JP2000058165A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2000058165A
JP2000058165A JP10219242A JP21924298A JP2000058165A JP 2000058165 A JP2000058165 A JP 2000058165A JP 10219242 A JP10219242 A JP 10219242A JP 21924298 A JP21924298 A JP 21924298A JP 2000058165 A JP2000058165 A JP 2000058165A
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pin
printed board
hole
hook
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Fumio Kurotori
文夫 黒鳥
Osamu Daikuhara
治 大工原
Hideo Miyazawa
英夫 宮澤
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Nagano Fujitsu Component Ltd
Original Assignee
Nagano Fujitsu Component Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R43/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
    • H01R43/02Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for soldered or welded connections
    • H01R43/0263Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for soldered or welded connections for positioning or holding parts during soldering or welding process
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/70Coupling devices
    • H01R12/7005Guiding, mounting, polarizing or locking means; Extractors
    • H01R12/7011Locking or fixing a connector to a PCB
    • H01R12/7047Locking or fixing a connector to a PCB with a fastener through a screw hole in the coupling device
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R43/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
    • H01R43/02Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for soldered or welded connections
    • H01R43/0256Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for soldered or welded connections for soldering or welding connectors to a printed circuit board

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はプリント板の端の部分に仮固定され
て取り付けられるコネクタに係り、がたの無い状態で仮
固定されるようにすることを課題とする。 【解決手段】 コネクタ本体32はフック部39と腕部
40とを有する。腕部40には、上部の断面が円形であ
り、下部の断面が細長円である貫通孔60が形成してあ
る。ピン42は、この貫通孔60を貫通して、突き出し
部分42eがY1方向に傾斜した姿勢で、且つ、突き出
し部分42eを強くY2方向に押すと、貫通孔60の範
囲内で微小回動されて、突き出し部分42eがY2方向
に移動出来るように設けてある。突き出し部分42eの
先端にはテーパ部42bが形成してある。フック部39
がプリント板31の切り欠き部54に係合させて、コネ
クタ本体32を強く押し付けると、テーパ部42bが縁
部69によって案内されて、ピン42が微小回動され
て、突き出し部分42eがプリント板31の貫通孔57
内に入り込んで、コネクタ30がプリント板31の端の
部分に、がたの無い状態で仮固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコネクタに係り、特
に、最初にプリント板の端の部分に仮固定され、次いで
リフロー炉を通されて端子をプリント板上のパッドに半
田付けされてプリント板の端に取り付けられるコネクタ
に関する。各端子をプリント板上のパッドに半田付けさ
れて、プリント板の端より迫り出した状態で、プリント
板の端にに取り付けられるコネクタがある。このコネク
タは、プリント板の端の部分へ仮固定し、リフロー炉を
通して各端子をプリント板上のパッドに半田付けして、
プリント板の端にに取り付けられる。ここで、全部の端
子のプリント板上のパッドへの半田付けが信頼性良く行
われるためには、コネクタのプリント板の端の部分への
仮固定ががたつくことなくしっかりとなされることが重
要である。また、作業性の点からみると、コネクタをプ
リント板の端の部分へ仮固定する作業が作業性良く行わ
れることが重要である。
【0002】
【従来の技術】図1(A)は従来のコネクタ10をプリ
ント板11と対応させて示す。コネクタ10は、コネク
タ本体12に複数の端子部材13が組み込まれている構
成である。コネクタ本体12は、その両端に腕部14、
15を有し、且つ、各腕部14、15の先端にフック部
16、17が下向きに形成してある。プリント板11に
は、その端20の近傍に、切り欠き部21、22が、上
記腕部14、15及びフック部16、17に対応して形
成してある。23、24は支え部であり、端20と切り
欠き部21、22との間に存在している。
【0003】コネクタ10は、図1(B),(C)に示
すように、フック部16、17を切り欠き部21、22
に嵌合され、腕部14、15が支え部23、24に支持
され、図1(D)に示すように、コネクタ本体12の背
面側に突き出ている端子部13aが、プリント板11上
のパッド25と半田26によって半田付けされて、プリ
ント板11の端20より迫り出した状態で取り付けてあ
る。
【0004】端子部13aとパッド25との半田付け
は、フック部16、17を切り欠き部21、22に嵌合
させてコネクタ10を仮固定した状態で行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】コネクタ10の仮固定
は、フック部16、17が切り欠き部21、22に単に
嵌合した状態であり、フック部16、17が切り欠き部
21、22に嵌合した状態で少しでも遊びがあると、図
2に示すように、コネクタ10は、プリント板11から
迫り出した部分が下がるように傾斜し、端子部13aが
パッド25から浮き上がってしまう。このようになる
と、リフロー炉を通した場合に、端子部13aとパッド
25との半田付けがうまく行われなくなってしまい、半
田付けの信頼性が低下してしまう。
【0006】フック部16、17と切り欠き部21、2
2との寸法精度を高めてフック部16、17に切り欠き
部21、22にきつく嵌合するようにすれば、コネクタ
10のプリント板11から迫り出した部分が下がる傾斜
を制限することが可能となる。しかし、このようにする
と、フック部16、17を切り欠き部21、22に嵌合
させることが難しくなって、コネクタ10をプリント板
11に仮固定する作業がしにくくなってしまう。
【0007】そこで、本発明は上記課題を解決したコネ
クタを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、コネ
クタ本体と複数の端子とを有し、該コネクタ本体の一部
にフック部を有し、該フック部をプリント板の切り欠き
部に係合させて該プリント板に仮固定されるコネクタに
おいて、該コネクタ本体の一部にピンを、強制的に動か
そうとした場合にその位置が微小範囲内で移動するよう
に設けてなり、該コネクタが該フック部をプリント板の
切り欠き部に係合させて該プリント板に仮固定させると
きに、上記ピンが強制的に微小移動されて該プリント板
の孔に嵌合されるように構成したものである。
【0009】ピンが強制的に微小移動されてプリント板
の孔に嵌合されるため、コネクタを仮固定した状態でが
たが発生しない。即ち、ピンが微小範囲内で強制的に移
動可能であるため、プリント板の切り欠き部の位置等の
ばらつきが吸収され、コネクタを仮固定した状態でがた
が発生しない。また、ピンが微小範囲内で強制的に移動
可能であるため、コネクタをプリント板へ仮固定する作
業を円滑に行うことが出来る。
【0010】請求項2の発明は、コネクタ本体と複数の
端子とを有し、該コネクタ本体の一部にフック部を有
し、該フック部をプリント板の切り欠き部に係合させて
該プリント板に仮固定されるコネクタにおいて、該コネ
クタ本体の一部に貫通孔を有し、該貫通孔は上部に断面
が円形の部分を有し、下部に断面がコネクタ本体の奥行
き方向に長い細長円の部分を有する形状であり、上記貫
通孔を貫通してピンが設けてあり、該ピンは、上記貫通
孔より下方に突き出た突き出し部に上記コネクタ本体の
前面側に向く方向の力が加わった場合に断面が円形の部
分を中心に回動して細長円に沿って強制的に微小範囲内
で回動されて、該突き出し部が上記コネクタ本体の前面
方向に微小範囲内で移動可能であり、該コネクタが該フ
ック部をプリント板の切り欠き部に係合させて該プリン
ト板に仮固定させるときに、該ピンが強制的に微小に回
動されて該突き出し部が該プリント板の孔に嵌合される
ように構成したものである。
【0011】ピンが上部を中心にして回動して、その突
き出し部がコネクタ本体の前面側に向く方向に微小範囲
内で移動可能である構成であるため、ピンの突き出し部
がコネクタ本体の前面側に向く方向に微小に移動できる
構造を簡単は構造で実現することが出来る。請求項3の
発明は、上記ピンは、上記貫通孔を貫通している貫通孔
内部分の周囲に突き出た複数のリブを有する構成したも
のである。
【0012】リブは貫通孔の内壁面に強く当たって、ピ
ンを固定する摩擦力を発生させる。請求項4の発明は、
上記ピンは、上記突き出し部分の下端にテーパ部を有す
る構成であり、該ピンは、そのテーパ部を該プリント板
の孔に臨む縁部に案内されて、該プリント板の孔に嵌合
する方向に微小移動される構成したものである。
【0013】ピンの下端のテーパ部をプリント板の孔に
臨む縁部に案内される構成によって、ピンをプリント板
の孔に嵌合させる動作が円滑に行われる。請求項5の発
明は、コネクタ本体と複数の端子とを有し、該コネクタ
本体の一部にフック部を有し、該フック部をプリント板
の切り欠き部に係合させて該プリント板に仮固定され、
複数の端子を該プリント板のパッドと半田付けされて取
り付けられるコネクタにおいて、該コネクタ本体の一部
に、ピンが植わっており、該ピンは、該コネクタ本体よ
り下方に突き出ている部分が、径が細くなるように弾性
変形可能である構成であり、該コネクタが該フック部を
プリント板の切り欠き部に係合させて該プリント板に仮
固定させるときに、該ピンが径が細くなるように弾性変
形されて該プリント板の孔に嵌合されるように構成した
ものである。
【0014】ピンが径が細くなるように弾性変形されて
プリント板の孔に嵌合される構成であるため、コネクタ
本体の一部にピンを植えただけの極めて簡単な構造で済
み、また、プリント板の切り欠き部の位置等のばらつき
が吸収され、コネクタを仮固定した状態でがたが発生し
ない。請求項6の発明は、上記ピンは、下端にテーパ部
を有する構成であり、該ピンは、そのテーパ部を該プリ
ント板の孔に臨む縁部に案内されて、径が細くなるよう
に弾性変形される構成としたものである。
【0015】ピンの下端のテーパ部をプリント板の孔に
臨む縁部に案内される構成によって、ピンをプリント板
の孔に嵌合させる動作が円滑に行われる。請求項7の発
明は、上記コネクタは、電源コネクタが接続される電源
コネクタ部を有し、上記ピンは、上記コネクタ本体のう
ち該電源コネクタ部の部分に設けた構成としたものであ
る。
【0016】ピンは電源コネクタ部をプリント板に固定
するように機能する。よって、電源コネクタ部の機械的
強度が補強される。
【0017】
【発明の実施の形態】〔第1実施例〕図3及び図4は本
発明の第1実施例のコネクタ30を、これが取り付けら
れるプリント板31と併せて示す。コネクタ30は、合
成樹脂製であり成形部品である細長い箱形状のコネクタ
本体32内に複数の端子部材33、34、35等が組み
込まれている構成である。X1,X2はコネクタ30の
幅方向、Y1,Y2はコネクタ30の奥行き方向、Z
1,Z2はコネクタ30の高さ方向である。100はコ
ネクタ30の前面である。
【0018】コネクタ30は、信号コネクタ部30aと
電源コネクタ部30bとIDコネクタ部30cとを一体
に有する構成である。信号コネクタ部30aは複数の端
子部材33を有する。IDコネクタ部30cは複数の端
子部材35を有する。電源コネクタ部30b複数の端子
部材34を有し、X2方向端側に配設してある。各端子
部材33、34、35は、コネクタ本体32の背面板部
32aを貫通しており、端子部33a、34a、35a
がY1方向に突き出ている。各端子部33a、34a、
35aは、同じX−Y面上に並んでいる。
【0019】コネクタ本体32は、X1方向及びX2方
向端に、Y1方向に延出した腕部36、37を有する。
各腕部36、37は、その先端に下向き(Z2方向)の
フック部38、39が形成してある。また、コネクタ本
体32は、電源コネクタ部30bのうち腕部37の近く
の位置にY1方向に延出した腕部40を有し、電源コネ
クタ部30bとIDコネクタ部30cとの間の位置にY
1方向に延出した腕部41を有しする。各腕部40、4
1には、ピン42、43が貫通してZ2方向に突き出て
設けてある。
【0020】ピン42、43は、以下に説明するように
取り付けてあり、後述する仮固定作業が円滑になされる
ようにする機能、且つ、がたつきの無い状態で仮固定さ
れるようにする機能、且つ、電源コネクタ部30bを補
強する機能を有する。プリント板31は、コネクタ30
の長さと同じ幅を有し、その端面50に沿って、複数の
パッド51が、上記端子部33a、34a、35aと対
応する配置で並んでいる。各パッド51からは配線パタ
ーン52が延びている。プリント板31の両側面には、
端面50の近くに、切り欠き53、54が上記腕部3
6、37及びフック部38、39に対応して形成してあ
る。55、56は支え部であり、端面50と切り欠き部
53、54との間に存在している。また、上記ピン4
2、43に対応して、貫通孔57、58が形成してあ
る。貫通孔57、58は、メッキ等による内周壁層59
を有する。
【0021】次にピン42の取り付け状態について説明
する。図4に拡大して示し且つ図5(A)に示すよう
に、腕部40には、貫通孔60が形成してある。貫通孔
60は、断面形状が一定ではなく、上端は上記ピン42
の径d1と同じ径d1の円61であり、Z2方向に移る
につれて長孔62となり、下端は長孔63である形状で
ある。後述するようにピン42が斜めの姿勢となり、ピ
ン42の上端側が動かないように支持し、ピン42の下
端側がY2方向に移動するようにするためである。64
は軸線であり、上記円61の中心を通るZ1,Z2方向
の垂直な線である。貫通孔40aのY2方向端の内壁面
65は、Z1,Z2方向の垂直面であり、Y1方向端の
内壁面66はZ2方向に移るにつれてY1方向に移動す
る傾斜面である。傾斜した内壁面66の軸線64に対す
る傾斜角度θ1は1度以下と小さい。図面では、分かり
易くするために、誇張して示してある。即ち、貫通孔6
0は、径d1のポールを、その上端を支持して、下端側
をY2方向に移動させた場合にポールがよぎることによ
って形成された空間である。腕部40の上面であって貫
通孔60の上端には、ピン42の頭部42aが収まる凹
部67が形成してある。凹部67のうち、Y2方向の半
分67aはY1方向の半分より少し深くしてある。後述
するようにピン42が斜めの姿勢となっても、ピン42
の頭部42aが収まるようにするためである。
【0022】ピン42は、頭部42aを有し、下端にテ
ーパ部42bを有し、略上半分の部分(後述する貫通孔
内部分42d)に、周囲に等角度間隔で突き出てピン4
2の軸線方向に延在する4つのリブ42cを有する。リ
ブ42cは、断面が三角形状であり、尖っている先端が
貫通孔60の内壁面に強く当たって、ピン42を固定す
る摩擦力を得る役割を有する。
【0023】ピン42は、図5(A)に示すように、貫
通孔60を傾斜した内壁面66に沿って貫通してZ2方
向に突き出ており、軸線64に対してY1方向に僅かの
角度θ2傾斜している微小傾斜状態にある。42dは貫
通孔60内に存在する貫通孔内部分であり、42eは貫
通孔60を出て腕部40の下面よりZ2方向に突き出て
いる突き出し部分である。ピン42は、突き出し部分4
2eにY2方向に強い力F10を加えた場合に、貫通孔
内部分42dのリブ42cが貫通孔60の内壁面を擦り
つつ、頭部42aの直ぐ下側の部分Oを中心に、Y2方
向に貫通孔60によって限られた微小範囲内で回動さ
れ、力F1が解除されると、貫通孔内部分42dのリブ
42cと貫通孔60の内壁面との間の摩擦力でもってそ
のときの位置に留まる状態とされる。
【0024】即ち、ピン42は、突き出し部分42eに
比較的強い外力が作用した場合に、微小範囲内で回動さ
れ、突き出し部分42eが微小範囲内でY1方向に移動
され、外力が解除されるとその位置に留まって再度固定
される構成である。次に、コネクタ30についてのピン
42及びフック部39と、プリント板31についての切
り欠き部54及び貫通孔57との関係について説明す
る。
【0025】以下の寸法は共にY1、Y2方向の寸法で
ある。寸法A1は、フック部39のY2方向側の端面3
9aと貫通孔60を斜めに貫通して固定してあるピン4
2のテーパ部42bの先端42b1との間の寸法であ
る。寸法A2は、フック部39のY2方向側の端面39
aとピン42のテーパ部42bの基端42b2との間の
寸法である。寸法Bは、切り欠き部54のY2方向側の
端面54aと貫通孔57の内周面のうち最もY1方向側
の部位57a(プリント板31のうち貫通孔57の内周
面のうち最もY1方向側の部位57aに臨む縁部69)
との間の寸法である。
【0026】プリント板31は、上記寸法Bが、A2<
B<A1との関係を満足するように、切り欠き部54及
び貫通孔57が形成してある。よって、プリント板31
の切り欠き部54及び貫通孔57の配置の精度を高くす
る必要はない。別のピン43も上記のピン42と同じ構
成である。次に、上記構造のコネクタ30を上記構造の
プリント板31に仮固定する動作について説明する。
【0027】作業者は、図6(A)に示すように、コネ
クタ30をプリント板31の端の位置に降ろして、その
後に強い力F11でZ2方向に押し付ける。コネクタ3
0をプリント板31の端の位置に降ろすと、フック部3
9(38)の下端側が切り欠き部54(53)に嵌合
し、図6(A)に拡大して示すように、ピン42のテー
パ部42bのうち先端42b1に近い部分が縁部69に
当たる。
【0028】コネクタ30を強い力F11でZ2方向に
押し付けると、フック部39(38)が切り欠き部54
(53)内に更に入り込み、テーパ部42bが縁部69
によって相対的に押されて、ピン42の突き出し部分4
2eにY2方向に強い力F10が加わる。これによっ
て、ピン42が、その貫通孔内部分42dが貫通孔60
の壁面を擦りつつ、頭部42aの直ぐ下側の部分Oを中
心に、Y2方向に微小に回動するように移動され、突き
出し部分42eがY2方向に微小に移動されて、遂に
は、図6(B)に示すように、貫通孔57内に入り込
む。
【0029】コネクタ30は、最終的には、図6(C)
及び図5(B)に示すようになる。これが、仮固定され
た状態である。フック部39(38)は切り欠き部54
(53)内に完全に嵌合し、ピン42の突き出し部分4
2eが貫通孔57内に完全に嵌合し、別のピン43が貫
通孔58内に完全に嵌合した状態となって、各腕部4
0、41を支え部55、56によって支えられ、コネク
タ本体32がプリント板31の端面50よりY2方向に
迫り出した状態となっている。
【0030】ここで、ピン42(43)は、頭部42a
の直ぐ下側の部分Oを中心に、Y2方向に回動するよう
に強制的に移動されて、突き出し部分42eが貫通孔5
7内に入り込ことが可能な状態にまで到ると、それ以上
はY2方向には移動されず、突き出し部分42eは貫通
孔57内周面のうち最もY1方向側の部位57aを擦す
る状態となる。即ち、ピン42(43)とフック部39
(38)とで、プリント板31のうち上記寸法Bの部分
31aをがたの無い状態で挟み込んでいる状態となる。
このため、コネクタ30は、プリント板31から迫り出
した部分が下がるように傾斜することなく、且つ、端子
部33a、34a、35aが対応するパッド51に当た
っている状態でしっかりと仮固定される。なお、ピン4
2(43)は、前記の微小傾斜状態から移って略垂直の
状態となる。
【0031】なお、仮固定は、作業者が、図6(A)に
示すように、コネクタ30をプリント板31の端の位置
に降ろして、その後に強い力F11でZ2方向に押し付
ける簡単な作業だけで済、作業性良く行われる。次い
で、リフロー炉を通すことによって、図6(C)に示す
ように、端子部33a、34a、35aが対応するパッ
ド51に半田70によって半田付けされる。仮固定され
た状態で、端子部33a、34a、35aが対応するパ
ッド51に当たっているため、半田付けは信頼性良くな
される。また、ピン42(43)が貫通孔57(58)
と半田71によって半田付けされる。これによって、コ
ネクタ30がプリント板31に実装された状態となる。
【0032】このプリント板31は最終的には、電子機
器内に取り付けられ、コネクタ30が電子機器の外部に
露出した状態とされる。このコネクタ30には、図3に
示すように、信号コネクタ部30aに信号コネクタ80
が接続され、電源コネクタ部30bに電源コネクタ81
が接続され、IDコネクタ部30cにIDコネクタ82
が接続される。
【0033】信号コネクタ80,IDコネクタ82,電
源コネクタ81のうちでは、電源コネクタ81が強い挿
入力及び抜去力を必要とされる。上記ピン42(43)
は電源コネクタ部30bの箇所にあって電源コネクタ部
30bのプリント板31への固定力が高められており、
電源コネクタ部30bは補強されている。よって、電源
コネクタ81の挿入及び抜去操作を繰り返しても、電源
コネクタ部30bが傷むことは起きない。
【0034】ピン42にテーパ部42bを設ける代わり
に、貫通孔57の上端開口側にすり鉢形状のテーパ部を
設けてもよい。 〔第2実施例〕図7は本発明の第2実施例のコネクタ3
0Aを、これが取り付けられるプリント板31と併せて
示す。コネクタ30Aは、上記のコネクタ30とは、上
記特殊形状の貫通孔60に代えて、単純に円筒状の貫通
孔90が各腕部40、41に形成してあり、且つ、ピン
42、43に代えて、図8(A)に示すように、ピン9
2、93が、各腕部40、41の貫通孔90を貫通して
植わってある構成が相違する。
【0035】図8(A)に示すように、ピン92(9
3)は、頭部92aを有し、下端にテーパ部92bを有
し、貫通孔90内にある貫通孔内部分92dの部分に、
周囲に等角度間隔で突き出てピン92の軸線方向に延在
する4つのリブ92cを有し、且つ、貫通孔90を出て
腕部40の下面よりZ2方向に突き出てる突き出し部分
92eに下端が開放してあるスリット92fが形成して
ある構成である。スリット92fが形成してある部分
は、プレスフィットピンとして機能する。リブ92cは
貫通孔90の内壁面に食い込んで、ピン92を摩擦力で
固定する役割を有する。Y1、Y2方向についてみたと
き、突き出し部分92eは、通常は径d10であり、図
8(B)に示すように、スリット92fが狭められる
と、細くなって径d11となる。
【0036】次に、コネクタ30Aについてのピン92
及びフック部39と、プリント板31についての切り欠
き部54及び貫通孔57との関係について説明する。以
下の寸法は共にY1、Y2方向の寸法である。フック部
39のY2方向側の端面39aと貫通孔90を貫通して
固定してあるピン92のテーパ部92bの先端92b1
との間が寸法A1である。フック部39のY2方向側の
端面39aとピン92のテーパ部92bの基端92b2
との間が寸法A2である。寸法Bは、切り欠き部54の
Y2方向側の端面54aと貫通孔57の内周面のうち最
もY1方向側の部位57a(プリント板31のうち貫通
孔57の内周面のうち最もY1方向側の部位57aに臨
む縁部69)との間の寸法である。寸法A1,A2,B
は、A2<B<A1を満足する関係にある。
【0037】別のピン93も上記のピン92と同じ構成
である。次に、上記構造のコネクタ30Aをプリント板
31に仮固定する動作について説明する。作業者は、図
9(A)に示すように、コネクタ30Aをプリント板3
1の端の位置に降ろして、その後に強い力F11でZ2
方向に押し付ける。
【0038】コネクタ30をプリント板31の端の位置
に降ろすと、フック部39(38)の下端側が切り欠き
部54(53)に嵌合し、図9(A)に拡大して示すよ
うに、ピン92のテーパ部92bのうち先端42b1に
近い部分が縁部69に当たる。コネクタ30を強い力F
10でZ2方向に押し付けると、フック部39(38)
が切り欠き部54(53)内に更に入り込み、テーパ部
92bが縁部69によって相対的に押されて、ピン92
の突き出し部分92eにY2方向に強い力F10が加わ
る。これによって、図8(B)に拡大して示すように、
スリット92fが図8(B)に拡大して示すように狭め
られ、突き出し部分92eが弾性変形して、Y1−Y2
方向の径が細くなるように変形され、径d11となり、
図9(B)に示すように、貫通孔57内に入り込む。
【0039】コネクタ30は、最終的には、図9(C)
及び図8(B)に示すようになる。これが、仮固定され
た状態である。フック部39(38)は切り欠き部54
(53)内に完全に嵌合し、ピン92の径が細くされた
突き出し部分92eが貫通孔57内に完全に嵌合し、別
のピン93が貫通孔58内に完全に嵌合した状態となっ
て、各腕部40、41を支え部55、56によって支え
られ、コネクタ本体32がプリント板31の端面50よ
りY2方向に迫り出した状態となっている。
【0040】ここで、ピン42(43)は、貫通孔57
(58)内に嵌合された部分についてみると、元の径に
まで太くなる方向の弾性力F20が蓄勢された状態にあ
り、この弾性力F20によって、ピン92(93)とフ
ック部39(38)とで、プリント板31のうち上記寸
法Bの部分31aを弾性的に挟み込んでがたの無い状態
となる。このため、コネクタ30Aは、プリント板31
から迫り出した部分が下がるように傾斜することなく、
且つ、端子部33a、34a、35aが対応するパッド
51に当たっている状態でしっかりと仮固定される。
【0041】なお、仮固定は、作業者が、図9(A)に
示すように、コネクタ30をプリント板31の端の位置
に降ろして、その後に強い力F11でZ2方向に押し付
ける簡単な作業で、作業性良く行われる。次いで、リフ
ロー炉を通すことによって、図9(C)に示すように、
端子部33a、34a、35aが対応するパッド51に
半田70によって半田付けされる。仮固定された状態
で、端子部33a、34a、35aが対応するパッド5
1に当たっているため、半田付けは信頼性良くなされ
る。また、ピン92(93)が貫通孔57(58)と半
田71によって半田付けされる。これによって、コネク
タ30Aがプリント板31に実装された状態となる。ピ
ン92(93)は電源コネクタ部30bのプリント板3
1への固定力を高めている。
【0042】なお、ピン92(93)は、貫通孔57
(58)内に嵌合された状態で太くなる方向の弾性力F
20が蓄勢される構造であればよく、上記の構造に限定
はされない。ピン92にテーパ部92bを設ける代わり
に、貫通孔57の上端開口側にすり鉢形状のテーパ部を
設けてもよい。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、コネクタ本体と複数の端子とを有し、該コネク
タ本体の一部にフック部を有し、該フック部をプリント
板の切り欠き部に係合させて該プリント板に仮固定され
るコネクタにおいて、該コネクタ本体の一部にピンを、
強制的に動かそうとした場合にその位置が微小範囲内で
移動するように設けてなり、該コネクタが該フック部を
プリント板の切り欠き部に係合させて該プリント板に仮
固定させるときに、上記ピンが強制的に微小移動されて
該プリント板の孔に嵌合されるように構成したものであ
るため、プリント板の切り欠き部の位置等のばらつきが
あっても、これらが吸収されて、コネクタを仮固定した
状態でがたが発生しないように出来る。よって、コネク
タをプリント板の端側に仮固定した状態でコネクタが下
がるように傾斜してしまうことが起きないように出来、
よって、端子部が対応するパッドに当たっている状態に
出来、これによって、端子部のパッドへの半田付けを信
頼性良く行うことが出来る。また、ピンが微小範囲内で
強制的に移動可能であるため、プリント板の切り欠き部
の位置等のばらつきが吸収され、コネクタを仮固定した
状態でがたが発生しない。また、ピンが微小範囲内で強
制的に移動可能であるため、ピンが孔へ嵌合しないとい
うことが起きず、よってコネクタをプリント板へ仮固定
する作業を円滑に行うことが出来る。
【0044】請求項2の発明は、コネクタ本体の一部に
貫通孔を有し、該貫通孔は上部に断面が円形の部分を有
し、下部に断面がコネクタ本体の奥行き方向に長い細長
円の部分を有する形状であり、上記貫通孔を貫通してピ
ンが設けてあり、該ピンは、上記貫通孔より下方に突き
出た突き出し部に上記コネクタ本体の前面側に向く方向
の力が加わった場合に断面が円形の部分を中心に回動し
て細長円に沿って強制的に微小範囲内で回動されて、該
突き出し部が上記コネクタ本体の前面方向に微小範囲内
で移動可能であり、該コネクタが該フック部をプリント
板の切り欠き部に係合させて該プリント板に仮固定させ
るときに、該ピンが上部を中心にして強制的に微小に回
動されて該突き出し部が該プリント板の孔に嵌合される
ように構成したものであるため、ピンの突き出し部がコ
ネクタ本体の前面側に向く方向に微小に移動できる構造
を簡単は構造で実現することが出来る。
【0045】請求項3の発明は、ピンは、貫通孔を貫通
している貫通孔内部分の周囲に突き出た複数のリブを有
する構成したものであるため、リブが貫通孔の内壁面に
強く当たるようにして大きい摩擦力が発生するように出
来、よって、ピンを移動した位置にしっかりと固定する
ことが出来、コネクタを仮固定した状態でがたが発生し
ないように出来る。
【0046】請求項4の発明は、上記ピンは、上記突き
出し部分の下端にテーパ部を有する構成であるため、ピ
ンの下端のテーパ部をプリント板の孔に臨む縁部に案内
されることによって、ピンをプリント板の孔に嵌合させ
る動作が円滑に行われるように出来る。請求項5の発明
は、コネクタ本体と複数の端子とを有し、該コネクタ本
体の一部にフック部を有し、該フック部をプリント板の
切り欠き部に係合させて該プリント板に仮に固定され、
複数の端子を該プリント板のパッドと半田付けされて取
り付けられるコネクタにおいて、該コネクタ本体の一部
に、ピンが植わっており、該ピンは、該コネクタ本体よ
り下方に突き出ている部分が、径が細くなるように弾性
変形可能である構成であり、該コネクタが該フック部を
プリント板の切り欠き部に係合させて該プリント板に仮
固定させるときに、ピンが径が細くなるように弾性変形
されてプリント板の孔に嵌合される構成であるため、コ
ネクタ本体の一部にピンを植えただけの極めて簡単な構
造で済み、また、プリント板の切り欠き部の位置等のば
らつきが吸収され、コネクタを仮固定した状態でがたが
発生しないように出来る。
【0047】請求項6の発明は、上記ピンは、下端にテ
ーパ部を有する構成であり、該ピンは、そのテーパ部を
該プリント板の孔に臨む縁部に案内されて、径が細くな
るように弾性変形される構成としたものであるため、ピ
ンをプリント板の孔に嵌合させる動作が円滑に行われ
る。請求項7の発明は、上記コネクタは、電源コネクタ
が接続される電源コネクタ部を有し、上記ピンは、上記
コネクタ本体のうち該電源コネクタ部の部分に設けた構
成としたものであるため、ピンが電源コネクタ部をプリ
ント板に固定するように機能して電源コネクタ部の機械
的強度を補強出来、よって、強い挿入力及び抜去力を必
要とされる電源コネクタの挿入及び抜去操作を繰り返し
ても、電源コネクタ部が傷むことが起きないように出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のコネクタを示す図である。
【図2】従来のコネクタの問題点を説明する図である。
【図3】本発明の第1実施例になるコネクタをプリント
板等と併せて示す斜視図である。
【図4】図3のコネクタを背面側からみた斜視図であ
る。
【図5】ピンの取り付け状態を示す図である。
【図6】コネクタをプリント板に仮固定して実装する工
程を説明する図である。
【図7】本発明の第2実施例になるコネクタを背面側か
らみた斜視図である。
【図8】ピンを説明する図である。
【図9】図7のコネクタをプリント板に仮固定して実装
する工程を説明する図である。
【符号の説明】
30,30A コネクタ 30b 電源コネクタ部 31 プリント板 32 コネクタ本体 33、34、35 端子部材 38,39 フック部 40、41 腕部 42、43、92、93 ピン 42b、92b テーパ部 42c リブ 92f スリット 60 貫通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮澤 英夫 東京都品川区東五反田2丁目3番5号 富 士通高見澤コンポーネント株式会社内 Fターム(参考) 5E023 AA16 BB22 CC23 CC26 DD10 DD26 EE04 EE28 FF01 GG07 GG15 HH02 HH17 HH19 5E077 BB23 BB31 CC24 CC26 CC27 DD02 GG04 JJ05 JJ12 JJ22

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタ本体と複数の端子とを有し、該
    コネクタ本体の一部にフック部を有し、該フック部をプ
    リント板の切り欠き部に係合させて該プリント板に仮固
    定されるコネクタにおいて、 該コネクタ本体の一部にピンを、強制的に動かそうとし
    た場合にその位置が微小範囲内で移動するように設けて
    なり、 該コネクタが該フック部をプリント板の切り欠き部に係
    合させて該プリント板に仮固定させるときに、上記ピン
    が強制的に微小に移動されて該プリント板の孔に嵌合さ
    れるように構成したことを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 コネクタ本体と複数の端子とを有し、該
    コネクタ本体の一部にフック部を有し、該フック部をプ
    リント板の切り欠き部に係合させて該プリント板に仮固
    定されるコネクタにおいて、 該コネクタ本体の一部に貫通孔を有し、該貫通孔は上部
    に断面が円形の部分を有し、下部に断面がコネクタ本体
    の奥行き方向に長い細長円の部分を有する形状であり、 上記貫通孔を貫通してピンが設けてあり、該ピンは、上
    記貫通孔より下方に突き出た突き出し部分に上記コネク
    タ本体の前面側に向く方向の力が加わった場合に断面が
    円形の部分を中心に回動して細長円に沿って強制的に微
    小範囲内で回動されて、該突き出し部分が上記コネクタ
    本体の前面方向に微小範囲内で移動可能であり、 該コネクタが該フック部をプリント板の切り欠き部に係
    合させて該プリント板に仮固定させるときに、該ピンが
    強制的に微小に回動されて該突き出し部が該プリント板
    の孔に嵌合されるように構成したことを特徴とするコネ
    クタ。
  3. 【請求項3】 上記ピンは、上記貫通孔を貫通している
    貫通孔内部分の周囲に突き出た複数のリブを有する構成
    したことを特徴とする請求項2記載のコネクタ。
  4. 【請求項4】 上記ピンは、上記突き出し部分の下端に
    テーパ部を有する構成であり、 該ピンは、そのテーパ部を該プリント板の孔に臨む縁部
    に案内されて、該プリント板の孔に嵌合する方向に微小
    移動される構成したことを特徴とする請求項2記載のコ
    ネクタ。
  5. 【請求項5】 コネクタ本体と複数の端子とを有し、該
    コネクタ本体の一部にフック部を有し、該フック部をプ
    リント板の切り欠き部に係合させて該プリント板に仮固
    定されるコネクタにおいて、 該コネクタ本体の一部に、ピンが植わっており、 該ピンは、該コネクタ本体より下方に突き出ている突き
    出し部分が、径が細くなるように弾性変形可能である構
    成であり、 該コネクタが該フック部をプリント板の切り欠き部に係
    合させて該プリント板に仮固定させるときに、該ピンの
    該突き出し部分の径が細くなるように弾性変形されて該
    プリント板の孔に嵌合されるように構成したことを特徴
    とするコネクタ。
  6. 【請求項6】 上記ピンは、下端にテーパ部を有する構
    成であり、 該ピンは、そのテーパ部を該プリント板の孔に臨む縁部
    に案内されて、径が細くなるように弾性変形される構成
    としたことを特徴とする請求項5記載のコネクタ。
  7. 【請求項7】 上記コネクタは、電源コネクタが接続さ
    れる電源コネクタ部を有し、上記ピンは、上記コネクタ
    本体のうち該電源コネクタ部の部分に設けた構成とした
    ことを特徴とする請求項1、2、5のうちいずれか一項
    記載のコネクタ。
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