JP4418688B2 - 部品位置決め機構および部品位置決め方法 - Google Patents

部品位置決め機構および部品位置決め方法 Download PDF

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Description

本願は、例えば電気部品、電子部品または光学部品などの各種部品同士を位置決めするための部品位置決め機構および部品位置決め方法の技術分野に属する。
従来、例えば電子部品における外装パネルの開口部に、押しボタンなどの押しボタン部材の操作部を挿通する孔が穿設されかつ当該操作部を保護するための保護部材を位置決めするには、上記外装パネルの開口部に上記保護部材の孔を連通させるようにして位置決めしていた。上記保護部材が位置決め固定された後は、当該保護部材の孔および外装パネルの開口部に上記押しボタン部材の操作部を挿通し、当該操作部が上記外装パネルの開口部前面から若干突出した状態で、上記外装パネルに上記押しボタン部材を仮止めしていた。
ところで、近年、各種電子部品の取付面積を維持しつつ薄型化に対応するためには、上記外装パネルの押しボタン部材の取付部位が傾斜して形成されている場合があり、この場合には上記外装パネルの開口部が傾斜面に直交する方向で円形をなすものの、正面方向では楕円形となる。このように上記外装パネルの開口部が正面方向から見て楕円形に形成された場合には、当該楕円形の開口部に連通させるため、上記保護部材の孔も楕円形に形成される。
したがって、上記外装パネルが楕円形の開口部を、上記保護部材が楕円形の孔をそれぞれ形成していることから、上記外装パネルに上記保護部材を位置決めするには、両者の中心位置および傾き(回転方向における角度)を正確に一致させる必要があり、位置決め作業が非常に困難であるという問題が一例として挙げられる。その結果、上記外装パネルに上記保護部材を正確に位置決めするには、面倒で手間のかかる作業となり、位置決め作業効率も悪いという問題も一例として挙げられる。
そこで、本願は、上記の各事情を考慮してなされたもので、その課題の一例は、各種部品同士を正確かつ容易に位置決め可能な部品位置決め機構および部品位置決め方法を提供することにある。
上記の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、開口部を有する第1の部品に対して開口部を有する環状の第2の部品を位置決めする部品位置決め機構であって、前記第1の部品の開口部と前記第2の部品の開口部のXY座標平面における中心を同一位置に位置決めする第1の位置決め部材と、前記第1の部品に対して前記第2の部品の回転方向における角度を同一角度に位置決めする第2の位置決め部材と、を備え、前記第1の位置決め部材は、前記第1の部品に一つの円の少なくとも一部をなすように形成された被固定部と、前記円を外接円として嵌め込まれ前記第2の部品に前記円と同一の円をなすように形成された固定部と、を備え、前記被固定部は、前記円の少なくとも一部の円弧を形成する複数の保持壁であって、前記固定部は、前記被固定部に嵌め込んだ際に前記複数の保持壁にそれぞれ当接する複数のリブであり、前記第2の位置決め部材は、前記第1の部品に設けられた位置決めピンと、
前記第2の部品に設けられ前記位置決めピンが挿通可能なピン挿通部と、を備え、前記第2の部品は、
側面視において前面が傾斜して形成された傾斜開口端を有し、その傾斜開口端は、外周から内周に向かってテーパ状に形成され、その傾斜開口端の内側に形成された開口部は正面視楕円形状に形成されていることを特徴とする。
また、上記の課題を解決するため、請求項に記載の発明は、開口部を有する第1の部品に対して、側面視において前面が傾斜して形成された傾斜開口端を有し、その傾斜開口端は、外周から内周に向かってテーパ状に形成され、その傾斜開口端の内側に形成された開口部は正面視楕円形状に形成されている環状の第2の部品を位置決めする部品位置決め方法であって、前記第1の部品は、一つの円の少なくとも一部をなすように形成された被固定部を備え、前記被固定部は、前記円の少なくとも一部の円弧を形成する複数の保持壁であり、更に、位置決めピンと、を備え、前記第2の部品は、前記円を外接円として嵌め込まれ、前記円と同一の円をなすように形成された固定部を備え、前記固定部は、前記被固定部に嵌め込んだ際に前記複数の保持壁にそれぞれ当接する複数のリブであり、更に、前記位置決めピンが挿通可能なピン挿通部と、を備え、複数の前記保持壁とリブとをそれぞれ嵌合させて、前記第1の部品と前記第2の部品の開口部のXY座標平面における中心を同一位置に位置決めする第1の位置決め工程と、前記位置決めピンを前記ピン挿通部に挿入させて、前記第1の部品に対して前記第2の部品の回転方向における角度を同一角度に位置決めする第2の位置決め工程と、を備えたことを特徴とする。
以下、本願の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
なお、以下に説明する実施形態は、電子機器の外装パネルに形成した楕円形の開口部と保護部材に形成した楕円形の孔とを連通状態で位置決めした後、これら外装パネルの開口部および保護部材の孔に押しボタン部材を操作するための操作部を挿通し、当該操作部が上記外装パネルの開口部前面から若干突出した状態で、上記外装パネルに上記押しボタン部材を仮止めし、図示しない回路基板などの押え部材により本固定する例に対して本願を適用した場合の実施の形態である。
図1は本願の一実施形態における保護部材位置決め機構を正面方向から示す分解斜視図、図2は図1の保護部材位置決め機構を背面方向から示す分解斜視図、図3は図2の要部を示す拡大分解斜視図、図4は図3の外装パネルの背面要部を示す拡大正面図、図5は図3の保護部材を正面方向から示す斜視図、図6は図5の保護部材を背面方向から示す斜視図、図7は図5の保護部材を示す正面図、図8は図5の保護部材を示す底面図、図9は図5の保護部材を示す右側面図である。
なお、図1〜図3、図5および図6では、2つの保護部材を示しているものの、両者は形状がやや異なるが、機能が全く同様であるので、図7〜図9では図5の保護部材の向かって右側の保護部材を示して説明する。
図1に示すように、本実施形態の位置決め機構は、電子機器の具体例としてのDVD記録再生装置の外装パネル10に保護部材20を位置決めし、外装パネル10に押しボタン部材30を仮止めしようとするものである。
外装パネル10は、全体がポリスチレンなどの合成樹脂から一体成形されており、図1に示すように向かって中央と右側に形成されたDVDメディアの取出口11、表示パネル(FL)12と、向かって取出口11の左側上部に形成された電源ボタンやリモートコントロール信号光の受光部などの各部材をそれぞれ取り付けるための複数の取付孔13と、取出口11の左側下部に形成されたマイクロフォンやスピーカなどの他の機器とケーブルなどにより接続するための複数の接続孔14と、後述する押しボタン部材30の再生ボタン、停止ボタン、一時停止ボタン、録画ボタンなどの複数の押しボタン操作部がそれぞれ挿通される複数の開口部15と、が設けられている。
なお、複数の開口部15は、当該開口部15を形成した面に対して直交する方向で円形をなすものの、正面方向では楕円形に形成され、これらの開口部15のうちで2つの保護部材20を位置決めするための開口部には、それぞれ符号15aが付されている。
また、外装パネル10背面には、溶着して押しボタン部材30を仮止めするため、図2および図3に示すように一定間隔をおいて複数の仮止めピン16が突設されるとともに、外装パネル10に押しボタン部材30を図示しない回路基板などの押え部材により本固定するため、一定間隔をおいて複数の締結部17が突設されている。
さらに、外装パネル10背面における開口部15aの開口端には、図3および図4に示すように上部に2つの突起18a,18aが一体に形成されるとともに、下部に略T字状のガイド突起18bが一体に形成されている。
これら2つの突起18a,18aおよびガイド突起18bは、開口部15a側の面が円弧状に形成され、かつこれらの円弧を延長して結んだ場合に円をなすように形成されている。すなわち、これら2つの突起18a,18aおよびガイド突起18bの開口部15a側の面は、円の一部を形成している。
なお、2つの突起18a,18aおよびガイド突起18bは、本願の被固定部および保持壁を構成する。
そして、外装パネル10背面における2つの開口部15aの近傍であって、当該2つの開口部15aの長軸延長線上には、各開口部15aに対応してそれぞれ位置決めピン19が設けられている。
外装パネル10に位置決めされる保護部材20は、全体がABS樹脂などの合成樹脂から一体成形され、外装パネル10の開口部15aから侵入する塵埃を防止するとともに、押しボタン部材30の操作部を挿通するためのガイドとしての機能を有している。そして、保護部材20は、外装パネル10や押しボタン部材30の操作部と色を異ならせてデザイン上の効果を高める機能をも有している。
保護部材20は、図5、図7および図9に示すように全体が前後方向2段に形成されて内筒21および外筒22をなし、内筒21の前面に傾斜して形成された傾斜開口端23と、この傾斜開口端23の内周側に向かってテーパ状に形成されたテーパ部24と、このテーパ部24の内周側に開口して正面方向から見て楕円形に形成された孔25と、を備えている。
なお、孔25は、外装パネル10の開口部15と同様に傾斜開口端23に対して直交する方向で円形をなすものの、正面方向では楕円形に形成されている。
また、保護部材20には、外筒22の上端に突出して形成された基準用突部26と、外装パネル10の2つの突起18a,18aおよびガイド突起18bにそれぞれ当接可能に外筒22の外周面に突出して形成された複数のリブ27と、外装パネル10の位置決めピン19が挿通可能なピン挿通孔28aが穿設されかつ内筒21および孔25の長軸延長線上で外筒22の外周側に張り出して形成されたピン挿通片28とを有している、そして、外筒22の外周面には、奥行方向に対する押え機能を有する押え片29なども一体に形成されている。
なお、ピン挿通片28は、内筒21および孔25の長軸延長線上で外筒22の外周側に張り出すように形成したが、これに限らず内筒21および孔25の短軸延長線上を含む軸線上であって、外筒22の外周側に張り出すように形成してもよい。
ここで、複数のリブ27は、外装パネル10の2つの突起18a,18bおよびガイド突起18bの開口部15a側を延長して結んだ場合の円を外接円としてそれぞれ当接可能であることから、複数のリブ27も同様に円をなすように形成されている。
なお、本実施形態の外装パネル10および保護部材20は、それぞれ本願の第1の部品、第2の部品を構成し、複数のリブ27は本願の固定部を構成する。
外装パネル10の複数の開口部15前面から操作部が若干突出するように取り付けられる押しボタン部材30は、図1〜図3に示すように全体がABS樹脂などの合成樹脂から一体成形され、再生ボタン、停止ボタン、一時停止ボタン、録画ボタンなどの複数の押しボタン操作部31が外装パネル10の開口部15の数および大きさに対応して本体部32の横方向に連続して形成され、これらの押しボタン操作部31は、それぞれの弾性支持部33を介して本体部32に揺動可能に支持されている。すなわち、押しボタン操作部31は、それぞれの弾性支持部33により外装パネル10の開口部15の前面に対して出没可能に構成されている。そして、押しボタン操作部31の背面側には、例えば図示しない回路基板に取り付けられたスイッチを操作するためのスイッチ操作部34が一体に形成されている。
また、押しボタン部材30の両端部近傍には、本体部32から連続してそれぞれ弾性部35がそれぞれU字状に湾曲形成され、これらの弾性部35に連続して外装パネル10に押しボタン部材30を仮止めするための仮止め部36がそれぞれ一体に形成されている。すなわち、これらの仮止め部36は、外装パネル10の仮止めピン16を挿通させるために円筒状に形成されており、仮止め部36の近傍には、本体部32から連続してそれぞれ弾性部35が設けられる。
次に、外装パネル10に保護部材20を位置決めした後、押しボタン部材30を仮止めする方法を具体的に説明する。
外装パネル10と保護部材20のXY座標平面における中心Oを同一位置に位置決めする第1の位置決め工程では、図7に示すように外装パネル10の背面側から開口部15aの開口端に形成した2つの突起18a,18aおよびガイド突起18bに、保護部材20の複数のリブ27をそれぞれ当接させることにより、外装パネル10に保護部材20を嵌め込む。
すると、2つの突起18a,18aおよびガイド突起18bは、その開口部15a側の面がそれぞれ円弧状に形成され、その円弧を結んだ場合に円をなし、この円を複数のリブ27の外接円Cとしていることから、2つの突起18a,18aおよびガイド突起18bにそれぞれのリブ27を嵌め込んで外装パネル10に保護部材20を位置決めすれば、XY座標平面における中心Oを同一位置に位置決めすることができる。
次いで、外装パネル10に対して保護部材20の回転方向における角度を同一角度に位置決めする第2の位置決め工程では、開口部15aの開口端近傍に形成した位置決めピン19に保護部材20の外周側に張り出して形成されたピン挿通片28のピン挿通孔28aを挿通する。
すると、外装パネル10背面における開口部15aの長軸延長線上に設けられた位置決めピン19に、保護部材20の孔25の長軸延長線上で外筒22の外周側に張り出して形成されたピン挿通片28のピン挿通孔28aを挿通することから、外装パネル10の開口部15aに対して保護部材20の孔25の回転方向における角度を同一角度に位置決めすることができる。
さらに、外装パネル10に押しボタン部材30を仮止めする仮止め工程では、外装パネル10の複数の開口部15に押しボタン部材30の押しボタン操作部31が開口部15前面から若干突出した状態で、外装パネル10の背面から一定間隔をおいて突設した複数の仮止めピン16に、その仮止めピン16の基端部まで押しボタン部材30に形成した円筒状の仮止め部36をそれぞれ挿通し、各仮止めピン36の先端部をポリスチレンの溶融温度以上に加熱し、仮止め部36に仮止めピン16の先端部を溶着させて互いに固着することにより、外装パネル10に押しボタン部材30を仮止めする。
次いで、このように押しボタン部材30を仮止めした状態で外装パネル10に押しボタン部材30を本固定するには、外装パネル10の締結部17に図示しない回路基板の取付孔にビスを通して締結部17に締め付けることにより、外装パネル10に押しボタン部材30を本固定することができる。
以上説明したように、本実施形態の位置決め機構によれば、外装パネル10と保護部材20のXY座標平面における中心Oを同一位置に位置決めするため、外装パネル10の2つの突起18a,18aおよびガイド突起18bに保護部材20の複数のリブ27を位置決めし、外装パネル10に対して保護部材20の回転方向における角度を同一角度に位置決めするため、外装パネル10の位置決めピン19に保護部材20のピン挿通片28を挿通するようにしたことにより、外装パネル10に保護部材20を正確かつ容易に位置決めすることができる。
また、本実施形態の位置決め機構によれば、外装パネル10に一つの円の少なくとも一部をなすように形成された2つの突起18a,18aおよびガイド突起18bと、これら2つの突起18a,18aおよびガイド突起18bにより形成される円を外接円Cとして嵌め込まれ保護部材20に上記円と同一の円をなすように一体に形成された複数のリブ27とを備えたことにより、外装パネル10に楕円形の開口部が、保護部材20に楕円形の孔がそれぞれ形成されていても、外装パネル10と保護部材20のXY座標平面における中心Oを同一位置に正確かつ容易に位置決めすることができる。
さらに、本実施形態の位置決め機構によれば、外装パネル10に設けられた位置決めピン19と、この位置決めピン19が挿通可能なピン挿通片28を保護部材20に設けたことにより、外装パネル10に対して保護部材20の回転方向における角度を同一角度に確実かつ容易に位置決めすることができる。
また、本実施形態の位置決め方法によれば、外装パネル10と保護部材20のXY座標平面における中心Oを同一位置に位置決めし、外装パネル10に対して保護部材20の回転方向における角度を同一角度に位置決めするようにしたので、外装パネル10に保護部材20を正確かつ容易に位置決めすることができ、位置決め作業効率を向上させることができる。
なお、本願は上記実施形態に限定されることなく、種々の変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、第1の部品および第2の部品をそれぞれ電子機器の外装パネル10、保護部材20としたが、これに限定されることなく電気部品や光学部品などの各種部品同士を位置決めするような部品であれば、いかなる部品であっても適用可能である。
また、上記実施形態では、外装パネル10の楕円形の開口部15aに保護部材20の楕円形の孔25を位置決めする場合について説明したが、本願は楕円形に限らずその他の長円や三角形などの角形の場合でも位置決めすることができる。
さらに、上記実施形態では、外装パネル10の開口部15aの開口端近傍に位置決めピン19を設けるようにしたが、位置決めピン19を上記実施形態より開口部15aから離れた位置に設けるとともに、この位置決めピン19の位置に対応してピン挿通片28の長さを長くすれば、保護部材20の回転方向における角度をより正確に位置決めすることができる。しかし、位置決め機構の小型化を図るためには、上記実施形態のように開口部15aの開口端近傍に位置決めピン19を設けることが望ましい。
そして、上記実施形態では、外装パネル10背面に2つの突起18a,18aおよびガイド突起18bの開口部15a側の面を円の一部として形成したが、これに限らず外装パネル10背面に内周壁が真円をなすような凹部を一体に形成するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、2つの突起18a,18aおよびガイド突起18bにそれぞれのリブ27を嵌め込んで外装パネル10に保護部材20を位置決めるようにしたが、これに限らず2つの突起18a,18aおよびガイド突起18bに保護部材20外筒22を直接嵌め込むようにしてもよい。しかし、位置決め作業を容易にするためには、上記実施形態のように2つの突起18a,18aおよびガイド突起18bにそれぞれのリブ27を嵌め込むようにすることが望ましい。
本願の一実施形態における保護部材位置決め機構を正面方向から示す分解斜視図である。 図1の保護部材位置決め機構を背面方向から示す分解斜視図である。 図2の要部を示す拡大分解斜視図である。 図3の外装パネルの背面要部を示す拡大正面図である。 図3の保護部材を正面方向から示す斜視図である。 図5の保護部材を背面方向から示す斜視図である。 図5の保護部材を示す正面図である。 図5の保護部材を示す底面図である。 図5の保護部材を示す右側面図である。
符号の説明
10 外装パネル
15 開口部
15a 開口部
16 仮止めピン
18a 突起
18b ガイド突起
19 位置決めピン
20 保護部材
21 内筒
22 外筒
23 傾斜開口端
24 テーパ部
25 孔
26 基準用突部
27 リブ
28 ピン挿通片
28a ピン挿通孔
30 押しボタン部材
31 押しボタン操作部
32 本体部
33 弾性支持部
34 スイッチ操作部
35 弾性部
36 仮止め部

Claims (5)

  1. 開口部を有する第1の部品に対して開口部を有する環状の第2の部品を位置決めする部品位置決め機構であって、
    前記第1の部品の開口部と前記第2の部品の開口部のXY座標平面における中心を同一位置に位置決めする第1の位置決め部材と、
    前記第1の部品に対して前記第2の部品の回転方向における角度を同一角度に位置決めする第2の位置決め部材と、
    を備え
    前記第1の位置決め部材は、
    前記第1の部品に一つの円の少なくとも一部をなすように形成された被固定部と、
    前記円を外接円として嵌め込まれ前記第2の部品に前記円と同一の円をなすように形成された固定部と、
    を備え、
    前記被固定部は、前記円の少なくとも一部の円弧を形成する複数の保持壁であって、前記固定部は、前記被固定部に嵌め込んだ際に前記複数の保持壁にそれぞれ当接する複数のリブであり、
    前記第2の位置決め部材は、
    前記第1の部品に設けられた位置決めピンと、
    前記第2の部品に設けられ前記位置決めピンが挿通可能なピン挿通部と、
    を備え、
    前記第2の部品は、
    側面視において前面が傾斜して形成された傾斜開口端を有し、その傾斜開口端は、外周から内周に向かってテーパ状に形成され、その傾斜開口端の内側に形成された開口部は正面視楕円形状に形成されていることを特徴とする部品位置決め機構。
  2. 前記第2の部品は、
    第1の部品側へと突出する押え片を更に備えていることを特徴とする請求項1に記載の部品位置決め機構。
  3. 請求項1、又は2に記載の部品位置決め機構において、
    前記第1の部品および前記第2の部品は、それぞれ電子機器の外装パネル、押しボタン部材を保護する保護部材であって、
    前記第2の部品の開口部には、前記押しボタン部材が挿入されることを特徴とする部品位置決め機構。
  4. 請求項に記載の部品位置決め機構において、
    前記外装パネルの開口部および前記保護部材の孔は、それぞれ長円、角形のいずれか一方に形成されていることを特徴とする部品位置決め機構。
  5. 開口部を有する第1の部品に対して、側面視において前面が傾斜して形成された傾斜開口端を有し、その傾斜開口端は、外周から内周に向かってテーパ状に形成され、その傾斜開口端の内側に形成された開口部は正面視楕円形状に形成されている環状の第2の部品を位置決めする部品位置決め方法であって、
    前記第1の部品は、
    一つの円の少なくとも一部をなすように形成された被固定部を備え、
    前記被固定部は、前記円の少なくとも一部の円弧を形成する複数の保持壁であり、
    更に、位置決めピンと、を備え、
    前記第2の部品は、
    前記円を外接円として嵌め込まれ、前記円と同一の円をなすように形成された固定部を備え、
    前記固定部は、前記被固定部に嵌め込んだ際に前記複数の保持壁にそれぞれ当接する複数のリブであり、
    更に、前記位置決めピンが挿通可能なピン挿通部と、を備え、
    複数の前記保持壁とリブとをそれぞれ嵌合させて、前記第1の部品と前記第2の部品の開口部のXY座標平面における中心を同一位置に位置決めする第1の位置決め工程と、
    前記位置決めピンを前記ピン挿通部に挿入させて、前記第1の部品に対して前記第2の部品の回転方向における角度を同一角度に位置決めする第2の位置決め工程と、
    を備えたことを特徴とする部品位置決め方法。
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