JP2009281543A - クロスクリップ - Google Patents

クロスクリップ Download PDF

Info

Publication number
JP2009281543A
JP2009281543A JP2008135704A JP2008135704A JP2009281543A JP 2009281543 A JP2009281543 A JP 2009281543A JP 2008135704 A JP2008135704 A JP 2008135704A JP 2008135704 A JP2008135704 A JP 2008135704A JP 2009281543 A JP2009281543 A JP 2009281543A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
locking
guide
cross clip
hole
screw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008135704A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5086892B2 (ja
Inventor
Yoshiki Asano
良喜 浅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asano Metal Industry Co Ltd
Original Assignee
Asano Metal Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asano Metal Industry Co Ltd filed Critical Asano Metal Industry Co Ltd
Priority to JP2008135704A priority Critical patent/JP5086892B2/ja
Publication of JP2009281543A publication Critical patent/JP2009281543A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5086892B2 publication Critical patent/JP5086892B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Clamps And Clips (AREA)

Abstract

【課題】構造が簡単で、安価に製造でき、作業性や安全性に配慮した経済的なクロスクリップを提供する。
【解決手段】第一部材1と第二部材2の各々に重合交差する線材20のいずれか一方の線材を収容する溝9を設け、第一部材1と第二部材2とを連結固定して交差する線材20の重合交差部23を挟み込んで固定するように構成し、第一部材1、第二部材2のいずれか一方若しくは双方に撓み弾性を有する係止爪部5を設けると共に、係止爪部5が係止する係止受部12を第二部材2、第一部材1のいずれか一方若しくは双方に設け、第一部材1と第二部材2とを係止爪部5と係止受部12とが係止するように重合した際、互いに連通する止孔8を第一部材1と第二部材2に設け、第一部材1若しくは第二部材2に設けた一方の止孔8を他方の止孔8を貫挿したネジ体4を螺着し得るネジ孔とした。
【選択図】図3

Description

本発明は、重合交差する線材から構成される線材網の交差位置を保持するクロスクリップに関する。
近年、外枠にケーブルなどの線材20を格子状に組んでツタなどの植栽21を這わせ垣根22を形成し、それによる断熱効果や紫外線防護効果を狙って建物の壁面に前記垣根を設けることが注目されている。この際、格子状に張られた線材網の緩みを防止する為、交差点23の位置を保持するクロスクリップ3と称する保持部材が使われている。この技術は、例えば、特許文献1には、筒状クランプ体に交差する二本の線材を受け止める受け溝とメスネジを形成し、線材をこの受け溝に通してロックネジをねじ込むことで、交差する二本の線材を固定する支持具が開示されている。
具体的には、この特許文献1に示されている支持具は、メスネジを形成された円筒形ブラケットとロックネジのみからなる簡単な構造であり、このブラケットの側壁には、交差する線材を通し受け止めるために受け溝がスリット状に設けられており、このブラケットの受け溝にこのブラケットの円筒軸に直交して交差する二本の線材を通して、ロックネジをブラケットにねじ込んで線材の交差部を固定するように構成されている。ところが、このブラケットは、交差する線材を通して受け止めるために受け溝がスリット状に設けられているので、メスネジ部分のブラケットが分割されることになり、線材を通した後ネジをしっかりと嵌合するためにはこのブラケットの分割された前記メスネジ部分は単独で十分な強度を有すことが必要になり、従ってこのブラケット部材は十分な強度を有す金属や合金であることが必要となり、自ずと高価になり、しかも、金属製円柱体を削り出しするために手間がかかってしまう。また、ブラケットに挿入した線材を直接このブラケットの受け溝とロックネジとで固定するので、このブラケットの受け溝と線材の磨耗によって線材にも傷が付き、線材の劣化や断線が生じやすくなる。
そこで、このような問題を解決して安価な製品を提供するものとして、非特許文献1には、強化プラスチック製の支持具が示されている。この支持具は、二個に分割され、この分割された両分割体に線材を通した後、この分割体の各々に設けた案内ピンと案内孔により嵌合、重合して仮止め後、両分割体をネジでナット止めすることで線材の交差部を固定するものであり、この構造から樹脂製としても支持具としての強度が得られ、しかも安価に実現できる。ところが、実際にこの支持具を用いた線材固定作業は、この支持具に交差している二本の線材を通してからこの分割体の案内ピンと案内孔とを確認しながら合わせて、両分割体を手で押圧して嵌合し、片方の手でこの両分割体を保持しながらもう片方の手でネジとナットにより両分割体を二箇所で固定することになり、よって、この支持具の取り付け作業は、作業者が支持具そのものやネジやナットを脱落させて紛失するという問題を生じやすい。また、この案内ピンと案内孔との圧入による仮止めした状態において、線材の撓みにより分割体を押し開く力が生じた場合、この案内ピンと案内孔との圧入による仮止めの機構では、簡単に不意にこの仮止めが外れてしまうことがある。
なお、このようなクロスクリップを線材に取り付ける作業は、概ね少なくとも数百に及ぶ交差する線材の格子点にこのクロスクリップを一個一個取り付けなければならず、更に、この作業は一般には高所で行われるものであることを考慮すれば、前記したような各種部材の脱落や紛失等作業上の問題は、単に作業能率を阻害するものであるだけでなく、作業の安全性を損なうことでもある。
特開2004−346984号公報 http://www.taiyoseiki.co.jp/catalog
このように従来提案されている前記支持具は、構造が簡単な反面、高価であったり、安価に製造できる反面、部材の脱落や紛失を生じやすく著しく作業性が劣るのみならず、作業の安全性の保全という観点からの問題もある。本発明は、このような作業上及び価格的問題点を解決して、作業が簡単に短時間で行える、作業性や安全性に配慮した経済的なクロスクリップを提供するものである。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
重合交差する線材20同士の重合交差部23を第一部材1と第二部材2で挟み込んで前記重合交差部23の位置を固定するクロスクリップ3であって、前記第一部材1と前記第二部材2の各々に前記重合交差する線材20のいずれか一方の線材を収容する溝9を設け、前記第一部材1と前記第二部材2とを連結固定して前記交差する線材20の重合交差部23を挟み込んで固定するように構成し、前記第一部材1、前記第二部材2のいずれか一方若しくは双方に撓み弾性を有する係止爪部5を設けると共に、前記係止爪部5が係止する係止受部12を前記第二部材2、前記第一部材1のいずれか一方若しくは双方に設け、前記第一部材1と前記第二部材2とを前記係止爪部5と前記係止受部12とが係止するように重合した際、互いに連通する止孔8を前記第一部材1と前記第二部材2に設け、前記第一部材1若しくは前記第二部材2に設けた一方の前記止孔8を他方の前記止孔8を貫挿した前記ネジ体4を螺着し得るネジ孔としたことを特徴とするクロスクリップに係るものである。
また、前記第一部材1と前記第二部材2との重合に際し、前記係止爪部5が嵌合する案内部11を前記第一部材1、前記第二部材2のいずれか一方若しくは双方に設け、前記案内部11に前記係止爪部5を嵌合して前記係止受部12で係止された際、前記第一部材1と前記第二部材2とに各々設けた前記止孔8同士が互いに連通するように構成したことを特徴とする請求項1記載のクロスクリップに係るものである。
また、前記案内部11は、前記第一部材1、前記第二部材2のいずれか一方若しくは双方の周面に凹設したものであることを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載のクロスクリップに係るものである。
また、前記案内部11及び前記係止受部12を前記第一部材1、前記第二部材2のいずれか一方若しくは双方に各々複数設け、前記係止爪部5を前記第二部材2、前記第一部材1のいずれか一方若しくは双方に複数設け、前記係止爪部5を撓み弾性を有する脚部6と爪部7とから構成することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のクロスクリップに係るものである。
また、前記連通する一方の止孔8に、前記ネジ体4のネジ溝に係止する突起10を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のクロスクリップに係るものである。
また、前記第一部材1、前記第二部材2のいずれか一方若しくは双方の前記ネジ孔は金属製部材であり、前記第一部材1、前記第二部材2のいずれか一方若しくは双方の前記係止爪部5は樹脂製部材であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のクロスクリップに係るものである。
本発明は上述のように構成したから、線材にクロスクリップを取り付ける際に、第一部材と第二部材とに線材を通した後で重合係止による仮止めを容易に行えると共に、第一部材、第二部材の何れかにはネジ孔があるのでナットを取り付ける必要がなく、従って、本発明は、取り付け作業中に部材を脱落して紛失しやすいなどの従来の問題点を解決して、作業を簡単に短時間で安全に行え、作業性がよく安全性を配慮した経済的なクロスクリップを提供できることになる。
また、請求項2〜6記載の発明において、上記の作用を一層確実に行えることになると共に信頼度の高いクロスクリップになる。
特に、請求項2によれば、係止爪部を案内部にスライドすれば、ワンタッチで嵌合と止孔の位置決めを行うことができ、取り付け作業の一層容易且つ確実に行えることになる。
好適と考える本発明の実施形態(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
第一部材1及び第二部材2の溝9に重合交差する線材20の各々を収容するので、第一部材1と第二部材2とを重合した際、線材20同士が直接押圧することなく重合交差する線材20を固定することができることになる。即ち、前記第一部材1と前記第二部材2とを連結固定して前記交差する線材20の重合交差部23を挟み込んで固定するように構成した際に、線材20若しくは前記第一部材1若しくは前記第二部材2の特定箇所に応力が集中することなく無理なく線材20の交差位置23を固定することができることになる。
また、この線材20を収容している第一部材1と第二部材2を重合する際、第一部材1、第二部材2のいずれか一方若しくは双方の係止爪部5を第二部材2、第一部材1のいずれか一方若しくは双方の係止受部12に嵌合させると、前記係止爪部5は係止受部12で押圧して係止するので、第一部材1と第二部材2とをネジ体4による固定をしない重合係止状態、所謂、仮止め状態を保持することができることになる。
更に、この重合係止した仮止め状態で、前記第一部材1と前記第二部材2とを連通するように止孔8を設けており、更にいずれか一方をネジ孔にしている。そこで、この重合係止した仮止め状態で、ネジ体4を他方の止孔8に貫通してから一方の止孔8であるネジ孔にねじ込めば、第一部材1と第二部材2とを一体固定することができることになる。このように前記第一部材1と前記第二部材2とを連通する止孔8のいずれかにネジ孔が設けてあるのでナットを不要にできて、取り付け作業時に扱う細かい部品の種類を一つ削減できることになる。
本発明ではこのようにこの第一部材1と第二部材2とを簡単な操作で確実に仮止めすることができるから、従来のように分割体の各々に交差している二本の線材を通した後にこの分割体の案内ピンと案内孔とを手で十分に押圧して嵌合し、更に手でこの支持具を支えながらナットを保持してネジを分割体にねじ込む操作を行って固定するという厄介な作業をせずにすむものである。即ち、本発明は、その構造上、特に撓み弾性を利用して各部材を仮止めするので、各部材の嵌合のための特別な精度は必要ないことになり、このことは製造が容易になるのは勿論のこと、部材を重合させた際に力を要さずに楽に係止させることができることになる。従って、作業中に部材を脱落させてしまう可能性を低減することができ、ネジ止め作業が容易になると共に作業の安全性が増すことになる、作業性及び安全性に配慮した経済的なクロスクリップを提供出来る事になる。
また、請求項2によれば、第一部材1又は第二部材2に設けた案内部11に第二部材2又は第一部材1の係止爪部5を嵌合する際、前記案内部11の存在によって作業者は第一部材1と第二部材2の係合位置を自ずと判別できることになり、次いで、第一部材1と第二部材2とが重合するように軽く押圧して係止爪部5をこの案内部11に嵌合させれば、第一部材1と第二部材2とを仮止めすることができることになる。この際にも、第一部材1と第二部材2とに設けた止孔8が連通した状態になる。即ち、この案内部11を設けることにより、第一部材1と第二部材2の嵌合による仮止めと止孔8の位置決めがワンタッチで行うことができることになり、ネジ止め作業は一層容易且つ確実に行えることになる。
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
本実施例は、重合交差する線材20同士の重合交差部23を第一部材1と第二部材2とで挟み込んで前記重合交差部23の位置を固定するクロスクリップ3である。
以下具体的に説明する。
本実施例では、第一部材1はネジタップを立てるために金属製であり、第二部材2及び係止爪部5は樹脂製であり、前記第一部材1と前記第二部材2により重合交差する前記線材20を挟み込み固定する。即ち、図3に示すように、前記第一部材1と第二部材2の各々に前記線材20のいずれか一方が収容できる溝9を設け、前記第一部材1と第二部材2の各々の前記溝9に前記線材20の各々を収容して前記第一部材1と第二部材2とを重合させた際に、前記第二部材2の係止爪部5と、第一部材1の前記係止受部12とが嵌合する位置に前記係止爪部5と前記係止受部12とを各々二個所設けると共に、前記係止爪部5が前記係止受部12で嵌合する案内部11として案内溝を凹設して、前記案内部11に前記係止爪部5を嵌合して前記第一部材1と前記第二部材2とを重合させた際に前記第一部材1と前記第二部材2とを連通する止孔8を設け、更に、前記第一部材1の止孔8はネジ孔とし、前記第二部材2の止孔8は非ネジ孔としている。
具体的には、第二部材2に設けた係止爪部5は、図3、図4に示すように、撓み弾性を有する脚部6に爪部7を凸設するように構成し、第二部材2と係止爪部5とを樹脂で一体成形している。従って、前記第二部材2に設けた前記係止爪部5を前記第一部材1に設けた前記案内部11嵌合させてスライドさせると第一部材1と第二部材2とが重合した際に前記係止爪5の撓み弾性により前記係止爪5は前記案内部11に連設した前記係止受部12で係止されることになる。
また、本実施例においては、第一部材1と第二部材2とを嵌合してネジ体4で固定した際、各部材が第一部材1と第二部材2とが形成する面から突出しないように各部の形状、寸法を決定して構成している。
なお、前記した係止爪部5及び係止受部12は別の構成であってもよく、例えば、図6に示すように係止受部12は第一部材1の側面に凸設した構成とし、一方、係止部5は第二部材2に撓み弾性を有する枠体様のものを設けた構成としてもよい。この枠体様の係止部5と前記した凸設した係止受部12とを組み合わせた場合においては、この枠体様の係止部5が凸設した係止受部12に引っ掛るようにして係止されることになり、図3に示したような凸設した爪7は必要がないことになる。また更に、前記した第一部材1の凸設した係止受部12の近傍を凹設して案内部11を設けて前記枠体様の係止部5と嵌合するようにしてもよい。この場合にも前記したと同じく第一部材1と第二部材2とを嵌合する際非常に扱いやすくなる効果が得られる。
このように案内部11を設けたので、作業者は手で触れば第一部材1と第二部材2との嵌合位置を直ぐに感知し得て、軽く押圧して前記案内部11に前記係止爪部5を嵌入すればよいことになる。その結果、前記第一部材1と前記第二部材2との係合位置も前記した止孔8位置も自動的に決まることになる。また、前記係止爪部5には撓み弾性があるので前記係止爪部5は前記案内溝を押圧しながら嵌合し、この係止爪部5が押圧する力により前記係止受部12で係止、重合できることになる。作業者はこの係止重合したことをクリック音や操作の感触などとして感知できるので、作業状態を容易に判別できることになる。
また、第二部材2に設ける止孔8である非ネジ孔は3及び図5に示すように前記ネジ体4のネジ山部分が貫通するように設けている。従って、第二部材2はネジ体4と第一部材1に押圧されて挟まれて固定されることになる。この際に、第二部材にはネジ山がないので、第二部材2を貫通したネジ体4は直接に第一部材1に螺入することができる。
更に、本実施例では、前記第二部材2の前記止孔8に前記第一部材1の止孔8であるネジ孔に螺合するネジ体4に係合する突起10を配設している。このことから、前記第二部材2にネジ体4を螺入すると、前記ネジ体4を前記第二部材2に留め置くことができて、ネジ体4を仮止め状態にすることができることになる。従って、例えば、作業者は、第一部材1と第二部材2とを前記係止部5と係止受部12とによって重合係止した仮止めした状態において、手でネジ体4を第二部材2のこの止孔8に設けられた突起10に仮止めしておいてから、ドライバなどを使ってネジ体4を第一部材1のネジ孔にねじ込むか、或いは、予め第二部材2の止孔8にネジ体4を仮止めしておく場合には、取り付け作業時に第一部材1にこのネジ体4を仮止めした状態の第二部材2を嵌合させて、この仮止めしておいたネジ体4をねじ込むことで第一部材1と第二部材2の固定を行うことができることになる。
更にまた、本実施例では構成する各部材が第一部材1と第二部材2とが形成する面から突出しないようにしたので、取り付け作業中に部材を引っ掛けたりする無用の動作をさけることができることになる。
このように第一部材1と第二部材2との仮止めのほかにネジ体4も第二部材2に仮止めができるので、従来の取り付け方法に比べ作業中のネジ体4の脱落や紛失を著しく低減でき、取り付け作業を一層迅速且つ安全に行うことができることになる。
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
本実施例に係るクロスクリップを使用した垣根の状態図である。 本実施例に係るクロスクリップの取付状態を示す斜視図である。 本実施例に係るクロスクリップの分解斜視図である。 本実施例に係る第一部材と第二部材の嵌合状態を示す断面図である。 本実施例に係る第一部材と第二部材のネジ止め状態を示す断面図である。 別実施例の係止爪部及び係止受部を示す斜視図である。
符号の説明
1 第一部材
2 第二部材
3 クロスクリップ
4 ネジ体
5 係止爪部
6 脚部
7 爪部
8 止孔
9 溝
10 突起
11 案内部
12 係止受部
20 線材
23 重合交差部

Claims (6)

  1. 重合交差する線材同士の重合交差部を第一部材と第二部材で挟み込んで前記重合交差部の位置を固定するクロスクリップであって、前記第一部材と前記第二部材の各々に前記重合交差する線材のいずれか一方の線材を収容する溝を設け、前記第一部材と前記第二部材とを連結固定して前記交差する線材の重合交差部を挟み込んで固定するように構成し、前記第一部材、前記第二部材のいずれか一方若しくは双方に撓み弾性を有する係止爪部を設けると共に、前記係止爪部が係止する係止受部を前記第二部材、前記第一部材のいずれか一方若しくは双方に設け、前記第一部材と前記第二部材とを前記係止爪部と前記係止受部とが係止するように重合した際、互いに連通する止孔を前記第一部材と前記第二部材に設け、前記第一部材若しくは前記第二部材に設けた一方の前記止孔を他方の前記止孔を貫挿した前記ネジ体を螺着し得るネジ孔としたことを特徴とするクロスクリップ。
  2. 前記第一部材と前記第二部材との重合に際し、前記係止爪部が嵌合する案内部を前記第一部材、前記第二部材のいずれか一方若しくは双方に設け、前記案内部に前記係止爪部を嵌合して前記係止受部で係止された際、前記第一部材と前記第二部材とに各々設けた前記止孔同士が互いに連通するように構成したことを特徴とする請求項1記載のクロスクリップ。
  3. 前記案内部は、前記第一部材、前記第二部材のいずれか一方若しくは双方の周面に凹設したものであることを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載のクロスクリップ。
  4. 前記案内部及び前記係止受部を前記第一部材、前記第二部材のいずれか一方若しくは双方に各々複数設け、前記係止爪部を前記第二部材、前記第一部材のいずれか一方若しくは双方に複数設け、前記係止爪部を撓み弾性を有する脚部と爪部とから構成することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のクロスクリップ。
  5. 前記連通する一方の止孔に、前記ネジ体のネジ溝に係止する突起を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のクロスクリップ。
  6. 前記第一部材、前記第二部材のいずれか一方若しくは双方の前記ネジ孔は金属製部材であり、前記第一部材、前記第二部材のいずれか一方若しくは双方の前記係止爪部は樹脂製部材であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のクロスクリップ。
JP2008135704A 2008-05-23 2008-05-23 クロスクリップ Expired - Fee Related JP5086892B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008135704A JP5086892B2 (ja) 2008-05-23 2008-05-23 クロスクリップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008135704A JP5086892B2 (ja) 2008-05-23 2008-05-23 クロスクリップ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009281543A true JP2009281543A (ja) 2009-12-03
JP5086892B2 JP5086892B2 (ja) 2012-11-28

Family

ID=41452200

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008135704A Expired - Fee Related JP5086892B2 (ja) 2008-05-23 2008-05-23 クロスクリップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5086892B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106869074A (zh) * 2017-03-24 2017-06-20 中国电子科技集团公司第八研究所 一种用于水下涵洞的防护装置
JP2020034019A (ja) * 2018-08-27 2020-03-05 日本ソリッド株式会社 クロスクリップ
EP3670961A1 (en) * 2018-12-20 2020-06-24 National Oilwell Varco Norway AS A rope connector for connecting prepared ends of two rope segments, a rope extension system and a hoisting system comprising such rope connector

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101652225B1 (ko) 2007-09-28 2016-08-30 보르그워너 인코퍼레이티드 체인과 스프로킷 시스템의 다수의 장력 감소 스프로킷들
JP6843136B2 (ja) 2015-12-09 2021-03-17 ボーグワーナー インコーポレーテッド 非優勢次数ランダムスプロケット

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5990643U (ja) * 1982-12-09 1984-06-19 マスセット株式会社 クランプ
JPS6149117U (ja) * 1984-09-05 1986-04-02
JP2001214581A (ja) * 2000-01-31 2001-08-10 Matsushita Electric Works Ltd 軒樋吊構造
JP2001314028A (ja) * 2000-04-27 2001-11-09 Toenec Corp 電力又は通信ケーブル用固定具
JP2003206535A (ja) * 2001-11-07 2003-07-25 Tokyo Seiko Co Ltd ロープ交差部用締結金具
JP2003278733A (ja) * 2002-01-17 2003-10-02 Katsumi Ikeda 複数締結部材の固定方法および複数部材の固定方法,締結部材
JP2006132583A (ja) * 2004-11-02 2006-05-25 Kitaura Kogyo Kk ワイヤロープ交差部締結具およびワイヤロープ交差部締結構造
JP2006307996A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Jfe Metal Products & Engineering Inc クロスクリップおよびその締結方法

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5990643U (ja) * 1982-12-09 1984-06-19 マスセット株式会社 クランプ
JPS6149117U (ja) * 1984-09-05 1986-04-02
JP2001214581A (ja) * 2000-01-31 2001-08-10 Matsushita Electric Works Ltd 軒樋吊構造
JP2001314028A (ja) * 2000-04-27 2001-11-09 Toenec Corp 電力又は通信ケーブル用固定具
JP2003206535A (ja) * 2001-11-07 2003-07-25 Tokyo Seiko Co Ltd ロープ交差部用締結金具
JP2003278733A (ja) * 2002-01-17 2003-10-02 Katsumi Ikeda 複数締結部材の固定方法および複数部材の固定方法,締結部材
JP2006132583A (ja) * 2004-11-02 2006-05-25 Kitaura Kogyo Kk ワイヤロープ交差部締結具およびワイヤロープ交差部締結構造
JP2006307996A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Jfe Metal Products & Engineering Inc クロスクリップおよびその締結方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106869074A (zh) * 2017-03-24 2017-06-20 中国电子科技集团公司第八研究所 一种用于水下涵洞的防护装置
JP2020034019A (ja) * 2018-08-27 2020-03-05 日本ソリッド株式会社 クロスクリップ
JP7369368B2 (ja) 2018-08-27 2023-10-26 日本ソリッド株式会社 クロスクリップ
EP3670961A1 (en) * 2018-12-20 2020-06-24 National Oilwell Varco Norway AS A rope connector for connecting prepared ends of two rope segments, a rope extension system and a hoisting system comprising such rope connector
WO2020130840A1 (en) * 2018-12-20 2020-06-25 National Oilwell Varco Norway As A rope connector for connecting prepared ends of two rope segments, a rope extension system and a hoisting system comprising such rope connector
US11971082B2 (en) 2018-12-20 2024-04-30 Grant Prideco, Inc. Rope extension system comprising a rope connector for connecting prepared ends of two rope segments, and a hoisting system comprising such rope extension system

Also Published As

Publication number Publication date
JP5086892B2 (ja) 2012-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20110272535A1 (en) Pipe clamp
JP2009281543A (ja) クロスクリップ
JP5513332B2 (ja) 連結固定具及び棒材連結用配線・配管ボックス
US7549613B1 (en) Tube clamp for an angle bracket
JP2009270719A (ja) 螺子棒用取付クリップ
KR101462626B1 (ko) 비닐하우스용 파이프 체결장치
JP2012115024A (ja) ワイヤハーネス用クランプ
JP5433119B2 (ja) 配設体支持具
JP2008291956A (ja) 配線・配管材の固定装置及び固定方法
JP2009286415A (ja) 結束具
JP2015124884A (ja) 配線・配管材支持具及び固定部材
JP2010006426A (ja) 結束具
JP2008072853A (ja) 腕金補強方法および腕金補強用当て金具
JP2007070838A (ja) 管材クランプの異径管対応構造
JP6544754B1 (ja) 係止具及び係止方法
JP6286086B2 (ja) 配線・配管材支持具及び固定部材
JP2012007294A (ja) 屋根上取付具
JP4837447B2 (ja) 螺旋状ケーブルハンガーの支持線固定金具
JP2007225113A (ja) 格子固定素子
JP2008240790A (ja) 振れ止めワイヤー連結部材及びそれを用いた振れ止めワイヤー連結方法
JP4979642B2 (ja) 取付具
JP5342909B2 (ja) ケーブル支持線引留め具
JP4303691B2 (ja) ホースバンド
JP2006187095A (ja) 長尺体固定具
JP4423649B2 (ja) 線材連結金具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110406

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120323

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120327

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120524

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120813

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120907

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150914

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees