JP2001314028A - 電力又は通信ケーブル用固定具 - Google Patents
電力又は通信ケーブル用固定具Info
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- JP2001314028A JP2001314028A JP2000128333A JP2000128333A JP2001314028A JP 2001314028 A JP2001314028 A JP 2001314028A JP 2000128333 A JP2000128333 A JP 2000128333A JP 2000128333 A JP2000128333 A JP 2000128333A JP 2001314028 A JP2001314028 A JP 2001314028A
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Abstract
率化が図られると共に安全性の向上が図られるようにし
た電力又は通信ケーブル用固定具を提供する。 【解決手段】 電力又は通信ケーブルWをその両側から
挟着固定するための一対の挟着部材1a、1bからな
り、各挟着部材1a、1bは、断面半円状の保持凹部3
が形成され、また、固定ボルト13を挿通する挿通孔4
が貫設され、それらの一側には前記保持凹部3に沿って
それぞれ互いに向きが異なりかつ前記挿通孔4と連通す
ると共に外側端縁に達するボルト挿通溝6が開設され、
前記各挟着部材1a,1bの両側端縁には対向面に沿っ
て支持片部8が延設されると共に各支持片部8と係合片
部9には合致、係合する突起10と窪部11がそれぞれ
設けられ、両挟着部材1a、1bを互いに前記保持凹部
3に沿わせてスライドさせることにより前記支持片部8
が係合片部9に係合するようにした。
Description
ブルを支持構造物などに支持固定する電力又は通信ケー
ブル用固定具に関するものである。
に沿って固定するためには、通信ケーブル用固定具を鉄
塔の支柱に取り付け、該通信ケーブル用固定具に通信ケ
ーブルを支持固定するようにしている。そこで、前記通
信ケーブル用固定具は、例えば、鉄塔の支柱から水平に
伸びる固定ボルトに、複数のナットを介して両端に湾曲
して通信ケーブルを保持固定するクランプ部を設けた一
対の座金を連続して配置固定した構成からなり、作業者
が支柱を登りながら所定間隔置きに突設される各固定ボ
ルトにナットと座金を取着しつつ通信ケーブルを支持固
定するようにしている。
信ケーブル用固定具に使用されるナットは比較的重量が
あり、しかも固定ボルトは無数に有ることから、座金を
含めナットを沢山携えて支柱を登ることは作業者にとっ
て極めて過酷となる。そこで、一度に携える座金を含め
ナットの数を少なくすると、その分登る回数が増え作業
時間が長く掛かかるばかりか複数のナットを螺合して座
金を取り付けねばならず作業能率が悪かった。しかも、
高所での作業となることから重いものを携えることは危
険性が高くなるものであった。よって、通信ケーブルの
支持固定作業における作業能率と安全性の改善が強く叫
ばれている。
されたもので、合成樹脂により成形され構造が簡単であ
って電力又は通信ケーブルを簡単に支持固定でき、これ
により電力又は通信ケーブルの支持固定作業が簡単に行
なえ、引いては作業時間の短縮、作業能率と安全性の向
上が図られるようにした電力又は通信ケーブル用固定具
を提供することを目的とするものである。
め本発明に係る電力又は通信ケーブル用固定具は、電力
又は通信ケーブルをその両側から挟着固定するための一
対の挟着部材からなり、各挟着部材は、それら対向面に
互いに合致して前記電力又は通信ケーブルの半部分がそ
れぞれ嵌入される断面半円状の保持凹部が形成され、ま
た、合致した両挟着部材を締付けるための固定ボルトを
挿通する挿通孔が貫設され、その一側には前記保持凹部
に沿って前記挿通孔と連通すると共に外側端縁に達する
ボルト挿通溝が開設され、前記各挟着部材の両側端縁に
は対向面に沿って支持片部が延設されると共に各支持片
部に内側に屈曲しかつ互いに対接する支持片部が係合し
得る係合片部が設けられ、さらに各支持片部と係合片部
には合致した状態で係合する突起と窪部がそれぞれ設け
られ、両挟着部材を互いに前記保持凹部に沿わせてスラ
イドさせることにより前記支持片部が係合片部に係合す
るようにした構成からなる。
ら挟着固定するための一対の挟着部材からなり、各挟着
部材は、それら対向面に互いに合致して前記電力又は通
信ケーブルの半部分がそれぞれ嵌入される断面半円状の
保持凹部が形成され、また、合致した両挟着部材を締付
けるための固定ボルトを挿通する挿通孔が貫設され、そ
の一側には前記保持凹部に沿って前記挿通孔と連通する
と共に外側端縁に達するボルト挿通溝が開設され、前記
各挟着部材の両側端縁には対向面に沿って支持片部が延
設されると共に一方の支持片部に内側に屈曲しかつこれ
と対接する支持片部が係合し得る係合片部が設けられ、
さらに支持片部と係合片部の対向面には合致した状態で
係合する突起と窪部がそれぞれ設けられ、両挟着部材を
互いに前記保持凹部に沿わせてスライドさせることによ
り前記支持片部が係合片部に係合するようにした構成か
らなる。
ら挟着固定するための一対の挟着部材からなり、各挟着
部材は、それら対向面に互いに合致して前記電力又は通
信ケーブルの半部分がそれぞれ嵌入される断面半円状の
保持凹部が形成されると共に合致した状態で係合する突
起と窪部がそれぞれ設けられ、また、合致した両挟着部
材を締付けるための固定ボルトを挿通する挿通孔が貫設
され、前記各挟着部材の両側端縁には対向面に沿って支
持片部が延設されると共に各支持片部に内側に屈曲しか
つ互いに対接する支持片部が係合し得る係合片部が設け
られ、両挟着部材を互いに前記保持凹部に沿わせてスラ
イドさせることにより前記支持片部が係合片部に係合す
るようにした構成からなる。
ら挟着固定するための一対の挟狭着部材からなり、各挟
着部材は、それら対向面に互いに合致して前記電力又は
通信ケーブルの半部分がそれぞれ嵌入される断面半円状
の保持凹部が形成され、また、合致した両挟着部材を締
付けるための固定ボルトを挿通する挿通孔が貫設され、
前記各挟着部材の一側端縁にヒンジ凹部とヒンジ凸部が
それぞれ設けられると共に他側端縁に支持片部と該支持
片部が係合する係合片部がそれぞれ設けられ、前記ヒン
ジ凹部にヒンジ凸部を嵌入して両挟着部材を互いに対向
面が合わさるように回動することにより前記支持片部が
係合片部に係合するようにした構成からなる。
保持凹部と直交する向きに沿って平行な補強用のリブを
複数条突設することが好ましい。
ケーブル用固定具の実施の形態を図面に基づき説明す
る。なお、本発明では通信ケーブルを固定する場合につ
いて説明するが、電力ケーブルを固定する場合について
も適用できることは勿論である。図1は電力又は通信ケ
ーブル用固定具の分解斜視図、図2は挟着部材の正面
図、図3は挟着部材の背面図、図4は図2のX−X線断
面図、図5は図2のY−Y線断面図である。電力又は通
信ケーブル用固定具Aは、後記する通信ケーブルWをそ
の両側から挟着固定するための一対の挟着部材1a、1
bからなる。各挟着部材1a、1bは、硬質の合成樹脂
から成形されいずれも同じ形状のものである。そして、
両挟着部材1a、1bを図1に示すように並置した状態
で、一方の挟着部材、例えば挟着部材1bを上下反転す
ることにより互いに点対称となるようになっている。そ
こで、便宜上一方の挟着部材1aについて説明する。
挟着部材1bと合致する合わせ面2が平坦面に形成さ
れ、該合わせ面2の両側にそれぞれ通信ケーブルWの半
部分が嵌入される断面半円状の一対の保持凹部3が平行
に形成されている。該保持凹部3の内周面はその長手方
向と直交する方向に沿って凹凸の波形状が幾重にも形成
されている。これは嵌入される通信ケーブルWの外周面
にしっかりと食い込み強固に固定できるようにするため
である。よって、同等の効果を奏するのであれば、例え
ばローレット加工を施すようにしても良い。また、前記
合わせ面2の略中央に合致した両挟着部材1a、1bを
締付けるための後記する固定ボルト13を挿通する挿通
孔4が横断状に貫設される。そして、該挿通孔4の上方
一側には前記保持凹部3に沿って前記挿通孔4と連通す
ると共に外側端縁に達し開口5するボルト挿通溝6が開
設されている。該ボルト挿通溝6は固定ボルト13の外
径と略同寸法の横幅を有し、前記挿通孔4との境は固定
ボルト13の外径寸法より若干狭くなるようにその両壁
面にそれぞれ突部7が設けられている。これにより一旦
挿通孔4に挿通される固定ボルト13は突部7によりボ
ルト挿通溝6側へ抜けにくくなっている。
体に亘り支持片部8が合わせ面2とほぼ同一面、詳しく
は支持片部8の方が合わせ面2より外側に突出してい
る、となるように延設され、各支持片部8の側端縁に沿
ってその半部分に亘り内側にコ字状に屈曲する係合片部
9が設けられている。該係合片部9は、上下側と内側と
が開放しており、互いに対接する他方の挟着部材1bの
支持片部8と両挟着部材1a、1bを互いに保持凹部3
に沿って擦り合わせるようにスライドさせて係合するよ
うになっている。さらに前記各支持片部8の外側面と係
合片部9の内側面には合致した状態で係合する突起10
と窪部11がそれぞれ設けられている。
外周面にその長手方向に沿って、すなわち、保持凹部3
と直交する向きに、平行かつほぼ等間隔に補強用のリブ
12が複数条突設されている。
具Aは上記構成よりなり、図6,図7に基づき使用方法
を説明する。図中、13は図示しない鉄塔の支柱から水
平に伸びるように取り付けられた固定ボルトである。そ
こで、まず一方の挟着部材1aを開口5を上側にして固
定ボルト13の下側に配置すると共に前記固定ボルト1
3を開口5からボルト挿通溝6内に挿通し、さらに強く
押込むことにより挿通孔4に挿通する。次に、各保持凹
部3に通信ケーブルWの半分を嵌入する。この状態で、
他方の挟着部材1bを上下反転させ開口5を下側にして
固定ボルト13の上側に配置し、前記と同様に固定ボル
ト13を開口5からボルト挿通溝6内に挿通し、さらに
強く押込むことにより挿通孔4に挿通する。この際、前
記各挟着部材1a、1bを互いに対接する合わせ面2,
2および支持片部8、8を互いに擦り合わせるようにし
てスライドさせる。これにより図8に示すように各支持
片部8が各係合片部9に係合し、しかも互いの突起10
と窪部11が係合して合致する。この場合、両支持片部
8,8間には僅かな隙間が形成されるようになってお
り、スライドさせるときに突起10が邪魔にならないよ
うにしている。また、互いに合致した状態では、突起1
0と窪部11とが係合していることから、どちらか一方
の挟着部材1a、1bが抜け落ちるようなことはない。
信ケーブル用固定具Aを固定ボルト13に沿って移動さ
せ、図8、図9に示すように互いの挟着部材1a、1b
の外側であって固定ボルト13にワッシャ14やロック
ワッシャ15と共に複数のナット16を螺締めして電力
又は通信ケーブル用固定具Aをしっかりと固定する。以
後同様の作業を繰り返して順次電力又は通信ケーブル用
固定具Aによる通信ケーブルW,Wの支持固定作業を行
なう。このように両挟着部材1a、1bがスライドさせ
るのみで合致できしかもいずれかも容易に抜け落ちるよ
うなことがなく、極めて簡単かつ容易に通信ケーブル
W,Wの支持固定作業を行なうことができる。また、支
持片部8の方が合わせ面2より外側に突出している関係
から、対向する合わせ面2,2間には隙間ができ、ナッ
ト16を螺締めしたとき両挟着部材1a、1bにバネ作
用が働き強固に締め止めが行なえる。なお、通常、通信
ケーブルWは4本または6本など複数本あるので、図1
0に示すように固定ボルト13に複数の電力又は通信ケ
ーブル用固定具Aが連接して固定される。
ブル用固定具A1,A2,A3は、他の実施の形態に係
るもので、本実施の形態に係る電力又は通信ケーブル用
固定具Aと同一部位は同一番号を付すことによって詳し
い説明は省略する。
具A1は、通信ケーブルWをその両側から挟着固定する
ための一対の挟着部材1a、1bからなり、各挟着部材
1a、1bは、それら対向する合わせ面2に互いに合致
して前記通信ケーブルWの半部分がそれぞれ嵌入される
断面半円状の保持凹部3が形成されている。また、合致
した両挟着部材1a、1bを締付けるための固定ボルト
13を挿通する挿通孔4が貫設される。それらの一側に
は前記保持凹部3に沿ってそれぞれ互いに向きが異なり
かつ前記挿通孔4と連通すると共に外側端縁に達するボ
ルト挿通溝6が開設されている。そして、前記各挟着片
部1a、1bの両側端縁には対向面に沿って支持片部8
が延設されると共に一方の支持片部8に内側に屈曲しか
つこれと対接する支持片部8が係合し得る係合片部9が
設けられ、さらに支持片部8と係合片部9の対向面には
合致した状態で係合する突起10と窪部11がそれぞれ
設けられ、両挟着部材1a、1bを互いに前記保持凹部
3に沿わせてスライドさることにより前記支持片部8が
係合片部9に係合するようになっている。この場合も本
実施の形態と同様にして通信ケーブルWの支持固定が行
なえる。
具A2は、通信ケーブルWをその両側から挟着固定する
ための一対の挟着部材1a、1bからなり、各挟着部材
1a、1bは、それら対向する合わせ面2に互いに合致
して前記通信ケーブルWの半部分がそれぞれ嵌入される
断面半円状の保持凹部3が形成されると共に合致した状
態で係合する突起10と窪部11がそれぞれ設けられて
いる。また、合致した両挟着部材1a、1bを締付ける
ための固定ボルト13を挿通する挿通孔4が貫設され
る。そして、前記各挟着部材1a、1bの両側端縁には
対向する合わせ面2に沿って支持片部8が延設されると
共に各支持片部8に内側に屈曲しかつ互いに対接する支
持片部8が係合し得る係合片部9が設けられ、両挟着部
材1a、1bを互いに前記保持凹部3に沿わせてスライ
ドさせることにより前記支持片部8が係合片部9に係合
するようにしている。
ル用固定具A2にあっては、一対の挟着部材1a、1b
の内、一方の挟着部材1aを上下反転し、これら挟着部
材1a、1bを互いに対接する合わせ面2,2および支
持片部8,8を互いに擦り合わせるようにして保持凹部
3に沿ってスライドされる。これにより各支持片部8が
各係合片部9に係合し、しかも互いの突起10と窪部1
1が係合して合致する。そこで、図示は省略するが、両
挟着部材1a、1bを離した状態で、一方の挟着部材1
aの各保持凹部3に通信ケーブルW,Wの半部分を嵌入
し、続いて他方の挟着部材1bの各保持凹部3に通信ケ
ーブルW,Wの半部分を嵌入して挟着部材1a、1bを
前記のように互いにスライドさせて合致させる。このよ
うにして組み付けられた電力又は通信ケーブル用固定具
A2は、通信ケーブルW,Wに沿って移動させ固定ボル
ト13を前記挿通孔4に挿通し、互いの挟着部材1a、
1bの外側であって固定ボルト13にワッシャ14やロ
ックワッシャ15と共に複数のナット16を螺締めして
電力又は通信ケーブル用固定具A2をしっかりと固定す
る。以後同様の作業を繰り返して順次電力又は通信ケー
ブル用固定具A2による通信ケーブルW,Wの支持固定
作業を行なう。この場合も両挟着部材1a、1bがスラ
イドさせるのみで合致できしかもいずれも容易に抜け落
ちるようなことがなく、極めて簡単かつ容易に通信ケー
ブルW,Wの支持固定作業を行なうことができる。
具A3は、一方の挟着部材1aの一方の支持片部8にお
ける側端縁に沿ってその全体に亘り内側にU字状に屈曲
するヒンジ凹部17が設けられ、他方の支持片部8にお
ける側端縁に屈曲する係合片部9aが設けられている。
前記ヒンジ凹部17は上側と内側とが開放し下側に他方
の挟着部材1bの抜け落ち防止用の止め板18が一体に
設けられ、前記係合片部9aの内面に支持片部8から所
定の間隔離して爪部19が突設されている。これに対
し、他方の挟着部材1bの一方の支持片部8における側
端縁に沿ってその全体に亘り前記ヒンジ凹部17に嵌入
するヒンジ凸部20が設けられ、他方の側端縁に沿って
前記係合片部9aの爪部19に係合する支持片部8aが
設けられている。そして、前記ヒンジ凹部17にヒンジ
凸部20を嵌入してここを中心として両挟着部材1a、
1bを互いに対向する合わせ面2,2が合致するように
回動し、合致させることにより前記支持片部8aが係合
片部9aの爪部19に係合する。これにより、電力又は
通信ケーブル用固定具A2が組み付けられるようにして
いる。この場合も両挟着部材1a、1bが回動させるの
みで合致できしかもいずれも容易に抜け落ちるようなこ
とがなく、極めて簡単かつ容易に通信ケーブルW,Wの
支持固定作業を行なうことができる。
は通信ケーブル用固定具は、合成樹脂により成形され軽
量化が図られることになり、従来に比べ一度に沢山の電
力又は通信ケーブル用固定具を携えて登ることができ、
また互いにスライドまたは回動するのみで両挟着部材が
合致して組み付けられるので、電力又は通信ケーブルの
支持固定作業が簡単となり、これにより作業時間が短縮
され作業能率が向上するという効果がある。また、携え
る電力又は通信ケーブル用固定具の重量が軽減できるの
で鉄塔など高所での作業の安全性が増す。更に、外周面
にその長手方向に沿って平行かつ等間隔に補強用のリブ
を複数条突設したので、強度的に強く長期使用に十分耐
え得るという効果がある。
分解斜視図。
す側面図。
す平面図。
す平面図。
す斜視図。
状態を示す平面図。
用固定具の分解斜視図。
用固定具の分解斜視図。
用固定具の分解斜視図。
Claims (5)
- 【請求項1】 電力又は通信ケーブルをその両側から挟
着固定するための一対の挟着部材からなり、各挟着部材
は、それら対向面に互いに合致して前記電力又は通信ケ
ーブルの半部分がそれぞれ嵌入される断面半円状の保持
凹部が形成され、また、合致した両挟着部材を締付ける
ための固定ボルトを挿通する挿通孔が貫設され、その一
側には前記保持凹部に沿って前記挿通孔と連通すると共
に外側端縁に達するボルト挿通溝が開設され、前記各挟
着部材の両側端縁には対向面に沿って支持片部が延設さ
れると共に各支持片部に内側に屈曲しかつ互いに対接す
る支持片部が係合し得る係合片部が設けられ、さらに各
支持片部と係合片部には合致した状態で係合する突起と
窪部がそれぞれ設けられ、両挟着部材を互いに前記保持
凹部に沿わせてスライドさせることにより前記支持片部
が係合片部に係合するようにしたことを特徴とする電力
又は通信ケーブル用固定具。 - 【請求項2】 電力又は通信ケーブルをその両側から挟
着固定するための一対の挟着部材からなり、各挟着部材
は、それら対向面に互いに合致して前記電力又は通信ケ
ーブルの半部分がそれぞれ嵌入される断面半円状の保持
凹部が形成され、また、合致した両挟着部材を締付ける
ための固定ボルトを挿通する挿通孔が貫設され、その一
側には前記保持凹部に沿って前記挿通孔と連通すると共
に外側端縁に達するボルト挿通溝が開設され、前記各挟
着部材の両側端縁には対向面に沿って支持片部が延設さ
れると共に一方の支持片部に内側に屈曲しかつこれと対
接する支持片部が係合し得る係合片部が設けられ、さら
に支持片部と係合片部の対向面には合致した状態で係合
する突起と窪部がそれぞれ設けられ、両挟着部材を互い
に前記保持凹部に沿わせてスライドさせることにより前
記支持片部が係合片部に係合するようにしたことを特徴
とする電力又は通信ケーブル用固定具。 - 【請求項3】 電力又は通信ケーブルをその両側から挟
着固定するための一対の挟着部材からなり、各挟着部材
は、それら対向面に互いに合致して前記電力又は通信ケ
ーブルの半部分がそれぞれ嵌入される断面半円状の保持
凹部が形成されると共に合致した状態で係合する突起と
窪部がそれぞれ設けられ、また、合致した両挟着部材を
締付けるための固定ボルトを挿通する挿通孔が貫設さ
れ、前記各挟着部材の両側端縁には対向面に沿って支持
片部が延設されると共に各支持片部に内側に屈曲しかつ
互いに対接する支持片部が係合し得る係合片部が設けら
れ、両挟着部材を互いに前記保持凹部に沿わせてスライ
ドさせることにより前記支持片部が係合片部に係合する
ようにしたことを特徴とする電力又は通信ケーブル用固
定具。 - 【請求項4】 電力又は通信ケーブルをその両側から挟
着固定するための一対の挟狭着部材からなり、各挟着部
材は、それら対向面に互いに合致して前記電力又は通信
ケーブルの半部分がそれぞれ嵌入される断面半円状の保
持凹部が形成され、また、合致した両挟着部材を締付け
るための固定ボルトを挿通する挿通孔が貫設され、前記
各挟着部材の一側端縁にヒンジ凹部とヒンジ凸部がそれ
ぞれ設けられると共に他側端縁に支持片部と該支持片部
が係合する係合片部がそれぞれ設けられ、前記ヒンジ凹
部にヒンジ凸部を嵌入して両挟着部材を互いに対向面が
合わさるように回動することにより前記支持片部が係合
片部に係合するようにしたことを特徴とする電力又は通
信ケーブル用固定具。 - 【請求項5】 挟着部材の外周面に保持凹部と直交する
向きに沿って平行な補強用のリブを複数条突設した請求
項1または2または3または4記載の電力又は通信ケー
ブル用固定具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000128333A JP3380210B2 (ja) | 2000-04-27 | 2000-04-27 | 電力又は通信ケーブル用固定具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000128333A JP3380210B2 (ja) | 2000-04-27 | 2000-04-27 | 電力又は通信ケーブル用固定具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001314028A true JP2001314028A (ja) | 2001-11-09 |
JP3380210B2 JP3380210B2 (ja) | 2003-02-24 |
Family
ID=18637789
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000128333A Expired - Lifetime JP3380210B2 (ja) | 2000-04-27 | 2000-04-27 | 電力又は通信ケーブル用固定具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3380210B2 (ja) |
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