JP2598986Y2 - 押入中段構造 - Google Patents

押入中段構造

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JP2598986Y2
JP2598986Y2 JP1993039533U JP3953393U JP2598986Y2 JP 2598986 Y2 JP2598986 Y2 JP 2598986Y2 JP 1993039533 U JP1993039533 U JP 1993039533U JP 3953393 U JP3953393 U JP 3953393U JP 2598986 Y2 JP2598986 Y2 JP 2598986Y2
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武志 伊藤
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、住宅建物の押入中段構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の押入中段構造を示してい
る。同図において、押入中段1は、前框5と、後框3
と、左右の横受棧7,7により構成される枠組み8を有
し、押入の中段位置に配設された当該枠組み8の上に、
棚板9を上載固定することによって構成されている。
【0003】従来では、上記枠組み8の構成部材のう
ち、前框5と後框3については押入内部に直接固着し、
この前框5と後框3とに横受棧7,7を橋渡すことによ
って枠組み8を構成するようにしている。すなわち、後
框3は押入後面2に釘止めされ、かつ、図4に示すよう
に前框5は押入開口部縦枠4の背面(チリ部分4A)に
釘やビスで固定されていて、この前框5と後框3の左右
両端部に、横受棧7,7の前後端が嵌め込まれている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術では、押入開口部縦枠4のチリ部分4Aの幅寸法が小
さいと釘等の固定力をさほど期待できず、前框5を十分
な強度で固定できない場合がある。一方、かかるチリ部
分4Aの幅寸法が不十分な場合や、押入開口部縦枠4が
側壁内に入り込んでチリ部分4Aが全くとれない納まり
の場合には、図5に示すように押入の側壁ボード10に
形成した凹部10Aに前框5の左右両端部を嵌合させる
ことにより、前框5を押入開口部縦枠4の背面側に固定
している。
【0005】しかし、このような固定手段では、現場で
凹部10Aを形成する手間がかかり、施工が非常に面倒
となるという問題がある。本考案は、このような実状に
鑑み、開口部縦枠のチリ部分の有無に関係なく、簡単な
施工で十分な支持強度を確保できる押入中段構造を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本考案が講じた技術的手段は、前框と、後框と、左右両
横受棧により構成される枠組みを押入内壁中段位置に固
定し、この枠組み上に棚板を載設するようにした押入中
段構造において、前記横受棧を押入の左右内壁面にそれ
ぞれ固着し、前記前框の左右両端部を前記横受棧の前端
部に凹凸嵌合させて固定した点にある。
【0007】
【作用】前框は押入の左右内壁面に固着される横受棧に
凹凸嵌合して支持されるので、押入開口部縦枠のチリ部
分の有無に関係なく前框を確実に支持でき、しかも、側
壁ボードに凹部を形成する必要もない。
【0008】
【実施例】以下、図面に基づいて本考案の一実施例を説
明する。図1及び図2において、押入中段11は、前框
14、後框15及び左右両側の横受棧16と補強材17
とから成る中段枠組み13を備え、この枠組み13上に
棚板18が固定されている。
【0009】前記前框14は、断面ヒ字状の長尺部材で
あり、背面上部に棚板受段19を有するとともに、背面
中間部に横受棧嵌合凹部20を備えている。前記後框1
5は、断面L形の長尺部材であり、段部上面21に横受
棧16及び補強材17の後端部が載せられるようになっ
ており、釘22(又はビス)により押入後壁23に固定
されている。
【0010】また、横受棧16の前端には、前框14の
前記凹部20に嵌合される突起状の受部24が形成され
ている。横受棧16は、その受部24を前框14の前記
凹部20に嵌合させた状態で押入内側壁25に釘26
(又はビス)により固定され、前框14の棚板受段19
両端上面から横受棧16の受部24に釘27を打って、
前框14を横受棧16に固定するようになっている。
【0011】従って、前框14は、その左右両端部にお
いて、凹部20の上側の突条部20Aが横受棧16前端
部の受部24に上から被さった状態で、横受棧16に下
から支持されることとなる。なお、前框14は、その前
面が押入開口部縦枠12の背面に当接され、見栄えが損
なわれないようにしてあり、その横受棧嵌合凹部20内
に、横受棧16の受部24が嵌合しているので、十分な
支持強度が得られ、又、釘27により固定しているので
強度的に不安要因はない。
【0012】そして、枠組み13上に載設された棚板1
8は、前框14の上面とほぼ面一とされ、外観の向上が
図られており、棚板18の左右及び後端上面には雑布摺
28が釘止めされている。また図1において、29は
横胴縁である。本考案は、上記実施例に限定されるもの
ではなく、適宜設計変更することができる。例えば、前
框14は、前記凹部20より下の部分を除いた断面T字
状の物であってもよい。また、横受棧16と棚板18と
を一体化してユニット棚板とすることもできる。
【0013】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
押入開口部縦枠のチリ部分の有無に関係なく前框を強固
に支持することができ、しかも、押入の側壁ボードに凹
部を形成する必要がないので、押入中段の施工を簡便に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】押入中段の縦断面図である。
【図2】同一部破断斜視図である。
【図3】従来の押入中段の平面図である。
【図4】従来の押入中段の前框接合構造の断面図であ
る。
【図5】他の前框接合構造の断面図である。
【符号の説明】
11 押入中段 12 押入開口部縦枠 13 枠組み 14 前框 15 後框 16 横受棧 18 棚板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭54−62313(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04F 19/08 102

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前框(14)と、後框(15)と、左右
    両横受棧(16)(16)により構成される枠組み(1
    3)を押入内壁中段位置に固定し、この枠組み(13)
    上に棚板(18)を載設するようにした押入中段構造に
    おいて、 前記横受棧(16)(16)を押入の左右内壁面にそれ
    ぞれ固着し、前記前框の左右両端部を前記横受桟(1
    6)(16)の前端部に凹凸嵌合させて同前端部に固定
    したことを特徴とする押入中段構造。
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