JPH10214514A - 発熱部品の取付構造 - Google Patents

発熱部品の取付構造

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JPH10214514A
JPH10214514A JP9016640A JP1664097A JPH10214514A JP H10214514 A JPH10214514 A JP H10214514A JP 9016640 A JP9016640 A JP 9016640A JP 1664097 A JP1664097 A JP 1664097A JP H10214514 A JPH10214514 A JP H10214514A
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heat
circuit board
generating component
case
fitting
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JP9016640A
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Fusao Matsuda
房雄 松田
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Original Assignee
TEC CORP
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/0201Thermal arrangements, e.g. for cooling, heating or preventing overheating
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/18Printed circuits structurally associated with non-printed electric components
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/18Printed circuits structurally associated with non-printed electric components
    • H05K1/182Printed circuits structurally associated with non-printed electric components associated with components mounted in the printed circuit board, e.g. insert mounted components [IMC]

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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、半田付け部分に起因する故障を招く
ことなく、コスト的に安価な発熱部品の取付構造を提供
する。 【解決手段】回路基板1には位置決め部6を有する突出
部5と横ぶれ防止部8又4aとを有する切欠き部4また
は貫通孔部50を設け、ケース15には底面部18の一
部を上方に向けて突出形成し側方に立上り壁部22を上
部に発熱部品当接面部23を有する回路基板の切欠き部
または貫通孔部に挿入する発熱部品取付部24を設け、
発熱部品取付部には位置決め部が嵌入する位置決め嵌入
部27と横ぶれ防止部が係合する横ぶれ防止係合部28
又は23aとを設け、回路基板に固定された発熱部品の
側面部38がケースの発熱部品当接面部上に載置される
とともに回路基板の突出部が発熱部品の側面部とケース
の発熱部品取付部との間で挟持され、発熱部品が発熱部
品当接面部に締結部材45で固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放電灯点灯装置内
などに取付けられている放熱を必要とする発熱部品の取
付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的な放電灯点灯装置について図7か
ら図9を参照して説明する。放電灯点灯装置は図示しな
い照明器具のランプを点灯させる装置で、照明器具の器
具本体内に取付けられている。図8はランプを点灯させ
る回路部品を回路基板に搭載した状態を示すもので、矩
形状をした回路基板1には、各種の回路部品10が搭載
されている。これら回路部品10は、例えば当該回路部
品のリードピン(図示せず)を回路基板1に設けた貫通
孔(図示せず)に挿入し、当該回路基板1の裏面側に形
成されたパターン(図示せず)に半田付けされている。
【0003】上記回路部品10が搭載された回路基板1
は、図7に示すアルミ材などの金属製の板材からなるケ
ース15内に取付けられ、当該回路基板1を覆うアルミ
材などからなる金属製のカバー30がケース15に取付
けられている。
【0004】上記ケース15は上方開口した断面コ字状
をしたもので、長手方向に平坦面状に形成した矩形状の
底面部としての底面板18と、この底面板18の幅方向
両端から上方に向けて直角に折曲げられた一対の側板1
6,16とから構成している。
【0005】この底面板18の長手方向両端両側には、
上方に折曲げ形成された支持片部19がそれぞれ立設さ
れ、これら支持片部19の上部内側には、回路基板1の
端部が載置される載置凹部20がそれぞれ対向して設け
られている。
【0006】さらに、上記ケースの側板16には、回路
基板1を固定するコ字状のスリット孔17aで囲まれ内
方に水平に折曲げられる係止片17が両端に対向してそ
れぞれ設けられている。
【0007】図9は回路基板をケース内に固定した状態
を示すもので、ケース15に立設した支持片部19の載
置凹部20に各種の回路部品10を搭載した回路基板1
を載置する。それから、ケースの側板16に形成した係
止片17を内方に向けて水平にそれぞれ折曲げると当該
係止片17の下方端縁が回路基板1の上面に当接しつつ
折曲げられる。このため、回路基板1は、係止片17に
より上方への動きが規制される。その後、下方開口した
箱状のカバー30をケース15に被せたのち、図示しな
い手段で当該ケース15に固定する。
【0008】図10は回路基板上に搭載した回路部品の
中で放熱を必要とする発熱部品、例えばトランジスタを
回路部品に搭載し、これをケースに固定する状態を図示
したものである。
【0009】発熱部品としてのトランジスタ35の下方
端面36には、長手方向に沿ってリードピン37が3本
設けられている。このトランジスタ35は使用時に熱を
発生し当該トランジスタ自体の温度が上昇する。そこ
で、トランジスタ35が所定温度以上に上昇するのを防
止する目的で熱伝達のよい、例えばアルミ材などの金属
製の放熱板40が当該トランジスタ35に取付けられて
いる。
【0010】上記放熱板40は下方に切欠部42を有す
る平坦面状の部品取付面部41と、この部品取付面部4
1の下方両端から手前側に直角に折曲げられ中央にねじ
孔44を有する一対の脚状の固定片部43,43とから
構成されている。
【0011】上記放熱板40の部品取付面部41中央に
リードピン37を下方に向けたトランジスタ35が、取
付ねじ45で密着固定されている。
【0012】放熱板40に取付けられたトランジスタ3
5は、回路基板1の側縁2近傍に沿って取付けられるよ
うに、トランジスタのリードピン37を挿入する複数個
の貫通孔3が前記回路基板1の側縁2に沿ってそれぞれ
穿設され、これら貫通孔3にトランジスタのリードピン
37が挿入される。この状態では、放熱板の部品取付面
部41の外面は、前記回路基板1の側縁2と同一か、ま
たは、少し突出した状態で、当該放熱板の固定片部43
が回路基板1上に載置されている。
【0013】それから、回路基板1の裏側から、当該回
路基板に形成した図示しない孔にねじ11を挿入し固定
片部43に設けたねじ孔44にそれぞれ螺着固定する。
さらに、トランジスタのリードピン37を回路基板1の
裏面側に形成したパターン(図示せず)に半田付けす
る。
【0014】上記トランジスタ35やその他回路部品1
0を取付けた回路基板1をケースの側板16,16間に
挿入し、ケース15に立設した支持片部の載置凹部20
上間に載置する。それから、ケースの側板16外方から
ねじ11を貫通孔21に挿入し、トランジスタ35の側
方に設けられたねじ孔44にそれぞれ螺着し、放熱板4
0をケース15に固定する。
【0015】このとき、発熱部品であるトランジスタ3
5と外郭部品であるケースの側板16は、放熱板40の
部品取付面部41を挟んで当該部品取付面部41に密着
固定されている。このから、トランジスタ35で発生し
た熱は、放熱板40を介してケース15から空気中に放
熱され、当該トランジスタ35を所定温度以内に押さえ
ることができる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の発
熱部品の取付構造は、放熱を必要とする発熱部品として
のトランジスタ35は、回路基板1を取付けるケース1
5とは別体に作られた放熱板40に取付け、当該回路基
板1に固定されている。、さらに、ケースの側板16に
ねじで固定する方法が取られている。図8に示すよう
に、当該回路基板1はケース15内に固定されている
が、当該回路基板1は長手方向に長尺であるため、ケー
スと回路基板との間は前後左右および上下方向に多少の
ガタ付きがある。そこで、放電灯点灯装置に振動が生じ
ると回路基板が前後左右および上下方向に動く場合があ
る。
【0017】上記回路基板1が動くと、トランジスタ3
5がケースの側板16に固定されているため、トランジ
スタのリードピン37の半田付け部分に力が作用し、半
田部分にひび破れが生じ、放電灯点灯装置が故障する恐
れがあるという問題があった。
【0018】また、トランジスタから発生する熱を放熱
するために、別体に作られた放熱板を使用するとともに
この放熱板を固定する手間を必要とし、コスト的に割高
になるという問題があった。
【0019】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、半田付け部分に起因する故障を招くことなく、コス
ト的に安価な発熱部品の取付構造を提供することを課題
とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に、本発明の発熱部品の取付構造は、金属製のケース内
に収納される回路基板に取付けられる発熱部品の取付構
造において、前記回路基板には位置決め部を有する突出
部と横ぶれ防止部とを有する切欠き部または貫通孔部を
設け、前記ケースには当該ケースの底面部の一部を上方
に向けて突出形成し側方に立上り壁部を上部に発熱部品
当接面部を有する前記回路基板の切欠き部または貫通孔
部に挿入する発熱部品取付部を設け、この発熱部品取付
部には前記位置決め部が嵌入する位置決め嵌入部と前記
横ぶれ防止部が係合する横ぶれ防止係合部とを設け、前
記回路基板に固定された発熱部品の側面部が前記ケース
の発熱部品当接面部上に載置されるとともに当該回路基
板の突出部が当該発熱部品の側面部と前記ケースの発熱
部品取付部との間で挟持され、前記発熱部品が前記発熱
部品当接面部に締結部材で固定されることを特徴とする
ものである。
【0021】上記の構成において、回路基板に搭載した
発熱部品のケースへの位置決めは、当該発熱部品の近傍
に設けた当該回路基板の切欠き部に設けた嵌合丸孔をケ
ースの発熱部品取付部に設けた嵌合ピンに嵌入すること
により位置決めされる。
【0022】位置決めされた回路基板の前後左右の横ぶ
れ防止は、回路基板の切欠き部に設けた突出部の横ぶれ
防止部としての両側面をケースの発熱部品取付部に設け
た切欠き部の横ぶれ防止係合部としての両側面に係合す
ることにより防止される。また、回路基板の切欠き部の
両側に設けられた横ぶれ防止部としての両側部をケース
の発熱部品取付部の横ぶれ防止係合部としての両側部に
係合することにより防止するものであってもよい。
【0023】さらに、回路基板の上下方向の動きは、回
路基板の突出部を発熱部品の側面部と発熱部品取付部の
立上り壁部の上面部とで挟持することで防止している。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図1から図6を参照して本
発明の実施の形態を説明する。なお、従来技術と同一構
成部品は同一番号を付して説明する。
【0025】図1は本発明に係る発熱部品の取付構造を
示すもので、例えばトランジスタなど熱を発生する発熱
部品34は、回路基板1の側縁2近傍上に取付けられ、
当該発熱部品34が取付けられる回路基板1近傍には、
側縁2に向けて切り欠れた矩形状の切欠き部4が形成さ
れ、この切欠き部4は、対向した一対の側部4aと底部
4bとから構成している。
【0026】前記回路基板1の底部4bには、当該底部
4bに沿って発熱部品のリードピン37が挿入される複
数の貫通孔3がそれぞれ設けられている。さらに、この
底部4b中央には矩形状の突出部5が手前側に突出形成
され、この突出部5には位置決め部としての嵌合丸孔6
が形成している。
【0027】上記回路基板1が取付けられるケース15
は上方開口した断面略コ字状からなるもので、側板1
6,16と底面板18とから構成している。このケース
15には、当該ケース15の底面板18の一部を上方に
向けて切起した発熱部品取付部24が突出形成されてい
る。この発熱部品取付部24は奥側側方に切起し形成さ
れた立上り壁部22と、底面板18に沿って上部に平坦
状に形成された発熱部品当接面部23とから形成されて
いる。また、この発熱部品取付部24の下方空間には、
ケースの側板16に形成した矩形状の開口部25aと、
発熱部品取付部24の前後下方に形成された矩形状の開
口部25b、25cとを有し、当該発熱部品取付部24
の下方空間は開口部25a、25b、25c、底部から
空気が入出する構造になっている。
【0028】上記発熱部品取付部24の先端中央側に
は、前記回路基板1の切欠き部4内に突出形成された突
出部5が入る矩形状の切欠き孔部26が形成されてい
る。さらに、前記立上り壁部22の上部は、回路基板1
の材厚tと同一または多少深く切欠いた深さdの切欠き
が形成され、この立上り壁部の上面部22a中央には、
回路基板の突出部5に設けた嵌合丸孔6が嵌入する位置
決め嵌入部としての先端に向けてテーパ状で角形の嵌合
ピン27が立設されている。なお、位置決め部は嵌合丸
孔として又位置決め嵌入部は嵌合ピン27として説明し
たが、位置決め部を回路基板の突出部の下面に下方に突
出した嵌合ピンとして又位置決め嵌入部は嵌合ピンに嵌
合する嵌合孔部を発熱部品取付部に形成したものであっ
てもよい。
【0029】発熱部品の取付方法を説明する。
【0030】予め、発熱部品34のリードピン37の先
端を取付方向に向けて下方にL字状に折曲げておく。そ
れから、この発熱部品34のリードピン37を回路基板
1の貫通孔3にそれぞれ挿入し、当該回路基板1の裏面
側に形成されたパターン(図示せず)に半田付7けす
る。この状態では、発熱部品34の側面部38は、図2
に示すように、ケースの発熱部品当接面部23に当接し
て載置されている。さらに、当該発熱部品のリードピン
側の側面部38は、回路基板の切欠き部4内に設けた突
出部5を含めた回路基板1上に載置されている。
【0031】第1の横ぶれを防止構造を説明する。この
横ぶれを防止構造は、横ぶれ防止部と横ぶれ防止係合部
とからなり、当該横ぶれ防止部は回路基板1の切欠き部
4に設けた突出部5の両側面8,8で構成されるととも
に、当該横ぶれ防止係合部は、前記回路基板の突出部5
が係合するケースの発熱部品取付部24に設けた切欠き
部26の両側面28,28で構成している。
【0032】つぎに、発熱部品が取付けられた回路基板
のケースへの取付手順を具体的に説明する。発熱部品が
取付けられた回路基板1の位置決め部としての嵌合丸孔
6をケースの立上り壁部の上面部22aに設けた位置決
め嵌入部としての嵌合ピン27に嵌入するとともに、当
該嵌合丸孔6を有する回路基板の突出部6の両側面8,
8をケースの発熱部品取付部24に設けた切欠き孔部2
6の両側面28,28に嵌入して、従来技術に示すよう
に、回路基板1をケースの底面板18に設けた支持片部
19上に取付けられる。なお、上記嵌合ピン27は、下
方に向けて拡開するテーパ状になっているので、この嵌
合ピン27に上記嵌合丸孔6を挿入嵌合する際に、当該
嵌合ピンのテーパにより、容易に当該嵌合丸孔に嵌合す
ることができる。
【0033】この状態では、図2に示すように、回路基
板1の上面は、ケースの発熱部品当接面部23の上面と
同一か、または、回路基板1の上面がケースの発熱部品
当接面部23の上面より多少低くなっている。それか
ら、発熱部品34を発熱部品当接面部23に設けたねじ
孔46に取付ねじ45で螺着固定すると、発熱部品の側
面部38が発熱部品当接面部23に当接して固定される
とともに回路基板の突出部5が、発熱部品の側面部38
と発熱部品取付部の上面部22aとで挟持されている。
【0034】上記で説明したように、回路基板1に搭載
した発熱部品34のケース15への位置決めは、当該発
熱部品34の近傍に設けた当該回路基板の切欠き部4に
設けた嵌合丸孔6をケースの発熱部品取付部24に設け
た嵌合ピン27に嵌入することにより位置決めされ
る。、位置決めされた回路基板の前後左右の横ぶれ防止
は、回路基板1の切欠き部4内に設けた突出部5の横ぶ
れ防止部としての両側面8,8をケースの発熱部品取付
部24に設けた切欠き部26の横ぶれ防止係合部として
の両側面28,28に係合することにより防止される。
【0035】さらに、回路基板の上下方向の動きは、回
路基板の突出部5を発熱部品の側面部38と発熱部品取
付部の立上り壁部の上面部22aとで挟持することで防
止している。これら、位置決め機能、横ぶれ防止機能お
よび上下動の防止機能を発熱部品の近傍に設けたので、
放電灯点灯装置に振動が加わっても、放電灯点灯装置内
に取付けられた回路基板がケースに対して位置がずれた
り、横ぶれが生じたり、また、上下することもないの
で、回路基板に半田付けされた発熱部品を直接ケース1
5にねじ45などの締結部材で固定しても、回路基板1
がケース15に対して殆ど動くことはない。そこで、発
熱部品の半田付け部7にストレスが生じないので、半田
付け部に起因する故障を招くことはない。
【0036】また、発熱板を別に使用することなく、発
熱部品を直接ケースにねじなどの締結部品で固定するの
で、部品代および組立工数なども削減でき、コスト的に
安価な発熱部品の取付構造を得ることができる。
【0037】第2の横ぶれを防止構造を説明する。この
横ぶれを防止構造は、横ぶれ防止部と横ぶれ防止係合部
とからなり、当該横ぶれ防止部は回路基板1の切欠き部
4の両側に設けられた両側部4a,4aで構成されると
ももに、当該横ぶれ防止係合部は、前記回路基板の切欠
き部4の両側に設けられた両側部4a,4aが係合する
ケースの発熱部品取付部24の両側面23a,23aと
で構成している。
【0038】つぎに、発熱部品が取付けられた回路基板
のケースへの取付手順を具体的に説明する。発熱部品が
取付けられた回路基板1の位置決め部としての嵌合丸孔
6をケースの立上り壁部22上面に設けた位置決め嵌入
部としての嵌合ピン27に嵌入するとともに、当該回路
基板の両側部4a,4aがケースの発熱部品取付部24
の両側部23a,23aに嵌入して、従来技術に示すよ
うに、回路基板1をケースの底面板18に設けた支持片
部19上に取付ける。
【0039】この状態では、図2に示すように、回路基
板1の上面は、ケースの発熱部品当接面部23の上面と
同一か、または、回路基板1の上面がケースの発熱部品
当接面部23の上面より多少低くなっている。それか
ら、発熱部品34を発熱部品当接面部23に設けたねじ
孔46に取付ねじ45で螺着固定すると、発熱部品の側
面部38は発熱部品当接面部23に当接して固定される
とともに、回路基板の突出部5は、発熱部品の側面部3
8と発熱部品取付部の上面部22aとで挟持されてい
る。
【0040】上記で説明したように、回路基板1に搭載
した発熱部品34のケース15への位置決めは、当該発
熱部品34の近傍に設けた当該回路基板の切欠き部4に
設けた嵌合丸孔6をケースの発熱部品取付部24に設け
た嵌合ピン27に嵌入することにより位置決めされ
る。、位置決めされた回路基板の前後左右の横ぶれ防止
は、回路基板1の切欠き部4の両側部4a,4aをケー
スの発熱部品取付部24の横ぶれ防止係合部としての両
側部23a,23aに係合することにより防止される。
【0041】さらに、回路基板の上下方向の動きは、回
路基板の突出部5を発熱部品の側面部38と発熱部品取
付部の立上り壁部の上面部22aとで挟持することで防
止している。これら、位置決め機能、横ぶれ防止機能お
よび上下動の防止機能を発熱部品の近傍に設けたので、
放電灯点灯装置に振動が作用しても、放電灯点灯装置内
に取付けられた回路基板がケースに対して位置がずれた
り、横ぶれが生じたり、また、上下することもないの
で、回路基板に半田付けされた発熱部品を直接ケース1
5にねじ45などの締結部材で固定しても、回路基板1
がケース15に対して殆ど動くことはない。そこで、発
熱部品の半田付け部7にストレスが生じないので、半田
付け部に起因する故障を招くことはない。
【0042】また、発熱板を別に使用することなく、発
熱部品を直接ケースにねじなどの締結部品で固定するの
で、部品代および組立工数なども削減でき、コスト的に
安価な発熱部品の取付構造を得ることができる。
【0043】上記実施の形態の作用を説明する。
【0044】回路基板1に搭載した発熱部品34のケー
ス15への位置決めは、当該発熱部品34の近傍に設け
た当該回路基板の切欠き部4に設けた嵌合丸孔6をケー
スの発熱部品取付部24に設けた嵌合ピン27に嵌入す
ることにより位置決めされる。
【0045】位置決めされた回路基板の前後左右の横ぶ
れ防止は、回路基板1の切欠き部4に設けた突出部5の
横ぶれ防止部としての両側面8,8をケースの発熱部品
取付部24に設けた切欠き部26の横ぶれ防止係合部と
しての両側面28,28に係合することにより防止され
る。
【0046】また、他の横ぶれ防止は、回路基板1の切
欠き部4の両側に設けられた横ぶれ防止部としての両側
部4a,4aをケースの発熱部品取付部24の横ぶれ防
止係合部としての両側面23a,23aに係合すること
により防止するものであってもよい。
【0047】さらに、回路基板の上下方向の動きは、回
路基板の突出部5を発熱部品の側面部38と発熱部品取
付部の立上り壁部の上面部22aとで挟持することで防
止している。
【0048】これら、位置決め機能、横ぶれ防止機能お
よび上下動の防止機能を発熱部品の近傍に設けたので、
放電灯点灯装置に振動が作用しても、放電灯点灯装置内
に取付けられた回路基板がケースに対して位置がずれた
り、横ぶれが生じたり、また、上下することもないの
で、回路基板に半田付けされた発熱部品を直接ケース1
5にねじ45などの締結部材で固定しても、回路基板1
がケース15に対して殆ど動くことはない。そこで、発
熱部品の半田付け部7に全くストレスがかからない構造
となっているので、半田付け部分に起因する故障を招く
ことはない。
【0049】また、発熱板を別に使用することなく、発
熱部品を直接ケースにねじなどの締結部品で固定するの
で、部品代および組立工数なども削減でき、コスト的に
安価な発熱部品の取付構造を得ることができる。
【0050】なお、図5および図6に示すように、回路
基板1の切欠き部4およびケースの発熱部品取付部24
に代えて、回路基板1に貫通孔部50および当該貫通孔
部50に入る発熱部品取付部51を設けたものでもよ
い。これ以外は、図1および図2と同一構造を有してい
る。
【0051】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、発
熱部品の放熱を別体の放熱板を使用することなく、直接
ケースに固定する構造にしたので、取付作業も簡単で、
部品代、加工費の両面からコスト削減が図れる。
【0052】さらに、発熱部品が取付けられた回路基板
をケースに対して横振れなどがない構造にしたので、回
路基板がケースに対して動くことはない。そこで、回路
基板に半田付けされた発熱部品の半田付け部に全くスト
レスがかからない構造となっているので、半田付け部分
に起因する故障を招くことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態に係る発熱部品の取付
構造を示す斜視図。
【図2】同実施の形態における側面断面図。
【図3】同実施の形態における上面図。
【図4】同実施の形態における底面図。
【図5】本発明の第2実施の形態に係る発熱部品の取付
構造を示す斜視図。
【図6】同実施の形態における側面断面図。
【図7】一般的な放電灯点灯装置の筐体を示す斜視図。
【図8】同上に係る回路基板を示す上面図。
【図9】同上に係るケース内に回路基板を収納した状態
を示す斜視図。
【図10】従来技術に係る放熱を必要とする発熱部品の
取付構造を示す斜視図。
【符号の説明】
1…回路基板, 4…切欠き部, 5…突出部, 6…嵌合丸孔(位置決め部), 4a…切欠き部または貫通孔部の側部(第2の横ぶれ防
止部), 8…突出部の側面(第1の横ぶれ防止部), 15…ケース, 18…底面板(底面部), 22…立上り壁部, 23…発熱部品当接面部, 24…発熱部品取付部, 27…嵌合ピン(位置決め嵌入部), 23a…発熱部品取付部の側部(第2の横ぶれ防止係合
部), 28…切欠き孔部の側面(第1の横ぶれ防止係合部), 38…発熱部品の側面部, 45…取付ねじ(締結部材), 50…貫通孔部, 51…発熱部品取付部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属製のケース内に収納される回路基板に
    取付けられる発熱部品の取付構造において、 前記回路基板には位置決め部を有する突出部と横ぶれ防
    止部とを有する切欠き部または貫通孔部を設け、 前記ケースには当該ケースの底面部の一部を上方に向け
    て突出形成し側方に立上り壁部を上部に発熱部品当接面
    部を有する前記回路基板の切欠き部または貫通孔部に挿
    入する発熱部品取付部を設け、 この発熱部品取付部には前記位置決め部が嵌入する位置
    決め嵌入部と前記横ぶれ防止部が係合する横ぶれ防止係
    合部とを設け、 前記回路基板に固定された発熱部品の側面部が前記ケー
    スの発熱部品当接面部上に載置されるとともに当該回路
    基板の突出部が当該発熱部品の側面部と前記ケースの発
    熱部品取付部との間で挟持され、 前記発熱部品が前記発熱部品当接面部に締結部材で固定
    されることを特徴とする発熱部品の取付構造。
JP9016640A 1997-01-30 1997-01-30 発熱部品の取付構造 Pending JPH10214514A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008011952A (ja) * 2006-07-04 2008-01-24 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2011090961A (ja) * 2009-10-23 2011-05-06 Stanley Electric Co Ltd Ledランプ
JP2019061773A (ja) * 2017-09-25 2019-04-18 東芝ライテック株式会社 電源装置及び照明器具

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