JP3076702B2 - 表示素子の保持装置 - Google Patents

表示素子の保持装置

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JP3076702B2
JP3076702B2 JP05253152A JP25315293A JP3076702B2 JP 3076702 B2 JP3076702 B2 JP 3076702B2 JP 05253152 A JP05253152 A JP 05253152A JP 25315293 A JP25315293 A JP 25315293A JP 3076702 B2 JP3076702 B2 JP 3076702B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、磁気記録再生装置
(例えば、VTR)などの電子機器の動作状態を表示す
る表示素子の基板への取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の表示素子の取付ホルダー
を示す斜視図である。図において、1は動作モードを表
示する表示素子、1aは表示素子1の端子部分である脚
部、1bは例えばVTRなどの動作モードを表示する表
示面、2は表示素子1を基板等の本体側3へ取付けるた
めのホルダーであり、以下の部分から構成されている。
21,22,25,26はZ方向の押さえのリブ、2
3,24,27,28はZ方向に弾性を有しているヒン
ジ、31もZ方向に弾性を有するヒンジであり、その先
端にリブ32がある。29,30はホルダー2を本体3
に固定するためのX方向の弾性を有するヒンジである。
3aは表示素子1の脚部1aが挿入される穴、3bはホ
ルダー2のヒンジ29,30が挿入される穴である。3
3は表示素子1の側面が接する壁、34は表示素子1の
底面が接する壁である。
【0003】次に表示素子1がホルダー2にどの様に取
り付けられているか説明する。このような構造のホルダ
ー2においては、表示素子1がY軸方向からホルダー2
へ挿入される。するとヒンジ31がたわみ、表示素子1
が挿入された後にリブ32が引っかかり、ホルダー2か
ら分離しない様に押さえている。また、ヒンジ23,2
7が表示素子1の手前を、ヒンジ24,28が奥をZ方
向に押し上げ、ホルダー1上部のリブ21,22,2
5,26に表示素子1を押しあてている。これによりZ
方向の表示素子1の傾きを抑制している(寸法のバラツ
キを吸収している)。以上のように表示素子1をホルダ
ー2にセットした後、脚部1aを穴3aに挿入し、そし
てヒンジ29、30を穴3bに挿入する。ヒンジ29,
30の弾性により、ヒンジ29,30の先端部にある爪
を穴3bに引っ掛けて、ホルダー2を本体3へと設置し
ている。その後、脚部1aを半田付けし、表示素子1の
基板等の本体3への設置完了となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のホ
ルダーを用いて、表示素子1を基板等へ設置した場合、
Z方向の寸法バラツキによる表示素子の傾きは吸収でき
るが、Y方向の寸法バラツキが吸収できず、VTR等の
製品に搭載したとき、表示が傾くという問題があった。
また、ヒンジ31は、それ自身のバネ剛性によって、基
板側に設置した後もたわんでしまう可能性があり、振
動、衝撃により表示素子1がホルダー2から外れること
や、表示素子の脚部1aに不要な負荷がかかり半田クラ
ックを生じるなどの問題があった。
【0005】この発明は、上記のような問題を解消する
ためになされたもので、従来からの容易な設置形態を変
えることなく表示素子の傾きをなくし、また表示素子の
脱落等のない表示素子の保持装置を提供することを目的
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る表示素子
の保持装置は、VTRなどの動作状態を表示する表示素
子を保持する保持部材と、該保持部材が上記表示素子と
接触する部分である底面に、上記表示素子材を押圧する
弾性を有する押圧部材と、上記保持部材の壁上端に設け
られ、上記表示素子の上部に当接する突出部材と、上記
保持部材の底面に2本の溝を設けたことにより構成され
る断面形状がL字の弾性部材と、該弾性部材の端部に設
けられ、上記保持部材を支持する支持部材と、上記弾性
部材の先端部に上記表示素子を押圧するように形成され
た突起部とを備えたものである。
【0007】第2の発明の係る表示素子の保持装置は、
保持装置の底面に設けられた断面形状がL字の弾性部材
の先端部に表示素子を押圧するように設けられた球状の
突起部を備えたものである。
【0008】第3発明に係る表示素子の保持装置は、V
TRなどの動作状態を表示する表示素子を保持する保持
部材と、該保持部材が上記表示素子と接触する部分であ
る底面に、上記表示素子を押圧する弾性を有する押圧部
材と、上記保持部材の壁上端に設けられ、上記表示素子
の上部に当接する突出部材と、上記保持部材の底面に2
本の溝を設けたことにより構成される断面形状がL字の
第1の弾性部材と、該第1の弾性部材の端部に設けら
れ、上記保持部材を支持する支持部材と、表示素子の側
面が接触する保持部材の壁面に2本の溝を設けたことに
より形成される第2の弾性部材と、該第2の弾性部材に
上記表示素子を押圧するように形成された突起部とを備
えたものである。
【0009】
【作用】この発明および第2発明に係る表示素子の保持
装置は、表示素子を保持する保持部材のヒンジの先端に
Y軸方向の弾性を有するリブにより、表示素子が対面側
のたち壁に押し当てられ傾かなくなる。また、基板等へ
のあたりボスを備えることにより、ホルダーを基板等へ
設置後、表示素子を保持する弾性ヒンジ部は、このボス
がつっかえとなりたわむことがなく、表示素子へのヒン
ジ先端部の爪のかかりが安定し、はずれなくなる。
【0010】第3発明においては、保持部材が表示素子
と接触する壁面に2本の溝を設け、Y軸方向に弾性を有
するヒンジを構成したことにより、表示素子は対面側の
ヒンジに押し当てられ傾かなくなる。
【0011】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例について説明す
る。なお従来の技術と同一の部分については同一符号を
付して説明を省略する。図1は、この発明の表示素子の
取付構造を示す斜視図である。図において、6は表示素
子1を基板等の本体側3へ取付けるためのホルダー(保
持部材)、41,44は壁34に2本のU字溝を設けた
ことにより形成されるヒンジで、その先端にY軸方向の
弾性を有するリブ42,45を備えている。さらにヒン
ジ41,44の下側には基板への当たりボス43,46
が設けられている。
【0012】次に表示素子1がホルダー6にどのように
取り付けられるか説明する。このように構成されたホル
ダー6によって、表示素子1はY軸方向の弾性を有する
リブ42,45により対面側の壁33に押し当てられ
る。また、表示素子1は従来通りZ方向に押さえつけら
れるので傾かないように規制され、基板から表示面1b
迄の距離は一定となり、傾きをなくすことができる。ま
た、ボス43、46を備えたことにより下側から支えら
れるのでヒンジ41、44は一定の平面を形成し、表示
素子を安定して保持でき、リブ42,45の表示素子1
への当たりも一定となり、安定してY軸方向への表示素
子1の傾きを規制することができる。
【0013】Y軸方向の傾きの規制について説明する。
図2は、リブ42、45の形状を詳細に示す断面図であ
る。図において、リブ42は斜面42a,42cと角4
2b,42dからなる。表示素子1をホルダー6に矢印
Y方向から挿入していくと、ヒンジ41がたわみ、図3
(b)のようになる。さらに挿入していくと、図3
(c)の状態となる。そして、表示素子1の角1dが斜
面42cの上を通り、最終的に表示素子1はリブ42の
突起部42dによって面1eが押され壁33に押し付け
られて図3(d)の状態となる。これによりY方向のガ
タツキがなくなり、表示素子を基板などに対して平行に
取付けすることができる。
【0014】実施例2.図3は、この発明の他の実施例
を示す図である。図において、7は表示素子1を基板な
どの本体側3へ取付けるためのホルダー(保持部材)、
47,48はヒンジ41,44の先端部に設けられたリ
ブである。ホルダー7に設けられた51,52は、壁3
3にU字溝を設けたことによりY軸方向の弾性を有した
ヒンジ(壁の一部)である。
【0015】ホルダー7に表示素子1はどのように取り
付けられるか説明する。表示素子1をホルダー7に挿入
すると、弾性を有するヒンジ51,52に当たる。これ
により表示素子1はY軸方向においてリブ47,48へ
押し当てられる。したがって表示素子1は固定され、傾
きをなくすことができ、実施例1と同様の効果が得られ
る。
【0016】実施例3.図4は、この発明の他の実施例
であり、リブ42、45の先端部に球形状の突起部を設
けたもので、その断面図である。このように先端を球形
状にしても、表示素子1をホルダー2の壁33に押し付
けることができ、実施例1と同様の効果を得ることがで
きる。つまり、リブ42,45の先端部に、ホルダー2
の内部方向に突出した突起部などを設ければ良い。
【0017】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、表示
素子の取付構造に従来の上下方向に加え、前後方向に弾
性力を有するヒンジと、取付面へのあたりボスを追加し
たことにより、取付上のバラツキが少なり表示素子の取
付状態が安定する。また前後方向に弾性を有するヒンジ
の下側に設けたボスが基板に当たるので、ホルダーを支
えることになり、表示素子の脚部へのストレスを回避す
ることができる。これらにより、表示の傾きをなくすこ
とができ、意匠上の向上も図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る実施例1の表示素子の保持装置
を示す斜視図である。
【図2】この発明に係る実施例1のヒンジ形状と動作状
態を示す断面図である。
【図3】この発明に係る実施例2の表示素子の保持装置
を示す斜視図である。
【図4】この発明に係る実施例3のヒンジ形状を示す断
面図である。
【図5】従来の表示素子の保持装置を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 表示素子 2 ホルダー 3 基板 41 ヒンジ 42 リブ 43 ボス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09F 9/00 H05K 7/12 H05K 1/18

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器などの動作状態を表示する表示
    素子を保持する保持部材と、該保持部材が上記表示素子
    と接触する部分である底面に、上記表示素子を押圧する
    弾性を有する押圧部材と、上記保持部材の壁上端に設け
    られ、上記表示素子の上部に当接する突出部材と、上記
    保持部材の底面に2本の溝を設けたことにより構成され
    る断面形状がL字の弾性部材と、該弾性部材の端部に設
    けられ、上記保持部材を支持する支持部材と、上記弾性
    部材の先端部に上記表示素子を押圧するように形成され
    た突起部とを備えたことを特徴とする表示素子の保持装
    置。
  2. 【請求項2】 上記弾性部材の先端部に上記表示素子を
    押圧するように形成された突起部を球状にしたことを特
    徴とする請求項1記載の表示素子の保持装置。
  3. 【請求項3】 電子機器などの動作状態を表示する表示
    素子を保持する保持部材と、該保持部材が上記表示素子
    と接触する部分である底面に、上記表示素子を押圧する
    弾性を有する押圧部材と、上記保持部材の壁上端に設け
    られ、上記表示素子の上部に当接する突出部材と、上記
    保持部材の底面に2本の溝を設けたことにより構成され
    る断面形状がL字の第1の弾性部材と、該第1の弾性部
    材の端部に設けられ、上記保持部材を支持する支持部材
    と、表示素子の側面が接触する保持部材の壁面に2本の
    溝を設けたことにより形成される第2の弾性部材と、該
    第2の弾性部材に上記表示素子を押圧するよう形成され
    た突起部とを備えたことを特徴とする表示素子の保持装
    置。
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JP4820118B2 (ja) * 2005-06-21 2011-11-24 矢崎総業株式会社 Lcdホルダー
JP4804070B2 (ja) * 2005-08-19 2011-10-26 矢崎総業株式会社 Lcd組付構造

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