JPH077455Y2 - けらば部の構造 - Google Patents

けらば部の構造

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Publication number
JPH077455Y2
JPH077455Y2 JP1989137868U JP13786889U JPH077455Y2 JP H077455 Y2 JPH077455 Y2 JP H077455Y2 JP 1989137868 U JP1989137868 U JP 1989137868U JP 13786889 U JP13786889 U JP 13786889U JP H077455 Y2 JPH077455 Y2 JP H077455Y2
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JP
Japan
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mounting member
decorative cover
fitting member
attached
pressure contact
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JP1989137868U
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JPH0376931U (ja
Inventor
浩司 原田
Original Assignee
ナショナル住宅産業株式会社
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Publication date
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は仕上げにビス等を使用しないけらば部の構造に
関する。
【従来技術】
従来にあっては、第3図に示すようにけらば部において
は、化粧カバー3′は屋根下地1の下地材10に下孔を設
け、タッピングビス等のビス11を打入して固定されてい
る。
【考案が解決しようとする課題】
従来にあっては、ビス11を打入しなければならないた
め、施工に手間を要するだけでなく、ビス11により化粧
カバー3′の化粧効果も損なわれてしまうものである。 本考案は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目
的とするところは、化粧カバーの取付け施工が簡単で、
しかも化粧効果も高いけらば部の構造を提供することに
ある。
【課題を解決するための手段】
本考案のけらば部の構造は、上面が開口する断面略コ字
形の取付け部材2を屋根下地1のけらば部側の縁部に沿
って取着し、取付け部材2の両側片2aの上部を内方に相
対向させて傾斜させて挟持部6を形成し、下面が開口す
る断面略コ字形の嵌合部材4を化粧カバー3の下面側に
取着し、嵌合部材4の両側片4aの下部を外方に傾斜させ
て圧接部8を形成し、挟持部6の内面に圧接部8の外面
を圧接して化粧カバー3の嵌合部材4を屋根下地1の取
付け部材2に嵌合させると共に、嵌合部材4の両側片4a
に突設したストッパー9を取付け部材2に係止して成る
ものであり、この構成により上記課題が解決されたもの
である。 [作用] 化粧カバー3の嵌合部材4を屋根下地1の取付け部材2
に嵌合させて化粧カバー3を取付けているので、化粧カ
バー3をビスを使用しないでワンタッチで取付けること
ができ、しかもビスを使用しないので、外観の化粧効果
も向上するものである。 [実施例] 屋根下地1のけらば部側端縁には破風板5が取着されて
おり、破風板5に隣接させて上面が開口する断面略コ字
形の複数個の取付け部材2が屋根勾配に沿って所定の間
隔を置いて取着されている。取付け部材2の両側片2aの
上端部は内方にく字状に屈曲されて挟持部6となってい
る。つまり挟持部6は取付け部材2の内方に相対向させ
て傾斜するように形成してある。又、屋根下地1には取
付け部材2に隣接させて水切り部材7が取着されてい
る。 化粧カバー3は逆略L字状であり、横片3aの下面には下
面が開口する断面略コ字形の嵌合部材4が取着されてい
る。嵌合部材4の両側片4aは外方にく字状に屈曲されて
圧接部8となっている。つまり圧接部8は嵌合部材4の
外方に傾斜するように形成してある。又、嵌合部材4の
両側片4aの上端にはストッパー9が外方に向けて突設さ
れている。 而して、化粧カバー3が屋根下地1の端縁のけらば部に
配置され、横片3bにより破風板5が覆われ、嵌合部材4
が屋根下地1の取付け部材2に嵌入されて、挟持部6の
内面に圧接部8の外面を圧接することによって圧接部8
が挟持部6に挟持され、ストッパー9を取付け部材2の
両側片2aの側端部などに係止することにより屋根勾配方
向のずれが防止されて取付けられている。
【考案の効果】
本考案にあっては、上面が開口する断面略コ字形の取付
け部材を屋根下地のけらば部側の縁部に沿って取着し、
取付け部材の両側片の上部を内方に相対向させて傾斜さ
せて挟持部を形成し、下面が開口する断面略コ字形の嵌
合部材を化粧カバーの下面側に取着し、嵌合部材の両端
片の下部を外方に傾斜させて圧接部を形成し、挟持部の
内面に圧接部の外面を圧接して化粧カバーの嵌合部材を
屋根下地の取付け部材に嵌合させているので、化粧カバ
ーをビスを使用しないでワンタッチで取付けることがで
き、しかもビスを使用しないので、化粧カバーの外観の
化粧効果も向上するものである。また取付け部材の両側
片の上部を内方に相対向させて傾斜させて挟持部を形成
し、嵌合部材の両側片の下部を外方に傾斜させて圧接部
を形成し、挟持部の内面に圧接部の外面を圧接したの
で、挟持部と圧接部とを斜面同士の圧接によって嵌合す
ることができ、挟持部と圧接部とが嵌合する部分の長さ
に寸法差があったとしても取付け部材と嵌合部材がガタ
ついたり嵌まらなかったりすることがなく、化粧カバー
を確実にけらば部に取り付けることができるものであ
る。さらに嵌合部材の両側片に突設したストッパーを取
付け部材に係止したので、ストッパーを取付け部材に係
止することによって、取付け部材と嵌合部材の嵌合のみ
で化粧カバーを保持するよりも、さらに高い保持力で化
粧カバーを取り付けることができ、強風に煽られるなど
して化粧カバーに外力が加わっても化粧カバーが屋根勾
配方向にずれないようにすることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す概略断面図、第2図は
同上における化粧カバーを示す正面図、第3図は同上に
おける取付け部材を示す正面図、第4図は従来例を示す
概略断面図であって、1は屋根下地、2は取付け部材、
2aは両側片、3は化粧カバー、4は嵌合部材、4aは両側
片、6は挟持部、8は圧着部、9はストッパーである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面が開口する断面略コ字形の取付け部材
    を屋根下地のけらば部側の縁部に沿って取着し、取付け
    部材の両側片の上部を内方に相対向させて傾斜させて挟
    持部を形成し、下面が開口する断面略コ字形の嵌合部材
    を化粧カバーの下面側に取着し、嵌合部材の両側片の下
    部を外方に傾斜させて圧接部を形成し、挟持部の内面に
    圧接部の外面を圧接して化粧カバーの嵌合部材を屋根下
    地の取付け部材に嵌合させると共に、嵌合部材の両側片
    に突設したストッパーを取付け部材に係止して成るけら
    ば部の構造。
JP1989137868U 1989-11-28 1989-11-28 けらば部の構造 Expired - Lifetime JPH077455Y2 (ja)

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JPH0376931U JPH0376931U (ja) 1991-08-01
JPH077455Y2 true JPH077455Y2 (ja) 1995-02-22

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ID=31685004

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS568728U (ja) * 1979-07-03 1981-01-26
JPH088172Y2 (ja) * 1986-05-09 1996-03-06 積水ハウス株式会社 折板屋根における雨仕舞い装置

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Publication number Publication date
JPH0376931U (ja) 1991-08-01

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