JPH0811019Y2 - 机における配線ダクトの点検パネル - Google Patents

机における配線ダクトの点検パネル

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JPH0811019Y2
JPH0811019Y2 JP1990004090U JP409090U JPH0811019Y2 JP H0811019 Y2 JPH0811019 Y2 JP H0811019Y2 JP 1990004090 U JP1990004090 U JP 1990004090U JP 409090 U JP409090 U JP 409090U JP H0811019 Y2 JPH0811019 Y2 JP H0811019Y2
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inspection panel
desk
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space
inspection
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JP1990004090U
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JPH0397323U (ja
Inventor
崇爾 西澤
Original Assignee
株式会社イトーキクレビオ
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、机の両脚板間の内奥部に形成した配線ダク
ト内における配線及び点検をするために開閉可能となし
た点検パネルに関する。
〔従来の技術〕 従来、第8図に示す如く両脚板aと背後の幕板bで囲
まれる内奥部に配線ダクト用空間cを形成し、該空間c
内であって前記幕板bに配線ダクトdを横設し、そして
その前方を閉止する点検パネルeの両側上下に形成した
後向き開口した側面視L字状の係合溝fを、両脚板aの
内側上下に突設した係止ピンgに落し込み、該点検パネ
ルeを着脱自在に装着したものが提供されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、前述の取付構造にあっては、机の運搬時に点
検パネルがガタついたり、また机を反転させて移動させ
る場合には、該点検パネルが脱落する恐れがあった。
本考案が前述の状況に鑑み、解決しようとするところ
は、点検パネルの上下端部一方を机の両脚板に枢着する
とともに、他方を係着具にて脚板に取付けて、机の運搬
時にガタついたり、また反転させても脱落することがな
いようにするとともに、配線ダクト内における配線及び
点検の際の配線ダクト用空間の前方の開閉を容易に行え
るようになした机における配線ダクトの点検パネルを提
供する点にある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、前述の問題解決の為に、机の両脚板間の内
奥部に配線ダクト用空間を形成し、該空間の前方を閉止
すべく略垂直に配した点検パネルの上下端部の何れか一
方の両側を前記両脚板に垂直回動可能に枢着するととも
に、該点検パネルの他方を係着具にて脚板に係脱自在に
取付け且つ前記脚板に対する点検パネルの枢着位置及び
係着具の取付位置を奥行方向に変更可能としてなる机に
おける配線ダクトの点検パネルを構成した。
〔作用〕
以上の如き内容からなる本考案の机における配線ダク
トの点検パネルは、机の両脚板に枢着した上下端部の何
れか一方の枢着点を支点として手前側へ垂直回動させて
配線ダクト用空間の前方を開放して、該空間内の配線ダ
クトにおける配線及び点検を行うものであり、また略垂
直になるまで回動させて、上下端部の他方を脚板に係着
具にて係脱自在に係着することで配線ダクト用空間の前
方を閉止するものである。当該点検パネルは、閉止時に
は上下両端部を枢着点と係着具により支持され、机を反
転させた場合にもその状態を維持するのである。更に、
前記脚板に対する点検パネルの枢着位置及び係着具の取
付位置を奥行方向に変更可能としたので、点検パネルを
奥行方向の適宜位置に取付けて該点検パネルの前方空間
の奥行幅を調節することが可能となり、これによって天
板下方の両脚板間にワゴンを配設する場合において後方
への当て止めを当該点検パネルで行って該ワゴンの前面
の位置設定を容易にできるようにしている。
〔実施例〕
次に添付図面に示した実施例に基づき更に本考案の詳
細を説明する。
第1図及び第2図は、本考案の代表的実施例を示し、
図中1は机、2は配線ダクト、3は点検パネルをそれぞ
れ示している。
机1は、天板4の両側に脚板5,5を下設するととも
に、該両脚板5,5間に幕板6を横設し、前記天板4の下
方の両脚板5,5と幕板6で囲まれる空間を配線ダクト用
空間7となし、その上方であって天板4の後部縁に該空
間7と連通する開口8を形成し、該開口8内の前後部に
弾性体からなる二つのエッジ部材9,9を互いに密接する
ように取付け、該エッジ部材9,9間から配線コードを引
き出せるようになしたものである。尚、前記エッジ部材
9を設けない残余の開口8には適宜カバー10を着脱自在
に装着している。
配線ダクト2は、前記配線ダクト用空間7内であって
幕板6の前面に上方開放したチャンネル部材11を横設し
て形成している。本実施例では、上下に複数のチャンネ
ル部材11,…を横設し、強電、弱電及び信号ケーブル等
の配線コードを分離配線できるようになしている。ま
た、図示しないが、脚板5には配線コードを側方に挿通
させる開口を設けることが実用的であり、更に前記幕板
6の前面には配線用の縦溝を設けることも実用的であ
る。
点検パネル3は、前記配線ダクト用空間7の前方を閉
止し得る横幅を有する板体で形成され、本実施例では下
端部両側を前記両脚板5,5の内面に支軸12にて垂直回動
可能に枢着するとともに、上端部両側を係着具13で係脱
自在に取付け、略垂直に配している。そして、上部を手
前側に引いて前記係着具13を開放することにより、第2
図の一点鎖線で示す如く配線ダクト用空間7の前面を開
放し、配線コードの配線及び点検を行えるようになした
ものである。
更に、第3図に基づき説明すれば、前記支軸12は脚板
5に突設され、点検パネル3の下端部両側に該支軸12を
回動可能に受ける軸受14を設けている。また、前記係着
具13は、係脱自在に係着できるものであれば適宜採用し
得るものであるが、第3図に示した一例は、前記脚板5
に係止ピン15を突設するとともに、点検パネル3の上端
部に該係止ピン15を係脱自在に係着する板バネ状の係着
片16を取付け、該係着片16は前記係止ピン15の略半分を
内嵌する凹部17を有するとともに、先端に係止ピン15を
該凹部17に案内する摺動片18を有するものである。そし
て、前記係着具13の係着状態において、点検パネル3は
垂線Sに対して上部を配線ダクト用空間7側へ傾斜させ
て安定させている。
尚、本実施例では点検パネル3の下端部を枢着し、上
端部を係着具13にて脚板5に関係づけたが、上下逆にす
ることも可能である。
また、第4図〜第6図は係着具13の他の実施例を示
し、第4図に示した係着具13は前記同様に脚板5に突設
した係止ピン15と、点検パネル3に取付け、該係止ピン
15を上下から弾性的に挾持できるように、前記同様の係
着片16を上下に対に設けた挾持片19とよりなるものであ
る。第5図及び第6図に示した係着具13は、脚板5に取
付けた弾性的な係止爪20と、点検パネル3に取付け、該
係止爪20と互いに係合する係止爪21と、前面から裏面に
貫通し、端部を前記係止爪20の先端部に当接させ、前面
側から押し込むことにより両係止爪20,21の係合を解除
する操作ピン22とよりなるものである。尚、第6図は前
記係止爪20と係止爪21の位置関係を上下反転させたもの
を示している。
また、第2図に示す如く前記点検パネル3の取付位置
を奥行方向に変更できるように、この例においては図示
しないが前記支軸12と係止ピン15を挿入する孔を脚板5
の前後に複数個設けている。これによって、前記点検パ
ネル3を適宜位置に取付けて、天板4下方の両脚板5,5
間に第1図及び第7図に示す如く引出しを内装したワゴ
ン23を配設する場合における後方への当て止めを、前記
点検パネル3の前面適所に突設した緩衝材24にて行い、
該ワゴン23の前面の位置設定を容易にできるようにして
いる。
〔考案の効果〕
以上にしてなる本考案の机における配線ダクトの点検
パネルによれば、机の両脚板間の内奥部に配線ダクト用
空間を形成し、該空間の前方を閉止すべく略垂直に配し
た点検パネルの上下端部の何れか一方の両側を前記両脚
板に垂直回動可能に枢着するとともに、該点検パネルの
他方を係着具にて脚板に係脱自在に取付け且つ前記脚板
に対する点検パネルの枢着位置及び係着具の取付位置を
奥行方向に変更可能としてなるので、点検パネルを係着
状態となした場合、机を運搬する際に該点検パネルがガ
タつくことがなく、また机を上下反転させて運搬若しく
は移動させる場合にも、点検パネルが机本体から脱落す
ることがないのである。また、点検パネルの上下一方を
手前側に引いて配線ダクト用空間の前面を開放すること
により、配線ダクト内における配線及び点検が容易に行
え、作業性の向上が図れるのである。加えて、前記脚板
に対する点検パネルの枢着位置及び係着具の取付位置を
奥行方向に変更可能としたので、点検パネルを奥行方向
の適宜位置に取付けて該点検パネルの前方空間の奥行幅
を調節することができ、これによって天板下方の両脚板
間にワゴンを配設する場合において後方への当て止めを
当該点検パネルで行って該ワゴンの前面の位置設定を容
易にできるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の代表的実施例を示す机の全体斜視図、
第2図はその縦断側面図、第3図は点検パネルの取付状
態を示す要部の縦断側面図、第4図及び第5図はそれぞ
れ他の実施例を示す要部の縦断側面図、第6図は第5図
に示したものと同様な係着具の要部の拡大縦断側面図、
第7図はワゴンを配設した状態の机の縦断側面図、第8
図は従来例を示す要部の部分縦断側面図である。 1:机、2:配線ダクト、3:点検パネル、4:天板、5:脚板、
5:幕板、7:配線ダクト用空間、8:開口、9:エッジ部材、
10:カバー、11:チャンネル部材、12:支軸、13:係着具、
14:軸受、15:係止ピン、16:係着片、17:凹部、18:摺動
片、19:挾持片、20:係止爪、21:係止爪、22:操作ピン、
23:ワゴン、24:緩衝材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】机の両脚板間の内奥部に配線ダクト用空間
    を形成し、該空間の前方を閉止すべく略垂直に配した点
    検パネルの上下端部の何れか一方の両側を前記両脚板に
    垂直回動可能に枢着するとともに、該点検パネルの他方
    を係着具にて脚板に係脱自在に取付け且つ前記脚板に対
    する点検パネルの枢着位置及び係着具の取付位置を奥行
    方向に変更可能としてなることを特徴とする机における
    配線ダクトの点検パネル。
JP1990004090U 1990-01-19 1990-01-19 机における配線ダクトの点検パネル Expired - Lifetime JPH0811019Y2 (ja)

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JPH0397323U JPH0397323U (ja) 1991-10-07
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6018096Y2 (ja) * 1981-01-29 1985-06-01 株式会社くろがね工作所 机等における電話コ−ド類の保持装置
JPH0522096Y2 (ja) * 1987-09-29 1993-06-07

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JPH0397323U (ja) 1991-10-07

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