JP3043540U - パチンコ機用蝶番 - Google Patents

パチンコ機用蝶番

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JP3043540U
JP3043540U JP1997004074U JP407497U JP3043540U JP 3043540 U JP3043540 U JP 3043540U JP 1997004074 U JP1997004074 U JP 1997004074U JP 407497 U JP407497 U JP 407497U JP 3043540 U JP3043540 U JP 3043540U
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JP
Japan
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hinge
horizontal support
pin
fixed
pachinko machine
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Application number
JP1997004074U
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English (en)
Inventor
農史 中村
常男 中村
Original Assignee
中東産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】水平支持部上に突起物を突出させず、その上面
を平坦に形成することができるパチンコ機用蝶番を提供
する。 【解決手段】このパチンコ機用蝶番は、パチンコ機の本
体枠と前枠の上角部に固定され、本体枠に固定される蝶
番固定部1の水平支持部2に軸受孔4が穿設され、前枠
に固定される蝶番可動部11の水平支持部13の下側
に、軸受孔4に嵌合され枢軸となるピン14が突設され
てなる蝶番である。ピン14は蝶番可動部11の水平支
持部13の下側に、その先端を水平支持部13の上面に
は突出させずに、かしめ固定されて構成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、パチンコ機の本体枠に対し前枠を開閉可能に支持する蝶番に関し、 特に、本体枠と前枠の上部(上角部)に取付けられる蝶番に関する。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ機の本体枠と前枠の上部に取付けられる蝶番は、従来、図10に示す ように、本体枠20側に固定される蝶番固定部21と、前枠30側に固定される 蝶番可動部31とから構成される。蝶番固定部21は、直角に曲折した取付部2 2から前方に水平支持部23を延設し、その水平支持部23に軸受孔を穿設して 形成され、蝶番可動部31は、取付部から前方に延設された水平支持部33に、 枢軸となるピン34を下側に突出するように固定して形成され、ピン34を軸受 孔に差し込むように、蝶番可動部31の水平支持部33を蝶番固定部21の水平 支持部23上に重ね、回動可能に装着される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来のこの種の蝶番の蝶番可動部31は、図10のように、頭付きピ ン34を水平支持部33に設けた孔に上から挿入し、かしめ固定しているため、 水平支持部33からピン34の頭が突出する。このため、蝶番の外観を悪化させ たり、突出した頭が他の部材に干渉する問題があった。特に、図11のように、 パチンコ機を縦に重ねておく場合、本体枠20の上面から上にピン34の頭が突 出するため、重ね具合によっては上に載置されるパチンコ機が傾き、安定して重 ねることができにくいという問題があった。
【0004】 本考案は、上記の課題を解決するためになされたもので、水平支持部上に突起 物を突出させずその上面を平坦に形成することができるパチンコ機用蝶番を提供 することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案のパチンコ機用蝶番は、パチンコ機の本体 枠と前枠の上角部に固定され、本体枠に固定される蝶番固定部の水平支持部に軸 受孔が穿設され、前枠に固定される蝶番可動部の水平支持部の下側に、軸受孔に 嵌合され枢軸となるピンが突設されてなるパチンコ機用蝶番において、ピンは、 蝶番可動部の水平支持部の下側に、その先端を水平支持部の上面には突出させず に、かしめ固定されて構成される。
【0006】 ここで、蝶番可動部の水平支持部にピンを嵌合させる皿孔を形成し、ピンの上 部に小径部を形成し、小径部を皿孔内に拡径して埋没させる形態で、ピンをかし め固定するとよい。
【0007】
【作用・効果】
このような構成のパチンコ機用蝶番は、前枠側の蝶番可動部のピンを、本体枠 側の蝶番固定部の軸受孔に上から差し込むように、蝶番可動部の水平支持部を蝶 番固定部の水平支持部上に重ね、回動可能に装着される。本体枠と前枠の下角部 には、同様のピンと軸受孔を持つ別の蝶番が各々取り付けられ、上記の蝶番固定 部と蝶番可動部を組みつける際、同時に下側の蝶番も同様に組み付けられ、前枠 は本体枠に対し開閉可能に装着される。
【0008】 蝶番の上側に位置する蝶番可動部の水平支持部に取付けられたピンの上端が、 水平支持部上に突出せずにかしめ固定されているため、水平支持部上面は平坦の ままである。従って、水平支持部が前方に露出する蝶番であっても、上部に突起 部がないため、外観が良好であり、輸送時等に、他の物体がピンの頭に干渉する こともなくなる。特に、パチンコ機を縦に重ねておく場合、本体枠の上面から上 にピンの上端が突出しないため、パチンコ機を安定して重ねることができる。
【0009】 また、蝶番可動部の水平支持部にピンを嵌合させる皿孔を形成し、ピンの上部 に小径部を形成し、小径部を皿孔内に拡径して埋没させるように、ピンをかしめ 固定すれば、充分な強度をもってピンを固定することができる。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1はパチンコ機の上 角部に取り付けられる蝶番の平面図を示し、図2はその右側面図を示している。 この蝶番は、本体枠側に固定される蝶番固定部1と、前枠側に固定される蝶番可 動部11とから構成される。
【0011】 蝶番固定部1は、直角に曲折した取付部2から前方に水平支持部3を延設し、 その水平支持部3に軸受孔4を穿設して形成される。蝶番可動部11は、直角に 曲折した取付部12から前方に水平支持部13が水平板状に延設され、その水平 支持部13に、枢軸となる1本のピン14が下側に突出するように固定して形成 される。直角に曲折した取付部2には複数の取付孔5が穿設され、同様に、取付 部12にも複数の取付孔15が穿設される。
【0012】 蝶番可動部11のピン14は水平支持部13の下側にかしめにより固定される 。固定前のピン14は、図8に示すように、上部に小径部14aを有し、その小 径部14aの外径が水平支持部13側に穿設される嵌合孔の内径と等しくしてあ る。水平支持部13側に穿設する嵌合孔は内周面を円すい状に切削して皿孔とし 、皿孔の開口角度αは約90度である。
【0013】 ピン14を水平支持部13にかしめ固定する場合、ピン14を水平支持部13 の下側から皿孔に差し込み、リベッティングマシンにかけて皿孔の上部に突出し ているピン14の小径部14aをかしめて、皿孔内にそれを拡径・圧入する。ピ ン14の小径部14aの体積は、皿孔内の容積と同じかマイナス目に設定され、 小径部14aをかしめた際、皿孔内に完全に埋没する。従って、水平支持部13 の上面には何の突起部も生じず、突出部のない平坦な水平支持部13が得られ、 ピン14は水平支持部13の下側に突出して充分な強度で強固にかしめ固定され る。
【0014】 このように形成された蝶番可動部11と蝶番固定部1は、図9に示すように、 蝶番固定部1がパチンコ機の本体枠20の上角部に、その取付部2を組み付け、 取付孔5に取付ねじを挿入して締付・固定される。また、蝶番可動部11が前枠 30の上角部に、その取付部12を組み付け、取付孔15に取付ねじを挿入して 締付・固定される。
【0015】 そして、前枠30側の蝶番可動部11のピン14を、本体枠20側の蝶番固定 部1の軸受孔4に上から差し込むように、蝶番可動部11の水平支持部13を蝶 と固定部1の水平支持部3上に重ね、回動可能に装着する。一方、本体枠20と 前枠30の下角部には、同様のピンと軸受孔を持つ別の蝶番が各々取り付けられ 、上記の蝶番固定部1と蝶番可動部11を組みつける際、同時に下側の蝶番も同 様に組み付けられ、前枠30は本体枠20に対し開閉可能に装着される。
【0016】 このように、蝶番の上側に位置する蝶番可動部11の水平支持部13に取付け られたピン14の頭が、水平支持部13上に突出せずにかしめ固定されているた め、水平支持部13上面は平坦のままである。従って、この種のパチンコ機用蝶 番はその水平支持部3、13が前方に露出するが、上部に突起部がないため、外 観が良好であり、輸送時等に、他の物体がピンの頭に干渉することもなくなる。 特に、パチンコ機を縦に重ねておく場合、本体枠20の上面から上にピン14の 頭が突出しないため、パチンコ機を安定して積み重ねることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す蝶番の平面図である。
【図2】同蝶番の右側面図である。
【図3】同蝶番の斜視図である。
【図4】蝶番可動部11の平面図である。
【図5】蝶番可動部11の右側面図である。
【図6】蝶番可動部11の正面図である。
【図7】ピン14の部分の拡大断面図である。
【図8】かしめ前のピン14の正面図である。
【図9】パチンコ機の上角部に取り付けられた蝶番の斜
視図である。
【図10】従来の蝶番の斜視図である。
【図11】従来の蝶番を使用したパチンコ機の正面図
(A)と側面図(B)である。
【符号の説明】
1−蝶番固定部 2−取付部 3−水平支持部 4−軸受孔 11−蝶番可動部 12−取付部 13−水平支持部 14−ピン

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ機の本体枠と前枠の上角部に固
    定され、該本体枠に固定される蝶番固定部の水平支持部
    に軸受孔が穿設され、該前枠に固定される蝶番可動部の
    水平支持部の下側に、該軸受孔に嵌合され枢軸となるピ
    ンが突設されてなるパチンコ機用蝶番において、 前記ピンは、前記蝶番可動部の水平支持部の下側に、そ
    の先端を該水平支持部の上面には突出させずに、かしめ
    固定されていることを特徴とするパチンコ機用蝶番。
  2. 【請求項2】 前記蝶番可動部の水平支持部に前記ピン
    が嵌合する皿孔が形成され、該ピンの上部に小径部が形
    成され、該小径部を該皿孔内に拡径して埋没させる形態
    で該ピンがかしめ固定されていることを特徴とする請求
    項1記載のパチンコ機用蝶番。
JP1997004074U 1997-05-20 1997-05-20 パチンコ機用蝶番 Expired - Lifetime JP3043540U (ja)

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Family

ID=43177994

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012032026A (ja) * 2010-07-28 2012-02-16 Hoshizaki Electric Co Ltd 自動製氷機の製氷部

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