JP5666006B2 - 電子機器筐体 - Google Patents

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Description

この発明は、内部に収容した電子部品に接触することなく組み立て可能な電子機器筐体に関する。
電子機器筐体の組立構造としては、例えば特許文献1のような、矩形箱状をなし一壁部に表示窓を形成した筐体に、一面部に表示面を有する表示装置を取り付ける構造がある。 この構造において、筐体の一壁部内面に凹状の差し込み凹部を形成し、この差し込み凹部に挿入して係止させるための被係止片部を、表示装置の一端側に突設する。作業者は、筐体内部へ表示装置を斜めに差し込んで被係止片部を差し込み凹部へ挿入し、この被係止片部を回動支点として表示装置を筐体側へ回動させてねじボスに当接させ、ねじ止めする。
特開2011−77114号公報(段落0032および図9)
従来の電子機器筐体は以上のように構成されているので、筐体内部の差し込み凹部へ被係止片部を差し込む際に、表示装置が筐体および筐体内の電子部品に接触する恐れがある。また、被係止片部は差し込み凹部から抜け出やすい形状であり、回動動作中に表示装置が差し込み方向とは逆方向に抜けて筐体および電子部品に接触する恐れがある。
しかしながら、特許文献1の組立構造では、上述のような接触および抜けを防止する構造がないため、作業者が表示装置を手で持ち筐体に組み付ける際に、表示装置と筐体が接触して欠損および破壊が発生するという課題があった。
また、回動動作完了後に筐体と表示装置の位置を決めて保持する構造がないため、表示装置のねじ穴が筐体のねじボスに一致していない状態でねじ止めされる場合があり、手直し時間を含め作業時間が余計にかかるという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、内部に収容した電子部品に接触することなく組み立てが可能で、作業性の良い電子機器筐体を提供することを目的とする。
この発明の電子機器筐体は、内部に電子部品を収容する有底形状であって上面の開口した第1部材に、当該開口を被覆する第2部材を組み立てて成り、第1部材の側壁上面から該側壁上面の縁部に立設した立壁の一部に亘って形成されたスリット部と、第2部材から垂直に立ち下がった先端側が折れ曲がり、当該折れ曲がり部分から先端までの長さがスリット部の長さより長く、第2部材が傾いた姿勢のとき先端側からスリット部へ挿入可能な形状のツメ部とを備えるものである。
この発明によれば、ツメ部の折れ曲がり部分から先端までの長さをスリット部の長さより長くすることにより、第2部材を一定の角度以上に傾けないとツメ部がスリット部へ挿抜できない構造となる。そのため、ツメ部を先端側からスリット部へ挿入するとき、第2部材が第1部材内の電子部品に接触することを防止でき、接触による電子部品の欠損および破壊を防止できる。また、第2部材を第1部材側へ回動させる間および回動完了後は、ツメ部がスリット部に係合して抜けにくくなるので、第2部材の位置ずれを防止できる。 よって、内部に収容した電子部品に接触することなく組み立てが可能で、作業性の良い電子機器筐体を提供することができる。
この発明の実施の形態1に係る電子機器筐体を用いたカーオーディオの構成を示す分解斜視図である。 実施の形態1に係る電子機器筐体の簡略構成を示す分解斜視図である。 スリット部とその周辺構造を拡大した斜視図である。 ツメ部とその周辺構造を拡大した斜視図である。 スリット部とツメ部の大小関係を説明する図であり、スリット部は図3のI−I矢視断面、ツメ部は図4のII−II矢視断面である。 実施の形態1に係る電子機器筐体の、シャーシとブラケットの組み立て方法を説明する側面図である。 図6に示すスリット部とツメ部を拡大した側面図である。 シャーシとブラケットを組み立てた状態の、スリット部およびツメ部を拡大した平面図である。 この発明の実施の形態2に係る電子機器筐体の簡略構成を示す分解斜視図である。 実施の形態2に係る電子機器筐体の、シャーシとブラケットの組み立て方法を説明する側面図である。
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1に示すカーオーディオ1は、電子部品2aが実装されたプリント基板2を固定しているシャーシ3に、メディア再生デバイス4、プリント基板5およびヒートシンク6を固定しているフロントブラケット7およびリアブラケット8を組み付けてシャーシ3上面の開口を被覆し、さらに、カバー9と意匠パネル10を取り付けた構成である。
以下、このカーオーディオ1に適用される電子機器筐体の一例を説明する。
図2は、本実施の形態1に係る電子機器筐体の簡略構成を示す分解斜視図である。図示例では、フロントブラケット7とリアブラケット8とを組み付けたブラケット(第2部材)20を、側壁11を有する有底形状のシャーシ3に取り付けて、本実施の形態1に係る電子機器筐体を構成している。なお、図示は省略するが、ブラケット20の下面側にはメディア再生デバイス4が、上面側にはプリント基板5およびヒートシンク6が、それぞれ取り付けられているものとする。
図3は、図2に示すスリット部14とその周辺構造を拡大した斜視図である。図2および図3に示すように、シャーシ3の側壁11の上面側を折り曲げて折曲部12を形成し、この折曲部12にねじ孔13とスリット部14を設ける。また、スリット部14の幅を一部拡大した幅広部15を形成している。さらに、折曲部12の端部をブラケット20側へ折り曲げて、スリット部14の縁に立壁16を形成している。
図2の例では、折曲部12、ねじ孔13、スリット部14、幅広部15および立壁16を、シャーシ3の対向する両側壁11にそれぞれ形成し、また、両スリット部14の切り込み方向を平行にする。
図4は、図2に示すツメ部22とその周辺構造を拡大した斜視図である。図2および図4に示すように、ブラケット20のリアブラケット8の上板には、シャーシ3の2箇所のねじ孔13に対向する位置それぞれに2箇所のねじ孔21を形成すると共に、2箇所のスリット部14に対向する位置それぞれに2箇所のツメ部22を形成する。ツメ部22は、リアブラケット8の上板から下方のシャーシ3側へ垂直に立ち下がり、先端側が略L字状に折れ曲がった形状であり、L字の先端部23の角を丸めて(またはテーパ状にして)C字形状にする。また、L字の折れ曲がり部分の曲げ部外縁24も角を丸めてR形状にする。さらに、ツメ部22をスリット部14に挿入したときに立壁16に当接してブラケット20の回動動作の支点となる回動支点25を、ツメ部22の先端部23側近傍に設ける。
図5に、スリット部14とツメ部22の大小関係を示す。図5のスリット部14とその周辺構造を図3のI−I矢視断面で表わし、図5のツメ部22とその周辺構造を図4のII−II矢視断面で表わす。図示するように、スリット部14のスリット長Aは、ツメ部22の先端部23から曲げ部外縁24までのツメ全長Bより短い。そのため、ブラケット20とシャーシ3を組み立てる際、ツメ部22をスリット部14へ矢印方向に挿入しようとしても(いわゆる垂直落とし込み)、ツメ部22がスリット部14の縁に引っ掛かって挿入できない。
垂直落とし込みによる組み立てができると、ハンドリングにより位置決めする際にブラケット20のメディア再生デバイス4が電子部品2aに接触したりシャーシ3に接触したりして、メディア再生デバイス4および電子部品2aの欠損および破壊が発生する。また、位置決めをするために組立治具が必要となる場合もある。これを防ぐために、本実施の形態1では垂直落とし込みができない構造にしている。
次に、電子機器筐体の組み立て方法を、図6および図7を用いて説明する。図6はシャーシ3とブラケット20の組み立て方法を説明する側面図であり、そのうちのスリット部14とツメ部22を拡大して図7に示す。図6および図7において、スリット部14およびツメ部22の周辺構造は、図3のI−I矢視断面および図4のII−II矢視断面で表わす。
図6(a)および図7(a)に示すように、作業者は先ず、シャーシ3に対してブラケット20を角度α°以上傾けた状態で矢印X方向に移動させ、先端部23側からツメ部22をスリット部14に挿入する。図5で説明したようなスリット部14とツメ部22の大小関係により、ツメ部22側を基点にしてブラケット20をシャーシ3から離れる方向へ角度α°以上傾けたとき、ツメ部22の水平方向の長さがスリット長以下になり、ツメ部22をスリット部14へ挿入できる構造となっている。よって、ブラケット20がシャーシ3および電子部品2aに接触することなく組み立てが可能となる。また、スリット部14の幅広部15でツメ部22を誘い込むので挿入性が良い。また、ハンドリングのずれによりツメ部22がスリット部14に挿入できなかったとしても、スリット部14の縁に設けた立壁16に先端部23が当接し、当接状態のまま左右に動かすことでスリット部14に入り易くなる。さらに、先端部23の高さより立壁16の高さを高くし、ツメ部22が立壁16を乗り越えない構造にして、組み立て作業性を向上させてもよい。
なお、図示例では、スリット部14を立壁16まで切り込んだスリット形状にして、挿入性を向上させているが、立壁16手前まで切り込んだスリット形状であっても構わない。
図6(b)および図7(b)に示すように、作業者は続いて、ツメ部22をスリット部14に挿入し、スリット部14の縁に設けられた立壁16に回動支点25を当接させた状態で、この回動支点25を中心にブラケット20を矢印Y方向に回動させる。回動支点25が立壁16に当接した状態のため、支点が一定になり、がたつかず安定した回動動作が可能となる。また、ツメ部22の曲げ部外縁24のR形状を、回動支点25を中心とした円弧形状とすることで、曲げ部外縁24をスリット部14の縁に当接させながら回動動作を行うことができるので、回動動作を円滑にでき作業性が向上する。
図6(c)および図7(c)に示すように、作業者は続いて、リアブラケット8の上板がシャーシ3の折曲部12に当接するまでブラケット20を回動させてシャーシ3の開口をブラケット20で被覆した状態にし、ねじ孔13,21にねじ30(不図示)を締結して、ブラケット20とシャーシ3を固定する。
なお、図5で説明したスリット部14とツメ部22の大小関係により、ツメ部22をスリット部14に挿入した後は先端部23がスリット部14の縁に掛止して抜けにくくなる。よって、挿入後はブラケット20の位置ずれが生じず、ブラケット20が電子部品2aに接触することなく組み立て作業を行うことができる。
図8に、ブラケット20の回動動作完了後の、スリット部14およびツメ部22を拡大した平面図を示す。スリット部14のスリット幅Eとツメ部22のツメ幅(厚み)Fを略同じにすることで、スリット部14とツメ部22の幅方向のガタを抑制できる。
また、図7(c)に示すように、スリット部14のスリット長Aとツメ部22の基部側の長さCを略同じにすることで、ツメ部22とスリット部14のスリット切り込み方向のガタを抑制できる。
これにより、ねじ孔13,21の同心ずれを防止できるので、ねじ30をねじ孔13,21に締結する時の作業性を向上できる。なお、スリット部14とツメ部22の幅方向のガタを少なくする程ずれ防止効果が高くなるが、ツメ部22の挿入性を妨げない程度にはガタを設ける必要がある。
さらに、図7(c)において、スリット部14の縁からツメ部22の先端部23までの上下方向の隙間Dを小さくした場合には、ツメ部22とスリット部14の上下方向のガタを抑制できる。上下方向のガタ、スリット切り込み方向のガタ、および幅方向のガタを抑制した場合、ブラケット20がシャーシ3に対して上下、左右、前後方向に保持された状態になるので、ねじ30による締結を行わなくてもよい。
なお、図示例では組立作業性向上のために、ツメ部22の先端部23と曲げ部外縁24の角を丸めたが、角を丸めなくても構わない。
以上より、実施の形態1によれば、電子機器筐体は、シャーシ3の側壁11の折曲部12に形成されたスリット部14と、ブラケット20から垂直に立ち下がった先端部23側が折れ曲がった形状であって、曲げ部外縁24から先端部23までの長さがスリット部14の長さより長く、ブラケット20が傾いた姿勢のとき先端部23側からスリット部14へ挿入可能な形状のツメ部22とを備えるように構成した。このため、ブラケット20を角度α°以上に傾けないとツメ部22がスリット部14へ挿抜できない構造となり、ツメ部22をスリット部14へ挿入するときに電子部品2aへのブラケット20の接触を防止でき、接触により発生する電子部品2aの欠損および破壊を防止できる。また、ブラケット20の回動動作中および回動動作完了後はツメ部22がスリット部14に係合して抜けにくくなるのでブラケット20の位置ずれを防止でき、ひいては電子部品2aへの接触防止、およびねじ止めの作業性向上を図ることができる。よって、シャーシ3内部に収容した電子部品2aに接触することなくシャーシ3とブラケット20の組み立てが可能で、作業性の良い電子機器筐体を提供することができる。
また、実施の形態1によれば、ツメ部22の先端部23側がスリット部14に挿入した状態でブラケット20をシャーシ3側へ回動させるときの、ブラケット20の回動動作の支点となる回動支点25を、ブラケット20の先端部23側に設け、他方、スリット部14のツメ部22の先端側の縁に、折曲部12から突出した形状の、回動支点25が当接する立壁16を設ける構成にした。このため、ツメ部22をスリット部14に挿入後、ブラケット20をガタ無く回動動作させることができる。また、当接状態のまま立壁16に沿ってツメ部22を動かせばスリット部14に案内されるので、組み立て作業性を向上できる。
また、実施の形態1によれば、スリット部14の幅を部分的に拡大した幅広部15を設ける構成にしたので、ツメ部22のスリット部14への挿入性を向上できる。
また、実施の形態1によれば、ツメ部22の曲げ部外縁24を、回動支点25を中心とした円弧形状にしたので、ブラケット20の回動動作を円滑にでき、組み立て作業性を向上できる。
また、実施の形態1によれば、ブラケット20から立ち下がるツメ部22基端側の厚みおよび長さを、スリット部14の幅および長さと略同じに構成したので、シャーシ3に対するブラケット20のガタを抑制することができる。また、シャーシ3のねじ孔13とブラケット20のねじ孔21の位置決めが可能となるので、ねじ締め時の作業性を向上できる。
実施の形態2.
図9は、本実施の形態2に係る電子機器筐体の簡略構成を示す分解斜視図である。また、図10は、シャーシ3とブラケット20の組み立て方法を説明する側面図である。図9および図10において、図1〜図8と同一または相当の部分については同一の符号を付し説明を省略する。
本実施の形態2では、回転動作完了後のシャーシ3とブラケット20の位置ずれを防止するために、回動支点25から遠ざかる方向にツメ部31とスリット部32を形成する。 例えば、図に示すように、ブラケット20の回動支点25とは反対の端部に、スリット部14の切り込み方向に平行なスリット部32を2箇所設ける。一方のシャーシ3には、2箇所のスリット部32に対向する位置それぞれに2箇所のツメ部31を設ける。ツメ部31は、側壁11の上面から方のブラケット20側へ垂直に立ち上がる形状であり、先端の角を丸めて(またはテーパ状にして)C字形状にして、スリット部32に挿入しやすい形状にする。
図10は、シャーシ3とブラケット20の組み立て方法を説明する側面図である。ブラケット20のツメ部22をシャーシ3のスリット部14に挿入した状態でブラケット20を回動支点25を中心に矢印Y方向へ回動させると、回動支点25とは反対側のスリット部32にシャーシ3のツメ部31が自動的に挿入される。回動支点25側のツメ部22とスリット部14の係合に加え、回動支点25反対側のツメ部31とスリット部32の係合により、回動動作完了後のシャーシ3とブラケット20の位置ずれを抑制できる。また、回動支点25反対側のツメ部31は先端がC字形状のため、スリット部32への挿入時に作業性を損なうことがない。
なお、図示例とは反対に、ブラケット20にツメ部31を設け、シャーシ3にスリット部32を設けてもよい。また、ツメ部31およびスリット部32の形状は図示例に限らず、互いに係合する凹凸形状であればよい。
以上より、実施の形態2によれば、電子機器筐体は、シャーシ3およびブラケット20の、ツメ部22の先端部23から曲げ部外縁24の方向へ遠ざかった位置に、互いに係合するツメ部31とスリット部32を相対的に設ける構成にした。このため、ブラケット20の回動動作完了後に、シャーシ3に対してブラケット20が位置ずれしにくくなり、ねじ締め等の組み立て作業性を向上できる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1 カーオーディオ、2 プリント基板(電子基板)、2a 電子部品、3 シャーシ(第1部材)、4 メディア再生デバイス、5 プリント基板、6 ヒートシンク、7 フロントブラケット、8 リアブラケット、9 カバー、10 意匠パネル、11 側壁、12 折曲部、13 ねじ孔、14 スリット部、15 幅広部、16 立壁、20 ブラケット(第2部材)、21 ねじ孔、22 ツメ部、23 先端部、24 曲げ部外縁、25 回動支点、30 ねじ、31 ツメ部(凸部)、32 スリット部(凹部)。

Claims (6)

  1. 内部に電子部品を収容する有底形状であって上面の開口した第1部材に、当該開口を被覆する第2部材を組み立てて成る電子機器筐体において、
    前記第1部材の側壁上面から該側壁上面の縁部に立設した立壁の一部に亘って形成されたスリット部と、
    前記第2部材から垂直に立ち下がった先端側が折れ曲がった形状であって、当該折れ曲がり部分から当該先端までの長さが前記スリット部の長さより長く、前記第2部材が傾いた姿勢のとき当該先端側から前記スリット部へ挿入可能な形状のツメ部とを備える
    ことを特徴とする電子機器筐体。
  2. 前記ツメ部の先端側が前記スリット部に挿入した状態で前記第2部材を前記第1部材側へ回動させるときの、前記第2部材の回動動作の支点を、前記第2部材の前記ツメ部先端側に設け、
    前記スリット部の前記ツメ部先端側の縁に、前記第1部材の側壁上面から突出した形状の、前記支点が当接する立壁を設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の電子機器筐体。
  3. 前記スリット部の幅を部分的に拡大した幅広部を設けたことを特徴とする請求項1記載の電子機器筐体。
  4. 前記ツメ部の折れ曲がり部分の外縁を、回動動作の支点を中心とした円弧形状にしたことを特徴とする請求項2記載の電子機器筐体。
  5. 前記第2部材から立ち下がる前記ツメ部基端側の厚みおよび長さが、前記スリット部の幅および長さと略同じであることを特徴とする請求項1記載の電子機器筐体。
  6. 前記第1部材および前記第2部材の、前記ツメ部の先端から折れ曲がり部分の方向へ遠ざかった位置に、互いに係合する凹凸部を相対的に設けたことを特徴とする請求項1記載の電子機器筐体。
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