JPS6336693Y2 - - Google Patents

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JPS6336693Y2
JPS6336693Y2 JP1983106901U JP10690183U JPS6336693Y2 JP S6336693 Y2 JPS6336693 Y2 JP S6336693Y2 JP 1983106901 U JP1983106901 U JP 1983106901U JP 10690183 U JP10690183 U JP 10690183U JP S6336693 Y2 JPS6336693 Y2 JP S6336693Y2
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JP
Japan
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electronic component
heat sink
bent portion
fixed
tongue
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JP1983106901U
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JPS6016550U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の技術分野 本考案は電子部品の放熱板への取付構造に係
り、特に電子部品を容易に放熱板に取付けること
のできる取付構造に関する。
従来技術と問題点 従来、パワートランジスタ等の発熱効果を有す
る電子部品を放熱板に取付ける場合、ねじ止めに
よる固定が一般的であつた。しかし、電子部品及
び放熱板をプリント基板に固定した後上記のねじ
止めを行なう場合には、その周辺の他部品により
ねじ止め作業が困難となり作業性が悪かつた。従
つてねじ止め用ドライバーのスペース確保のため
電子部品周辺の他部品をよける必要があり、プリ
ント基板のスペースの有効利用がはかれなかつ
た。また、電子部品を放熱板にねじ止めした後プ
リント基板に固定する場合にはそのねじ止め時電
子部品が動かないように固定しておく必要があ
り、やはり作業性が悪かつた。この問題を解決す
るために実開昭55−175254号公報および実願昭57
−12545号(実開昭58−116238号公報)に示され
る手段が提案されている。これらはいづれも放熱
板に該放熱板とほぼ直角に且つ鉛直方向に2箇所
L字型の舌片を形成し、舌片を折り曲げることに
より電子部品の中間部を左右から固定するという
構成である。
しかし、このような構成では舌片を2箇所も形
成するため放熱板の加工作業工数が増え、また舌
片の折り曲げ箇所も2箇所必要とするため電子部
品の固定作業工数も増えてしまいコストアツプに
なるという新たな問題が生ずる。
考案の目的 本考案は上記欠点を解消するためなされたもの
であつて、その目的は電子部品の放熱板への取付
けを狭いスペースで容易に且つ少ない作業工数で
低コストに行なうことのできる構造を提供するこ
とにある。
考案の構成 そして上記目的は本考案によれば放熱板に該放
熱板とほぼ直角に折曲部を有するL字型の舌片を
設け、該放熱板と該折曲部との間に形成される切
欠部に電子部品を挿入すると共に、該折曲部を折
り曲げることにより該電子部品を前記放熱板に密
着固定する電子部品の取付け構造において、 前記舌片を電子部品の上端に対応する位置に且
つ水平方向に突出するよう設け、前記折曲部にそ
の先端に近づくにつれ細幅となるテーパを形成
し、単一の折曲部を折り曲げ該テーパの一部で電
子部品の上端部を固定する電子部品の放熱板への
取付け構造を提供することにより達成される。
考案の実施例 以下、図面を参照して本考案実施例を説明す
る。
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図であ
る。プリント基板1には放熱板2、及び放熱板2
に固定される発熱効果を有する電子部品3の他、
図示しない他電子部品がハンダ付け固定される。
放熱板2の上部且つ電子部品3の上端に対応する
位置にはL字型の舌片4が放熱板2とほぼ直角且
つ水平方向に設けられる。舌片4の先端には電子
部品3を固定するための折曲部4aが形成され
る。従つて、舌片4の折曲部4aおよび放熱板2
との間には電子部品3が挿入される切欠部5が形
成されることになる。切欠部5の幅は電子部品3
の圧入が可能なように設定され、詳しくは、切欠
部に圧入される電子部品3の厚さと同一に設定さ
れる。この切欠部5に第1図に示すように電子部
品3を挿入した後、第2図に示すように折曲部4
aを折曲して電子部品3の上端部を固定すること
により当該電子部品3を放熱板2に密着固定す
る。この舌片4を折曲する作業はプリント基板1
に装着すべき部品をハンダ付け固定した後に行な
つてもよいし、固定する前に行なつてもよい。尚
本実施例では舌片4は放熱板2の上部を折曲する
ことにより、すなわち放熱板2と一体に構成され
ているが、舌片4を別途放熱板2に取り付けるよ
う構成してもよい。
第3図及び第4図は放熱板2の他の変形例を示
す斜視図である。両図に示すように放熱板2の一
部を切り起こし、切欠部5を形成することにより
舌片4を形成することも本願では適用可能であ
る。
第5図は舌片の詳細を示す平面図であり、舌片
4の折曲部4aにその先端に近づくにつれ細幅と
なるテーパ6を形成している。切欠部5に圧入さ
れる電子部品の厚さをtとすると、切欠部5両端
の幅t1,t2(t1>t2)と厚さtとの関係をt2≦t<
t1に設定することによりテーパ6の一部で電子部
品3の上端部を確実に固定することができ、電子
部品3の下部の半田付け固定とあわせて上下2点
だけで確実に電子部品3を固定することができ
る。
考案の効果 以上詳細に説明したように本考案によれば電子
部品の上端に対応する位置に且つ水平方向に突出
するよう設けた単一の舌片のテーパを有する折曲
部で電子部品の上端部を固定するため、電子部品
の放熱板への取付けを狭いスペースで容易に且つ
少ない作業工数で低コストに行うことができる。
しかも電子部品の下端はそのリード端子がプリン
ト基板と半田付けで固定されるため、その上端部
を本考案の如くテーパを有する折曲部で固定すれ
ば電子部品を左右2箇所で固定する従来構造に較
べても固定強度を低下させることはない。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第2図は本考案の一実施例を示す斜
視図、第3図乃至第4図は放熱板の変形例を示す
斜視図、第5図は舌片の変形例を示す平面図であ
る。 図中、1はプリント基板、2は放熱板、3は電
子部品、4は舌片、5は切欠部である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 放熱板に該放熱板とほぼ直角に折曲部を有する
    L字型の舌片を設け、該放熱板と該折曲部との間
    に形成される切欠部に電子部品を挿入すると共
    に、該折曲部を折り曲げることにより該電子部品
    を前記放熱板に密着固定する電子部品の取付け構
    造において、 前記舌片を電子部品の上端に対応する位置に且
    つ水平方向に突出するよう設け、前記折曲部にそ
    の先端に近づくにつれ細幅となるテーパを形成
    し、単一の折曲部を折り曲げ該テーパの一部で電
    子部品の上端部を固定することを特徴とする電子
    部品の放熱板への取付け構造。
JP10690183U 1983-07-08 1983-07-08 電子部品の放熱板への取付け構造 Granted JPS6016550U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10690183U JPS6016550U (ja) 1983-07-08 1983-07-08 電子部品の放熱板への取付け構造

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JP10690183U JPS6016550U (ja) 1983-07-08 1983-07-08 電子部品の放熱板への取付け構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6016550U JPS6016550U (ja) 1985-02-04
JPS6336693Y2 true JPS6336693Y2 (ja) 1988-09-28

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ID=30249980

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JP10690183U Granted JPS6016550U (ja) 1983-07-08 1983-07-08 電子部品の放熱板への取付け構造

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JP (1) JPS6016550U (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58297Y2 (ja) * 1979-05-31 1983-01-06 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 トランジスタ放熱板
JPS58116238U (ja) * 1982-02-02 1983-08-08 株式会社ユ−シン トランジスタの放熱板装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6016550U (ja) 1985-02-04

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