JPH0435492Y2 - - Google Patents

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JPH0435492Y2
JPH0435492Y2 JP5253787U JP5253787U JPH0435492Y2 JP H0435492 Y2 JPH0435492 Y2 JP H0435492Y2 JP 5253787 U JP5253787 U JP 5253787U JP 5253787 U JP5253787 U JP 5253787U JP H0435492 Y2 JPH0435492 Y2 JP H0435492Y2
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JP
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glass door
holding member
opening
holding
plate
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ガラス扉の保持部材に回転用の支軸
をカシメでの取付けを不要にするとともに、保持
部材にガラス扉をネジ止めで取付けるときに保持
部材の螺孔が損傷するおそれのない開閉ガラス扉
保持装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の開閉ガラス扉保持装置では、第7図に示
すようにガラス扉aを倒コ字形に形成した保持部
材bに内装し、保持部材bの側壁とガラス扉a間
に押え板cを介在させて、図示したようにネジd
を側壁の螺孔eに螺入し、前記押え板cをガラス
扉aに押圧することで取付けている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、この保持部材bでガラス扉aを家具
等の前面開口に取付けて開閉させるためには、保
持部材bに回転用の支軸fを取付ける必要があ
る。従来、この支軸fは、倒コ字形の保持部材b
にカシメで取付けている。このため、支軸fの保
持部材bへのカシメ取付け作業に手間がかかると
同時に、コストアツプの原因ともなつている。こ
うしたことから、合成樹脂から保持部材bに支軸
fを一体に設けることも考えられる。しかし、こ
の場合、ネジdで押え板cをガラス扉aに強く押
圧すると、保持部材bの側壁に設けた螺孔eが損
傷して、使用できなくなるおそれがある。
本考案は従来のこのような状況に鑑み、この支
軸を保持部材に取付けるのにカシメでの取付けを
不要にするとともに、保持部材にガラス扉をネジ
止めで取付けるときに保持部材の螺孔が損傷する
おそれのないことを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
こうした目的を達成するため、本考案では、板
状の金属を屈曲させて、開閉ガラス扉の板厚より
も幅広のガラス扉内装間隙を設けるとともに、上
壁に支軸突出用の開口を設け、倒コ字形に形成し
たガラス扉の保持部材と、合成樹脂から一体に作
成され、上端に前記開口から上方に突出する支軸
を設け、板厚を前記ガラス扉の内装間隙にガラス
扉と共に内挿できるようにした押え板と、保持部
材の側壁を貫通して押え板をガラス扉に押圧する
ネジよりなる開閉ガラス扉保持装置を構成した。
〔作用〕
而して、こうした開閉ガラス扉保持装置では、
保持部材を取付けるべき開閉ガラス扉に外装する
とともに、上端に前記保持部材の開口から上方に
突出する支軸を設けた押え板もガラス扉と保持部
材の側壁内面間の内装間隙に内装し、且つ前記支
軸を保持部材の開口から上方に突出させ、次いで
ネジを保持部材の側壁の螺孔に螺入させること
で、押え板をガラス扉に押圧してガラス扉を保持
部材に固定すると同時に、保持部材には回転用の
支軸を突設させるものである。
〔実施例〕
本考案に係る開閉ガラス扉保持装置の詳細を更
に添付の図面に基づき説明する。
この開閉ガラス扉保持装置は、倒コ字形に形成
したガラス扉の保持部材1と押え板2とネジ3か
ら構成されている。
先ず、保持部材1は、板状の金属を屈曲させ
て、図示したように開閉ガラス扉の板厚よりも幅
広のガラス扉内装間隙4を設けるとともに、上壁
5に支軸突出用の開口6を設けたものである。図
示したものは、開口6を上壁5の長さ方向に二つ
それぞれ一方の側壁7側に偏位させて設けるとと
もに、開口6の一方の側壁7側には側壁7の上方
にほぼ水平方向に位置させた肩縁8を設けたもの
である。そして、この開口6を偏位させた側の側
壁7にはネジ螺入用の単又は複数の螺孔9を設け
ている。次いで、このネジ3を用いてガラス扉1
1を前記倒コ字形の保持部材1の内装間隙4で固
定するために用いる押え板2は、合成樹脂から一
体に作成され、第2図に示すようにガラス扉11
を前記保持部材1の内装間隙4に内装したとき、
保持部材1の側壁7内面とガラス扉11間に内挿
できる板厚で、その上端に前記保持部材1の開口
6から上方に突出する支軸12を設けたものであ
る。図示したものは、支軸12は押え板2上端縁
との間に仮止め部13を介して設けられている。
仮止め部13は、その両側が押え板2両側から側
方に張出す幅を有し、且つこの全体幅が第2図で
示した開口6幅Lよりも小さく、この内装間隙4
内に下方から内挿できるようにしたものである。
そして、このような押え板2を保持部材1の内装
間隙4下方から内挿させれば、押え板2両側から
側方に張出した仮止め部13の段部14が前記側
壁7上方の開口6の肩縁8に係止された状態で仮
止めされ、第2図に示すように保持部材1の側壁
7にネジ3を螺入することで、ガラス扉11を保
持部材1内で押え板2によつて押圧固定できるの
である。
尚、第3図に示すように保持部材1に開口6を
上壁5の長さ方向に二つ設けているのは、その前
後位置を反転させることで、一種類の保持部材1
で上下の保持部材1,1を併用させることができ
るようにするためである。又、押え板2もその仮
止め部13を図示したように押え板2両側から張
出した形状に形成することで併用可能となる。そ
して、このような仮止め部13と前記開口6の肩
縁8のあり方をもつて、ネジ3で固定する前に押
え板2の保持部材1への仮止め手段とすることが
できる。
次に、第5図、第6図には開閉ガラス扉保持装
置の他の実施例を示している。ここに示す保持部
材1は基本的に第2図に示すものと変わりない
が、その上壁5に設けた開口6は一方の側壁7側
にまで偏位させずに、上壁5の範囲内で偏位させ
ると同時に、開口6の側位に仮止め孔15を設け
たものである。又、押え板2には図示したように
上端縁一側に前記開口6に嵌入できるマウント部
16を介して支軸12を一体に立設している。更
に、このマウント部16の側位に設けたフツク状
の部材は仮止め部13であり、前記マウント部1
6を介して設けた支軸12並びに該仮止め部13
を開口6と仮止め孔15にガラス扉内装間隙4下
方から内挿させることで、仮止め部13は仮止め
孔15に圧入されて係止され、支軸12は開口6
上方に突出するのである。そして、ネジ3を側壁
7の螺孔9から螺入させることで、保持部材1に
内装した開閉ガラス扉11を固定するものであ
る。
而して、本考案に係る開閉ガラス扉保持装置で
は、保持部材1のガラス扉内装間隙4に開閉ガラ
ス扉11並びに押え板2を重合状態で内装して、
側壁7に設けた螺孔9にネジ3を螺入させること
で、押え板2の支軸12は保持部材1上方に突出
して家具等への回転用の支軸12となる。又、第
1図〜第4図に示す実施例では、その押え板2に
設けた仮止め部13が前記開口6の肩縁8で仮止
めされ、ガラス扉11をネジ3によつて該押え板
2で押圧して固定するときの取付作業を簡易にす
ると同時に、前記したように保持部材1の上壁5
に開口6を長さ方向に二つ設けておき、且つ押え
板2の仮止め部13もその両側が押え板2両側か
ら張出すように形成することで、一つの開閉ガラ
ス扉11の上下に対して一種類の保持装置で併用
させることができる。又、第5図、第6図に示す
実施例では、保持部材1に対して、支軸12を押
え板2を単に内挿してネジ止めするだけで設ける
ことが可能となる。
〔考案の効果〕
以上のような本考案に係る開閉ガラス扉保持装
置では、保持部材に開閉ガラス扉と押え板を内装
し、押え板の支軸を保持部材の開口から上方に突
出させ、ネジを保持部材の側壁に設けた螺孔に螺
入し、押え板をガラス扉方向に押圧するだけで、
開閉ガラス扉の保持部材への取付けと支軸を保持
部材の上壁上方に突出させることが一度にでき、
従来の支軸のように保持部材にカシメでの作業に
よつて取付けたりする手間を不要とし、コスト的
にも安価なものが提供されるのである。又、これ
らを取付けた後は、保持部材に支軸をカシメて取
付けた従来のものよりも安定し、且つ強固なもの
となるのである。更に、保持部材は板状の金属を
屈曲させて形成しているから、ネジで押え板を強
く押圧しても、側壁に設けた螺孔が損傷して、使
用できなくなるおそれもないのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る開閉ガラス扉保持装置を
ガラス扉に取付けた状態を示す斜視図、第2図は
第1図の縦断面図、第3図は保持部材の斜視図、
第4図は押え板の斜視図、第5図は保持装置にお
ける保持部材の他の実施例を示す斜視図、第6図
は第5図の保持装置で用いる押え板の斜視図、第
7図は従来の開閉ガラス扉保持装置をガラス扉に
取付けた状態を示す斜視図である。 1……保持部材、2……押え板、3……ネジ、
4……ガラス扉内装間隙、5……上壁、6……開
口、7……側壁、8……肩縁、9……螺孔、11
……ガラス扉、12……支軸、13……仮止め
部、14……段部、15……仮止め孔、16……
マウント部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 板状の金属を屈曲させて、開閉ガラス扉の板
    厚よりも幅広のガラス扉内装間隙を設けるとと
    もに、上壁に支軸突出用の開口を設け、倒コ字
    形に形成したガラス扉の保持部材と、 合成樹脂から一体に作成され、上端に前記開
    口から上方に突出する支軸を設け、板厚を前記
    ガラス扉の内装間隙にガラス扉と共に内挿でき
    るようにした押え板と、 保持部材の側壁を貫通して押え板をガラス扉
    に押圧するネジよりなる開閉ガラス扉保持装
    置。 2 仮止め手段を保持部材側と押え板側に設けた
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の開閉ガラ
    ス扉保持装置。
JP5253787U 1987-04-07 1987-04-07 Expired JPH0435492Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5253787U JPH0435492Y2 (ja) 1987-04-07 1987-04-07

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JP5253787U JPH0435492Y2 (ja) 1987-04-07 1987-04-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63159074U JPS63159074U (ja) 1988-10-18
JPH0435492Y2 true JPH0435492Y2 (ja) 1992-08-21

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ID=30877791

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