JP6502757B2 - 電気コネクタ - Google Patents

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    • H01R12/7005Guiding, mounting, polarizing or locking means; Extractors
    • H01R12/7011Locking or fixing a connector to a PCB
    • H01R12/7047Locking or fixing a connector to a PCB with a fastener through a screw hole in the coupling device

Description

本発明は、ネジにより取付け対象に取り付けられる電気コネクタに関する。
電気コネクタは、ホルダ、回路基板、その他の電気機器などの取付け対象に固定して使用されることが多い。電気コネクタに限るものではないが、ネジは、取付け対象に固定する手段として、汎用されている。例えば、特許文献1は、ジャックコネクタ(10)をメカシャーシ(20)にネジ止めしたうえで、ジャックコネクタ(10)をプリント基板(30)にはんだ付けにより接続する取付け機構を開示している。特許文献1の取付け機構は、ジャックコネクタと一体的に形成された補強用突起(11a,11b)に長頭ネジ(17)を貫通させて、メカシャーシとネジ止めする。特許文献1の取付け機構は、メカシャーシを補強部材として機能させる。
特開平7−272782号公報
特許文献1のように、電気コネクタが取付け対象であるプリント基板に直接的にネジ止めされる場合には、ネジがネジ孔に噛み合うことで、プリント基板に対する電気コネクタの位置が自ずと定まる。ところが、この場合には、予め電気コネクタにネジを差し込んでおき、電気コネクタをネジごと移動させることにより取付け対象に対して位置決めを行うことになる。
ところが、予めネジを電気コネクタに差し込むことが許されず、電気コネクタを取付け対象に対して位置決めをした後に、ネジを差し込まなければならない場合がある。この電気コネクタは、高い精度で位置決めを行わなければ、ネジ止めをすることができくなる。
そこで本発明は、取付け対象に高い精度で位置決めをなすことのできる電気コネクタを提供することを目的とする。
本発明の電気コネクタは、複数のコンタクトを保持する樹脂製のハウジングと、ハウジングに設けられるネジ取付ブロックと、を備え、ネジ取付ブロックを貫通する固定ネジにより、取付け対象にネジ止めされる電気コネクタに関する
発明におけるネジ取付ブロックは、軸方向の一方の端部と他方の端部を備え、一方の端部から他方の端部に向けて外径が連続的に拡大する第一円錐台部と、他方の端部から一方の端部に向けて外径が連続的に拡大する第二円錐台部と、を備えることを特徴とする。
本発明の電気コネクタは、第一円錐台部と第二円錐台部の境界部分が径方向に最も突出しているので、ネジ取付ブロックを平面視すると、径方向に最も突出した部分が他の部分と輪郭で明確につく。
本発明におけるネジ取付ブロックは、第一円錐台部と第二円錐台部が、ネジ取付ブロックの高さ方向zの中央部で接続されることが好ましい。
そうすることにより、ネジ取付ブロックの径方向の肉厚を最大限に確保することができる。
本発明ネジ取付ブロックにおいて第一円錐台部及び第二円錐台部は、第一円錐台部と第二円錐台部との境界部分に設けられ、外径が軸方向に等しい等径部を介して接続されることが好ましい。
そうすることにより、より明確に輪郭を視認することができる。
本発明の電気コネクタにおいて、第一円錐台部と第二円錐台部は、ネジ取付ブロックの高さ方向の中央部で接続され、第一円錐台部の中央部に向けた最大径をR1とし、第二円錐台部の中央部に向けた最大径をR2(ただし、R1<R2)とすると、等径部は、外径がR2であって、第二円錐台部とは外径がR2の所で連なり、第一円錐台部とは、段差を介して外径がR1と連なる、ことが好ましい。
このように、段差があることにより、輪郭を視認しやすくなる。
本発明は、以上のいずれかの電気コネクタと、電気コネクタと電気的に接続される回路基板と、電気コネクタと回路基板の間に介在し、電気コネクタを保持するホルダとを備える電気コネクタ組立体を提供する。
この組立体におけるホルダは、電気コネクタのネジ取付ブロックが収容される円筒状の収容室を有する収容を備え、収容に収容されるネジ取付ブロック及び回路基板を貫通するネジにより、電気コネクタ、ホルダ及び回路基板がネジ止めされる。
本発明の電気コネクタによれば、ネジ取付ブロックを第一円錐台部と第二円錐台部を組み合せた樽型にすることにより最大径の部分を設ける。これにより、電気コネクタを組み付け相手に組み付ける際の位置決めの基準を明確にできる。
本発明の実施形態に係る電気コネクタ組立体を示す斜視図である。 図1の電気コネクタ組立体をネジ止めする様子を示す斜視図であり、(a) は平面側から視た図、(b)は底面側から視た図である。 本実施形態に係る電気コネクタを示し、(a)は平面図、(b)は正面図、 (c)は底面図である。 本実施形態に係るネジ取付ブロックを示し、(a)は平面図、(b)は縦断 面、(c)は底面図である。 本実施形態に係るハウジングを射出成形する際のネジ取付ブロック周りの金型の配置を示す図である。 本実施形態に係るホルダの平面図である。 本実施形態に係るネジ取付けブロックとホルダの収容の関係を示す縦断面図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る電気コネクタ組立体1について説明する。
電気コネクタ組立体1は、図1及び図2に示すように、電気コネクタ10と、電気コネクタ10を保持するホルダ30とを備えている。電気コネクタ10は、一対の固定ネジ100,100により取付け対象であるホルダ30に固定されるものであり、ホルダ30に対して高い精度で位置決めされる要素を備えているところに特徴を有する。
以下、電気コネクタ組立体1の構成を、電気コネクタ10、ホルダ30の順に説明し、次いで、電気コネクタ組立体1の効果に言及する。
なお、本実施形態において、図1におけるx軸方向、y軸方向、及び、z軸方向を、各々、幅方向x、前後方向y、及び、高さ方向zと定義する。また、前後方向については、相手側コネクタが嵌合される側(y軸の矢印が示す側)を前と定義する。
[電気コネクタ10]
電気コネクタ10は、図1〜図3に示すように、図示を省略する複数のコンタクトを保持するハウジング11と、ハウジング11の幅方向の両側に設けられるネジ取付ブロック20とを備える。ハウジング11とネジ取付ブロック20は、電気絶縁性の樹脂を射出成形することにより一体的に形成されている。
ハウジング11は、図3に示すように、コンタクトを保持する保持壁12と、保持壁12よりも前方側に設けられる嵌合凹部14と、保持壁12よりも後方側に設けられる引出凹部15とを備えており、保持壁12,嵌合凹部14及び引出凹部15はその周囲が側壁16に囲われている。
保持壁12は、図示を省略するコンタクトが保持孔13に圧入されることにより、コンタクトを保持する。保持壁12に保持されるコンタクトは、嵌合凹部14に配置される部分が、嵌合凹部14に嵌合される相手側コネクタの相手側コンタクトと電気的に接続される。また、保持壁12に保持されるコンタクトは、引出凹部15に引き出され、例えば回路基板、その他の電気機器に接続される。
ハウジング11は、後方側にネジ取付ブロック20を備えている。本実施形態では、一対のネジ取付ブロック20が、ハウジング11の幅方向xの両側に一つずつ設けられている。
ネジ取付ブロック20は、高さ方向zに沿って形成されており、側壁16との接続部分を除いて円筒状に形成されている。
ネジ取付ブロック20は、図4に示すように、円弧状の外周面からなる案内面21と、電気コネクタ10をホルダ30に固定する固定ネジ100が貫通する、高さ方向zに沿って穿孔される挿通孔28とを備えている。挿通孔28は、ここでは固定ネジ100が貫通するだけなので、その周囲にネジは切られていない。また、高さ方向zは、固定ネジ100の軸方向と一致する。
ネジ取付ブロック20は、固定ネジ100が貫通する高さ方向zの一方の端部20Aと、高さ方向zの他方の端部20Bと、高さ方向zの中央部20Cとを備えている。ネジ取付ブロック20は、端部20Aから中央部20Cに向けて外径が連続的に拡大する第一円錐台部22と、他方の端部20Bから中央部20Cに向けて外径が連続的に拡大する第二円錐台部23とを備えている。なお、この中央部20Cは、極めて厳密な意味の中央を意味しているものではなく、製造誤差などを考慮したものと理解すべきである。
なお、図4には、ネジ取付けブロック20のみがハウジング11から分離して表示される。
ネジ取付ブロック20は、第一円錐台部22と第二円錐台部23が、それぞれの外径が広い側同士が突き合わされており、ほぼ樽型の外観を有している。ただし、図4(b)に示すように、ネジ取付ブロック20は、第一円錐台部22と第二円錐台部23の境界部分に、高さ方向zに亘って外径が等しい等径部24を備える。
ここで、第一円錐台部22の中央部20Cに向けた最大径(半径)をR1とし、第二円錐台部23の中央部に向けた最大径(半径)をR2(ただし、R1<R2)とすると、等径部24は、外径がR2であって、第二円錐台部23とは外径がR2の所で連なり、第一円錐台部22とは、段差25を介して外径がR1と連なっている。このように、案内面21は、等径部24の領域が最も径方向に突出しており、また、段差25と等径部24の境界部分がエッジになっているので、一方の端部20Aの側から平面視したときの視認性が高い。
ハウジング11は、前述したように射出成形により作製されるが、ネジ取付ブロック20の部分の成形には、図5(a)に示すように、高さ方向zに分割される上型201と下型202を備える金型200が用いられる。金型200は、図5(a),(b)に示すように、等径部24と第二円錐台部23の境界に対応する位置に上型201と下型202が分割される型割面203が設けられている。
上型201は、第一円錐台部22の案内面21に対応する成形面205と、等径部24の案内面21に対応する成形面206とを備えている。成形面205は端部20Aから中央部20Cに向けて内径が連続的に拡大し、成形面206は高さ方向zに亘って内径が等しい。下型202は、第二円錐台部23の案内面21に対応する成形面207を備えている。成形面207は端部20Bから中央部20Cに向けて内径が連続的に拡大する。
成形面205は第一円錐台部22に対する上型201の抜き勾配となり、成形面207は第二円錐台部23に対する下型202の抜き勾配となって、金型200から成形品であるネジ取付ブロック20の離型を容易にする。
[ホルダ30]
次に、ホルダ30は、図1及び図6に示すように、電気コネクタ10のハウジング11を支持する連結片31と、連結片31の幅方向xの両側に設けられる一対の収容33,33と、を備える。ホルダ30は、例えばアルミニウム合金などの金属材料から作製されているが、ハウジング11と同様に樹脂から作製することもできる。
連結片31は、本実施形態においては、下方から電気コネクタ10に接触して支持するとともに、一対の収容33,33を保持する役割をなす。
収容33は、図1に示すように、ホルダ30に電気コネクタ10が保持されると、ハウジング11のネジ取付ブロック20を収容する部位である。収容33は、図6に示すように、連結片31から立設する本体34と、本体34の内側に設けられる収容室35と、収容室35に臨み、本体34の内側に形成される案内面36と、収容室35の底部に設けられる支持台37と、を備える。なお、ここでいう内側(外側)とは幅方向xを基準にしている。
本体34は、図1に示すように、連結片31に対して垂直に立ち上がっており、ネジ取付ブロック20と同程度の高さ方向zの寸法を有しており、ネジ取付ブロック20は本体34の内部にすっぽりと収容される。
収容室35は、外側が本体34の案内面36により区画され、内側は開放されている。案内面36は、高さ方向zに沿う中心軸を有する円弧面をなしており、その中の収容室35は半円柱状の空間からなる。
案内面36は、曲率半径が等径部24の外径(R2)より微小量(例えば1mm)だけ大きく構成されている。案内面36は、電気コネクタ10をホルダ30で保持する作業において、ネジ取付ブロック20が収容室35に収容される際に、ネジ取付ブロック20の案内面21が摺動することで電気コネクタ10を案内する。
支持台37は、連結片31より所定寸法だけかさ上げされており、その頂面に円形の支持面38を備え、ホルダ30に電気コネクタ10が保持されると、ネジ取付ブロック20の底面が着座する。支持台37は、高さ方向zに沿うネジ穴39が形成されている。ネジ穴39は、支持面38の中心に形成されており、固定ネジ100の雄ネジと噛み合う雌ネジが形成されている。
ネジ取付ブロック20が収容室35の所望する位置に収容されたとき、ネジ取付ブロック20の挿通孔28の中心と支持台37のネジ穴39の中心が一致することが理想的である。
[組み付け手順]
次に、電気コネクタ10をホルダ30に組み付けるには、ホルダ30の収容室35に電気コネクタ10のネジ取付ブロック20を挿入できるように、ホルダ30に対して電気コネクタ10を位置合せする。次いで、ネジ取付ブロック20を収容室35に挿入し、ネジ取付ブロック20の底面が支持台37に突き当たるまで、電気コネクタ10を押し込む。
電気コネクタ10の押し込みが完了したならば、固定ネジ100,100をネジ取付ブロック20の挿通孔28,28から挿入し、ネジ穴39,39に噛み合ったならば、締め付ける。
[効 果]
次に、本実施形態の効果を説明する。
本実施形態の電気コネクタ10は、ホルダ30との位置決めを行うネジ取付ブロック20が第一円錐台部22と第二円錐台部23を組み合せたほぼ樽型にすることにより、中央部20Cに最大径の部分を設けている。
[第1の効果]
これにより、電気コネクタ10をホルダ30に組み付ける際の位置決めの基準を明確にできる。つまり、中央部20Cにおける外周縁の部分は、第一円錐台部22及び第二円錐台部23に比べて径方向に突出しているので、ネジ取付ブロック20を平面視すると、その輪郭を明確に視認できる。したがって、ネジ取付ブロック20を収容室35に位置決めする際に、高い精度で位置決めを行うことができる。
例えば、ネジ取付ブロック20の外周の径が高さ方向zに亘って等しい場合には、位置決めの基準位置を明確に捉えることができない。つまり、ネジ取付ブロック20の外周の案内面21には金型200の精度などによる凹凸が、周方向及び高さ方向zに亘って形成される。これを平面視したとすると、高さ方向zの全ての凹凸を視認することになるので、高さ方向zの特定の位置における輪郭を特定することができず、位置決めの基準を定めることができない。
[第2の効果]
また、本実施形態は、等径部24を設けることにより、ネジ取付ブロック20の輪郭をより明確にすることができる。
等径部24を設けることにより、図5(a),(b)に示すように、上型201と下型202の型割面203を段差25から位置をずらすことができる。射出成形において、型割面203にはバリが不可避的に生ずるので、図5(a),(b)の場合でも、型割面203にバリが生じる。しかし、この場合には、バリが生ずるのは基準位置となる段差25に対応する位置からずれている。このため、バリが生じたとしても段差25から離れているので、段差25に対応する輪郭は明確である。特に、等径部24を設けることによりエッジが生成されるので、輪郭の視認性をより明確にできる。
これに対して、図5(c)に示すように、型割面203が段差25に対応する位置に設けられると、基準位置にバリが生じてしまうので、輪郭の視認性が少し劣る。
一方で、図5(d)に示すように、等径部24を設けない場合には、離型を考慮すれば、型割面203は段差25に対応する位置に限られるので、バリが生ずる位置と基準位置が一致してしまう。
したがって、本発明は、図5(c),(d)に示す実施形態を包含するが、輪郭をより明確にするためには、バリを取り除くことが必要なため、図5(a),(b)に示す形態にすることが好ましい。
[第3の効果]
また、中央部20Cに最大径の部分を設けているので、ネジ取付ブロック20の径方向の肉厚を最大限に確保することができる。
例えば、図7(b)及び図7(c)に示すように、一方の端部20Aから他方の端部20Bに向けて径を単調に拡大させることもでき、そうすれば、最大径の部分を位置決めの基準にすることはできる。ただし、この場合には、図7(b)に示すように、端部20Aにおける肉厚を必要な厚さだけ確保するとすれば、端部20Bにおける肉厚が厚くなりすぎて、収容室35に収容できなくなる。なお、肉厚は、径方向の寸法である。逆に、図7(c)に示すように、端部20Bにおける肉厚を必要な厚さだけ確保するとすれば、端部20Aにおける肉厚が薄くなりすぎて、固定ネジ100の締め付けに対する強度を得られない場合も出てくる。なお、傾斜角度を同じにすることを前提とする。
以上に対して、中央部20Cに最大径の部分を設ければ、端部20A,端部20Bにおける肉厚を必要な厚さだけ確保しつつ、中央部20Cにおける肉厚を厚くできるので、収容室35への収容を確保しつつ、最大限の強度を確保できる。
なお、図7において、破線は収容室35を表している。
本発明を実施形態に基づいて説明したが、上記以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更したりすることが可能である。
例えば、本実施形態は、第一円錐台部22と第二円錐台部23は高さ方向zのほぼ中央でその境界部が等径部24により連結されているが、本発明はこれに限定されず、中央部20Cからずれた位置で第一円錐台部22と第二円錐台部23が連結されてもよい。ただし、第一円錐台部22と第二円錐台部23の境界部分は、端部20A又は端部20Bに近すぎると、図7(b)又は図7(c)の形態に近づくので、第3の効果を得る上では好ましくない。そこで、第一円錐台部22と第二円錐台部23の境界部分は、図7(a)に示すようにネジ取付ブロック20を高さ方向zに3分割したうちの中央の1/3の範囲に設けることが好ましい。ただし、最も好ましいのは、高さ方向zのほぼ中央であることに相違ない。
また、本実施形態は、固定ネジ100をネジ取付ブロック20に直接的にネジ止めしているが、他の部材、例えば回路基板をネジ取付ブロック20と固定ネジ100の間に介在させることもできる。この回路基板は、電気コネクタ10の図示を省略したコンタクトと電気的に接続されるものである。
また、本発明は、ネジ取付ブロック20の構造に特徴を有するものであり、ハウジング11及びホルダ30の構造はあくまで一例であり、他の構造を採用することができる。
1 電気コネクタ組立体
10 電気コネクタ
11 ハウジング
12 保持壁
13 保持孔
14 嵌合凹部
15 引出凹部
16 側壁
20 ネジ取付ブロック
20A 端部
20B 端部
20C 中央部
21 案内面
22 第一円錐台部
23 第二円錐台部
24 等径部
25 段差
28 挿通孔
30 ホルダ
31 連結片
33 収容
34 本体
35 収容室
36 案内面
37 支持台
38 支持面
39 ネジ穴
100 固定ネジ
200 金型
201 上型
202 下型
203 型割面
205 成形面
206 成形面
207 成形面

Claims (5)

  1. 複数のコンタクトを保持する樹脂製のハウジングと、
    前記ハウジングに設けられるネジ取付ブロックと、を備え、
    前記ネジ取付ブロックを貫通する固定ネジにより、取付け対象にネジ止めされる電気コネクタであって、
    前記ネジ取付ブロックは、
    軸方向の一方の端部と他方の端部を備え、
    前記一方の端部から前記他方の端部に向けて外径が連続的に拡大する第一円錐台部と、
    前記他方の端部から前記一方の端部に向けて外径が連続的に拡大する第二円錐台部と、を備えることを特徴とする電気コネクタ。
  2. 前記第一円錐台部と前記第二円錐台部は、
    前記ネジ取付ブロックの高さ方向の中央部で接続される、
    請求項1に記載の電気コネクタ。
  3. 前記第一円錐台部及び前記第二円錐台部は、前記第一円錐台部と前記第二円錐台部との境界部分に設けられ、外径が前記軸方向に等しい等径部を介して接続される、
    請求項1又は請求項2に記載の電気コネクタ。
  4. 前記第一円錐台部と前記第二円錐台部は、
    前記ネジ取付ブロックの高さ方向の中央部で接続され、
    前記第一円錐台部の前記中央部に向けた最大径をR1とし、
    前記第二円錐台部の前記中央部に向けた最大径をR2(ただし、R1<R2)とすると、
    前記等径部は、
    外径がR2であって、
    前記第二円錐台部とは外径がR2の所で連なり、
    前記第一円錐台部とは、段差を介して外径がR1と連なる、
    請求項3に記載の電気コネクタ。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の電気コネクタと、
    前記電気コネクタを保持する、前記取付け対象としてのホルダと、を備え、
    前記ホルダは、
    前記電気コネクタの前記ネジ取付ブロックが収容される円筒状の収容室を有する収容搭を備え、
    前記収容搭に収容される前記ネジ取付ブロックを貫通する前記固定ネジにより、
    前記電気コネクタが前記ホルダにネジ止めされる、
    ことを特徴とする電気コネクタ組立体。
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