JP2514764Y2 - パチンコ機の前面枠開閉用下部蝶番 - Google Patents

パチンコ機の前面枠開閉用下部蝶番

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JP2514764Y2
JP2514764Y2 JP404191U JP404191U JP2514764Y2 JP 2514764 Y2 JP2514764 Y2 JP 2514764Y2 JP 404191 U JP404191 U JP 404191U JP 404191 U JP404191 U JP 404191U JP 2514764 Y2 JP2514764 Y2 JP 2514764Y2
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JP
Japan
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front frame
pachinko machine
frame
lower hinge
fixed
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JP404191U
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JPH0495086U (ja
Inventor
西川  豊
Original Assignee
株式会社パル
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、パチンコ機の前面枠を
ほぼ90度近く開くまでその荷重を支えることができる
ようにしたパチンコ機の前面枠開閉用下部蝶番に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の蝶番としては、例えば本
出願人による実開平1−138487号公報記載のもの
が知られている。この従来の蝶番は、図7に示すように
前面枠100の一側下部に固着される可動金具101に
前面枠100の裏面より後方へ突出する張出片部102
を設け、前面枠100を一定角度開くまで前記張出片部
102を側枠103に固着された固定金具104の上面
に重合可能として該前面枠100の荷重を支えるように
している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、前面枠を開
放して裏機構を点検するような場合、前面枠を大きく開
くことができれば作業が非常にやり易くなる。ところ
が、従来の蝶番にあつては図8に鎖線で示すように前面
枠100を90度近くまで開くと張出片部102が固定
金具104の上面から外れて前面枠100の荷重を支え
ることができなくなるという問題点があつた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、前面枠をほぼ
90度開いてもその荷重を支えることが可能なようにす
るため、前面枠に固着される可動金具に該前面枠の裏面
より後方に突出する張出片部を形成すると共に、その張
出片部の側枠内面に対向する側辺から該側辺と直交状に
舌状受片を突設し、側枠には前面枠を閉じた状態で前記
張出片部の舌状受片が臨む開口溝を形成したことを特徴
とする。
【0005】
【作用】可動金具の張出片部に形成した舌状受片は、前
面枠をほぼ90度に開くまで固定金具の上面に重合して
その前面枠の荷重を支えるように機能する。これによつ
て、前面枠の開閉操作が容易にできると共に、裏機構の
点検作業を容易に行うことができる。
【0006】
【実施例】図1はパチンコ機の要部の正面図であつて、
1はパチンコ機の側枠、2は側枠1の下部前面に張設さ
れる幕板、3は側枠1の前面に開閉自在に装着される前
面枠である。
【0007】図2は本考案に係る前面枠開閉用下部蝶番
の斜視図であつて、側枠1に固着される固定金具4と前
面枠3に固着される可動金具5から成る。固定金具4
は、帯板状の金属板を素材として形成されるもので図3
に示すように上面に短軸41を突設した水平片部42と
該水平片部42の一側から上方へ直角に折曲形成された
取付片部43とによって構成され、取付片部43にねじ
挿通用の取付孔44,44が穿設される。そして、図5
及び図6に示すように短軸41が側枠1の前方に位置す
るように水平片部42の下面を幕板2の上面に重合させ
ると共に、取付片部43を側枠1の内側に当接させてビ
ス6,6によつて固着する。
【0008】前記可動金具5は、固定金具4と同様に帯
板状の金属板を素材として形成されるもので図4に示す
ように固定金具4の水平片部42上面に重合し、かつ短
軸41に嵌挿する軸孔51を穿設した主板部52と一体
に前面枠3の後方に突出する張出片部53を形成し、さ
らにその張出片部53の側枠1の内面に対向する側辺に
は該側辺と直交状に舌状受片54を一体に突設する。ま
た、張出片部53の後端は前方に向けてほぼV字形に折
曲げられると共に、その折曲端に前面枠3の裏面に当接
する垂直状の取付片部55を一体に形成して構成され
る。なお取付片部55には取付孔56,56が穿設され
る。前記可動金具5は、図5に示すように主板部52を
前面枠3の下縁に当接させた状態で取付片部55を前面
枠3の背面に当てがいビス7,7によつて固着する。そ
して、図6に示すように可動金具5の軸孔51を固定金
具4の短軸41に嵌挿することによつて前面枠3は短軸
41を中心に前方へ開くことができる。
【0009】前記可動金具5の舌状受片54は、図6に
鎖線で示すように前面枠3をほぼ90度に開くまで固定
金具4の水平片部42上面に重合して前面枠3の荷重を
支えることができるようにその突出長さが選ばれる。こ
のため、固定金具4の取付片部43および側枠1には前
面枠3を閉じた状態のとき舌状受片54が臨む開口溝
8,9が形成される。なお、取付片部43の開口溝8は
該取付片部43が側枠1の開口溝9を塞がない位置にあ
れば設ける必要のないものである。また、本実施例の場
合、前面枠3の開閉をより一層円滑にするため固定金具
4にボールベアリング受け10を設けている。しかし、
このボールベアリング受け10は必ずしも必要でなく、
また可動金具5に設けるようにしてもよい。
【0010】
【考案の効果】以上のように、本考案によれば可動金具
の張出片部に設けた舌状受片によつて、前面枠をほぼ9
0度近く開くまでその前面枠の荷重を固定金具により支
えることがてきるので、前面枠の開閉操作を非常に楽に
行うことができる。そして、各種の裏部品の点検や球詰
りの復旧といつたような作業に必要十分なスペースを確
保することができ、パチンコ機の保全管理の効率化に多
いに寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の下部蝶番を用いたパチンコ機の要部正
面図である。
【図2】本考案の下部蝶番の斜視図である。
【図3】本考案の下部蝶番を構成する固定金具の斜視図
である。
【図4】本考案の下部蝶番を構成する可動金具の斜視図
である。
【図5】本考案の下部蝶番を用いたパチンコ機の要部側
面図である。
【図6】本考案の下部蝶番の作用を説明するパチンコ機
の要部平面図である。
【図7】従来の下部蝶番の斜視図である。
【図8】従来の下部蝶番の作用説明図である。
【符号の説明】
1 側枠 3 前面枠 4 固定金具 5 可動金具 9 開口溝 53 張出片部 54 舌状受片

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ機の側枠の一側下部に固着され
    る固定金具と、前面枠の一側下部に固着され、前記固定
    金具の上面に重合して枢支連結される可動金具とからな
    り、前記可動金具に前面枠の裏面より後方に突出する張
    出片部を形成すると共に、その張出片部の側枠内面に対
    向する側辺から該側辺と直交状に舌状受片を突設し、前
    記側枠には、前面枠を閉じた状態で前記張出片部の舌状
    受片が臨む開口溝を形成したことを特徴とするパチンコ
    機の前面枠開閉用下部蝶番。
JP404191U 1991-01-14 1991-01-14 パチンコ機の前面枠開閉用下部蝶番 Expired - Lifetime JP2514764Y2 (ja)

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JPH0495086U JPH0495086U (ja) 1992-08-18
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