JPH0673397B2 - 取付壁の開口内に取付けられる装置 - Google Patents
取付壁の開口内に取付けられる装置Info
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- JPH0673397B2 JPH0673397B2 JP59238690A JP23869084A JPH0673397B2 JP H0673397 B2 JPH0673397 B2 JP H0673397B2 JP 59238690 A JP59238690 A JP 59238690A JP 23869084 A JP23869084 A JP 23869084A JP H0673397 B2 JPH0673397 B2 JP H0673397B2
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K35/00—Instruments specially adapted for vehicles; Arrangement of instruments in or on vehicles
- B60K35/50—Instruments characterised by their means of attachment to or integration in the vehicle
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R11/00—Arrangements for holding or mounting articles, not otherwise provided for
- B60R11/02—Arrangements for holding or mounting articles, not otherwise provided for for radio sets, television sets, telephones, or the like; Arrangement of controls thereof
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- B60R11/02—Arrangements for holding or mounting articles, not otherwise provided for for radio sets, television sets, telephones, or the like; Arrangement of controls thereof
- B60R11/0205—Arrangements for holding or mounting articles, not otherwise provided for for radio sets, television sets, telephones, or the like; Arrangement of controls thereof for radio sets
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- B60R2011/0003—Arrangements for holding or mounting articles, not otherwise provided for characterised by position inside the vehicle
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、取付壁の開口内に取付けられかつ取付ばねに
よって前記開口内に定着される装置であって、前記取付
ばねは該装置の壁に取付けられ、かつ該装置を前記開口
に挿入する方向に対して横の方向に弾力性をもち、前記
取付ばねと該装置は夫々肩部とフランジを形成されてお
り、これらの間に取付壁の一部が該装置の取付状態にお
いてクランプされるようになっている如き取付壁の開口
内に取付けられる装置に関するものである。
よって前記開口内に定着される装置であって、前記取付
ばねは該装置の壁に取付けられ、かつ該装置を前記開口
に挿入する方向に対して横の方向に弾力性をもち、前記
取付ばねと該装置は夫々肩部とフランジを形成されてお
り、これらの間に取付壁の一部が該装置の取付状態にお
いてクランプされるようになっている如き取付壁の開口
内に取付けられる装置に関するものである。
上記種類の既知の装置(ドイツ国特許出願第2,360,600
号参照)はねじ連結によつて装置に定着される前パネル
と一体に形成された取付ばねを使用する。この取付ばね
は連続的に引張られて肩部を取付板によつて取付壁の一
部に押当てるようになす。このためにこの取付板はくさ
びとして作用する肩部用の衝合面をもつ。かかる装置の
欠点は、取付壁の厚さが実際上大きく変化しても同じ装
置はいつもの定着力即ちクランプ力で取付けられるとい
う点にある。更に、この場合には別個の取付板が必要で
ある。
号参照)はねじ連結によつて装置に定着される前パネル
と一体に形成された取付ばねを使用する。この取付ばね
は連続的に引張られて肩部を取付板によつて取付壁の一
部に押当てるようになす。このためにこの取付板はくさ
びとして作用する肩部用の衝合面をもつ。かかる装置の
欠点は、取付壁の厚さが実際上大きく変化しても同じ装
置はいつもの定着力即ちクランプ力で取付けられるとい
う点にある。更に、この場合には別個の取付板が必要で
ある。
本発明はこれらの欠点を排除する装置を提供することに
ある。
ある。
本発明装置は、取付ばねは該装置の側壁上を摺動自在に
案内されると共に、該装置を取付壁に取付けるとき、該
装置のフランジと、取付ばねの肩部とボルト上の肩部の
間の取付壁の一部とをクランプするために取付ばね内に
ねじ込むことができるボルトをもつ点に特徴を有する。
案内されると共に、該装置を取付壁に取付けるとき、該
装置のフランジと、取付ばねの肩部とボルト上の肩部の
間の取付壁の一部とをクランプするために取付ばね内に
ねじ込むことができるボルトをもつ点に特徴を有する。
該装置を取付壁の開口内に挿入する方向と平行な方向に
取付ばねが該装置によつて動き得ることによつて前記定
着力即ちクランプ力は取付壁の厚さとは無関係になされ
る。前記ボルトの引張力は異なった厚さの取付壁をもつ
同じ装置に対して同じにすることができる。
取付ばねが該装置によつて動き得ることによつて前記定
着力即ちクランプ力は取付壁の厚さとは無関係になされ
る。前記ボルトの引張力は異なった厚さの取付壁をもつ
同じ装置に対して同じにすることができる。
簡単に量産できる取付ばねをもつた本発明の特別の実施
例は、取付ばねを長方形の板ばねとし、前記板ばねは金
属シートから作られ、かつ中央の第一の縦ストリツプを
含み、前記第一縦ストリツプは前記開口内への該装置の
挿入方向と平行に案内され、実質的に該装置の側壁の平
面と平行な平面内に延在し、かつ前記挿入方向と反対の
方向に向いた自由端と、前記第一ストリツプを含む平面
に対して傾いた平面内にある第二と第三の縦ストリツプ
をもち、前記第二と第三の縦ストリツプは前記第一縦ス
トリツプに対して対称的に配置されかつ前記肩部を形成
されている第一の横ストリツプによつて相互連結されて
おり、前記肩部は前記挿入方向と直角をなして延在して
いる点に特徴を有する。
例は、取付ばねを長方形の板ばねとし、前記板ばねは金
属シートから作られ、かつ中央の第一の縦ストリツプを
含み、前記第一縦ストリツプは前記開口内への該装置の
挿入方向と平行に案内され、実質的に該装置の側壁の平
面と平行な平面内に延在し、かつ前記挿入方向と反対の
方向に向いた自由端と、前記第一ストリツプを含む平面
に対して傾いた平面内にある第二と第三の縦ストリツプ
をもち、前記第二と第三の縦ストリツプは前記第一縦ス
トリツプに対して対称的に配置されかつ前記肩部を形成
されている第一の横ストリツプによつて相互連結されて
おり、前記肩部は前記挿入方向と直角をなして延在して
いる点に特徴を有する。
該装置の挿入方向と平行な方向に該装置に対して取付ば
ねを動かすための簡単な摺動案内をもつた本発明の他の
実施例は、該装置の前記側壁が取付ばねの第一縦ストリ
ツプ中のスロツト内に摺動自在に嵌入する案内リブを具
え、前記スロットは前記挿入方向と平行に延在し、前記
取付ばねは第二の横ストリツプを含み、前記第二横スト
リツプは前記第二と第三の縦ストリツプを相互連結し、
かつ該装置の前記壁中の窓内を案内される突出部をもつ
点に特徴を有する。
ねを動かすための簡単な摺動案内をもつた本発明の他の
実施例は、該装置の前記側壁が取付ばねの第一縦ストリ
ツプ中のスロツト内に摺動自在に嵌入する案内リブを具
え、前記スロットは前記挿入方向と平行に延在し、前記
取付ばねは第二の横ストリツプを含み、前記第二横スト
リツプは前記第二と第三の縦ストリツプを相互連結し、
かつ該装置の前記壁中の窓内を案内される突出部をもつ
点に特徴を有する。
取付壁からの該装置の取外しを容易にする本発明の更に
他の実施例は、取付ばねが作動舌片を具え、前記作動舌
片は前記ばねの肩部と直角をなして配置され、かつ該装
置を取付壁中の開口内に取付けるとき、取付壁のクラン
プされた部分を越えて延在し、かつ前記開口から該装置
を取外す操作のために接近可能である点に特徴を有す
る。
他の実施例は、取付ばねが作動舌片を具え、前記作動舌
片は前記ばねの肩部と直角をなして配置され、かつ該装
置を取付壁中の開口内に取付けるとき、取付壁のクラン
プされた部分を越えて延在し、かつ前記開口から該装置
を取外す操作のために接近可能である点に特徴を有す
る。
以下、本発明を図示の実施例につき詳述する。
第1図に示す長方形の箱形の装置1は取付壁5の開口37
に装置1を定着するための硬化鋼からなる少なくとも2
つの、ブレード形の取付ばね3を具える(第3,4,5図参
照)。2つの取付ばね3の各々(一方の取付ばねのみが
示されている)は装置1の1つの側壁で摺動自在に案内
される。第1図に示す取付ばね3は側壁7で案内され
る。2つの取付ばねは装置1を通る中心平面に対して対
称的に配置する。各取付ばね3は約0.5mmの厚さの金属
シートで作られ、実質的に長方形の形状をもつ(第2図
参照)。取付ばね3の第一の縦ストリツプ9は実質的に
側壁7の平面と平行な平面内に延在し、かつ該装置が取
付壁の開口37に挿入される方向と平行なスロツト11を具
える。側壁7に形成した案内リブ13はスロツト11に摺動
自在に嵌入する。縦ストリツプ9は第二の上部縦ストリ
ツプ15と第三の下部縦ストリツプ17の間で取付ばね3の
中央に配置する。これらの縦ストリツプ15,17はお互に
平行であり、かつ中央の第一縦ストリツプ9に対して対
称的に配置する。縦ストリツプ15,17を含む平面は第一
縦ストリツプ9を含む平面及び側壁7を通る平面と或る
鋭角をなす。該装置の前側に近い方の取付ばね3の端に
おいて、縦ストリツプ15,17は第一横ストリツプ19によ
つて相互連結される。第二の横ストリツプ21は取付ばね
3の後端で縦ストリツプ15と17を相互連結する。第二横
ストリツプ21は側壁7の窓25を通つて延在する直角曲げ
された突出部23をもつ。この突出部23は側壁7の内側に
沿つて摺動自在に案内される2つの舌片27を具える(第
2図参照)。前記舌片27は第2図に破線で示す。第一横
ストリツプ19は曲げ線29に沿つて或る鈍角に曲げて、取
付ばね3に肩部31を形成する。更に肩部31から直角に曲
げて、作動舌片33を形成する。肩部31と作動舌片33の両
者は取付ばね3の幅より小さい幅をもつ。
に装置1を定着するための硬化鋼からなる少なくとも2
つの、ブレード形の取付ばね3を具える(第3,4,5図参
照)。2つの取付ばね3の各々(一方の取付ばねのみが
示されている)は装置1の1つの側壁で摺動自在に案内
される。第1図に示す取付ばね3は側壁7で案内され
る。2つの取付ばねは装置1を通る中心平面に対して対
称的に配置する。各取付ばね3は約0.5mmの厚さの金属
シートで作られ、実質的に長方形の形状をもつ(第2図
参照)。取付ばね3の第一の縦ストリツプ9は実質的に
側壁7の平面と平行な平面内に延在し、かつ該装置が取
付壁の開口37に挿入される方向と平行なスロツト11を具
える。側壁7に形成した案内リブ13はスロツト11に摺動
自在に嵌入する。縦ストリツプ9は第二の上部縦ストリ
ツプ15と第三の下部縦ストリツプ17の間で取付ばね3の
中央に配置する。これらの縦ストリツプ15,17はお互に
平行であり、かつ中央の第一縦ストリツプ9に対して対
称的に配置する。縦ストリツプ15,17を含む平面は第一
縦ストリツプ9を含む平面及び側壁7を通る平面と或る
鋭角をなす。該装置の前側に近い方の取付ばね3の端に
おいて、縦ストリツプ15,17は第一横ストリツプ19によ
つて相互連結される。第二の横ストリツプ21は取付ばね
3の後端で縦ストリツプ15と17を相互連結する。第二横
ストリツプ21は側壁7の窓25を通つて延在する直角曲げ
された突出部23をもつ。この突出部23は側壁7の内側に
沿つて摺動自在に案内される2つの舌片27を具える(第
2図参照)。前記舌片27は第2図に破線で示す。第一横
ストリツプ19は曲げ線29に沿つて或る鈍角に曲げて、取
付ばね3に肩部31を形成する。更に肩部31から直角に曲
げて、作動舌片33を形成する。肩部31と作動舌片33の両
者は取付ばね3の幅より小さい幅をもつ。
該装置の側壁7はフランジ35を形成され、このフランジ
は側壁7を含む平面に直角をなして延在する。該装置1
の取付状態において(第2図参照)、取付壁5と平行な
平面内で延在するフランジ35は取付壁5中の取付開口37
の縁に掛合し、取付壁5の前面の一部に位置せしめられ
る。側壁7は下側と上端に夫々支持舌片39と41を具え
(第2図参照),これらの支持舌片は取付状態におい
て、取付壁5(第2図には示していない)の前面に当つ
て配置される。フランジ35と支持舌片39,41は側壁7を
形成する金属板から型打ち加工によつて作られ、その後
曲げ線43のまわりに直角に曲げられる。その結果窓45が
側壁7に作られ、肩部31がこの窓を通つて延在する。フ
ランジ35と支持舌片39,42はこうして支持板47の一部分
を形成する。この支持板の平面は側壁7と直角をなす。
支持板47は作動舌片33が通過する開口49を具える。山形
材51を具えた前パネル53(第1図参照)は図示していな
い仕方で該装置1の上壁55と支持板47に定着する。該装
置1の普通の箱形構造についてはこれ以上の説明は不要
である。フランジ35はスロツト57をもち、ボルト59が前
記スロツトを通る。このボルトは肩部を形成する頭部61
(第2図参照)をもつ。ボルト59は取付ばね3の肩部31
にねじ込む。このために、肩部31はねじ山付ブシユ63を
具える。ブシユ63は肩部31に孔を打抜き、その後この孔
の壁を折曲げてブシユ63を形成する(第3,4,5図参
照)。ボルト59は好適には鋼製とする。上記ボルト連結
は、該装置を何回か着脱しなければならない場合には好
適である。しかしながら、1回の取付作業のためには、
ねじ山無しの開口を肩部31に設けて、自己ねじ立てボル
トを受入れるようになす。別法としては、肩部31の局部
的に強化した部分にねじ山付孔を設けることができる。
ボルト(図には示していない)をもつた同じ取付ばねが
該装置の左側(第1図)に設けられることは認められる
だろう。
は側壁7を含む平面に直角をなして延在する。該装置1
の取付状態において(第2図参照)、取付壁5と平行な
平面内で延在するフランジ35は取付壁5中の取付開口37
の縁に掛合し、取付壁5の前面の一部に位置せしめられ
る。側壁7は下側と上端に夫々支持舌片39と41を具え
(第2図参照),これらの支持舌片は取付状態におい
て、取付壁5(第2図には示していない)の前面に当つ
て配置される。フランジ35と支持舌片39,41は側壁7を
形成する金属板から型打ち加工によつて作られ、その後
曲げ線43のまわりに直角に曲げられる。その結果窓45が
側壁7に作られ、肩部31がこの窓を通つて延在する。フ
ランジ35と支持舌片39,42はこうして支持板47の一部分
を形成する。この支持板の平面は側壁7と直角をなす。
支持板47は作動舌片33が通過する開口49を具える。山形
材51を具えた前パネル53(第1図参照)は図示していな
い仕方で該装置1の上壁55と支持板47に定着する。該装
置1の普通の箱形構造についてはこれ以上の説明は不要
である。フランジ35はスロツト57をもち、ボルト59が前
記スロツトを通る。このボルトは肩部を形成する頭部61
(第2図参照)をもつ。ボルト59は取付ばね3の肩部31
にねじ込む。このために、肩部31はねじ山付ブシユ63を
具える。ブシユ63は肩部31に孔を打抜き、その後この孔
の壁を折曲げてブシユ63を形成する(第3,4,5図参
照)。ボルト59は好適には鋼製とする。上記ボルト連結
は、該装置を何回か着脱しなければならない場合には好
適である。しかしながら、1回の取付作業のためには、
ねじ山無しの開口を肩部31に設けて、自己ねじ立てボル
トを受入れるようになす。別法としては、肩部31の局部
的に強化した部分にねじ山付孔を設けることができる。
ボルト(図には示していない)をもつた同じ取付ばねが
該装置の左側(第1図)に設けられることは認められる
だろう。
該装置1を壁5に取付けたり、それから取外したりする
作業を第3,4,5図につき説明する。前から後ろを見た第
3図に示す装置の取付状態では、フランジ35とこれに続
く取付壁5の一部がボルト59の頭部61で形成される肩部
と取付ばね3の肩部31間にクランプされる。ボルト59の
頭部61はフランジ35のスロット57内の最も右側の位置に
ある。側壁7上の案内リブ13は取付ばね3の第一の縦ス
トリツプ9のスロツト11の後部にあり、突出部23は側壁
7中の窓25の前部にある。もし、例えば第3図に示すも
のより大きな厚さをもつ取付壁に該装置を取付けるなら
ば、案内リブ13はスロツト11中の最後方位置から所定距
離の所に置かれるが、突出部23は窓25内の最前方位置か
ら或る距離をおいて置かれる。この距離は第3図の位置
に対して取付壁の厚さの差によつて決まる。ボルト59の
引張力は2乃至6mmの間とすることのできる取付壁の厚
さに全く無関係である。例えばカーラジオの如き、2つ
の取付ばねで取付けられる装置は、たとえ該装置の背後
に追加の支持手段が無くても、あらゆる加速や減速が生
じても、水平と垂直の両方向にしつかりと定着した状態
を保つことが実際に認められた。該装置の重心は取付壁
の後方にかなり距離をおいた所に位置するので、上記の
ことはいつそう注目に値する。第8図に示す仕方で取付
けた装置は、ボルト59をゆるめ、その後作動舌片35を取
付ばね3の縦ストリツプ15と17のばね力に抗して左方
へ、肩部31が取付開口37の周囲内に完全に入るまで、引
張り、次いで該装置を前方へ引張ることによつて、取付
壁5から除かれる。次に、縦ストリツプ15と17はそれら
の弾力性によつて取付開口37の縁に沿つて摺動すること
ができる。勿論、この摺動は両方の取付ばねをもつ該装
置の左側と右側で起る。各取付ばねの縦ストリツプ15と
17は、それらが全長にわたつて取付開口37を通過すると
直ちに、右方へはね返る。そのときの状態は第1,2図に
示す。第5図は取外し又は取付作業のほぼ中途にある状
態を示す。もし作動舌片33に与えられる手の力が該装置
の挿入又は取外しの方向と直角をなす方向にあまり大き
くない分力をもつならば、縦ストリツプ15,17はそれら
の弾力の下で取付開口37の縁に沿つて摺動し得ることは
明らかである。全体の取付及び取外し作業は夫々、唯一
の工具としてのねじドライバーを使用して行なうことが
できる。取付ばね3を適当に調和させることによつて、
該装置の取外し状態において、各ばねの縦ストリツプ9
は該装置の側壁7に軽い偏倚力で摺動自在に掛合するこ
とができる。このことは例えば、ばねの第二の横ストリ
ツプ21を含む平面と完全に平行な平面内にばねの舌片27
を配置することによって、達成される。前記第二の横ス
トリツプは実質的に、第一の縦ストリツプ9と同じ平面
内にある。
作業を第3,4,5図につき説明する。前から後ろを見た第
3図に示す装置の取付状態では、フランジ35とこれに続
く取付壁5の一部がボルト59の頭部61で形成される肩部
と取付ばね3の肩部31間にクランプされる。ボルト59の
頭部61はフランジ35のスロット57内の最も右側の位置に
ある。側壁7上の案内リブ13は取付ばね3の第一の縦ス
トリツプ9のスロツト11の後部にあり、突出部23は側壁
7中の窓25の前部にある。もし、例えば第3図に示すも
のより大きな厚さをもつ取付壁に該装置を取付けるなら
ば、案内リブ13はスロツト11中の最後方位置から所定距
離の所に置かれるが、突出部23は窓25内の最前方位置か
ら或る距離をおいて置かれる。この距離は第3図の位置
に対して取付壁の厚さの差によつて決まる。ボルト59の
引張力は2乃至6mmの間とすることのできる取付壁の厚
さに全く無関係である。例えばカーラジオの如き、2つ
の取付ばねで取付けられる装置は、たとえ該装置の背後
に追加の支持手段が無くても、あらゆる加速や減速が生
じても、水平と垂直の両方向にしつかりと定着した状態
を保つことが実際に認められた。該装置の重心は取付壁
の後方にかなり距離をおいた所に位置するので、上記の
ことはいつそう注目に値する。第8図に示す仕方で取付
けた装置は、ボルト59をゆるめ、その後作動舌片35を取
付ばね3の縦ストリツプ15と17のばね力に抗して左方
へ、肩部31が取付開口37の周囲内に完全に入るまで、引
張り、次いで該装置を前方へ引張ることによつて、取付
壁5から除かれる。次に、縦ストリツプ15と17はそれら
の弾力性によつて取付開口37の縁に沿つて摺動すること
ができる。勿論、この摺動は両方の取付ばねをもつ該装
置の左側と右側で起る。各取付ばねの縦ストリツプ15と
17は、それらが全長にわたつて取付開口37を通過すると
直ちに、右方へはね返る。そのときの状態は第1,2図に
示す。第5図は取外し又は取付作業のほぼ中途にある状
態を示す。もし作動舌片33に与えられる手の力が該装置
の挿入又は取外しの方向と直角をなす方向にあまり大き
くない分力をもつならば、縦ストリツプ15,17はそれら
の弾力の下で取付開口37の縁に沿つて摺動し得ることは
明らかである。全体の取付及び取外し作業は夫々、唯一
の工具としてのねじドライバーを使用して行なうことが
できる。取付ばね3を適当に調和させることによつて、
該装置の取外し状態において、各ばねの縦ストリツプ9
は該装置の側壁7に軽い偏倚力で摺動自在に掛合するこ
とができる。このことは例えば、ばねの第二の横ストリ
ツプ21を含む平面と完全に平行な平面内にばねの舌片27
を配置することによって、達成される。前記第二の横ス
トリツプは実質的に、第一の縦ストリツプ9と同じ平面
内にある。
側壁の各々に取付ばねをもつ装置について本発明を説明
したが、本発明においては勿論それより多数の取付ばね
を使用できることは明らかである。例えば、取付ばねは
装置の上壁にも、下壁にも具えることができる。更に、
本発明は或る装置を1つの長方形の取付開口に取付ける
ことに限定されるものではない。原則として、該装置の
取付ばねのために取付開口の2つの平行な縁又は縁部分
並びに2つの平行な取付面が必要である。本発明は例え
ばカーラジオ、カセットプレイヤー、トランスミツター
及びレシーバー装置の如き多種類の装置に適用すること
ができる。
したが、本発明においては勿論それより多数の取付ばね
を使用できることは明らかである。例えば、取付ばねは
装置の上壁にも、下壁にも具えることができる。更に、
本発明は或る装置を1つの長方形の取付開口に取付ける
ことに限定されるものではない。原則として、該装置の
取付ばねのために取付開口の2つの平行な縁又は縁部分
並びに2つの平行な取付面が必要である。本発明は例え
ばカーラジオ、カセットプレイヤー、トランスミツター
及びレシーバー装置の如き多種類の装置に適用すること
ができる。
第1図は本発明の装置を非取付状態で示す斜視図; 第2図は取付ばねを具えた第1図の装置の一部を、第1
図より拡大して示す斜視図; 第3図は該装置を取付壁に取付けたときの、第2図に示
す部分の断面図; 第4図は取付壁から該装置を取外す最初の段階を示す、
第3図に類似の断面図; 第5図は取外し(取付)工程のその後の段階を示す。第
3図に類似の断面図である。1……装置、3……取付ば
ね 5……取付壁、7……側壁 9……第一縦ストリツプ、11……スロツト 13……案内リブ、15,17……縦ストリツプ 19……第一横ストリツプ、21……第二横ストリツプ 23……突出部、25……窓 27……舌片、31……肩部 33……作動舌片、35……フランジ 37……取付開口、39,41……支持舌片 45……窓、47……支持板 49……開口、53……前パネル 57……スロツト、59……ボルト 61……頭部、63……ブシユ
図より拡大して示す斜視図; 第3図は該装置を取付壁に取付けたときの、第2図に示
す部分の断面図; 第4図は取付壁から該装置を取外す最初の段階を示す、
第3図に類似の断面図; 第5図は取外し(取付)工程のその後の段階を示す。第
3図に類似の断面図である。1……装置、3……取付ば
ね 5……取付壁、7……側壁 9……第一縦ストリツプ、11……スロツト 13……案内リブ、15,17……縦ストリツプ 19……第一横ストリツプ、21……第二横ストリツプ 23……突出部、25……窓 27……舌片、31……肩部 33……作動舌片、35……フランジ 37……取付開口、39,41……支持舌片 45……窓、47……支持板 49……開口、53……前パネル 57……スロツト、59……ボルト 61……頭部、63……ブシユ
Claims (4)
- 【請求項1】取付壁の開口内に取付けられかつ取付ばね
によって前記開口内に定着される装置であって、前記取
付ばねは該装置の壁に取付けられ、かつ該装置を前記開
口に挿入する方向に対して横の方向に弾力性をもち、前
記取付ばねと該装置は夫々肩部とフランジを形成されて
おり、これらの間に取付壁の一部が該装置の取付状態に
おいてクランプされるようになっている如き取付壁の開
口内に取付けられる装置において、取付ばねは該装置の
側壁上を摺動自在に案内されると共に、該装置を取付壁
に取付けるとき、該装置のフランジと、取付ばねの肩部
とボルト上の肩部の間の取付壁の一部とをクランプする
ために取付ばね内にねじ込むことができるボルトをもつ
ことを特徴とする取付壁の開口内に取付けられる装置。 - 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載の装置におい
て、取付ばねは長方形の板ばねとし、前記板ばねは金属
シートから作られ、かつ中央の第一の縦ストリップを含
み、前記第一縦ストリップは前記開口内への該装置の挿
入方向と平行に案内され、実質的に該装置の側壁の平面
と平行な平面内に延在し、かつ前記挿入方向と反対の方
向に向いた自由端と、前記第一ストリップを含む平面に
対して傾いた平面内にある第二と第三の縦ストリップを
もち、前記第二と第三の縦ストリップは前記第一縦スト
リップに対して対称的に配置されかつ前記肩部を形成さ
れている第一の横ストリップによって相互連結されてお
り、前記肩部は前記挿入方向と直角をなして延在してい
ることを特徴とする装置。 - 【請求項3】特許請求の範囲第2項記載の装置におい
て、該装置の前記側壁は取付ばねの第一縦ストリップ中
のスロット内に摺動自在に嵌入する案内リブを具え、前
記スロットは前記挿入方向と平行に延在し、前記取付ば
ねは第二の横のストリップを含み、前記第二横ストリッ
プは前記第二と第三の縦ストリップを相互連結し、かつ
該装置の前記壁中窓内を案内される突出部をもつことを
特徴とする装置。 - 【請求項4】特許請求の範囲第1項乃至第3項の何れか
1つに記載の装置において、取付ばねは作動舌片を具
え、前記作動舌片は前記ばねの肩部と直角をなして配置
され、かつ該装置を取付壁中の開口内に取付けるとき、
取付壁のクランプされた部分を越えて延在し、かつ前記
開口から該装置を取外す操作のために接近可能であるこ
とを特徴とする装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
NL8303946A NL8303946A (nl) | 1983-11-17 | 1983-11-17 | Inbouwapparaat met een montageveer. |
NL8303946 | 1983-11-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60117798A JPS60117798A (ja) | 1985-06-25 |
JPH0673397B2 true JPH0673397B2 (ja) | 1994-09-14 |
Family
ID=19842726
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59238690A Expired - Lifetime JPH0673397B2 (ja) | 1983-11-17 | 1984-11-14 | 取付壁の開口内に取付けられる装置 |
Country Status (6)
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---|---|
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EP (1) | EP0142896B1 (ja) |
JP (1) | JPH0673397B2 (ja) |
CA (1) | CA1221350A (ja) |
DE (1) | DE3469477D1 (ja) |
NL (1) | NL8303946A (ja) |
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1983
- 1983-11-17 NL NL8303946A patent/NL8303946A/nl not_active Application Discontinuation
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1984
- 1984-11-14 JP JP59238690A patent/JPH0673397B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1984-11-14 DE DE8484201648T patent/DE3469477D1/de not_active Expired
- 1984-11-14 EP EP84201648A patent/EP0142896B1/en not_active Expired
- 1984-11-14 CA CA000467736A patent/CA1221350A/en not_active Expired
- 1984-11-16 US US06/672,442 patent/US4577818A/en not_active Expired - Fee Related
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DE3469477D1 (en) | 1988-03-31 |
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