JPH0731567Y2 - 操作パネルの取り付け構造 - Google Patents
操作パネルの取り付け構造Info
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- JPH0731567Y2 JPH0731567Y2 JP1990087566U JP8756690U JPH0731567Y2 JP H0731567 Y2 JPH0731567 Y2 JP H0731567Y2 JP 1990087566 U JP1990087566 U JP 1990087566U JP 8756690 U JP8756690 U JP 8756690U JP H0731567 Y2 JPH0731567 Y2 JP H0731567Y2
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- operation panel
- hook
- boss
- exterior plate
- plate
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、各種電子機器の上面或いは側面に取り付けら
れる操作パネルの取り付け構造に関するものである。
れる操作パネルの取り付け構造に関するものである。
従来、例えば石油ストーブ等は、これを電子的に制御す
るため、その上面或いは前面に操作パネルが取り付けら
れる。
るため、その上面或いは前面に操作パネルが取り付けら
れる。
第10図はこの種の石油ストーブ30を示す斜視図である。
同図に示すようにこの石油ストーブ30は、その外面を外
装板32で覆い、その上面に操作パネル1を取り付けると
ともに、その前面に温風吹き出し口31を設けて構成され
ている。
装板32で覆い、その上面に操作パネル1を取り付けると
ともに、その前面に温風吹き出し口31を設けて構成され
ている。
ここで外装板32は薄い金属板を板金加工することによっ
て形成されている。
て形成されている。
そして従来外装板32に操作パネル1を取り付けるには、
まず外装板32に長穴を設けその上に操作パネル1を載置
し、外装板32の下側の前記操作パネル1に対向する位置
に取付板(或いは取付金具)を配置する。そして取付板
側からネジを挿入・螺合して操作パネル1と取付板間を
固定すれば、操作パネル1の取り付けが完了する。
まず外装板32に長穴を設けその上に操作パネル1を載置
し、外装板32の下側の前記操作パネル1に対向する位置
に取付板(或いは取付金具)を配置する。そして取付板
側からネジを挿入・螺合して操作パネル1と取付板間を
固定すれば、操作パネル1の取り付けが完了する。
しかしながら上記従来の操作パネル1の取付構造によれ
ば、以下のような問題点があった。
ば、以下のような問題点があった。
(1)外装板32の下側に取付板を配置しこれと操作パネ
ル1とをネジで螺合する必要があるため、外装板32の内
部に燃焼筒や燃料タンク等の各種装置を組み込んだ後で
はこの操作パネル1を取り付けることが困難となる。従
ってこの操作パネル1は予め外装板32の板金加工が終了
した段階で取り付けておく必要がある。しかしながら操
作パネル1を取り付けた後に各種装置をこの外装板32内
に組み込むこととすると、組み込み工程の途中で操作パ
ネル1がキズ付いたり破損したりする。
ル1とをネジで螺合する必要があるため、外装板32の内
部に燃焼筒や燃料タンク等の各種装置を組み込んだ後で
はこの操作パネル1を取り付けることが困難となる。従
ってこの操作パネル1は予め外装板32の板金加工が終了
した段階で取り付けておく必要がある。しかしながら操
作パネル1を取り付けた後に各種装置をこの外装板32内
に組み込むこととすると、組み込み工程の途中で操作パ
ネル1がキズ付いたり破損したりする。
(2)外装板32と取付板間をネジで螺合する作業は繁雑
で、部品点数も増え、コストダウンが図れない。
で、部品点数も増え、コストダウンが図れない。
(3)該操作パネル1が故障したような場合、この操作
パネル1が外装板32の裏面側からネジ止めされている
と、その取り外しが困難で、作業性が悪い。
パネル1が外装板32の裏面側からネジ止めされている
と、その取り外しが困難で、作業性が悪い。
一方上記欠点を解消するために、操作パネル1の下面に
フックを設け、該フックを外装板32に係合することによ
って、該操作パネル1を外装板32の上側からのみ取り付
けるように構成することもできる。
フックを設け、該フックを外装板32に係合することによ
って、該操作パネル1を外装板32の上側からのみ取り付
けるように構成することもできる。
しかしながらこの方式によっては、取り付けられた操作
パネル1に、上下左右のガタが生じ易く、また小さな力
を加えただけで外装板32からはずれてしまうという問題
点があった。
パネル1に、上下左右のガタが生じ易く、また小さな力
を加えただけで外装板32からはずれてしまうという問題
点があった。
本考案は上述の点に鑑みてなされたものであり、操作パ
ネルが外装板の上面側のみから確実且つ簡単にガタなく
作業性よく取り付けられる操作パネルの取り付け構造を
提供することにある。
ネルが外装板の上面側のみから確実且つ簡単にガタなく
作業性よく取り付けられる操作パネルの取り付け構造を
提供することにある。
上記問題点を解決するため本考案は、各種電子機器の外
装板と、該外装板に取り付けられる操作パネルとを具備
し、該操作パネルの前記電子機器に取り付ける側の面に
は、該面から電子機器の外装板側に向かって突出するL
字状のフックを複数個設け、一方前記電子機器の外装板
には前記操作パネルのフックを挿入するフック穴を設
け、前記操作パネルのフックを外装板のフック穴に挿入
するとともに該操作パネルをフックの先端方向に向かっ
て外装板上をスライドさせることでフックと操作パネル
裏面間に外装板を挟み込む構造の操作パネルの取り付け
構造において、前記操作パネルの前記電子機器の外装板
に取り付けられる側の面上には、該外装板側に向かって
所定高さ突出して前記操作パネルをスライドする際にそ
の先端が外装板の面に摺接する構造の小突起状のボスを
設け、且つ前記電子機器の外装板には、前記操作パネル
をスライドして取り付けた状態で前記ボスが係合する位
置にボス穴を設け、さらに前記ボスの突出面の形状は、
操作パネルをスライドしていく側が緩やかな傾斜湾曲面
であり、その反対側が急な傾斜湾曲面となるように形成
して構成した。
装板と、該外装板に取り付けられる操作パネルとを具備
し、該操作パネルの前記電子機器に取り付ける側の面に
は、該面から電子機器の外装板側に向かって突出するL
字状のフックを複数個設け、一方前記電子機器の外装板
には前記操作パネルのフックを挿入するフック穴を設
け、前記操作パネルのフックを外装板のフック穴に挿入
するとともに該操作パネルをフックの先端方向に向かっ
て外装板上をスライドさせることでフックと操作パネル
裏面間に外装板を挟み込む構造の操作パネルの取り付け
構造において、前記操作パネルの前記電子機器の外装板
に取り付けられる側の面上には、該外装板側に向かって
所定高さ突出して前記操作パネルをスライドする際にそ
の先端が外装板の面に摺接する構造の小突起状のボスを
設け、且つ前記電子機器の外装板には、前記操作パネル
をスライドして取り付けた状態で前記ボスが係合する位
置にボス穴を設け、さらに前記ボスの突出面の形状は、
操作パネルをスライドしていく側が緩やかな傾斜湾曲面
であり、その反対側が急な傾斜湾曲面となるように形成
して構成した。
操作パネルの所定位置にボスを設け、このボスを操作パ
ネルをスライドさせた後に外装板に設けたボス穴に係合
せしめるように構成したので、スライド方向の操作パネ
ルのガタがなくなる。
ネルをスライドさせた後に外装板に設けたボス穴に係合
せしめるように構成したので、スライド方向の操作パネ
ルのガタがなくなる。
特に本考案に係るボスの突出面は、操作パネルをスライ
ドしていく側が緩やかな傾斜湾曲面となり、その反対側
が急な傾斜湾曲面となるように形成されている。従っ
て、操作パネルを外装板に取り付ける際はこのボスは外
装板上に押圧されながらスライドされるがその抵抗が小
さく、組立てが容易となる。逆に操作パネルを外装板に
取り付けた後にこの操作パネルをスライド方向とは逆方
向にひっぱって外そうとする場合は、その抵抗が大きく
従って外れにくくなる。
ドしていく側が緩やかな傾斜湾曲面となり、その反対側
が急な傾斜湾曲面となるように形成されている。従っ
て、操作パネルを外装板に取り付ける際はこのボスは外
装板上に押圧されながらスライドされるがその抵抗が小
さく、組立てが容易となる。逆に操作パネルを外装板に
取り付けた後にこの操作パネルをスライド方向とは逆方
向にひっぱって外そうとする場合は、その抵抗が大きく
従って外れにくくなる。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第1図は本考案に用いる操作パネル1を示す図であり、
同図(a)は正面図、同図(b)は平面図、同図(c)
は裏面図、同図(d)は右側面図、同図(e)は裏面図
である。
同図(a)は正面図、同図(b)は平面図、同図(c)
は裏面図、同図(d)は右側面図、同図(e)は裏面図
である。
同図に示すようにこの操作パネル1は、横長の略直方体
形状に構成され、その裏面側にはその内部に各種電子部
品を収納する収納部3が設けられ、該収納部3の下面に
はプリント基板3aが取り付けられている。
形状に構成され、その裏面側にはその内部に各種電子部
品を収納する収納部3が設けられ、該収納部3の下面に
はプリント基板3aが取り付けられている。
そしてこの操作パネル1の上面には、前記各種電子部品
を操作する操作面2が設けられている。
を操作する操作面2が設けられている。
なお操作面2には実際には第2図に示すように、各種機
能を操作したり表示したりするためのデザインが施され
ている。
能を操作したり表示したりするためのデザインが施され
ている。
一方第1図に示すように、操作パネル1の裏面の長手方
向の両側辺には、それぞれ3個ずつのフック5,6が設け
られている。
向の両側辺には、それぞれ3個ずつのフック5,6が設け
られている。
ここで第3図は操作パネル1手前側のフック5を示す図
であり、同図(a)は正面図(第1図(a)の面から見
た図)、同図(b)は左側面図、同図(c)は右側面
図、同図(d)は底面図(第1図(e)の面からみた
図)である。
であり、同図(a)は正面図(第1図(a)の面から見
た図)、同図(b)は左側面図、同図(c)は右側面
図、同図(d)は底面図(第1図(e)の面からみた
図)である。
同図に示すようにこのフック5は、操作パネル1の裏面
a(外装板32に取り付けられる面)から、L字状に突出
して構成されている。
a(外装板32に取り付けられる面)から、L字状に突出
して構成されている。
ここでこのフック5の両側面51,52間は、操作パネル1
の裏面aから下方向に離れるに従ってその厚みが徐々に
薄くなるようにテーパー状となっている。
の裏面aから下方向に離れるに従ってその厚みが徐々に
薄くなるようにテーパー状となっている。
またこのフック5のL字状に折れ曲がった先端53の部分
の上辺には、該上辺と操作パネル1の裏面aとの間の隙
間が、フックの先端側から根本側に向かって狭くなるよ
うに、傾斜部54,55が設けられている。
の上辺には、該上辺と操作パネル1の裏面aとの間の隙
間が、フックの先端側から根本側に向かって狭くなるよ
うに、傾斜部54,55が設けられている。
一方第4図は操作パネル1の後ろ側のフック6を示す図
であり、同図(a)は正面図(第1図(c)の面から見
た図)、同図(b)は左側面図である。
であり、同図(a)は正面図(第1図(c)の面から見
た図)、同図(b)は左側面図である。
同図に示すようにこのフック6においても、操作パネル
1の裏面aから、L字状に突出して構成されている。な
おL字状に突出するフック6の先端の向きは、フック5
と同一方向である。そしてこのフック6の両側面61,62
間も、操作パネル1の裏面aから下方向に離れるに従っ
てその厚みが徐々に薄くなるようにテーパー状に構成さ
れており、またこのフック5のL字状に折れ曲がった先
端63の部分の上辺には、該上辺と操作パネル1の裏面a
との間の隙間が、フックの先端側から根本側に向かって
狭くなるように、傾斜部64,65が設けられている。
1の裏面aから、L字状に突出して構成されている。な
おL字状に突出するフック6の先端の向きは、フック5
と同一方向である。そしてこのフック6の両側面61,62
間も、操作パネル1の裏面aから下方向に離れるに従っ
てその厚みが徐々に薄くなるようにテーパー状に構成さ
れており、またこのフック5のL字状に折れ曲がった先
端63の部分の上辺には、該上辺と操作パネル1の裏面a
との間の隙間が、フックの先端側から根本側に向かって
狭くなるように、傾斜部64,65が設けられている。
次に第1図(c),(e)に示すように、操作パネル1
の裏面のフック6側の側面には、該操作パネル1の裏面
から若干下方向に突出する2つのボス7,7が設けられて
いる。
の裏面のフック6側の側面には、該操作パネル1の裏面
から若干下方向に突出する2つのボス7,7が設けられて
いる。
ここで第5図はボス7を示す図であり、同図(a)は第
1図(c)に示すボス7の拡大図、同図(b)は該ボス
7の側面図(第1図(c)のA−A断面図)である。
1図(c)に示すボス7の拡大図、同図(b)は該ボス
7の側面図(第1図(c)のA−A断面図)である。
同図に示すようにこのボス7は、操作パネル1の裏面a
から若干下方向に突出して構成されている。
から若干下方向に突出して構成されている。
そしてこのボス7の突出した面の形状は湾曲面となって
いる。ここで同図(c)は同図(a)に示すボス7を下
方向からみたときの高低差を等高線で表わした拡大図で
ある。
いる。ここで同図(c)は同図(a)に示すボス7を下
方向からみたときの高低差を等高線で表わした拡大図で
ある。
同図に示すようにボス7は、操作パネル1のスライドし
ていく側(同図の右側)が緩やかな傾斜湾曲面dとな
り、反対側が急な傾斜湾曲面eとなるように構成されて
いる。
ていく側(同図の右側)が緩やかな傾斜湾曲面dとな
り、反対側が急な傾斜湾曲面eとなるように構成されて
いる。
なお以上のフック5,6、ボス7等の部分は合成樹脂で成
形されている。なおこの実施例においては合成樹脂とし
てアクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS樹脂)が
用いられている。
形されている。なおこの実施例においては合成樹脂とし
てアクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS樹脂)が
用いられている。
次に第6図は外装板32の操作パネル1を取り付ける部分
を示す図であり、同図(a)は平面図、同図(b)は同
図(a)のD−D断面図である。
を示す図であり、同図(a)は平面図、同図(b)は同
図(a)のD−D断面図である。
同図に示すようにこの外装板32には、長方形状の長穴35
が設けられ、その長手方向の両側には、それぞれ3つず
つのフック穴36,37が設けられ、さらにフック穴37を設
けた側の外装板32上には、2つのボス穴38,38が設けら
れている。
が設けられ、その長手方向の両側には、それぞれ3つず
つのフック穴36,37が設けられ、さらにフック穴37を設
けた側の外装板32上には、2つのボス穴38,38が設けら
れている。
ここで長穴35は第1図に示す操作パネル1の収納部3を
挿入できる大きさに、またフック穴36,37は前記操作パ
ネル1のフック5,6をそれぞれ挿入できる大きさに、ま
たボス穴38,38は前記操作パネル1のボス7,7を挿入でき
る大きさに、それぞれ形成されている。
挿入できる大きさに、またフック穴36,37は前記操作パ
ネル1のフック5,6をそれぞれ挿入できる大きさに、ま
たボス穴38,38は前記操作パネル1のボス7,7を挿入でき
る大きさに、それぞれ形成されている。
そしてこの外装板32に前記操作パネル1を取り付けるに
は、まず第1図に示す操作パネル1の収納部3を外装板
32の長穴35に挿入することによって、該操作パネル1を
外装板32上に載置する。このとき同時に操作パネル1の
フック5,6は外装板32のフック穴36,37に挿入される。な
おこのとき操作パネル1のボス7,7と外装板32のボス穴3
8,38は係合していない。
は、まず第1図に示す操作パネル1の収納部3を外装板
32の長穴35に挿入することによって、該操作パネル1を
外装板32上に載置する。このとき同時に操作パネル1の
フック5,6は外装板32のフック穴36,37に挿入される。な
おこのとき操作パネル1のボス7,7と外装板32のボス穴3
8,38は係合していない。
第7図(a)に示すようにフック5をフック穴36に挿入
した後、該フック5を同図(b)に示すようにスライド
方向にスライドさせると、フック5と操作パネル1の裏
面aの間の隙間Sに外装板32は入り込む。このとき、フ
ック5には傾斜部54,55が設けられており、隙間Sの幅
は奥に行く程狭くなっている。そして外装板32が傾斜部
55を乗り越えて隙間Sの最も奥の部分に挿入される際
は、該隙間Sの幅は狭いので、外装板32はフック5を下
方向に若干押圧することとなる。このため該外装板32は
その上下面がそれぞれフック5と操作パネル1の裏面a
に密着し、これによって外装板32は確実にフック5と操
作パネル1の裏面aの間にくわえ込まれることとなる。
した後、該フック5を同図(b)に示すようにスライド
方向にスライドさせると、フック5と操作パネル1の裏
面aの間の隙間Sに外装板32は入り込む。このとき、フ
ック5には傾斜部54,55が設けられており、隙間Sの幅
は奥に行く程狭くなっている。そして外装板32が傾斜部
55を乗り越えて隙間Sの最も奥の部分に挿入される際
は、該隙間Sの幅は狭いので、外装板32はフック5を下
方向に若干押圧することとなる。このため該外装板32は
その上下面がそれぞれフック5と操作パネル1の裏面a
に密着し、これによって外装板32は確実にフック5と操
作パネル1の裏面aの間にくわえ込まれることとなる。
従ってこの操作パネル1は上下方向にガタなく固定され
る。
る。
次に第8図はボス7とボス穴38の係合状態を示す図であ
る。
る。
まず操作パネル1を外装板32上に載置した段階では、同
図(a)に示すように、ボス7とボス穴38は係合してお
らず、ボス7は外装板32の表面を若干押圧する状態とな
る。
図(a)に示すように、ボス7とボス穴38は係合してお
らず、ボス7は外装板32の表面を若干押圧する状態とな
る。
そして操作パネル1がスライドされて、前記フック5が
第7図(b)に示す位置までくると、該ボス7は第8図
(b)に示すように、ボス穴38に係合される。
第7図(b)に示す位置までくると、該ボス7は第8図
(b)に示すように、ボス穴38に係合される。
これによってこの操作パネル1はスライド方向にガタな
く固定されることとなる。
く固定されることとなる。
なおこのボス7は第5図に示すように、操作パネル1の
スライドしていく側の湾曲面が緩やかな傾斜湾曲面dと
なっているので、このボス7が外装板32上に押圧されな
がらスライドされる際の抵抗が小さく、その組み立てが
容易となる。
スライドしていく側の湾曲面が緩やかな傾斜湾曲面dと
なっているので、このボス7が外装板32上に押圧されな
がらスライドされる際の抵抗が小さく、その組み立てが
容易となる。
また逆にこの操作パネル1にスライド方向とは逆方向の
力が加わった場合は、逆方向に移動していく側のボス7
の傾斜湾曲面eは急なので、抵抗が大きく、従ってはず
れにくくなる。
力が加わった場合は、逆方向に移動していく側のボス7
の傾斜湾曲面eは急なので、抵抗が大きく、従ってはず
れにくくなる。
次に第9図は操作パネル1が外装板32上に取り付けられ
固定された状態を示す側断面図である。
固定された状態を示す側断面図である。
同図に示すようにこの操作パネル1のフック5,6はいず
れも下側に向かって先細り状に形成されているので、操
作パネル1を外装板32に密着するように挿入した場合、
フック5の側面51とフック6の側面61はそれぞれフック
穴36とフック穴37の外側側面に当接し、これを外方向に
押圧する。
れも下側に向かって先細り状に形成されているので、操
作パネル1を外装板32に密着するように挿入した場合、
フック5の側面51とフック6の側面61はそれぞれフック
穴36とフック穴37の外側側面に当接し、これを外方向に
押圧する。
このため操作パネル1は幅方向にもガタなく固定される
こととなる。
こととなる。
以上本考案にかかる1実施例を詳細に説明したが、本考
案においてはボス及びボス穴の形状・構造は種々の変更
が可能である。
案においてはボス及びボス穴の形状・構造は種々の変更
が可能である。
以上詳細に説明したように、本考案に係る操作パネルの
取り付け構造によれば、以下のような優れた効果を有す
る。
取り付け構造によれば、以下のような優れた効果を有す
る。
操作パネルの面上に電子機器の外装板側に向かって
所定高さ突出するボスを設け、このボスを操作パネルを
スライドさせた後に外装板に設けたボス穴に係合せしめ
るように構成したので、その固定構造が極めて簡単であ
るにもかかわらず、スライド方向における操作パネルの
固定がガタなく容易且つ確実に行える。
所定高さ突出するボスを設け、このボスを操作パネルを
スライドさせた後に外装板に設けたボス穴に係合せしめ
るように構成したので、その固定構造が極めて簡単であ
るにもかかわらず、スライド方向における操作パネルの
固定がガタなく容易且つ確実に行える。
また前記ボスの突出面は、操作パネルをスライドし
ていく側が緩やかな傾斜湾曲面となり、その反対側が急
な傾斜湾曲面となるように形成されている。従って、操
作パネルを外装板に取り付ける際はこのボスは外装板上
に押圧されながらスライドされるがその抵抗が小さく、
組立てが容易となる。逆に操作パネルを外装板に取り付
けた後にこの操作パネルをスライド方向とは逆方向にひ
っぱって外そうとする場合は、その抵抗が大きく従って
外れにくくなる。
ていく側が緩やかな傾斜湾曲面となり、その反対側が急
な傾斜湾曲面となるように形成されている。従って、操
作パネルを外装板に取り付ける際はこのボスは外装板上
に押圧されながらスライドされるがその抵抗が小さく、
組立てが容易となる。逆に操作パネルを外装板に取り付
けた後にこの操作パネルをスライド方向とは逆方向にひ
っぱって外そうとする場合は、その抵抗が大きく従って
外れにくくなる。
第1図は本考案に用いる操作パネル1を示す図、第2図
は操作パネル1の操作面2に施されているデザインを示
す図、第3図はフック5を示す図、第4図はフック6を
示す図、第5図はボス7を示す図、第6図は外装板32の
操作パネル1を取り付ける部分を示す図、第7図はフッ
ク5をフック穴36に取り付ける状態を示す図、第8図は
ボス7をボス穴38に係合せしめる状態を示す図、第9図
は操作パネル1が外装板32上に取り付けられ固定された
状態を示す側断面図、第10図は石油ストーブ30を示す斜
視図、第11図は他の構造のボス7′を示す図、第12図は
ボス7′に係合するボス穴38′を示す図、第13図はボス
7′をボス穴38′に係合せしめる状態を示す図、第14図
はさらに他の形状のボス7″を示す斜視図、第15図はボ
ス7″を係合するボス穴38″を示す平面図、第16図はさ
らに他の構造のボス7Aを示す斜視図、第17図はボス7Aに
係合するボス穴38Aを示す斜視図である。 図中、1……操作パネル、30……石油ストーブ、32……
外装板、36……フック穴、37……フック穴、38……ボス
穴、5.6……フック、54,55……傾斜部、64,65……傾斜
部、7……ボス、である。
は操作パネル1の操作面2に施されているデザインを示
す図、第3図はフック5を示す図、第4図はフック6を
示す図、第5図はボス7を示す図、第6図は外装板32の
操作パネル1を取り付ける部分を示す図、第7図はフッ
ク5をフック穴36に取り付ける状態を示す図、第8図は
ボス7をボス穴38に係合せしめる状態を示す図、第9図
は操作パネル1が外装板32上に取り付けられ固定された
状態を示す側断面図、第10図は石油ストーブ30を示す斜
視図、第11図は他の構造のボス7′を示す図、第12図は
ボス7′に係合するボス穴38′を示す図、第13図はボス
7′をボス穴38′に係合せしめる状態を示す図、第14図
はさらに他の形状のボス7″を示す斜視図、第15図はボ
ス7″を係合するボス穴38″を示す平面図、第16図はさ
らに他の構造のボス7Aを示す斜視図、第17図はボス7Aに
係合するボス穴38Aを示す斜視図である。 図中、1……操作パネル、30……石油ストーブ、32……
外装板、36……フック穴、37……フック穴、38……ボス
穴、5.6……フック、54,55……傾斜部、64,65……傾斜
部、7……ボス、である。
Claims (1)
- 【請求項1】各種電子機器の外装板と、該外装板に取り
付けられる操作パネルとを具備し、該操作パネルの前記
電子機器に取り付ける側の面には、該面から電子機器の
外装板側に向かって突出するL字状のフックを複数個設
け、一方前記電子機器の外装板には前記操作パネルのフ
ックを挿入するフック穴を設け、 前記操作パネルのフックを外装板のフック穴に挿入する
とともに該操作パネルをフックの先端方向に向かって外
装板上をスライドさせることでフックと操作パネル裏面
間に外装板を挟み込む構造の操作パネルの取り付け構造
において、 前記操作パネルの前記電子機器の外装板に取り付けられ
る側の面上には、該外装板側に向かって所定高さ突出し
て前記操作パネルをスライドする際にその先端が外装板
の面に摺接する構造の小突起状のボスを設け、 且つ前記電子機器の外装板には、前記操作パネルをスラ
イドして取り付けた状態で前記ボスが係合する位置にボ
ス穴を設け、 さらに前記ボスの突出面の形状は、操作パネルをスライ
ドしていく側が緩やかな傾斜湾曲面であり、その反対側
が急な傾斜湾曲面となるように形成されていることを特
徴とする操作パネルの取り付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990087566U JPH0731567Y2 (ja) | 1990-08-22 | 1990-08-22 | 操作パネルの取り付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990087566U JPH0731567Y2 (ja) | 1990-08-22 | 1990-08-22 | 操作パネルの取り付け構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0446575U JPH0446575U (ja) | 1992-04-21 |
JPH0731567Y2 true JPH0731567Y2 (ja) | 1995-07-19 |
Family
ID=31820015
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990087566U Expired - Fee Related JPH0731567Y2 (ja) | 1990-08-22 | 1990-08-22 | 操作パネルの取り付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0731567Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010212009A (ja) * | 2009-03-09 | 2010-09-24 | Sanyo Electric Co Ltd | 調理器の操作スイッチ |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62128675U (ja) * | 1986-02-05 | 1987-08-14 | ||
JPH0325433Y2 (ja) * | 1986-03-12 | 1991-06-03 |
-
1990
- 1990-08-22 JP JP1990087566U patent/JPH0731567Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0446575U (ja) | 1992-04-21 |
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