JP2539676Y2 - 自動販売機の扉ロック装置 - Google Patents

自動販売機の扉ロック装置

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JP2539676Y2
JP2539676Y2 JP1990039171U JP3917190U JP2539676Y2 JP 2539676 Y2 JP2539676 Y2 JP 2539676Y2 JP 1990039171 U JP1990039171 U JP 1990039171U JP 3917190 U JP3917190 U JP 3917190U JP 2539676 Y2 JP2539676 Y2 JP 2539676Y2
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阿部  順一
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富士電機 株式会社
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は自動販売機において、その前面を構成する
扉をケースに閉成状態に固定するための扉ロック装置に
関する。
〔従来の技術〕
この種の扉ロック装置として第7図に示すものが公知
である。図において、自動販売機はケース1の前面に扉
2を備え、この扉2を閉成状態にケース1にロックする
ための扉ロック装置3が設けられる。
この扉ロック装置3は、扉2の前面上に矢印の如く回
動するレバー4が設けられ、又扉2の内側に、扉2に支
持されレバー4の回動により上下に摺動する、上下に細
長い平板状の掛け金具5が設けられる。この掛け金具5
は上下に長い長方形の係合孔51を有する。一方ケース1
の前面部には前記係合孔51の対応位置に受け金具6前方
に突出して設けられる。この受け金具6は略U字形の係
合溝61を有する。
上記扉ロック装置3は、扉2を閉める際に、レバー4
を一方に回動させて掛け金具5を上方へ摺動させる。扉
2が閉まるのに伴って受け金具6が係合孔51に進入す
る。扉2の閉成後レバー4を前記と反対方向に回動する
と掛け金具5が下向きに摺動するとともに、係合孔51の
上縁が受け金具6の係合溝61に嵌まり、扉2がケース1
にロックされる。扉2を開ける際には、上記と逆の操作
を行うことにより掛け金具5と受け金具6との係合が解
かれ扉2を開放することができる。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが従来の扉ロック装置3では、扉2を閉成ロッ
クする際に、一方の手で扉2を押し閉めながら他方の手
でレバー4を回動させねばならず、扉のロック操作が甚
だ厄介であった。
そこで、この考案は扉を簡単な操作で閉成ロックでき
る自動販売機の扉ロック装置を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記問題を解消するために、この考案によれば、上下
に摺動可能に扉側に支持され係合孔を有する掛け金具
と、ケース側に固定されかつ略U字形の係合溝を有し扉
閉成時には前部が前記係合孔に進入状態となる受け金具
と、扉の前面上に設けられ前記掛け金具を摺動させるレ
バーとを備え、前記掛け金具の係合孔上縁を前記受け金
具の係合溝に係止させて扉を閉成状態にケースにロック
する自動販売機の扉ロック装置において、前記掛け金具
および該掛け金具を支持する前記扉側に固定した支持板
をそれぞれ断面コ字形に形成するとともに、該掛け金具
が前記支持板に対して摺動可能に支持されるように、前
記掛け金具および支持板の一方の左右両側片に上下に長
いガイド孔を形成するとともに、該ガイド孔に挿通され
る左右方向のピンを他方の左右両側片に跨がらせて取付
け、また、前記受け金具に前記係合溝の前部上端から前
下りに傾斜する傾斜部を形成するものとする。
〔作用〕
上記手段によれば、扉を押し閉める際に、受け金具の
先端が掛け金具の係合孔に進入し、引き続き扉を押し閉
めるのに伴って受け金具の傾斜部によって掛け金具が持
ち上げられ、扉の閉成とともに掛け金具の係合孔の上縁
が受け金具の係合溝に落ち込む。したがって扉を押し閉
めるだけの簡単な操作で扉は閉成とともに自動的にロッ
クされる。また、掛け金具5およびその支持板21をコ字
形とし、これに、支持部の構成として、ガイド孔52と該
ガイド孔に挿通される左右方向のピン22とを組み合わせ
て、掛け金具5を支持板21を介して扉2に支持すること
により、ロック装置全体として剛性を高めかつ掛け金具
5の円滑な摺動が達成されて、曲がり,破損などを無く
しかつ円滑な摺動動作で扉を確実にロックすることがで
きる。
〔実施例〕
第1図ないし第6図はこの考案の実施例を示すもの
で、第7図と共通あるいは同一部分は同じ符号で示す。
第1図ないし第6図において、扉2はその裏面側に断
面コ字形の支持板21が固着される。掛け金具5は断面コ
字形をなし、上下に係合孔51があけられ、かつ左右両側
片に上下に長いガイド孔52が形成される。そしてガイド
孔52に挿通した左右方向のピン22が支持板21の左右両側
片に跨がって水平な姿勢で取付固定され、このピン22お
よび支持板21を介して掛け金具5が上下に摺動可能に扉
2に支持され、かつ自重により常に下向きに付勢され
る。41はレバー4と掛け金具5とを連絡し、かつレバー
4の回動を掛け金具5の上下動に変換伝動するリンク機
構である。ケース1の前面部に突設される受け金具6は
U字形の係合溝61の前方に、係合孔61の前部上端から前
下がりに傾斜する傾斜部62が形成される。
前述の構成において、扉開放時に扉ロック装置3は掛
け金具5が自重により下方位置にある。しかして扉2を
閉成ロックする際の動作を第4図ないし第6図により説
明する。扉2を押して閉成方向に回動させると、先ず第
4図に示す如く、受け金具6の傾斜部62先端が掛け金具
5の係合孔51上縁に接近する。引き続き第5図の如く、
レバー4を操作することなく扉2を押せば、係合孔51に
受け金具6の先端部が進入して傾斜部62が係合孔51の上
縁に当接し、同時に傾斜部62によって掛け金具5が押し
上げられ上向きに摺動する。そして第6図の如く、扉2
が閉成位置に来ると係合孔51の上縁が傾斜部62から係合
溝61に移り、掛け金具5が自重で下向きに摺動して係合
孔51の上縁が係合溝61に嵌まり込んでその前端面に係止
され、扉2がケース1にロックされる。このように扉2
は片手で押すだけで、他方の手でレバー4を操作するこ
となしに、極めて簡単に閉成されかつその閉成状態にロ
ックされる。又扉2を開放する時には従来と同様にレバ
ー4を回動させて掛け金具5を上向きに摺動させること
により、係合孔51の上縁が係合溝61から抜け出し、そこ
で手前に引けば扉2は容易に開放される。
ところで、自動販売機の扉は相当な重量を有するの
で、扉2を押して閉める際に、受け金具6の傾斜部62に
掛け金具5の係合孔51の上縁が激しく衝突する。そのた
めに掛け金具5に従来と同様な平板を採用したのでは剛
性が不足して折れ曲がったり、扉側に対する支持部が破
損して、上下の摺動が困難となり扉のロックが行えなく
なる恐れがある。その点この考案では、掛け金具5およ
びその支持板21をコ字形とし、これに、支持部の構成と
して、ガイド孔52と該ガイド孔に挿通される左右方向の
ピン22とを組み合わせて、掛け金具5を支持板21を介し
て扉2に支持することにより、ロック装置全体として剛
性を高めかつ掛け金具5の円滑な摺動を達成しているの
で、曲がり,破損などを無くしかつ円滑な摺動動作で扉
を確実にロックすることができる。
なお、受け金具6の傾斜部62の傾斜角度を緩くして衝
撃を緩和することも考えられるが、傾斜部62の前後方向
の長さしたがって受け金具6の長さが長くなるので、自
動販売機を薄形化する点で不利となり採用できない。
〔考案の効果〕
この考案によれば、上下に摺動可能に扉側に支持され
係合孔を有する掛け金具と、ケース側に固定されかつ略
U字形の係合溝を有し扉閉成時には前部が前記係合孔に
進入状態となる受け金具と、扉の前面上に設けられ前記
掛け金具を摺動させるレバーとを備え、前記掛け金具の
係合孔上縁を前記受け金具の係合溝に係止させて扉を閉
成状態にケースにロックする自動販売機の扉ロック装置
において、前記掛け金具および掛け金具を支持する前記
扉側に固定した支持板をそれぞれ断面コ字形に形成する
とともに、該掛け金具が前記支持板に対して摺動可能に
支持されるように、前記掛け金具および支持板の一方の
左右両側片に上下に長いガイド孔を形成するとともに、
該ガイド孔に挿通される左右方向のピンを他方の左右両
側片に跨がらせて取付け、また、前記受け金具に前記係
合溝の前部上端から前下りに傾斜する傾斜部を形成する
ようにしたので、ロック装置を破損させることなくしか
も扉を軽く押すだけの片手操作で、極めて簡単に扉を閉
成状態にロックすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す扉ロック装置の側面
図、第2図は同じく正面図、第3図は同じく平面図、第
4図ないし第6図は扉が閉成ロックされる時の動作を説
明するための図で、第4図は掛け金具と受け金具との係
合直前、第5図は係合中、第6図は扉閉成時をそれぞれ
示す側面図、第7図は従来の扉ロック装置を備える自動
販売機の略示斜視図である。 1…ケース、2…扉、3…扉ロック装置、4…レバー、
5…掛け金具、6…受け金具、22…ピン、51…係合孔、
52…ガイド孔、61係合溝、62…傾斜部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−184181(JP,A) 実開 昭62−146284(JP,U) 実開 昭63−2617(JP,U) 実開 昭52−35332(JP,U) 実開 昭49−141224(JP,U) 実開 昭59−187870(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下に摺動可能に扉側に支持され係合孔を
    有する掛け金具と、ケース側に固定されかつ略U字形の
    係合溝を有し扉閉成時には前部が前記係合孔に進入状態
    となる受け金具と、扉の前面上に設けられ前記掛け金具
    を摺動させるレバーとを備え、前記掛け金具の係合孔上
    縁を前記受け金具の係合溝に係止させて扉を閉成状態に
    ケースにロックする自動販売機の扉ロック装置におい
    て、前記掛け金具および該掛け金具を支持する前記扉側
    に固定した支持板をそれぞれ断面コ字形に形成するとと
    もに、該掛け金具が前記支持板に対して摺動可能に支持
    されるように、前記掛け金具および支持板の一方の左右
    両側片に上下に長いガイド孔を形成するとともに、該ガ
    イド孔に挿通される左右方向のピンを他方の左右両側片
    に跨がらせて取付け、また、前記受け金具に前記係合溝
    の前部上端から前下りに傾斜する傾斜部を形成すること
    を特徴とする自動販売機の扉ロック装置。
JP1990039171U 1990-04-12 1990-04-12 自動販売機の扉ロック装置 Expired - Fee Related JP2539676Y2 (ja)

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