に一側に開口する
    切欠孔を設け、 (ロ)断面はぼL字状をなして垂直部において建物躯体
    に固着された取付材の水平部に、上方に開口する溝を備
    えた受部を形成し、 (ハ)前記取付材の受部上面に前記根太材の前記切欠孔
    を有する、端部を載置し、 (ニ)その受部の前記溝に脱出不能に摺動自在に装着し
    たボルト(又はナツト)を前記切欠孔に合致させて前記
    ボルト(又はナツト)にナツト(又はボルト)を螺着し
    て前記取付材と根太材とを連結固定することを特徴とす
    るバルコニーにおける連結構造。
  2. (2)根太材は中空角棒状の根太本体の下部に取付片を
    一体に有することを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項に記載のバルコニーにおける連結構造。
  3. (3)根太材は上面開口のほぼ断面コ字状の根太本体の
    下部に取付片が一体に設けられた連結根太からなる実用
    新案登録請求の範囲第1項に記載のバルコニーにおける
    連結構造。
  4. (4)切欠孔は根太材の長手方向に対して直角な方向に
    開口し、Q字状をなしており、切欠孔にボルトを嵌合し
    たのち根太材の取付材に対して直角方向の移動を可能に
    し、締着後のボルトの切欠孔からの抜脱を防止したこと
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項、第2項又
    は第3項に記載のバルコニーにおける連結構造。
JP6220279U 1979-05-10 1979-05-10 バルコニ−における連結構造 Expired JPS5840167Y2 (ja)

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JPS55162605U JPS55162605U (ja) 1980-11-21
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2779305B2 (ja) * 1993-05-20 1998-07-23 ワイケイケイアーキテクチュラルプロダクツ株式会社 根太と支持部材の連結用ボルトの取付構造

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JPS55162605U (ja) 1980-11-21

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