JP7181131B2 - 洗濯機 - Google Patents

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Description

本発明は、洗濯物投入口を開閉自在に覆う蓋体を有する洗濯機に関する。
縦型洗濯機は、洗濯機本体の上部に洗濯物投入口を有しており、洗濯物投入口を開閉自在に覆う板状の蓋体を備えている。蓋体は、ヒンジ軸部によって洗濯機本体の上部に回動可能に支持されている。
また、蓋体は、最大開放時に洗濯機本体の一部と当接するストッパー部を有しており、このストッパー部によって蓋体を適切な位置で停止させることができるようになっている(例えば、特許文献1)。
特開2003-326092号公報
従来の洗濯機では、蓋体の後端部付近における左右両側に2箇所のヒンジ軸部が設けられ、かつ、ストッパー部がヒンジ軸部に近接して設けられる構成が一般的である。しかしながら、例えば、蓋体の開放時にユーザが力を加えすぎるなどしてストッパー部に過剰な負荷が掛かった場合、ストッパー部とヒンジ軸部との距離が近いと、ヒンジ軸部にも大きな負荷が掛かり軸受などに破損が生じる虞がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、ヒンジ軸部に掛かる負荷を小さくすることのできる洗濯機を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、洗濯機本体に対してヒンジ軸部を介してヒンジ結合されており、前記洗濯機本体の上面に設けられた洗濯物投入口を開閉自在に覆う蓋体を有する洗濯機であって、前記蓋体は、最大開放時に前記洗濯機本体の一部と当接することで当該蓋体を適切な位置で停止させる第1ストッパー部を有しており、前記ヒンジ軸部は前記蓋体の後端部付近において左右両側の2箇所に設けられており、前記第1ストッパー部は、前記2箇所の前記ヒンジ軸部の間に設けられていることを特徴としている。
上記の構成によれば、第1ストッパー部が、2箇所のヒンジ軸部の間に設けられていることにより、軸方向に沿って第1ストッパー部とヒンジ軸部との距離を大きく取ることができる。これにより、第1ストッパー部に過剰な負荷が掛かったとしても、蓋体の変形などによって力が吸収され、ヒンジ軸部の軸受に大きな負荷が掛かりすぎることを防止できる。その結果、ヒンジ軸部の軸受に破損が生じることを抑制できる。
また、上記洗濯機は、第2ストッパー部を有しており、前記第2ストッパー部は、前記蓋体が最大開放状態にあるのみでは前記洗濯機本体に当接せず、最大開放状態にある前記蓋体に対してさらに開放方向への外力が加えられた場合に前記洗濯機本体に当接する構成とすることができる。
上記の構成によれば、最大開放状態から蓋体に開放方向への外力が加えられた時、この外力によって第2ストッパー部が洗濯機本体に当接する。これにより、蓋体に加えられる外力は、第1ストッパー部と第2ストッパー部とに分散されることになり、蓋体の耐荷重をより向上させることができる。
また、上記洗濯機は、前記第1ストッパー部には、前記洗濯機本体との当接面に調整凸部が設けられている構成とすることができる。
上記の構成によれば、調整凸部は、蓋体の樹脂部品をモールド成型する際に、金型のパーツ形状調整によって、その高さを容易に微調整できるようになっている。そして、調整凸部の高さの微調整によって、蓋体の最大開放状態の姿勢を調整でき、また、蓋体が最大開放状態にある時の第2ストッパー部と洗濯機本体との隙間を適切な寸法とすることが容易となる。
本発明の洗濯機は、軸方向に沿って第1ストッパー部とヒンジ軸部との距離を大きく取ることで、第1ストッパー部に過剰な負荷が掛かった場合に、ヒンジ軸部の軸受に大きな負荷が掛かりすぎることを防止でき、ヒンジ軸部の軸受に破損が生じることを抑制できるといった効果を奏する。
実施の形態1に係る洗濯機の外観を示す斜視図である。 上蓋の構成を示す図であり、(a)は平面図、(b)は裏面図、(c)は(b)のA-A断面図、(d)は(b)のB-B断面図である。 図1の洗濯機における上面板と上蓋との取付構造を示す分解斜視図である。 図3の取付構造においてヒンジ軸部を含む断面の拡大断面図である。 上蓋を閉じた状態における上面板および上蓋の側面図である。 上蓋が最大開放された状態の断面図であり、上蓋が図2(c)のA-A断面に対応している。 上蓋が最大開放された状態の断面図であり、上蓋が図2(d)のB-B断面に対応している。
〔実施の形態1〕
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本実施の形態1に係る洗濯機10の外観を示す斜視図である。
洗濯機10は、洗濯機本体11と上蓋(蓋体)30とを備える縦型洗濯機である。洗濯機本体11の外観は外箱12と上面板20とで構成されており、上蓋30は上面板20に対して取り付けられている。すなわち、洗濯機本体11は、上面板20に洗濯物投入口21を有しており、上蓋30は洗濯物投入口21を開閉自在に覆うように上面板20に対して後述するヒンジ軸部を介してヒンジ結合されている。また、上面板20には、ユーザが洗濯機10に対して操作入力を行うための操作パネル22(図3参照)も設けられている。本実施の形態1に係る洗濯機10は、上面板20に対する上蓋30の取付構造に特徴を有するため、以下の説明では、上面板20および上蓋30のみについて説明を行う。
先ずは、図2を参照し、上蓋30の構成について説明する。図2において、(a)は上蓋30の平面図、(b)は裏面図、(c)は(b)のA-A断面図、(d)は(b)のB-B断面図である。
上蓋30は、略円形形状の平板状の蓋体とされており、1枚のガラス板31に樹脂製の枠体部32を取り付けて構成されている。これにより、洗濯機10では、上蓋30を閉じた状態でもガラス板31を通して洗濯機本体11の内部(すなわち洗濯槽内部)を視認できるようになっている。
枠体部32には、上蓋30の裏面側の後端部付近において、蓋体側軸受部33、第1ストッパー部34および第2ストッパー部35が形成されている。
蓋体側軸受部33は、後述する軸部材40(図3参照)の軸受となることで、上蓋30を上面板20にヒンジ結合させるものである。蓋体側軸受部33は、ヒンジ軸部の軸方向に沿って、上蓋30の左右両端付近にそれぞれ1箇所ずつ、計2箇所に設けられている。
また、蓋体側軸受部33は、上蓋30の裏面よりも内側に形成された軸穴となっている。このため、軸部材40は、上蓋30の裏面に設けられた開口33A(図3参照)から挿入され、蓋体側軸受部33に差し込まれるようになっている。そして、開口33Aは、軸部材40を取り外しするとき以外は、上蓋30に対して着脱可能なカバー部材36によって覆われるようになっている。
第1ストッパー部34は、上蓋30の中央後端部がそのままストッパーとして用いられるものである。第2ストッパー部35は、裏面からさらに下方に突出するように形成されたアーム状のストッパーである。第2ストッパー部35は、蓋体側軸受部33に近接して設けられるストッパーであり、蓋体側軸受部33と同様に、ヒンジ軸部の軸方向に沿って、上蓋30の左右両端付近にそれぞれ1箇所ずつ、計2箇所に設けられている。尚、本実施の形態1において参照する各図においても第2ストッパー部35を図示しているが、第2ストッパー部35は本発明において好適な構成要素の一つであり、本発明において必須の要素ではない。このため、第2ストッパー部35の詳細については、後述する実施の形態2において説明する。
続いて、上面板20に対する上蓋30の取付構造を図3ないし図5を参照して説明する。図3は、上面板20と上蓋30との取付構造を示す分解斜視図である。図4は、図3の取付構造においてヒンジ軸部を含む断面の拡大断面図である。
上面板20は、洗濯物投入口21よりも後方側において、本体側軸受部23と凹部24とを有している。
本体側軸受部23は、上蓋30の蓋体側軸受部33と同軸に配置され、本体側軸受部23と蓋体側軸受部33とに同一の軸部材40が嵌入されることによって、上蓋30が上面板20にヒンジ結合されるようになっている。また、図4に示すように、軸部材40の一端は本体側軸受部23によって軸支されており、軸部材40の他端はカバー部材36によって押さえられている。これにより、軸部材40の軸方向の移動が規制されるようになっている。すなわち、本実施の形態1に係る洗濯機10において、ヒンジ軸部は、本体側軸受部23、蓋体側軸受部33、軸部材40およびカバー部材36から構成されている。尚、ここでは詳細な図示を省略しているが、ヒンジ軸部には、上蓋30の急激な変位を抑制するための制動ダンパが設けられていることが好ましい。一例として制動ダンパは軸部材40に設けられており、軸部材40の一端と他端との間の回動変位を制動する。
凹部24は、上面板20の上面から下側に向かって凹むように形成されており、この凹部24によって上蓋30の開閉時に、上蓋30の一部(具体的には、ヒンジ軸部よりも後方となる部分)の回動スペースが確保されるようになっている。
上面板20に上蓋30を取り付ける時は、先ず、上蓋30の後端部を凹部24に差し入れるようにして、蓋体側軸受部33と本体側軸受部23とを同軸に配置させる。次に、軸部材40を開口33Aから挿入して外側にスライド移動させることにより、蓋体側軸受部33および本体側軸受部23に軸部材40を挿入する。最後に、開口33Aにカバー部材36を嵌め込み、カバー部材36をビス等によって上蓋30に固定する。これにより、軸部材40が蓋体側軸受部33および本体側軸受部23に跨って配置され、上蓋30が上面板20に対して開閉可能に回動する際の回動軸として機能する。
図5は、上蓋30を閉じた状態における上面板20および上蓋30の側面図である。図5に示すように、上面板20の上面は、後方に比べて前方が僅かに低くなるような傾斜を有している。一方、上蓋30の上面は、上面板20と同様に傾斜を有していてもよいが、その傾斜角は上面板20よりも緩やかとされる。尚、上蓋30の上面は傾斜を有せず水平とされていてもよい。
これにより、上蓋30を閉じた状態では、上蓋30の後端側は上面板20の上面から殆ど浮き上がっていない状態でありながら、上蓋30の前端側は上面板20の上面からある程度浮き上がった状態とすることができる。ユーザは、上蓋30を開くときに、上蓋30の前端縁部における上面板20との隙間Gに手をかけて(上蓋30の前端縁部を取っ手として)上蓋30を開くことができる。これにより、上蓋30の上面に上蓋30を開くための取っ手を設けたり、上面板20の前方に上蓋30の下面に手を入れるための凹部を設ける必要がない。
上蓋の上面に取っ手を設ける構成とする場合、上蓋の開放に伴い取っ手が後方に向いてしまうことから、上蓋は開閉に伴って折り畳みが生じるような機能を有する必要がある。しかしながら、上面に取っ手を有しない上蓋30はそのような折り畳み機能を有する必要がなく、上蓋30の構成を簡略化でき、コストの削減にも繋がる。また、上面板20の前方に上蓋30の下面に手を入れるための凹部を設ける場合は、凹部を洗濯物投入口21の外側に設けるため、上面板20に対して洗濯物投入口21を大きく形成しにくい。しかしながら、本実施の構造では、上面板20に凹部を設ける必要がなく、洗濯物投入口21を大きく形成でき、使用性を向上できる。
続いて、図6を参照し、本実施の形態1における第1ストッパー部34の機能について説明する。図6は、上蓋30が最大開放された状態の断面図であり、上蓋30が図2(c)のA-A断面に対応している。
図6に示す断面(洗濯機10の前後方向に沿った断面)において、第1ストッパー部34を含む上蓋30の中央後端部は、凹部24内で回動できるようになっている。そして、上蓋30が最大開放状態にある時、第1ストッパー部34が凹部24内の前方壁面24Aに当接し、上蓋30を適切な位置で停止させるようになっている。尚、最大開放状態の上蓋30では、上蓋30の重心が軸部材40の軸中心よりもある程度後方側に位置する。これにより、最大開放状態にある上蓋30は、ユーザが上蓋30から手を離しても安定してその状態が維持される。
本実施の形態1に係る洗濯機10では、上蓋30が上面板20にヒンジ結合される後端部の両端付近に2箇所のヒンジ軸部が設けられているのに対し、第1ストッパー部34は上蓋30の後端部で2箇所のヒンジ軸部の間に設けられている。例えば、第1ストッパー部34は、2箇所のヒンジ軸部の中央に設けられている。このため、ヒンジ軸部の軸方向に沿って、第1ストッパー部34とヒンジ軸部との距離を大きく取ることができる。これにより、例えば、上蓋30の開放時にユーザが力を加えすぎるなどして第1ストッパー部34に大きな負荷が掛かったとしても、第1ストッパー部34とヒンジ軸部との間における上蓋30や凹部24内の前方壁面24Aの変形によって力が吸収され、ヒンジ軸部の軸受(本体側軸受部23および蓋体側軸受部33)に掛かる負荷を低減できる。その結果、ヒンジ軸部の軸受に変形または破損が生じることを抑制できる。
また、上蓋30の中央後端部に設けられる第1ストッパー部34は、凹部24内の前方壁面24Aとの軸方向の当接幅を広く取ることも容易である。そして、第1ストッパー部34の当接幅を広く取ることで、第1ストッパー部34に掛かる負荷も分散され、上蓋30や前方壁面24Aの耐荷重を向上させることができる。
尚、本実施の形態1に係る上蓋30において、ガラス板31は平面視で完全な円形ではなく、一部にDカット部を有する形状(円の一部を弦で切り取った形状)とされている。そして、ガラス板31にDカット部を設けることで、上蓋30の組立時においてガラス板31を所定の向きに合わせることが容易となり、例えばガラス板31に文字や図柄が印刷されている場合に、文字や絵図柄が傾くことを防止できる。
また、ガラス板31におけるDカット部は、上蓋30の後端側に設けられるものとし、上蓋30の平面視において、第1ストッパー部34における前方壁面24Aとの当接面はDカット部によるガラス板31の切欠領域にあるものとする。これにより、図6にも示されているように、第1ストッパー部34が前方壁面24Aと当接している状態において、前方壁面24Aから第1ストッパー部34を介して上蓋30に掛かる応力(第1ストッパー部34の当接面に対した直交する方向の力)は、ガラス板31と重畳しない領域にのみ作用し、ガラス板31に対して直接作用することはない。このため、ガラス板31が枠体部32から浮き上がったり、ガラス板31に割れが生じたりすることを防止できる。
〔実施の形態2〕
本実施の形態2では、図7を参照し、第2ストッパー部35の機能について説明する。図7は、上蓋30が最大開放された状態の断面図であり、上蓋30が図2(d)のB-B断面に対応している。
図7に示す断面(洗濯機10の前後方向に沿った断面)において、第2ストッパー部35を含む上蓋30の後端部は、凹部24内で回動できるようになっている。但し、第2ストッパー部35は、上蓋30が最大開放状態にあっても、上蓋30にユーザなどから外力が加えられていない限りは、凹部24内の前方壁面24Bに当接するものではない。すなわち、図7に示す状態では、第2ストッパー部35は、凹部24の前方壁面24Bとの間に僅かな隙間(好適には、0.5mm~2mm程度)を有するように位置している。
上蓋30が最大開放状態にあるときには第2ストッパー部35と前方壁面24Bとの間には隙間があるため、通常は第2ストッパーには応力がかからない。但し、上蓋30が最大開放状態にある時の第2ストッパー部35と前方壁面24Bとの隙間は僅かであるため、この状態から上蓋30に開放方向への外力が加えられると、この外力によって上蓋30やヒンジ軸部に変形が生じ、第2ストッパー部35が前方壁面24Bに当接する。第2ストッパー部35が前方壁面24Bに当接することで、上蓋30に加えられる外力は、第1ストッパー部34と第2ストッパー部35とに分散されることになり、上蓋30の耐荷重をより向上させることができる。また、第2ストッパー部35が前方壁面24Bに当接することで、上蓋30や前方壁面24Aの変形が抑制されるため、上蓋30や前方壁面24Aが元の形状に戻らないほど変形したり破損したりすることを防ぐ。
〔実施の形態3〕
上蓋30に設けられる第1ストッパー部34は、凹部24内の前方壁面24Aとの当接面において調整凸部34A(図3参照)を有する構成とすることができる。
上蓋30において、第1ストッパー部34が形成される枠体部32は樹脂製であり、通常、複数のパーツからなる金型を用いたモールド成型によって製造される。このようなモールド成型においては、全体的に微小な寸法精度を確保することは困難である。すなわち、上蓋30において、実施の形態2における第2ストッパー部35を設ける場合、上蓋30が最大開放状態にある時の第2ストッパー部35と前方壁面24Bとの隙間を適切な寸法とするためには工夫が必要となる。また、上蓋30の最大開放状態の姿勢を適切に設定することも必要である。調整凸部34Aは、そのための工夫として設けられるものである。
調整凸部34Aは、枠体部32をモールド成型する際に、金型のパーツ形状調整によって、その高さを容易に微調整できるようになっている。そして、調整凸部34Aの高さの微調整によって、上蓋30が最大開放状態にある時の第2ストッパー部35と前方壁面24Bとの隙間を適切な寸法とすることが容易となる。また、調整凸部34Aの高さの微調整によって、上蓋30と上面板20との間に組み付け寸法にバラツキがあっても、上蓋30の最大開放状態の姿勢を適切に設定することができる。
今回開示した実施形態はすべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
10 洗濯機
11 洗濯機本体
12 外箱
20 上面板
21 洗濯物投入口
22 操作パネル
23 本体側軸受部(ヒンジ軸部)
24 凹部
24A 前方壁面
24B 前方壁面
30 上蓋(蓋体)
31 ガラス板
32 枠体部
33 蓋体側軸受部(ヒンジ軸部)
34 第1ストッパー部
34A 調整凸部
35 第2ストッパー部
36 カバー部材(ヒンジ軸部)
40 軸部材(ヒンジ軸部)

Claims (4)

  1. 洗濯機本体に対してヒンジ軸部を介してヒンジ結合されており、前記洗濯機本体の上面に設けられた洗濯物投入口を開閉自在に覆う蓋体を有する洗濯機であって、
    前記蓋体は、最大開放時に前記洗濯機本体の一部と当接することで当該蓋体を適切な位置で停止させる第1ストッパー部を有しており、
    前記蓋体は、後端部付近において左右両側の2箇所に前記ヒンジ軸部が設けられるとともに、前記2箇所の前記ヒンジ軸部の間に前記ヒンジ軸部よりも後方に延在する延在部が設けられており、前記延在部における前記蓋体の表面は前記延在部よりも前方から一体的に形成されており、
    前記第1ストッパー部は、前記延在部における前記蓋体の裏面に設けられていることを特徴とする洗濯機。
  2. 請求項1に記載の洗濯機であって、
    前記蓋体の前記延在部は、外縁が円弧状であることを特徴とする洗濯機。
  3. 請求項1または2に記載の洗濯機であって、
    第2ストッパー部を有しており、
    前記第2ストッパー部は、前記蓋体が最大開放状態にあるのみでは前記洗濯機本体に当接せず、最大開放状態にある前記蓋体に対してさらに開放方向への外力が加えられた場合に前記洗濯機本体に当接する構成であることを特徴とする洗濯機。
  4. 請求項に記載の洗濯機であって、
    前記第1ストッパー部には、前記洗濯機本体との当接面に調整凸部が設けられていることを特徴とする洗濯機。
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