JP2005321025A - 部材の結合構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 エンジンカバーとアダプタとをマウントラバーを介在させて結合する場合に、マウントラバーの型費を抑えてコストを低減する。
【解決手段】 エンジンカバー10の下面に第1環状枠体14を形成する。第1環状枠体14内に円柱状のマウントラバー30を挿入し、マウントラバー30の突出部30bを第1環状枠体14の孔部14aに係合させる。マウントラバー30に貫通孔31を形成し、貫通孔31の内面に係合突起33を形成する。アダプタ20の上端近傍に該上端から基部側に所定距離を有して小径部25を形成する。アダプタ20の小径部25よりも下側に鍔部27を形成する。アダプタ20の上端側をマウントラバー30の貫通孔31に挿入して係合突起33を小径部25に嵌入させるとともに、鍔部27をマウントラバー30の下端面に当接させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、2つの部材を結合する部材の結合構造に関する。
従来より、例えば特許文献1に開示されているように、エンジンの上方を覆うように形成された第1部材と、エンジンの上部に固定され上方へ延びる柱状に形成された第2部材とを着脱可能に結合することにより、第1部材をエンジンに取り付けることが行われている。この特許文献1では、第1部材と第2部材との間にゴム製の弾性部材を介在させて第1部材に伝わるエンジンの振動を減衰させている。この弾性部材は中心線が上下方向に延びる円柱状をなし、第1部材の下面に形成された環状枠体の内部に収容保持されている。弾性部材の下端部には、第2部材の上端部に形成された球状部が挿入されるテーパ形状の孔部が形成され、この孔部の上方には、該孔部から挿入された第2部材の球状部が嵌入保持される保持部が上記孔部に連続して形成されている。
特許文献1の弾性部材の保持部は、第2部材の球状部の上端から下側までを覆うように球状に形成されている。このように保持部を球状に形成することにより、この保持部で第2部材の球状部を保持した状態で該第2部材を第1部材に対し挿入方向に移動させようとした際に、第2部材の上端部が保持部の上端部で支持されて第2部材の挿入方向への移動を規制することができ、また、第2部材を弾性部材から抜く方向に移動させようとした際に、第2部材の球状部下側が保持部の下側で支持されて第2部材が容易に抜けてしまうのを防止することができ、第1部材を所定位置で保持することができる。
また、一般に、特許文献1のような円柱状をなしかつ端面に開口する孔部を有する弾性部材を成形する際には、弾性部材の中心方向(直径方向)に接離する成形型が用いられている。
米国特許第6206604号明細書(コラム2、図7)
しかしながら、特許文献1のように弾性部材の保持部の形状を球状にすると、保持部の内形状が上下方向中心部から孔部側である下側へ行くほど小さくなる。このため、特許文献1の弾性部材を上下方向に接離する成形型で成形する場合には、保持部の内部にアンダーカット部が形成されることとなり、成形の際に弾性部材を脱型するには、保持部に対応する箇所にスライド型を設定しなければならず、型費が高騰して弾性部材のコスト低減が困難である。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、第1部材と第2部材とを弾性部材を介して結合する場合に、弾性部材にアンダーカット部を形成することなく弾性部材を容易に成形できるようにして、弾性部材の製造コスト低減を図ることにある。
上記目的を達成するために、本発明では、第1部材に設けられた環状枠体内に弾性部材を挿入保持し、該弾性部材に柱状の第2部材の先端側を挿入して上記第1部材と第2部材とを弾性部材を介して結合する部材の結合構造を対象とする。
そして、請求項1の発明では、上記第2部材の先端側挿入部には該先端から基部側へ所定距離隔てて小径部が形成されるとともに、該小径部よりも基部側には外方へ延出する鍔部が形成され、上記弾性部材には第2部材の挿入方向に貫通し内面に係合突起を有する貫通孔が形成され、上記弾性部材を環状枠体内に挿入保持し、上記第2部材の先端側挿入部を上記弾性部材の貫通孔に挿入して係合突起を小径部に嵌入させるとともに鍔部を上記弾性部材の第2部材基部側端面に当接させることにより、上記第1部材と第2部材とが結合するように構成する。
請求項2の発明では、第2部材の先端側挿入部には該先端から基部側へ所定距離隔てて小径部が形成され、上記弾性部材には第2部材の挿入方向に貫通し内面に係合突起を有する貫通孔が形成されるとともに、弾性部材の係合突起を第2部材の小径部に挿入させる際に上記係合突起の先端を弾性部材の外側へ変位させる挿入力低減用係合突起変位部が設けられ、上記弾性部材を環状枠体内に挿入保持し、上記第2部材の先端側挿入部を上記弾性部材の貫通孔に挿入して係合突起を小径部に嵌入させることにより、上記第1部材と第2部材とが結合するように構成する。
請求項3の発明では、請求項1の発明において、弾性部材には該弾性部材の係合突起を第2部材の小径部に挿入させる際に係合突起の先端を弾性部材の外側へ変位させる挿入力低減用係合突起変位部が設けられている構成とする。
請求項4の発明では、請求項2または3の発明において、係合突起変位部は、弾性部材の係合突起を第2部材の小径部に嵌入させる際に上記係合突起の先端を弾性部材の外側へ変位させるように形成された肉ぬすみ部を備えている構成とする。
請求項5の発明では、請求項1〜4のいずれか1つの発明において、弾性部材の第2部材基部側端面には、弾性部材を環状枠体内に挿入する際に弾性部材を保持する治具が係合する治具係合部が設けられている構成とする。
請求項6の発明では、請求項1〜5のいずれか1つの発明において、環状枠体には内面に開口する孔部が形成され、弾性部材には上記孔部に係合する突出部が形成され、上記弾性部材を環状枠体内に挿入して上記突出部を孔部に係合させることにより上記弾性部材が環状枠体に保持されている構成とする。
請求項7の発明では、請求項6の発明において、弾性部材の外面であって突出部に対応する第2部材基部側には、上記突出部を孔部に係合させる際に突出部の先端を弾性部材の内側へ変位させる凹部が形成されている構成とする。
請求項1の発明によれば、第1部材の環状枠体内に挿入保持された弾性部材の貫通孔に第2部材を挿入すると、貫通孔の内面の係合突起が第2部材の小径部に嵌入して第2部材の抜けが規制されるとともに、第2部材の鍔部が弾性部材の第2部材基部側端面に当接して第2部材の挿入方向への移動が阻止され、第1部材と第2部材とが結合される。また、弾性部材が保持された第1部材を第2部材から抜く側に所定以上の力で相対的に引っ張ると、弾性部材が変形して係合突起が小径部から離脱し、第1部材と第2部材とが分離する。
これにより、従来のように弾性部材に第2部材の先端部を球面状に覆って保持するようなアンダーカット部を有する形状を形成することなく貫通孔を形成することにより、弾性部材の製造コストの低減が可能になる。
請求項2の発明によれば、請求項1の発明と同様に第1部材の環状枠体内に挿入保持された弾性部材の貫通孔に第2部材を挿入すると、貫通孔の内面の係合突起が第2部材の小径部に嵌入し、また、弾性部材が保持された第1部材を第2部材から抜く側に所定以上の力で相対的に引っ張ると、係合突起が小径部から離脱する。これにより、従来のように弾性部材に第2部材の先端部を覆って保持するようなアンダーカット部を有する形状を形成することなく貫通孔を形成することにより、弾性部材の製造コストの低減が可能になる。
そして、弾性部材の硬度を高めて係合突起による第2部材の保持力を大きく確保することで第1部材を所定位置にしっかりと保持するようにした場合、係合突起の先端が小径部に嵌入する際に、係合突起変位部により係合突起の先端を弾性部材の外側へ変位させることが可能になる。これにより、第2部材を貫通孔に挿入するときの力を小さくすることが可能になる。
請求項3の発明によれば、請求項2の発明と同様に、弾性部材の第2部材に対する保持力を確保するために弾性部材の硬度を高めた場合に、第2部材を貫通孔に挿入するときの挿入力を小さくすることが可能になる。
請求項4の発明によれば、弾性部材の構造を複雑化することなく、係合突起を小径部に嵌入させる際に係合突起を弾性部材の外側へ変位させることが可能になる。
請求項5の発明によれば、弾性部材の治具係合部に治具を係合させ、この状態で治具を用いて弾性部材を第1部材の環状枠体内に挿入する際に、弾性部材と環状枠体との位置合わせを容易に行うことができ、これにより、弾性部材を環状枠体の所定位置に容易に挿入することが可能となる。
請求項6の発明によれば、弾性部材は、その突出部が環状枠体の孔部に係合しているため、弾性部材の周方向及び抜け方向(弾性部材の反挿入方向)の移動が阻止されて弾性部材を環状枠体内に安定して確実に保持することができる。
請求項7の発明によれば、弾性部材の硬度を高めて弾性部材と環状枠体との係合力を高めた場合、弾性部材を環状枠体内に挿入する際に、突出部の先端が弾性部材の上記凹部側に変位して環状枠体の内面に強く摺接するのが回避され、弾性部材を環状枠体内へ挿入する挿入力を小さくすることが可能となる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る部材の結合構造を第1部材としての自動車のエンジン(図示せず)の上方を覆うエンジンカバー10と、上記エンジンに取り付けられた第2部材としてのアダプタ20とを結合するのに適用した場合を示している。
上記エンジンカバー10は樹脂材を一体成形してなるものであり、図2に示すように、平面視で略矩形に形成された平板部11を備え、該平板部11の周縁部には、図3に示すように、下方へ延びる周壁部12が形成されている。平板部11には、図2にも示すように、長手方向の一側縁部の両側から延出する一対の延出部13、13が形成されており、これら延出部13、13の周縁部には上記平板部11の上記周壁部12が形成されている。上記延出部13、13と平板部11の他側縁部近傍の中央部との合計3箇所が、弾性部材としてのマウントラバー30を介して上記アダプタ20にそれぞれ結合される結合箇所とされている。
平板部11の他側縁部近傍の中央部結合箇所には下方へ延びる第1環状枠体14が形成され、この第1環状枠体14内にマウントラバー30が挿入されている。第1環状枠体14は円形断面を有し、図1(a)に示すように、下側には2つの孔部14a、14aが周方向に約180゜離れて形成されている。各孔部14aは、第1環状枠体14の内面に開口して該第1環状枠体14を貫通するとともに第1環状枠体14の周方向に延びる矩形状に形成されている。
また、上記延出部13のアダプタ20との結合箇所にも第1環状枠体14と同様な第2環状枠体15がそれぞれ形成され、図4に示すように、これら第2環状枠体15は上記第1環状枠体14よりも上下方向の寸法が長く設定されている。この第2環状枠体15における延出部13外側部分は上記周壁部12により形成され、また、この第2環状枠体15の下側には上記第1環状枠体14と同様な孔部15aが形成されている。
また、上記アダプタ20は、図5に示すように、樹脂材を上下方向に延びる円柱状に一体成形してなるものであり、径方向中心部には上下方向に貫通する円形の軸孔21が形成されている。該軸孔21内面の下端部には雌ねじ部21aが設けられ、この雌ねじ部21aにはエンジンの上部に取り付けられたスタッドボルトの雄ねじ部(図示せず)が螺合するようになっている。
上記アダプタ20の上端部には、図6に示すように、2つの切欠部22、22が周方向に約180゜離れて形成されており、このアダプタ20外面の上端部は上側へ行くほど縮径するテーパ面部23とされている。上記テーパ面部23よりも下側には、図5に示すように、径大部24と小径部25とが下方へ順に形成され、これら径大部24と小径部25との間に段差が形成されている。上記小径部25の下側には、平面視で正六角形状をなす六角部26が形成されている。この六角部26は、雌ねじ部21aにスタッドボルトを螺合させるときに工具(図示せず)を係合させるためのものである。
上記アダプタ20の六角部26の下側には、径方向外方へ延出する円形の鍔部27が形成されている。この鍔部27の下面はアダプタ20の中心線に対し略直交する平坦面で構成され、上面は鍔部27外側へ行くほど下側に位置するように傾斜する傾斜面で構成されている。
一方、マウントラバー30はゴムを一体成形してなるものであり、第1環状枠体14内に挿入されるものと第2環状枠体15内に挿入されるものとは同じ形状である。図7に示すように、これらマウントラバー30は大略円柱状をなしている。このマウントラバー30の外径は第1及び第2環状枠体14、15の内径よりも若干大きめに設定され、マウントラバー30は第1及び第2環状枠体14、15内に圧入されるようになっている。
図8に示すように、マウントラバー30の径方向中心部には上下方向に貫通する貫通孔31が形成され、この貫通孔31に上記アダプタ20の上端側が挿入されるようになっている。マウントラバー30の上下方向の寸法は、第1環状枠体14の上下方向の寸法よりも長く設定され、図1に示すように、マウントラバー30の下端部は第1環状枠体14の下端部よりも下方へ突出して第1環状枠体14の下端開口から露出している。このマウントラバー30の下端部には径方向外方へ突出して周方向に延びる突条部32が形成され、マウントラバー30を第1環状枠体14内に挿入した状態でマウントラバー30の突条部32が第1環状枠体14の下端部に当接するようになっている。
また、図4に示すように、第2環状枠体15の下端部近傍に段差部15bが形成されており、この段差部15bにマウントラバー30の突条部32が当接するようになっており、この当接した状態でマウントラバー30の下端面は第2環状枠体15の下端開口から露出している。
上記貫通孔31内面の上下方向中央部には径方向内側へ突出する係合突起33が形成されている。この係合突起33は周方向に連続していて、図7(b)に示すように、マウントラバー30の径方向中心部には係合突起33の先端により円形の開口が形成されている。この開口径は上記アダプタ20の小径部25と同等に設定され、上記係合突起33の先端が上記アダプタ20の小径部25に嵌入するようになっている。マウントラバー30内面の係合突起33よりも上側には、図8に示すように、貫通孔31の中心線に沿う方向に延びる周面部31aが形成され、この周面部31aの上側には、上側へ行くほど拡径するテーパ面部34が連続している。また、マウントラバー30内面の係合突起33よりも下側は、アダプタ20の六角部26の外径よりも若干大きい形状を有する大径部35とされ、挿入されたアダプタ20の六角部26は大径部35内に位置するようになっている。また、マウントラバー30の下端面、すなわちアダプタ20の基部28側端面には、貫通孔31にアダプタ20を挿入した際に該アダプタ20の鍔部27が入り込む円形の窪み30aが形成されている。この窪み30a内面の径方向中央部に上記大径部35の下端が開口する一方、図1(a)に示すように、窪み30a内面の開口周囲に鍔部27の上面が当接するようになっている。
また、マウントラバー30のアダプタ20の基部側端面には、図9(a)に示すように、該マウントラバー30を環状枠体14、15内に挿入するための治具(図示せず)が係合する治具係合部36が設けられている。この治具係合部36は、図7にも示すように、上記係合突起30b、30bに対応し、大径部35の内面において周方向に約180゜離れた2箇所にそれぞれ形成された凹部からなるものであり、この2つの凹部内に上記治具の先端がそれぞれ嵌入してマウントラバー30が治具に保持されるようになっている。
一方、図7及び図8(a)に示すように、マウントラバー30の外面には大径部35と係合突起33との上下方向中間部に環状枠体14、15の孔部14a、15aに係合する突出部30bがそれぞれ形成されている。また、上記突出部30bに対応するアダプタ20の基部28側には凹部37が周方向に離れて2つ形成されている。これら凹部37は図9(a)にも示すように、上記治具係合部36の形成箇所に対応する部分を避けて周方向に延びる溝状をなしている。そして、突出部30bを環状枠体14、15の孔部14a、15aに嵌入係合させる際には、マウントラバー30を環状枠体14、15内に挿入していくと、突出部30bは環状枠体14、15の内面によりマウントラバー30の内側に押されるとともに、環状枠体14、15の内面に摺接して挿入方向手前側に押される。このとき、マウントラバー30の突出部30bに対応する挿入方向手前側に凹部37が形成されているので、突出部30bの先端が上記凹部37側に容易に変位する。
上記マウントラバー30の突出部30bよりも上側には、図9(b)にも示すように、貫通孔31にアダプタ20を挿入して係合突起33を小径部25に嵌入する際に係合突起33の先端をマウントラバー30の外周側へ変位させるための肉ぬすみ部38が周方向に間隔をあけて複数形成されている。これら肉ぬすみ部38は、マウントラバー30外面に略矩形状に径方向内側へ窪むように形成されている。この肉ぬすみ部38により本発明の挿入力低減用係合突起変位部が構成されている。
次に、上記エンジンカバー10をアダプタ20に結合する要領について説明する。まず、エンジンカバー10の第1環状枠体14内にマウントラバー30を収容する。この際、マウントラバー30の治具係合部36に治具を嵌入して該治具にマウントラバー30を保持し、この治具を用いてマウントラバー30の突出部30bを第1環状枠体14の孔部14aに対応させながらマウントラバー30をを第1環状枠体14の開口14bから内部へ挿入していく。第1環状枠体14内にマウントラバー30を挿入していくと、マウントラバー30の突出部30bが凹部30a側に容易に変位する。そして、図10に示すように、マウントラバー30の突条部32が第1環状枠体14の挿入口縁部に当接して挿入方向の移動が規制されるとともに突出部30bが第1環状枠体14の孔部14aに嵌入係合してマウントラバー30が完全に挿入保持された状態になる。また、同様にして上記第2環状枠体15の開口15bからマウントラバー30を挿入していくと、図4に示すように、マウントラバー30の突条部32が第2環状枠体15の段差部15bに当接するとともに突出部30gが第2環状枠体15の孔部15aに嵌入係合してマウントラバー30が完全に挿入保持された状態になる。これにより、マウントラバー30は第1及び第2環状枠体14、15内に周方向及び抜け方向(マウントラバー30の抜け方向)の移動が阻止されて、マウントラバー30を環状枠体14、15内に安定して確実に保持することができる。
その後、マウントラバー30の貫通孔31の下方にアダプタ20の上端が位置するようにエンジンカバー10を移動させてから、図10に矢印イで示すように、エンジンカバー10を押し下げると、アダプタ20が上端部から貫通孔31に挿入される。この際、アダプタ20の径大部24が係合突起33に達すると、肉ぬすみ部38により係合突起33の先端がマウントラバー30の外周側へ変位し、これにより、アダプタ20を貫通孔31に挿入するときの挿入力が小さくなる。そして、アダプタ20をさらに挿入していくと、図1に示すように、係合突起33の先端が小径部25に嵌入してアダプタ20の挿入方向手前側(反挿入方向)への抜けが規制されるとともに、アダプタ20の鍔部27が窪み30aに当接してアダプタ20の挿入方向への移動が阻止される。
一方、エンジンカバー10とアダプタ20とを分離させる場合には、エンジンカバー10を持ち上げてアダプタ20をマウントラバー30の貫通孔31から抜く。この際、マウントラバー30の係合突起33がアダプタ20の径大部24を通過するときに弾性変形して小径部25から完全に離脱して、エンジンカバー10がアダプタ20から分離する。
なお、この場合、マウントラバー30は第1及び第2環状枠体14、15と突出部30b及び突条部32の2箇所とで係合しているため、マウントラバー30とアダプタ20との離脱に先がけてマウントラバー30が第1及び第2環状部材14、15から抜けることはない。
したがって、この実施形態によれば、貫通孔31を形成したマウントラバー30をエンジンカバー10の第1及び第2環状枠体14、15内に挿入保持し、マウントラバー30の貫通孔31にアダプタ20の上端側を挿入して係合突起33を小径部25に嵌入させるようにしたので、従来のようにマウントラバー30にアダプタ20の上端部を球面状に覆って保持するようなアンダーカット部を有する形状を形成することなく貫通孔31を形成することにより、エンジンカバー10とアダプタ20とを着脱可能に結合してエンジンカバー10を所定位置に保持することができる。これにより、マウントラバー30の成形型にスライド型を設けなくてもよくなり、マウントラバー30のコストを低減することができる。
また、マウントラバー30に挿入力低減用の係合突起変位部を形成したので、マウントラバー30の硬度を高めてエンジンカバー10をアダプタ20にしっかりと保持するようにした場合に、アダプタ20を貫通孔31に挿入するときの挿入力を小さくすることができる。これにより、エンジンカバー10の取付作業を容易に行うことができる。
また、係合突起変位部を肉ぬすみ部38で構成したので、マウントラバー30の構造が複雑化するのを回避してマウントラバー30のコスト増を抑制するとともに、エンジンカバー10の取付作業を容易にすることができる。
また、マウントラバー30の挿入方向手前側端面に治具係合部36を設け、マウントラバー30を治具で保持してから第1及び第2環状枠体14、15内に挿入するようにしたので、マウントラバー30を環状枠体14、15内に挿入するときに突出部30bの位置を確認しながら行わなくてもよくなり、マウントラバー30のエンジンカバー10への組み付け作業性を良好にすることができる。
また、マウントラバー30に凹部37を形成して、マウントラバー30を環状枠体14、15内に挿入する際に突出部30bの先端をマウントラバー30の内側かつ凹部37側に変位させるようにしたので、突出部30bが環状枠体14、15の内面に強く摺接するのを回避して挿入力の増大を抑制することができる。これにより、マウントラバー30を環状枠体14、15内に容易に挿入することができて、マウントラバー30の環状枠体14、15への組み付け作業性を良好にすることができる。
尚、この実施形態では、挿入力低減用の肉ぬすみ部38をマウントラバー30の外面に形成しているが、例えば図11に示す変形例1のように貫通孔31の内面に形成した切り込み部40を肉ぬすみ部としてもよい。この切り込み部40は、係合突起33の先端から径方向外側へ延びており、周方向に間隔をあけて複数形成されている。この場合、アダプタ20を貫通孔31に挿入するときには、径大部24が係合突起33に達すると該係合突起33が全体的に切り込み部40の内部に変位することにより、係合突起33の先端がマウントラバー30の外周側へすなわち拡径する方向に変位する。これにより、アダプタ20を貫通孔31に挿入するときの挿入力を小さくすることができる。
また、図12に示す変形例2のように、係合突起33の先端よりも径方向外側に上下方向(貫通孔31の貫通方向)に延びる孔部41を周方向に間隔をあけて複数形成し、これら孔部41で挿入力低減用の肉ぬすみ部を構成してもよい。この場合、アダプタ20を貫通孔31に挿入するときには、径大部24が係合突起33に達すると孔部41が潰れるように変形することにより、係合突起33の先端がマウントラバー30の外周側へ変位する。これにより、アダプタ20を貫通孔31に挿入するときの力を小さくすることができる。
上記変形例1、2においては、環状枠体14、15内に挿入されたマウントラバー30の貫通孔31の中心とエンジンに取り付けられたアダプタ20の中心とがずれている場合、係合突起33が変位してアダプタ20をマウントラバー30に容易に挿入することができる。
尚、上記変形例1、2においては、マウントラバー30の外周に形成した肉ぬすみ部38を省略してもよい。
また、肉ぬすみ部の形状は上記実施形態のものに限られるものではない。
さらに、本発明は、エンジンカバー10とアダプタ20とを結合する場合以外にも適用することができる。
以上説明したように、本発明に係る部材の結合構造は、例えばエンジンカバーをエンジンに取り付ける場合等に用いることができる。
(a)は図2のA−A線における断面図であり、(b)は図2のB−B線における断面図である。 エンジンに取り付けた状態のエンジンカバーの平面図である。 図2のY矢視の拡大図である。 (a)は図2のC−C線における断面図であり、(b)は図2のD−D線における断面図である。 アダプタを側面から見た部分断面図である。 アダプタの平面図である。 (a)はマウントラバーの側面図であり、(b)はマウントラバーの平面図である。 (a)は図7(b)のF−F線における断面図であり、(b)は図7(b)のG−G線における断面図である。 (a)は図7(a)のH−H線における断面図であり、(b)は図8(a)のI−I線における断面図である。 アダプタをマウントラバーに挿入する前の状態を示す図1(a)相当図である。 実施形態の変形例1に係り、(a)は図7(b)相当図であり、(b)は図11(a)のJ−J線における断面図である。 実施形態の変形例2に係り、(a)は図7(b)相当図であり、(b)は図12(a)のK−K線における断面図である。
符号の説明
10 エンジンカバー(第1部材)
14 第1環状枠体
14a 孔部
15 第2環状枠体
15a 孔部
20 アダプタ(第2部材)
25 小径部
27 鍔部
28 基部
30 マウントラバー(弾性部材)
30b 突出部
31 貫通孔
33 係合突起
36 治具係合部
37 凹部
38 肉ぬすみ部

Claims (7)

  1. 第1部材に設けられた環状枠体内に弾性部材を挿入保持し、該弾性部材に柱状の第2部材の先端側を挿入して上記第1部材と第2部材とを弾性部材を介して結合する部材の結合構造であって、
    上記第2部材の先端側挿入部には該先端から基部側へ所定距離隔てて小径部が形成されるとともに、該小径部よりも基部側には外方へ延出する鍔部が形成され、
    上記弾性部材には第2部材の挿入方向に貫通し内面に係合突起を有する貫通孔が形成され、
    上記弾性部材を環状枠体内に挿入保持し、上記第2部材の先端側挿入部を上記弾性部材の貫通孔に挿入して係合突起を小径部に嵌入させるとともに鍔部を上記弾性部材の第2部材基部側端面に当接させることにより、上記第1部材と第2部材とが結合するように構成されていることを特徴とする部材の結合構造。
  2. 第1部材に設けられた環状枠体内に弾性部材を挿入保持し、該弾性部材に柱状の第2部材の先端側を挿入して上記第1部材と第2部材とを弾性部材を介して結合する部材の結合構造であって、
    上記第2部材の先端側挿入部には該先端から基部側へ所定距離隔てて小径部が形成され、
    上記弾性部材には第2部材の挿入方向に貫通し内面に係合突起を有する貫通孔が形成されるとともに、弾性部材の係合突起を第2部材の小径部に挿入させる際に上記係合突起の先端を弾性部材の外側へ変位させる挿入力低減用係合突起変位部が設けられ、
    上記弾性部材を環状枠体内に挿入保持し、上記第2部材の先端側挿入部を上記弾性部材の貫通孔に挿入して係合突起を小径部に嵌入させることにより、上記第1部材と第2部材とが結合するように構成されていることを特徴とする部材の結合構造。
  3. 請求項1に記載の部材の結合構造において、
    弾性部材には該弾性部材の係合突起を第2部材の小径部に挿入させる際に係合突起の先端を弾性部材の外側へ変位させる挿入力低減用係合突起変位部が設けられていることを特徴とする部材の結合構造。
  4. 請求項2または3に記載の部材の結合構造において、
    係合突起変位部は、弾性部材の係合突起を第2部材の小径部に嵌入させる際に上記係合突起の先端を弾性部材の外側へ変位させるように形成された肉ぬすみ部を備えていることを特徴とする部材の結合構造。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載の部材の結合構造において、
    弾性部材の第2部材基部側端面には、弾性部材を環状枠体内に挿入する際に弾性部材を保持する治具が係合する治具係合部が設けられていることを特徴とする部材の結合構造。
  6. 請求項1〜5のいずれか1つに記載の部材の結合構造において、
    環状枠体には内面に開口する孔部が形成され、弾性部材には上記孔部に係合する突出部が形成され、上記弾性部材を環状枠体内に挿入して上記突出部を孔部に係合させることにより上記弾性部材が環状枠体に保持されていることを特徴とする部材の結合構造。
  7. 請求項6に記載の部材の結合構造において、
    弾性部材の外面であって突出部に対応する第2部材基部側には、上記突出部を孔部に係合させる際に突出部の先端を弾性部材の内側へ変位させる凹部が形成されていることを特徴とする部材の結合構造。
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