JP3014674U - レール受け具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】レール受け具の取付け作業が簡単且つ容易に行
え、且つ、適宜固定部の取付け面に対して強固に固定す
ることができるレール受け具を提供する。 【構成】窓部上方の垂直取付け面に固定した取付け金具
と、受け具本体に固定した取付け金具とを互いに合致し
て面方向に相対移動させ、一方の取付け金具に形成した
差込み溝の各係止片と、他方の取付け金具に形成した立
上り部の各差込み片とを互いに差込み固定するので、レ
ール受け具の取付け作業が簡単且つ容易に行える。且
つ、一方の取付け金具に形成した差込み溝の各係止片
と、他方の取付け金具に形成した立上り部の各差込み片
とを引抜き方向に食込ませて抜止め固定するので、窓部
上方の垂直取付け面に対してレール受け具を強固に固定
することができる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、例えば、窓部、壁部、天井部等の適宜取付け面に対してガイドレ ールを架設するときに用いられるレール受け具に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、上述例のようなレール受け具としては、例えば、コンクリート、石膏ボ ード等で構成される窓部上方の取付け面に対して座金を各ネジにより固定した後 、同窓部上方に固定した座金と、受け具本体の取付け面とを互いに嵌合して、同 座金に形成した各ネジ孔に、受け具本体に形成した各孔部を介して各ネジを螺合 固定した後、受け具本体に形成した各孔部に各埋込み部材を圧入固定する第１従 来例のレール受け具がある。

【０００３】 また、窓部上方の取付け面に対して座金を各ネジにより固定した後、同窓部上 方に固定した座金と、受け具本体に固定した金属板とを互いに嵌合して、座金側 に螺合した各ネジの頭部を、金属板側に形成した各係止孔に差込み固定する第２ 従来例のレール受け具（実登３０００５９０号）がある。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

しかし、第１従来例のレール受け具は、窓部上方に固定した座金に対して受け 具本体を各ネジにより固定した後、同受け具本体に形成した各孔部に各埋込み部 材を圧入固定するので、レール受け具の取付け作業に手間及び時間が掛かるだけ でなく、全体の部品点数が多くなるため、組付け部品の管理及び取扱いが難しく なり、作業能率が悪いという問題点を有している。

【０００５】 第２従来例のレール受け具は、窓部上方に固定した座金の各ネジと、受け具本 体に固定した金属板の各係止孔とを互いに差込み固定するので、取付け作業が容 易に行えるが、受け具本体に付与される負荷や振動により座金と金属板とが引抜 き方向に移動しやすく、座金に螺合した各ネジと、金属板に形成した各係止孔と の係合量が浅くなることがあるため、受け具本体がガタ付いたり、脱落したりす るという問題点を有している。

【０００６】 この考案は上記問題に鑑み、適宜固定部と受け具本体との対向面に形成した凹 状係止部と凸状係止部とを互いに合致させて面方向に差込み固定することにより 、レール受け具の取付け作業が簡単且つ容易に行えると共に、適宜固定部の取付 け面に対して強固に固定することができるレール受け具の提供を目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】

請求項１記載の考案は、上記適宜固定部と受け具本体との対向面に互いに係止 される凹状係止部と凸状係止部とを面方向に形成し、上記一方の係止部に、他方 の係合部に対して引抜き方向に係止される係止突起を形成したレール受け具であ ることを特徴とする。

【０００８】 請求項２記載の考案は、上記請求項１記載の構成と併せて、上記凹状係止部と 凸状係止部とを、上記適宜固定部と受け具本体との対向面に互いに合致する一対 の各連結部材を固定し、該各連結部材の対向面に互いに係止される差込み溝と差 込み片とを形成して構成すると共に、上記係止突起を、上記一方の連結部材に形 成した差込み片を、他方の連結部材に形成した差込み溝に対して引抜き方向に係 止される角度に傾斜して構成したレール受け具であることを特徴とする。

【０００９】 請求項３記載の考案は、上記請求項１記載の構成と併せて、上記凹状係止部と 凸状係止部とを、上記適宜固定部と受け具本体との対向面に互いに合致する一対 の各連結部材を固定し、該各連結部材の対向面に互いに係止される係止溝と係止 辺とを形成して構成すると共に、上記係止突起を、上記一方の連結部材に形成し た係止爪を、他方の連結部材に対して引抜き方向に係止される角度に傾斜して構 成したレール受け具であることを特徴とする。

【００１０】

【作用】

請求項１記載のレール受け具は、適宜固定部と受け具本体との対向面に形成し た凹状係止部と凸状係止部とを互いに合致して面方向に相対移動させ、一方の係 止部に形成した係止突起を、他方の係止部に対して引抜き方向に係止することで 、各係止部が引抜き方向に相対移動するのを積極的に防止でき、相互を強固に固 定することができる。

【００１１】 請求項２記載のレール受け具は、上記請求項１記載の作用と併せて、適宜固定 部と受け具本体との対向面に固定した各連結部材とを互いに合致して、一方の連 結部材に形成した差込み片を、他方の連結部材に形成した差込み溝に差込んで面 方向に相対移動させ、一方の連結部材に形成した差込み片を、他方の連結部材に 形成した差込み溝に対して引抜き方向に係止することで、各連結部材が引抜き方 向に相対移動するのを積極的に防止でき、相互を強固に固定することができる。

【００１２】 請求項３記載のレール受け具は、上記請求項１記載の作用と併せて、適宜固定 部と受け具本体との対向面に固定した各連結部材とを互いに合致して、一方の連 結部材に形成した係止辺を、他方の連結部材に形成した係止溝に差込んで面方向 に相対移動させ、一方の連結部材に形成した係止爪を、他方の連結部材に対して 引抜き方向に係止することで、各連結部材が引抜き方向に相対移動するのを積極 的に防止でき、相互を強固に固定することができる。

【００１３】

【考案の効果】

この考案によれば、適宜固定部と受け具本体との対向面に形成した凹状係止部 と凸状係止部とを互いに合致させて面方向に差込み固定するので、従来例のよう に受け具本体をネジ固定するような手間及び作業が省けると共に、全体の部品点 数が少なくなり、レール受け具の取付け作業及び部品管理が簡単且つ容易に行え る。しかも、一方の係止部に形成した係止突起を、他方の係止部に対して引抜き 方向に係止しているので、従来例のように受け具本体に付与される負荷や振動に より各係止部が引抜き方向に移動するのを積極的に防止することができ、受け具 本体がガタ付いたり、脱落したりせず、適宜固定部の取付け面に対してレール受 け具を強固に固定されるため、ガイドレールを適宜姿勢に常時安定して支持する ことができる。

【００１４】

【実施例】

図面は適宜固定部の一例としてコンクリートや石膏ボード等で構成される窓部 上方の垂直取付け面に対してガイドレールを架設するときに用いられる第１実施 例のレール受け具を示し、図１、図２に於いて、このレール受け具１は、受け具 本体２の一側端部に形成した凹状取付け面２ａと、後述する窓部６の垂直取付け 面６ａとに連結金具３を構成する各取付け金具４，５を固定し、各取付け面２ａ ，６ａに固定した連結金具３の各取付け金具４，５を互いに合致して、レール受 け具１を構成する受け具本体２を窓部６の垂直取付け面６ａに直交して水平固定 した後、同受け具本体２の他側端部に形成したレール挿入孔２ｂに中実又は中空 のガイドレール７を挿入して水平固定する。

【００１５】 上述のレール受け具１は、例えば、木材（ラミン材）、合成樹脂、金属等の材 質により受け具本体２を形成し、同受け具本体２の一側端部に後述する各取付け 金具４，５の差込みが許容される大きさ及び形状の凹状取付け面２ａを切欠き形 成している。且つ、受け具本体２の他側端部にガイドレール７の挿入が許容され る大きさ及び形状のレール挿入孔２ｂを形成し、同レール挿入孔２ｂを、例えば 、木材（ラミン材）、合成樹脂、金属等の材質により中実又は中空に形成したガ イドレール７の外径寸法よりも若干大径であって、同ガイドレール７の断面形状 と対応する形状（例えば、丸形、楕円形、四角形等）に形成すると共に、同レー ル挿入孔２ｂの下部周面に止めネジ８を螺合するためのネジ孔２ｃを径方向に貫 通形成している。つまり、木製のガイドレール７を挿入固定する場合、受け具本 体２のレール挿入孔２ｂにガイドレール７を挿入した後、同レール挿入孔２ｂに 形成したネジ孔２ｃを介して、ガイドレール７の下部周面に止めネジ８を下方か ら螺合して回止め及び抜止めする。

【００１６】 前述の連結金具３は、図３、図４、図５に示すように、例えば、ステンレス鋼 板、アルミニウム鋼板等の金属板をプレス加工して互いに合致する大きさ及び形 状の各取付け金具４，５を形成し、一方の取付け金具４を構成する金具本体４ａ の中央平面部に差込み溝４ｂを面方向に平行して形成し、同差込み溝４ｂの一端 側を後述する取付け金具５の各差込み片５ｃ，５ｃが差込み許容される溝幅及び 形状に形成し、同差込み溝４ｂの他端側を取付け金具５の各差込み片５ｃ，５ｃ が係止される溝幅及び形状に形成すると共に、同側縁部に取付け金具５の各差込 み片５ｃ，５ｃを係止するための各係止片４ｃ，４ｃを面方向に平行して形成し ている。

【００１７】 且つ、他方の取付け金具５を構成する金具本体５ａの中央平面部に立上り部５ ｂを折曲げ形成し、同立上り部５ｂの両側縁部に上述した取付け金具４の差込み 溝４ａに対して差込み許容される大きさ及び形状の各差込み片５ｃ，５ｃを形成 し、各差込み片５ｃ，５ｃを取付け金具４の差込み溝４ｂに形成した各係止片４ ｃ，４ｃに対して係止される大きさ及び形状に形成すると共に、同各差込み片５ ｃ，５ｃを各係止片４ｃ，４ｃの裏面側に対して引抜き方向に係止される角度に 傾斜している。

【００１８】 上述した各取付け金具４，５を固定する場合、取付け金具４を構成する金具本 体４ａを受け具本体２の凹状取付け面２ａに嵌込み、同金具本体４ａを受け具本 体２の凹状取付け面２ａに当接した後、同金具本体４ａの両端部に形成した各孔 部４ｄ，４ｄを介して、受け具本体２の凹状取付け面２ａに各固定ネジ１２，１ ２を夫々螺合して締付け固定する。一方、取付け金具５を構成する金具本体５ａ を窓部６の垂直取付け面６ａに当接した後、同金具本体５ａの両端部に形成した 各孔部５ｄ，５ｄを介して、窓部６の垂直取付け面６ａに各固定ネジ１３，１３ を夫々螺合して締付け固定する。

【００１９】 図示実施例は上記の如く構成するものにして、以下、窓部６上方の垂直取付け 面６ａにガイドレール７を架設するときの取付け方法を説明する。 先ず、図１、図２、図３に示すように、２個の各レール受け具１，１によりガ イドレール７の両端部を支持する場合、各受け具本体２，２の各凹状取付け面２ ａ，２ａに各連結金具３，３を構成する各取付け金具４，４を固定し、窓部６上 方の垂直取付け面６ａに各連結金具３，３を構成する各取付け金具５，５を適宜 左右間隔に隔てて固定し、各受け具本体２，２の各凹状取付け面２ａ，２ａに固 定した各取付け金具４，４と、窓部６上方の垂直取り付け面６ａに固定した各取 付け金具５，５とを互いに合致して、各レール受け具１，１を構成する各受け具 本体２，２を窓部６の垂直取付け面６ａに直交して水平固定する。

【００２０】 つまり、受け具本体２の凹状取付け面２ａに固定した取付け金具４と、窓部６ 上方の垂直取付け面６ａに固定した取付け金具５とを互いに合致させ、取付け金 具４に形成した差込み溝４ｂに、取付け金具５に形成した立上り部５ｂ及び各差 込み片５ｃ，５ｃを差込んだ後、取付け金具４の差込み溝４ｂに形成した各係止 片４ｃ，４ｃに対して、取付け金具５の立上り部５ｂに形成した各差込み片５ｃ ，５ｃが係止される方向に受け具本体２を引下げる。

【００２１】 同時に、取付け金具４の差込み溝４ｂに沿って取付け金具５の立上り部５ｂ及 び各差込み片５ｃ，５ｃを差込んだ状態のまま引下げ、図４に示すように、取付 け金具４の差込み溝４ｂに形成した各係止片４ｃ，４ｃに、取付け金具５の立上 り部５ｂに形成した各差込み片５ｃ，５ｃを強制的に係止することで、各係止片 ４ｃ，４ｃの裏面側に対して各差込み片５ｃ，５ｃが引抜き方向に食込み固定さ れ、各連結金具３を構成する各取付け金具４，５が強固に固定できる。

【００２２】 次に、各受け具本体２，２に形成した各レール挿入孔２ｂ，２ｂにガイドレー ル７を挿入し、各レール挿入孔２ｂ，２ｂに挿入したガイドレール７の下部周面 に各止めネジ８，８を夫々螺合して回止め及び抜止めする。この後、図６に示す ように、ガイドレール７上に遊嵌した適宜数の各リングランナー９…に、カーテ ン１０の上端側縁部に固定した各フック１１…を夫々吊設し、同ガイドレール７ の右側端部にカーテン１０の一端側縁部に固定したフック１１を係止して、手動 又は電動によりカーテン１０を左右開閉する。

【００２３】 以上のように、受け具本体２の凹状取付け面２ａに固定した取付け金具４と、 窓部６上方の垂直取付け面６ａに固定した取付け金具５とを互いに合致させて、 取付け金具４に形成した差込み溝４ｂの各係止片４ｃ，４ｃと、取付け金具５に 形成した立上り部５ｂの各差込み片５ｃ，５ｃとを互いに差込み固定するので、 従来例のように受け具本体２をネジ固定するような手間及び作業が省けると共に 、全体の部品点数が少なくなり、レール受け具１の取付け作業及び部品管理が簡 単且つ容易に行える。

【００２４】 しかも、取付け金具４に形成した差込み溝４ｂの各係止片４ｃ，４ｃと、取付 け金具５に形成した立上り部５ｂの各差込み片５ｃ，５ｃとを引抜き方向に食込 ませて抜止め固定しているので、従来例のようにカーテン１０の開閉時に付与さ れる負荷や振動により各取付け金具４，５が引抜き方向に移動するのを積極的に 防止することができ、各取付け金具４，５がガタ付いたり、脱落したりせず、窓 部６上方の垂直取付け面６ａに対してレール受け具１を強固に固定されるため、 ガイドレール７を適宜姿勢に常時安定して支持することができる。

【００２５】 図７、図８、図９は窓部６上方の垂直取付け面６ａに対してガイドレール７を 架設するときに用いられる第２実施例のレール受け具１を示し、受け具本体２の 凹状取付け面２ａに固定した取付け金具４と、窓部６上方の垂直取付け面６ａに 固定した取付け金具５とを互いに合致させ、取付け金具４の両側縁部に形成した 各係止辺４ｅ，４ｅを、取付け金具５の両側縁部に形成した各係止溝５ｅ，５ｅ に差込んだ後、取付け金具４の各係止辺４ｅ，４ｅと、取付け金具５の各係止溝 ５ｅ，５ｅとが係止される方向に受け具本体２を引下げる。

【００２６】 同時に、取付け金具５の中央平面部に形成した係止面５ｆに、取付け金具４の 中央平面部に形成した係止爪４ｆを適宜角度に傾斜して係止するので、取付け金 具５の係止面５ｆに対して取付け金具４の係止爪４ｆが引抜き方向に食込み固定 され、連結金具３を構成する各取付け金具４，５を強固に固定することができる 。第１実施例と同様に、レール受け具１の取付け作業及び部品管理が簡単且つ容 易に行えると共に、カーテン１０の開閉時に生じる負荷や振動により各取付け金 具４，５が引抜き方向に移動するのを積極的に防止でき、窓部６上方の垂直取付 け面６ａに対してレール受け具１を強固に固定することができる。

【００２７】 この考案の構成と、上述の実施例との対応において、 この考案の適宜固定部は、実施例の窓部６に対応し、 以下同様に、 適宜固定部の取付け面は、窓部６の垂直取付け面６ａに対応し、 凹状係止部は、取付け金具４の差込み溝４ｂ及び各係止片４ｃ，４ｃと、取付 け金具５の各係止溝５ｅ，５ｅとに対応し、 凸状係止部は、取付け金具４の各係止辺４ｅ，４ｅと、取付け金具５の立上り 部５ｂと、 係止突起は、取付け金具４の係止爪４ｆと、取付け金具５の各差込み片５ｃ， ５ｃとに対応し、 各連結部材は、各取付け金具４，５に対応するも、 この考案は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。

【００２８】 上述の第１実施例では、レール受け具１を構成する受け具本体２の凹状取付け 面２ａに取付け金具４を固定し、窓部６の垂直取付け面６ａに取付け金具５を個 々に固定しているが、例えば、受け具本体２の凹状取付け面２ａに取付け金具５ を固定し、窓部６の垂直取付け面６ａに取付け金具４を固定するもよく、 また、１個又は複数個のレール受け具１によりガイドレール７の中間部を支持 するもよく、実施例の取付け構造のみに限定されるものではない。

【図面の簡単な説明】

【図１】第１実施例のレール受け具を構成する連結金具
の係合状態を示す側面図。

【図２】レール受け具を構成する連結金具の係合状態を
示す底面図。

【図３】レール受け具を構成する連結金具の差込み状態
を示す側面図。

【図４】連結金具を構成する各取付け金具の係合状態を
示す側面図。

【図５】連結金具を構成する各取付け金具の分離状態を
示す斜視図。

【図６】ガイドレールの支持状態及びカーテンの吊設状
態を示す正面図。

【図７】第２実施例のレール受け具を構成する連結金具
の係合状態を示す側面図。

【図８】レール受け具を構成する連結金具の係合状態を
示す底面図。

【図９】連結金具を構成する各取付け金具の分離状態を
示す斜視図。

【符号の説明】

１…レール受け具 ２…受け具本体 ２ａ…凹状取付け面 ２ｂ…レール挿入孔 ３…連結金具 ４…取付け金具 ４ａ…金具本体 ４ｂ…差込み溝 ４ｃ…係止片 ４ｅ…係止辺 ４ｆ…係止爪 ５…取付け金具 ５ａ…金具本体 ５ｂ…立上り部 ５ｃ…差込み片 ５ｅ…係止溝 ５ｆ…係止面 ６…窓部 ６ａ…垂直取付け面 ７…ガイドレール ９…リングランナー １０…カーテン １１…フック

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】適宜固定部の取付け面に対して受け具本体
   の一側端部を固定し、該受け具本体の他側端部にガイド
   レールを架設するレール受け具であって、上記適宜固定
   部と受け具本体との対向面に互いに係止される凹状係止
   部と凸状係止部とを面方向に形成し、上記一方の係止部
   に、他方の係合部に対して引抜き方向に係止される係止
   突起を形成したレール受け具。
2. 【請求項２】上記凹状係止部と凸状係止部とを、上記適
   宜固定部と受け具本体との対向面に互いに合致する一対
   の各連結部材を固定し、該各連結部材の対向面に互いに
   係止される差込み溝と差込み片とを形成して構成すると
   共に、上記係止突起を、上記一方の連結部材に形成した
   差込み片を、他方の連結部材に形成した差込み溝に対し
   て引抜き方向に係止される角度に傾斜して構成した請求
   項１記載のレール受け具。
3. 【請求項３】上記凹状係止部と凸状係止部とを、上記適
   宜固定部と受け具本体との対向面に互いに合致する一対
   の各連結部材を固定し、該各連結部材の対向面に互いに
   係止される係止溝と係止辺とを形成して構成すると共
   に、上記係止突起を、上記一方の連結部材に形成した係
   止爪を、他方の連結部材に対して引抜き方向に係止され
   る角度に傾斜して構成した請求項１記載のレール受け
   具。