JP3058418U - キャプスタンモータの取付け構造 - Google Patents

キャプスタンモータの取付け構造

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JP3058418U
JP3058418U JP1998008022U JP802298U JP3058418U JP 3058418 U JP3058418 U JP 3058418U JP 1998008022 U JP1998008022 U JP 1998008022U JP 802298 U JP802298 U JP 802298U JP 3058418 U JP3058418 U JP 3058418U
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fixing
fixing housing
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司 新見
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固定用のビスを抹消できてコストダウンを図
れ、ビス締付止め作業を抹消できて工数を削減でき、ビ
ス締付作業時に発生するデッキシャーシ等の取付け板の
平面度の変化を防ぐことができ、しかもキャプスタンモ
ータの位置決め固定を確実に行うことができるキャプス
タンモータの取付け構造を提供する。 【解決手段】 キャプスタンモータの固定用ハウジング
1の3箇所に略L字型フック部4を突設し、取付け板2
に略L字型フック部4を挿入する平面視略L字型の挿入
固定用穴7を3箇所穿設し、キャプスタンモータの固定
用ハウジング1の略L字型フック部4を取付け板2の平
面視略L字型の挿入固定用穴7に挿入し、この固定用ハ
ウジング1を回転させることによって、略L字型フック
部4の水平部4bを取付け板2の上面に係止して、キャ
プスタンモータの固定用ハウジング1を取付け板2に着
脱可能に取り付けるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、磁気記録/再生装置用のキャプスタンモータをデッキシャーシ等の 取付け板に着脱可能に取り付けるようにしたキャプスタンモータの取付け構造に 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、磁気記録/再生装置用のキャプスタンモータをデッキシャーシに取り付 けるには、デッキシャーシにキャプスタンモータをビス止めによって取り付けて いた。 この従来の取付けでは、ビスを必要とするために、部品点数が多くてコスト高 になるという問題があった。 更に、ビス締付作業時にデッキシャーシの平面度が変化してしまうという問題 があった。
【0003】 また、従来の磁気記録/再生装置用キャプスタンモータ締結構造物として、特 開平10−40609号公報に記載されたものがある。 これは、図3に示すように、磁気記録/再生装置のデッキ40上にキャプスタ ン31を駆動させるキャプスタンモータ33を締結するためのキャプスタンモー タ締結構造であって、円形部42と細長孔部43を有する開口41が設けられた デッキ40と、キャプスタン31の周りに嵌挿し、開口41の円形部42に挿入 される本体36と開口41の細長孔部43に挿入される細長の弾性片37を有す るボス35とを含むものである。
【0004】 そして、図4(a)(b)(c)に示すように、キャプスタン31とボス35 の本体36とを開口41の円形部42に挿入するとともに、細長の弾性片37を 開口41の細長孔部43に挿入して、このキャプスタンモータ33を回転させて 、細長の弾性片37をデッキ40の上面に当接して、このキャプスタンモータ3 3をデッキ40に取り付けるようにしている。 ところが、デッキ40の上面に細長の弾性片37を当接しているだけなので、 キャプスタンモータ33のボス35が回転する虞があって、その位置を固定でき ないという問題があった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記従来の問題を解消し、固定用のビスを抹消できてコストダウン を図れ、ビス締付止め作業を抹消できて工数を削減でき、ビス締付作業時に発生 するデッキシャーシ等の取付け板の平面度の変化を防ぐことができ、しかもキャ プスタンモータの位置決め固定を確実に行うことができるキャプスタンモータの 取付け構造を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の考案は、磁気記録/再生装置用 のキャプスタンモータをデッキシャーシ等の取付け板に着脱可能に取り付けるよ うにしたキャプスタンモータの取付け構造において、前記キャプスタンモータの 固定用ハウジングの少なくとも2箇所に略L字型フック部を突設し、前記取付け 板に前記略L字型フック部を挿入する平面視略L字型の挿入固定用穴を少なくと も2箇所穿設し、前記キャプスタンモータの固定用ハウジングの略L字型フック 部を前記取付け板の平面視略L字型の挿入固定用穴に挿入し、この固定用ハウジ ングを回転させることによって、前記略L字型フック部の水平部を前記取付け板 の上面に係止して、キャプスタンモータの固定用ハウジングを前記取付け板に着 脱可能に取り付けるようにしたことを特徴としている。
【0007】 請求項2に記載の考案は、前記取付け板の平面視略L字型の挿入固定用穴の近 傍箇所に係止孔を穿設するとともに、前記キャプスタンモータの固定用ハウジン グの略L字型フック部の水平部の下面に前記係止孔に係入係止する係止突起を突 設したことを特徴としている。 請求項3に記載の考案は、前記略L字型フック部が3以上で均等な角度位置に あることを特徴としている。
【0008】 請求項4に記載の考案は、前記略L字型フック部が弾性であることを特徴とし ている。 請求項5に記載の考案は、前記略L字型フック部の下部が切欠であることを特 徴としている。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案に係るキャプスタンモータの取付け構造の実施の形態について、 図を参照しつつ説明する。 図1は本考案の実施の形態のキャプスタンモータの取付け構造を示す取付け前 の分解斜視図、図2は実施形態のキャプスタンモータの取付け構造におけるキャ プスタンモータの固定用ハウジングと取付け板との係入係止状態を示す要部の断 面図である。
【0010】 本実施形態のキャプスタンモータの取付け構造は、図1に示すように、磁気記 録/再生装置用のキャプスタンモータ(図示略)を固定する固定用ハウジング1 をデッキシャーシからなる取付け板2に着脱可能に取り付けるようにしている。 固定用ハウジング1は、略円筒形のハウジング本体1aの基部に鍔形状部3が 設けられており、この鍔形状部3には、その外周に向けて略L字型フック部4が 3箇所均等な角度位置に設けられている。
【0011】 これら略L字型フック部4は、鍔形状部3から上向きに垂直に延設された垂直 部4aと、この垂直部4aの上端から外向きに水平に延設された水平部4bと、 この水平部4bの下面に設けられた係止突起4cとをそれぞれ有している。 また、各略L字型フック部4の下部は、それぞれ切欠5となっている。 更に、この略L字型フック部4は、弾性をもっていることが好ましい。 一方、取付け板2には、略円筒形のハウジング本体1aを挿入する円形挿入穴 6が穿設られているとともに、略L字型フック部4を挿入する平面視略L字型の 挿入固定用穴7が円形挿入穴6の外側周りに3箇所穿設されており、この挿入固 定用穴7の近傍箇所に、略L字型フック部4の係止突起4cが係入係止される係 止孔8がそれぞれ穿設されている。
【0012】 上記のように構成された固定用ハウジング1を取付け板2に取付けるには、固 定用ハウジング1の略円筒形のハウジング本体1aを取付け板2の円形挿入穴6 に挿入するとともに、3箇所の略L字型フック部4を固定用ハウジング1の平面 視略L字型の挿入固定用穴7の外向き穴部7aに挿入し、その後、固定用ハウジ ング1を回転して3箇所の略L字型フック部4の垂直部4aを平面視略L字型の 挿入固定用穴7の円弧形穴部7bに位置させて、図2に示すように、その係止突 起4cを係止孔8にそれぞれ係入係止する。
【0013】 すると、固定用ハウジング1は取付け板2に位置決めされた状態で取付け固定 される。 また、固定用ハウジング1を取付け板2から取り外すときには、固定用ハウジ ング1の略L字型フック部4の水平部4bを持ち上げてその下面の係止突起4c を取付け板2の係止孔8から抜き出してその係入係止状態を解除して、固定用ハ ウジング1を逆方向に回転し、略L字型フック部4の水平部4bを取付け板2の 平面視略L字型の挿入固定用穴7の外向き穴部7aの位置に移動させてから、こ の固定用ハウジング1を取付け板2から抜き取って取り外すとよい。
【0014】 本実施形態のキャプスタンモータの取付け構造によれば、固定用のビスを抹消 できてコストダウンを図れ、ビス締付止め作業を抹消できて工数を削減できる。 更に、ビス締付作業時に発生するデッキシャーシからなる取付け板2の平面度の 変化を防ぐことができる。しかも固定用ハウジング1に取付け固定されるキャプ スタンモータの位置決め固定を確実に行うことができる。また、固定用ハウジン グ1を取付け板2から簡単に取り外すことができるので、この固定用ハウジング 1に取付けられたキャプスタンモータのメンテナンスを容易に行うことができる 。 尚、本実施形態では、固定用ハウジング1の3箇所に略L字型フック部4を設 けたものについて説明したが、これに限らず、2箇所あるいは4箇所以上複数箇 所設けてもよいことは勿論である。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の考案によれば、キャプスタンモータを 取付け固定する固定用ハウジングに突設した略L字型フック部を、デッキシャー シ等の取付け板に形成した平面視略L字型の挿入固定用穴7に挿入し、この固定 用ハウジングを回転させて、略L字型フック部の水平部を取付け板の上面に係止 して、キャプスタンモータを取付け固定する固定用ハウジングを取付け板に着脱 可能に取り付けるようにしたので、固定用のビスを抹消できてコストダウンを図 れ、ビス締付止め作業を抹消できて工数を削減できる。更に、ビス締付作業時に 発生するデッキシャーシ等の取付け板の平面度の変化を防ぐことができる。しか もキャプスタンモータの位置決め固定を確実に行うことができる。
【0016】 請求項2に記載の考案によれば、取付け板の平面視略L字型の挿入固定用穴の 近傍箇所に穿設した係止孔に、キャプスタンモータを取付け固定する固定用ハウ ジングの略L字型フック部の水平部下面に突設した係止突起を係入係止するよう にしたので、キャプスタンモータを取付け固定する固定用ハウジングを取付け板 に確実に固定でき、固定用ハウジングが不用意に取付け板から離脱することを阻 止できる。 請求項3に記載の考案によれば、略L字型フック部が3以上で均等な角度位置 にあるので、キャプスタンモータを取付け固定する固定用ハウジングを取付け板 に対して一方側に傾くことなく取付けることができて固定用ハウジングに取付け 固定するキャプスタンモータの水平度を保つことができる。
【0017】 請求項4に記載の考案によれば、略L字型フック部が弾性であるので、この略 L字型フック部の水平部の下面に突設された係止突起が取付け板の上面に当接し ていても、固定用ハウジングを容易に回転して、この係止突起を取付け板の係止 孔に確実に係入係止できる。しかも、この略L字型フック部を持ち上げて係止孔 から係止突起を容易に抜き取りして係入係止状態を解除することができ、固定用 ハウジングを取付け板から容易に取り外すことができて、この固定用ハウジング に取付け固定されているキャプスタンモータのメンテナンスを簡単に行うことが できる。 請求項5に記載の考案によれば、略L字型フック部が切欠であると、略L字型 フック部を固定用ハウジングの成形時に同時に一体成形して形成することができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態のキャプスタンモータの取
付け構造を示す取付け前の分解斜視図である。
【図2】実施形態のキャプスタンモータの取付け構造に
おけるキャプスタンモータの固定用ハウジングと取付け
板との係入係止状態を示す要部の断面図である。
【図3】従来例のキャプスタンモータの取付け構造の取
付け前の状態を示す分解斜視図である。
【図4】従来例のキャプスタンモータの取付け構造の取
付け手順を示し、(a)は取付け挿入時の縦断面図、
(b)は取付け挿入後の縦断面図、(c)は取付け完了
時の縦断面図である。
【符号の説明】
1 固定用ハウジング 2 取付け板 4 略L字型フック部 4a 垂直部 4b 水平部 4c 係止突起 5 切欠 7 平面視略L字型の挿入固定用穴 8 係止孔

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気記録/再生装置用のキャプスタンモ
    ータをデッキシャーシ等の取付け板に着脱可能に取り付
    けるようにしたキャプスタンモータの取付け構造におい
    て、前記キャプスタンモータの固定用ハウジングの少な
    くとも2箇所に略L字型フック部を突設し、前記取付け
    板に前記略L字型フック部を挿入する平面視略L字型の
    挿入固定用穴を少なくとも2箇所穿設し、前記キャプス
    タンモータの固定用ハウジングの略L字型フック部を前
    記取付け板の平面視略L字型の挿入固定用穴に挿入し、
    この固定用ハウジングを回転させることによって、前記
    略L字型フック部の水平部を前記取付け板の上面に係止
    して、キャプスタンモータの固定用ハウジングを前記取
    付け板に着脱可能に取り付けるようにしたことを特徴と
    するキャプスタンモータの取付け構造。
  2. 【請求項2】 前記取付け板の平面視略L字型の挿入固
    定用穴の近傍箇所に係止孔を穿設するとともに、前記キ
    ャプスタンモータの固定用ハウジングの略L字型フック
    部の水平部の下面に前記係止孔に係入係止する係止突起
    を突設したことを特徴とする請求項1に記載のキャプス
    タンモータの取付け構造。
  3. 【請求項3】 前記略L字型フック部が3以上で均等な
    角度位置にあることを特徴とする1又は2に記載のキャ
    プスタンモータの取付け構造。
  4. 【請求項4】 前記略L字型フック部が弾性であること
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のキャプ
    スタンモータの取付け構造。
  5. 【請求項5】 前記略L字型フック部の下部が切欠であ
    ることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の
    キャプスタンモータの取付け構造。
JP1998008022U 1998-10-13 1998-10-13 キャプスタンモータの取付け構造 Expired - Lifetime JP3058418U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010095101A (ja) * 2008-10-15 2010-04-30 Takata Corp ヘッドレスト作動装置及びその取付方法

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