JP3889979B2 - コネクタ及びコネクタの固定構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コネクタ及びコネクタの固定構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、コネクタをプリント基板に固定する固定構造としては、ねじ止めやピン止めを用いたものが知られている。しかしながら、ねじ止めにより前記コネクタを前記プリント基板に対して固定する場合には、ねじ止め作業に時間がかかる。そのため、ピン止めによりコネクタをプリント基板に固定することが主流となっている。
【0003】
このような、ピン止めによりコネクタをプリント基板に固定する固定構造として、例えば、図10に示すものが知られている。
図10に示すように、合成樹脂製のコネクタ101には、ピン挿通孔102aをそれぞれ有する一対のピン取着部102が一体に形成されている。金属製のピン103は、頭部103aと、その頭部103aに連結された一対の弾性部103bと、その弾性部103bの先端に連結された係止爪103cとを備えている。その弾性部103bは、ピン取着部102のピン挿通孔102aを介してプリント基板104に形成されたピン止孔104a内に配置されている。そして、頭部103aがピン取着部102に係止され、弾性部103bの先端に形成された係止爪103cがプリント基板104におけるピン止孔104aの開口周縁部に対して掛け止めされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、プリント基板は厚さが種々のものがあり、従来は厚さが異なったプリント基板に対してコネクタを取付固定する場合、次のような問題があった。
【0005】
例えば、プリント基板104の板厚が薄くなると、係止爪103cとプリント基板104との間に隙間ができ、この結果、プリント基板104に対してコネクタ101が揺れ動いてしまう。そのため、この揺れ動きを防ぐために、プリント基板104の厚さに応じた長さの弾性部103bを有するピン103を用意しなくてはならなかった。
【0006】
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、その目的は厚さの異なる固定板にコネクタを取り付ける際に、同じ仕様(掛止部材の突出方向の長さ)の掛止部材にてコネクタを固定板に対して固定できるコネクタ及びコネクタの固定構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、コネクタと、固定板と、少なくとも一つの係止爪を有する掛止部材とを備え、前記コネクタと前記固定板とを互いに当接させるとともに前記両部材のうち一方から前記掛止部材を突出させて、他方に前記係止爪を掛け止めすることにより、前記コネクタを前記固定板に対して固定したコネクタの固定構造において、前記コネクタは、コネクタ本体と、同コネクタ本体の固定板側の面から離間するにつれ断面積が小さくなるように突出した離間距離調整部材とを備え、前記固定板の表面に対し、前記コネクタ本体の固定板側の面から前記離間距離調整部材の頂部までの間のいずれかの部分にて前記コネクタを当接したことを要旨とする。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のコネクタの固定構造において、前記固定板には、前記離間距離調整部材が挿通された貫通孔が形成され、前記貫通孔の周縁にて前記離間距離調整部材が前記固定板に対して当接されていることを要旨とする。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載のコネクタの固定構造において、前記離間距離調整部材は、前記コネクタ本体の固定板側の面から離間するにつれ断面積が段階的に小さくなるように形成したことを要旨とする。
【0010】
請求項4に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載のコネクタの固定構造において、前記離間距離調整部材は、前記コネクタ本体の固定板側の面から離間するにつれ断面積がリニアに小さくなるように形成したことを要旨とする。
【0011】
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請求項4のうちいずれか1項に記載のコネクタの固定構造において、前記離間距離調整部材を少なくとも3つ備えたことを要旨とする。
【0012】
請求項6に記載の発明は、コネクタ本体と、前記コネクタ本体の外側面から離間するにつれ断面積が小さくなるように突出した離間距離調整部材とを備えたことを要旨とする。
(作用)
従って、請求項1に記載の発明においては、固定板の表面に対し、前記コネクタ本体の固定板側の面から前記離間距離調整部材の頂部までの間のいずれかの部分にて前記コネクタを当接させ、その状態で、両部材のうち一方から掛止部材を突出させて、他方に係止爪を掛け止めする。そのため、固定板の厚さが、コネクタ本体の固定板側の面から離間距離調整部材の頂部までの間の距離分変化しても、掛止部材の仕様(掛止部材の突出方向の長さ)を変更する必要がない。
【0013】
請求項2に記載の発明においては、請求項1に記載の発明の作用に加えて、貫通孔の孔の大きさを調整することにより、貫通孔の周縁に対する離間距離調整部材の当接する部分が設定される。このように、貫通孔の周縁に対する離間距離調整部材の当接する部分を設定することにより、コネクタ本体と固定板の表面との離間距離を設定する。従って、固定板の厚さが変化しても、その厚さに応じてコネクタ本体と固定板の表面との離間距離を設定することにより、掛止部材の仕様(掛止部材の突出方向の長さ)を変更する必要がない。
【0014】
請求項3に記載の発明においては、請求項1又は請求項2に記載の発明の作用に加えて、固定板に設けた貫通孔の周縁に離間距離調整部材を当接させる場合において、固定板に設ける貫通孔の孔の大きさに多少の誤差があっても、コネクタ本体と固定板との離間距離を所望のものとすることが可能となる。
【0015】
請求項4に記載の発明においては、請求項1又は請求項2に記載の発明の作用に加えて、固定板に設けた貫通孔の周縁に離間距離調整部材を当接させる場合において、固定板に設ける貫通孔の孔の大きさによって、コネクタ本体と固定板との離間距離をリニアに設定することが可能となる。
【0016】
請求項5に記載の発明においては、請求項1乃至請求項4のうちいずれか1項に記載の発明の作用に加えて、離間距離調整部材を3つ備えることにより固定板に対してコネクタ本体を固定した際に安定する。
【0017】
従って、請求項6に記載の発明においては、例えば、コネクタを固定する固定板の表面に対し、コネクタ本体における離間距離調整部材を突出させた面から離間距離調整部材の突出端(頂部)までの間のいずれかの部分にてコネクタを当接させ、その状態で、両部材のうち一方から掛止部材を突出させて、他方に係止爪を掛け止めする。そのため、固定板の厚さが、コネクタ本体の離間距離調整部材を突出させた面から離間距離調整部材の突出端までの間の距離分変化しても、掛止部材の仕様(掛止部材の突出方向の長さ)を変更する必要がない。
【0018】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図1〜図5に従って説明する。
【0019】
なお、本実施形態では、図1における上方を上側、下方を下側、左方を左側、右方を右側、紙面に対して直交する手前側を前側、紙面に対して直交する奥側を後側とする。
【0020】
図1及び図2に示すように、本実施形態のコネクタ11は、コネクタ本体12、一対の取着部としてのピン止部13、及び離間距離調整部材としての3つの台座部14を備えている。
【0021】
前記コネクタ本体12は合成樹脂からなり、前側が開口した略有底四角筒状に形成されている。前記コネクタ本体12内には図示しない接続電極が配置されており、同接続電極がコネクタ本体12内に嵌合される図示しないオス型のコネクタの接続端子と接離可能とされている。
【0022】
そのコネクタ本体12の左右両側面には合成樹脂製の前記ピン止部13がそれぞれ一体に形成されている。前記両ピン止部13には、上下方向へ向け貫通する断面円形のピン挿通孔13aが形成されている。また、前記コネクタ本体12の下面12aには合成樹脂製の前記台座部14が一体に形成されている。
【0023】
なお、前記コネクタ本体12の下面12aは「コネクタ本体の固定板側の面」及び「コネクタ本体の外側面」に相当する。
図1〜図3に示すように、前記3つの台座部14は互いに同じ形状を有するとともに、コネクタ本体12の下面12aからの突出量(高さS1)が同じとなるように形成されている。
【0024】
図1及び図2に示すように、前記3つの台座部14のうち2つの台座部14は、前記下面12aにおける前側で且つ左右両端側の位置に形成されている。そして、残り1つの台座部14は前記下面12aにおける後側で且つ左右方向中央の位置に形成されている。
【0025】
前記各台座部14は、3つの円柱台14a,14b,14cが同軸となるように連なって一体に形成されている。前記円柱台14aがコネクタ本体12に対して一体に形成されており、円柱台14b、円柱台14cの順にコネクタ本体12から離間するように一体に形成されている。各円柱台14a〜14cは、それぞれ同じ高さに形成されている。前記各円柱台14a〜14cのうち、円柱台14aが最も径が大きく、円柱台14cが最も径が小さくなるように形成されている。即ち、台座部14はコネクタ本体12の下面12aから離間するにつれ断面積が段階的に小さくなるように形成されている。
【0026】
なお、以下の説明では、前記円柱台14aにおけるリング状をなす下面を下面a、前記円柱台14bにおけるリング状をなす下面を下面b、前記円柱台14cにおける断面円形をなす下面を頂部としての下面cという。
【0027】
次に、前記コネクタ11を掛止部材としての固定ピン21を用いて固定板としてのプリント基板に対して固定した固定構造を説明する。
なお、説明の便宜上、図3及び図4においては、後側に位置する台座部14の図示を省略する。
(プリント基板25の厚さがt1の場合)
まず始めに、固定板としてのプリント基板25が板厚t1の場合におけるコネクタ11の固定構造について説明する。
【0028】
前記プリント基板25の板厚t1が、下記の式を満足する場合には下記の通りとなる。
t1=L−(S1+H)
なお、Lは弾性部21bの長さ、S1は台座部14の高さ、Hはピン止部13の高さである(なお、長さL、高さS1、高さHは以下の説明でも用いる)。
【0029】
図3に示すように、断面円形をなす一対のピン止孔25aを有するプリント基板25の上面(以下、表面25bという)には前記コネクタ11が載置され、プリント基板25の表面25bと円柱台14cの下面cとが当接されている。
【0030】
固定ピン21は金属により形成され、係止部としての頭部21aと、前記頭部21aに一体に連結された一対の弾性部21bと、各弾性部21bの先端にそれぞれ一体に連結された係止爪21cとを備えている。
【0031】
前記頭部21aはピン挿通孔13aの径よりも大きく形成されており、弾性部21bは、コネクタ11のピン挿通孔13a、及びプリント基板25のピン止孔25aに挿通されている。そして、固定ピン21の頭部21aがピン止部13の上面に係止され、固定ピン21の係止爪21cがプリント基板25の下面におけるピン止孔25a周縁に掛け止めされている。
【0032】
従って、固定ピン21により、コネクタ11はプリント基板25に対して上下方向へがたつくことなく固定される。
(プリント基板30の厚さがt2の場合)
次に、固定板としてのプリント基板30が板厚t2(>t1)の場合におけるコネクタ11の固定構造について説明する。
【0033】
前記プリント基板30の板厚t2が、下記の式を満足する場合には下記の通りとなる。
t2=L−(S2+H)
なお、S2は円柱台14a,14bの合計高さである。
【0034】
図4に示すように、前記プリント基板30にも断面円形をなす一対のピン止孔30aが形成され、固定ピン21の係止爪21cがプリント基板30の下面におけるピン止孔30a周縁に掛け止めされている。また、前記プリント基板30には両台座部14と対向する位置に円柱台14bよりも径が小さく且つ円柱台14cよりも径が大きい断面円形の貫通孔30cが形成されている。そして、その両貫通孔30c内に円柱台14cが挿入され、円柱台14bの下面bが貫通孔30cの周縁(表面30b)に対して当接されている。従って、固定ピン21の弾性部21bの長さLを変更することなく、プリント基板30に対してコネクタ11が上下方向へがたつくことなく固定される。
(プリント基板の厚さが板厚t3の場合)
次に、固定板としてのプリント基板が板厚t3(>t2)の場合におけるコネクタ11の固定構造について説明する。
【0035】
なお、プリント基板の板厚t3は図4における二点鎖線で示す。
前記プリント基板の板厚t3が、下記の式を満足する場合には下記の通りとなる。
【0036】
t3=L−(S3+H)
なお、S3は円柱台14aの高さである。
図示はしないが、前記貫通孔(貫通孔30cに相当)の径を円柱台14aの径よりも小さく且つ円柱台14bの径よりも大きな断面円形に形成する。そして、その貫通孔内に円柱台14b,14cを挿入して、円柱台14aの下面aを貫通孔(貫通孔30cに相当)の周縁(表面30bに相当)に当接させる。このようにすることにより、固定ピン21の弾性部21bの長さLを変更することなく、プリント基板30に対してコネクタ11が上下方向にがたつくことなく固定される。
(プリント基板35の厚さがt4の場合)
次に、固定板としてのプリント基板35が板厚t4(>t3)の場合におけるコネクタ11の固定構造について説明する。
【0037】
前記プリント基板35の板厚t4が、下記の式を満足する場合には下記の通りとなる。
t4=L−H
図5に示すように、前記プリント基板35にも断面円形をなす一対のピン止孔35aが形成され、固定ピン21の係止爪21cがプリント基板35の下面におけるピン止孔35a周縁に掛け止めされている。また、プリント基板35の上面は表面35bとされている。前記プリント基板35には両台座部14と対向する位置に円柱台14aよりも径が若干大きい断面円形の貫通孔35cが形成されている。そして、その両貫通孔35c内に台座部14が挿入され、コネクタ本体12の下面12aが貫通孔35cの周縁(表面35b)に対して当接されている。従って、固定ピン21の弾性部21bの長さLを変更することなく、プリント基板35に対してコネクタ11が上下方向へがたつくことなく固定される。
【0038】
なお、以下の説明で、板厚t3のプリント基板、及びプリント基板25,30,35を総称して「各プリント基板」ということがある。また、板厚t3のプリント基板の表面、及び表面25b,30b,35bを総称して「各表面」ということがある。さらに、板厚t3のプリント基板の貫通孔、及び貫通孔30c,35cを総称して「各貫通孔」ということがある。
【0039】
従って、上記第1実施形態のコネクタ11、及びコネクタの固定構造によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
(1)本実施形態では、各プリント基板の各表面に対し、コネクタ本体12の下面12a及び台座部14の下面a〜cのいずれかの部分を当接させる。その状態で、コネクタ本体12のピン止部13から固定ピン21を突出させて、各プリント基板に固定ピン21の係止爪21cを掛け止めする。
【0040】
そのため、プリント基板の厚さを、板厚t1〜t4の4段階に変更しても固定ピン21の仕様(弾性部21bの長さL)を変更する必要がない。従って、厚さが4段階に異なるプリント基板にコネクタ11を取り付ける際に、同じ仕様の固定ピン21にてコネクタ11をプリント基板に対して固定でき、部品の共通化によりコストを削減できる。
【0041】
(2)本実施形態では、板厚t2〜t4のプリント基板における各貫通孔の径を調整することにより、その各貫通孔の周縁に対して下面a,b,12aを当接させた。そして、コネクタ本体12と、板厚t2〜t4のプリント基板との離間距離を設定するようにした。従って、板厚t2〜t4のプリント基板の厚さに応じて、コネクタ本体12とそのプリント基板との離間距離を設定することにより、固定ピン21の仕様を変更する必要がない。
【0042】
(3)本実施形態では、台座部14はコネクタ本体12の下面12aから離間するにつれ、断面積が段階的に小さくなるように形成した。そのため、例えば円柱台14bの下面bをプリント基板30に当接させる際には、プリント基板30に形成する貫通孔30cの径が、円柱台14bの径より小さく且つ円柱台14cの径より大きければよい。即ち、プリント基板30に形成する貫通孔30cの直径には多少の加工誤差があっても円柱台14bの下面bをプリント基板30に当接させることができる。従って、プリント基板に形成する各貫通孔の径に多少の加工公差があっても、コネクタ本体12の下面12aとプリント基板の表面との離間距離を所望のものとすることができる。
【0043】
(4)本実施形態では、コネクタ本体12に3つの台座部14を一体に形成した。従って、コネクタ本体12をプリント基板に対して3点支持で固定するため、1点支持で固定及び2点支持で固定した場合と比べて安定する。また、4点支持と比べても安定性はほとんど変わらないにもかかわらず、台座部14が1つ少ない分、コネクタ11を成形する際の材料費を抑えることができる。
【0044】
(5)本実施形態では、固定ピン21は頭部21aと、その頭部21aに一体に連結された弾性部21bと、弾性部21bの先端に一体にそれぞれ連結された係止爪21cとを備えた。そして、固定ピン21の頭部21aをピン止部13の上面に係止させ、弾性部21bをピン挿通孔13a及びピン止孔25aに挿通し、係止爪21cをプリント基板25の下面におけるピン止孔25a周縁に掛け止めさせた。従って、コネクタ11を、コネクタ11とは別部材で形成された固定ピン21によってプリント基板に対して固定できる。
【0045】
(第2実施形態)
以下、本発明を具体化した第2実施形態を図6に従って説明する。なお、第2〜第4実施形態は、前記第1実施形態を変更したものであり、前記第1実施形態と同様の構成については、同一符号を付して、その詳細な説明を省略し、異なるところのみを説明する。
【0046】
本実施形態におけるコネクタ41は、前記第1実施形態におけるコネクタ11の台座部14部分を変更した。
即ち、図6に示すように、コネクタ41の下面12aには合成樹脂製からなる円錐形状をなす3つの台座部42が互いに同一形状、同一高さを有するように一体に形成されている。即ち、台座部42はコネクタ本体12の下面12aから離間するにつれ、断面積がリニアに小さくなるように形成されている。前記台座部42は離間距離調整部材に相当する。
【0047】
なお、図6においては、前記下面12aにおける前側に位置する2つの台座部42のみを図示し、後側の台座部42は図示を省略している。前記各台座部42は円錐面42a及び頂部としての頂点42bを備えている。そして、コネクタ本体12の下面12aから台座部42の頂点42bまでの間のいずれかの部分にてコネクタ41を固定板としてのプリント基板45の上面(以下、表面45aという)に当接させる。その状態で、固定ピン21の頭部21aをピン止部13に係止させ、係止爪21cをプリント基板45におけるピン止孔45b周縁に掛け止めることによりコネクタ41をプリント基板45に対して固定させている。
(プリント基板45の厚さがt5の場合)
即ち、プリント基板45の板厚t5(図6参照)が、下記式を満足する場合には下記の通りとなる。
【0048】
t5=L−(R0+H)
なお、R0は台座部42の高さである。
図示はしないが、台座部42の頂点42bをプリント基板45の表面45aに当接させるようにコネクタ41をプリント基板45に対して固定する。このように構成することにより、前記第1実施形態の「プリント基板25の厚さがt1の場合」と同様の作用を奏する。
(プリント基板45の厚さがt6の場合)
また、プリント基板45の板厚t6(>t5)が、下記式を満足する場合には、下記の通りとなる。
【0049】
t6=L−(R+H)
なお、Rは台座部42における表面45aと下面12a間の長さである。
図6に示すように、台座部42の円錐面42aをプリント基板45に形成した断面円形状をなす貫通孔45cの周縁(表面45a)に当接させる。なお、この貫通孔45cの径は、台座部42の最大径よりも小さいことが前提であるが、プリント基板45の板厚t6に応じて、即ち、板厚が厚くなるほど貫通孔45cの径を大きく調整する。また、台座部42は円錐形状をなしており円錐面42aが、下面12aに対して一定角度の斜面となっているため、プリント基板45の板厚t5に比例して貫通孔45cの径を調整する。その状態で、固定ピン21によりコネクタ41をプリント基板45に対して固定する。このように構成することにより、前記第1実施形態の「プリント基板30の厚さがt2の場合」及び「プリント基板30の厚さがt3の場合」と同様の作用を奏する。
(プリント基板45の厚さがt7の場合)
さらに、プリント基板45の板厚t7(>t6)(図6参照)が下記式を満足する場合は以下に示すようになる。
【0050】
t7=L−H
図示はしないが、プリント基板45に対して台座部42の最大径よりも大きな断面円形をなす貫通孔を形成し、その貫通孔に台座部42を挿入してコネクタ本体12の下面12aをプリント基板45の表面45aに当接させる。その状態で、固定ピン21によりコネクタ41をプリント基板45に対して固定する。このように構成することにより、前記第1実施形態の「プリント基板25の厚さがt4の場合」と同様の作用を奏する。
【0051】
従って、上記第2実施形態のコネクタ41、及びコネクタの固定構造によれば、前記第1実施形態における(2)、(4)、(5)の効果に加えて、以下のような効果を得ることができる。
【0052】
(1)本実施形態では、プリント基板45の表面45aに対し、コネクタ本体12の下面12a及び台座部42の円錐面42a及び頂点42bのいずれかの部分を当接させた。その状態で、コネクタ本体12のピン止部13から固定ピン21を突出させて、プリント基板45に固定ピン21の係止爪21cを掛け止めした。
【0053】
そのため、プリント基板45の厚さを、板厚t5〜t7の範囲において無段階に変更しても固定ピン21の仕様(弾性部21bの長さL)を変更する必要がない。従って、板厚t5〜t7の範囲において無段階に異なるプリント基板45にコネクタ41を取り付ける際に、同じ仕様の固定ピン21にてコネクタ41をプリント基板45に対して固定でき、部品の共通化によりコストを削減できる。
【0054】
(第3実施形態)
以下、本発明を具体化した第3実施形態を図7(a)に従って説明する。
前記第1実施形態では、固定ピン21をコネクタ11と別の部材としていたが、固定ピン21をコネクタ11と一体に形成するようにしてもよい。
【0055】
即ち、本実施形態のコネクタ51は、ピン止部13のピン挿通孔13aが省略され、両ピン止部13の下面から合成樹脂製の掛止部材としての一対の弾性部52が台座部14の延出方向と同方向にそれぞれ延出形成されている。前記両弾性部52の先端には係止爪52aがそれぞれ備えられている。
【0056】
従って、上記第3実施形態のコネクタ51、及びコネクタの固定構造によれば、前記第1実施形態における(3)、(4)の効果に加えて、以下のような効果を得ることができる。
【0057】
(1)本実施形態では、各プリント基板の各表面に対し、コネクタ本体12の下面12a及び台座部14の下面a〜cのいずれかの部分を当接させる。その状態で、コネクタ本体12のピン止部13から突出した弾性部52の係止爪52aを各プリント基板に掛け止めした。従って、厚さが4段階に異なるプリント基板に対してコネクタ51を固定でき、部品の共通化によりコストを削減できる。
【0058】
(第4実施形態)
以下、本発明を具体化した第4実施形態を図7(b)に従って説明する。
前記第1実施形態では、固定ピン21によりコネクタ11を各プリント基板に固定する際に次のようにしていた。固定ピン21は頭部21aがピン止部13の上面に係止し、係止爪21cが例えばプリント基板30の下面におけるピン止孔30a周縁に掛け止めしていた。
【0059】
これに限らず、図7(b)に示すように固定ピン21を逆方向から取り付けるようにしてもよい。
即ち、本実施形態のコネクタ55は次のようになる。例えばプリント基板30の下面からピン止孔30a及びピン止部13のピン挿通孔13aを介して固定ピン21の弾性部21bを挿通する。この結果、固定ピン21の頭部21aがプリント基板30の下面に係止され、係止爪21cがピン止部13の上面におけるピン挿通孔13a周縁に掛け止めされる。この場合、ピン止部13は被掛止部に相当する。
【0060】
従って、上記第3実施形態のコネクタ55、及びコネクタの固定構造によれば、前記第1実施形態における(2)〜(4)の効果に加えて、以下のような効果を得ることができる。
【0061】
(1)本実施形態では、各プリント基板の各表面に対し、コネクタ本体12の下面12a及び台座部14の下面a〜cのいずれかの部分を当接させる。その状態で、各プリント基板から固定ピン21を突出させて、ピン止部13に固定ピン21の係止爪21cを掛け止めするようにした。従って、厚さが4段階に異なるプリント基板にコネクタ11を取り付ける際に、同じ仕様の固定ピン21にてコネクタ11をプリント基板に対して固定でき、部品の共通化によりコストを削減できる。
(他の実施形態)
なお、上記各実施形態は以下のような他の実施形態に変更して具体化してもよい。
【0062】
・前記第2実施形態では、台座部42の形状を円錐形状としていた。これに限らず、図7(c)に示すように、本実施形態のコネクタ61においては、円錐形状の台座部42の代わりに外形が略ラッパ形状をなす台座部62を採用してもよい。前記台座部62は頂部としての先端部62aを備えている。即ち、台座部62はコネクタ本体12の下面12aから離間するにつれ、断面積が非リニアに小さくなるように形成する。
【0063】
また、この場合、固定ピン21とピン止部13とを前記第3実施形態のように合成樹脂にて一体形成するように構成してもよい。
・前記第3実施形態では、コネクタ本体12のピン止部13における下面から弾性部52を延出形成していた。しかしながら、図7(d)に示すように、本実施形態のコネクタ65においては、コネクタ51における両ピン止部13を省略し、コネクタ本体12の下面12aから先端に係止爪52aを有する1個又は2個以上の弾性部52を台座部14の延出方向と同方向に延出形成してもよい。
【0064】
・前記第3実施形態では、ピン止部13に一体に固定された弾性部52を例えばピン止孔30aに挿通し、その係止爪52aをプリント基板30におけるピン止孔30a周縁に掛け止めしていた。これに限らず、コネクタ51を次のように変更してもよい。図8に示すように、本実施形態のコネクタ71では、コネクタ51における両ピン止部13を左右両側にそれぞれ延出し、その両ピン止部13の下面から、先端に係止爪52aを有する弾性部52をそれぞれ1本ずつ延出する。そして、その係止爪52aを例えばプリント基板30の外縁における下面に掛け止めさせるようにしてもよい。
【0065】
・前記第1実施形態では、コネクタ11のピン止部13と各プリント基板とを固定ピン21により固定していた。これに限らず、コネクタ11を次のように変更してもよい。図9に示すように、本実施形態のコネクタ75では、前記コネクタ11におけるピン止部13を省略し、固定ピン21の代わりに断面略コの字状をなす掛止部材としての固定体76にてコネクタ本体12を例えばプリント基板30に固定するようにしてもよい。即ち、固定体76は連結部76a、及びその連結部76aの両側にそれぞれ連結された一対の側部76b、76cから構成されており、連結部76aの下面をコネクタ本体12の上面に係止させる。そして、プリント基板30に形成した一対のピン止孔77に対して両方の側部76b,76cの下端部をそれぞれ挿通し、それらの下端に形成した係止爪78をプリント基板30の下面に対して掛け止める。なお、前記連結部76aは係止部に相当する。
【0066】
・前記第2実施形態、及び図7(c)に示す実施形態では、固定ピン21の頭部21aをピン止部13の上面に係止させ、係止爪21cが例えばプリント基板30,45の下面におけるピン止孔30a,45b周縁に掛け止めしていた。これに限らず、図7(b)に示すように固定ピン21を逆方向から取り付けるようにしてもよい。この場合、ピン止部13は被掛止部に相当する。
【0067】
・前記各実施形態では、台座部14,42,62をそれぞれ3つ設けていたが、1つ又は2つ或いは4つ以上の複数個設けてもよい。
・前記台座部14を有する各実施形態では、各円柱台14a〜14cを、それぞれ同じ高さに形成していたが、必ずしも同じ高さに形成しなくてもよい。
【0068】
・前記台座部14を有する各実施形態では、台座部14を円柱台14a〜14cにより構成していた。これに限らず、台座部14を複数の多角柱台にて構成してもよい。
【0069】
・前記固定ピン21を有する各実施形態では、固定ピン21を金属にて形成していたが、合成樹脂にて形成するようにしてもよい。
・前記台座部14を有する各実施形態では、台座部14を3つの円柱台14a,14b,14cにて構成していたが、1つ又は2つ或いは4つ以上の円柱台で構成してもよい。
【0070】
次に、上記各実施形態及び他の実施形態から把握できる技術的思想について以下に追記する。
(イ)前記掛止部材は前記コネクタ本体に対して一体に形成され、前記掛止部材の前記係止爪は前記固定板に掛け止めされていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のうちいずれか1項に記載のコネクタの固定構造。このようにすると、コネクタ本体と掛止部材とを一体に形成することにより、部品点数が削減される。
【0071】
(ロ)前記掛止部材は係止部を備え、前記係止爪により前記コネクタ本体又は前記固定板を掛け止めて、前記係止部により前記固定板又は前記コネクタ本体を係止させることにより前記コネクタを前記固定板に対して固定したことを特徴とする請求項1乃至請求項5のうちいずれか1項に記載のコネクタの固定構造。このようにすると、コネクタ本体と固定板とが、掛止部材の係止爪及び係止部との間に介在するように配置され、この結果、コネクタが固定板に対して離間不能となる。
【0072】
(ハ)掛止部材が取着される取着部を備えたことを特徴とする請求項6に記載のコネクタ。このようにすると、取着部に掛止部材が取着される。
(ニ)前記コネクタ本体に一体に形成され、先端に係止爪を有する掛止部材を備え、前記離間距離調整部材は前記掛止部材と同方向に延出形成したことを特徴とする請求項6に記載のコネクタ。このように構成すると、コネクタ本体と掛止部材とを一体に形成するため部品点数が削減される。
【0073】
(ホ)掛止部材にて掛止める被掛止部を備えたことを特徴とする請求項6に記載のコネクタ。このように構成すると、コネクタの被掛止部に対して、例えば固定板に対して固定された係止爪を有する掛止部材のその係止爪を引っ掛けることにより、コネクタを固定板に固定できる。
【0074】
(へ)請求項1乃至請求項5、技術的思想(イ)、(ロ)のうちいずれか1項に記載のコネクタの固定構造で用いられるコネクタ。
【0075】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、厚さの異なる固定板にコネクタを取り付ける際に、同じ仕様(掛止部材の突出方向の長さ)の掛止部材にてコネクタを固定板に対して固定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態におけるコネクタの正面図。
【図2】 第1実施形態におけるコネクタの底面図。
【図3】 第1実施形態におけるコネクタの固定構造を示す説明図。
【図4】 第1実施形態におけるコネクタの固定構造を示す説明図。
【図5】 第1実施形態におけるコネクタの固定構造を示す説明図。
【図6】 第2実施形態におけるコネクタの固定構造を示す説明図。
【図7】 (a)は、第3実施形態におけるコネクタの正面図。(b)は、第4実施形態におけるコネクタの固定構造を示す説明図。(c)は、他の実施形態におけるコネクタの固定構造を示す説明図。(d)は、他の実施形態におけるコネクタの固定構造を示す説明図。
【図8】 他の実施形態におけるコネクタの固定構造を示す説明図。
【図9】 他の実施形態におけるコネクタの固定構造を示す説明図。
【図10】 従来技術におけるコネクタの固定構造を示す説明図。
【符号の説明】
11,41,51,55,61,65,71,75…コネクタ、
12…コネクタ本体、14,42,62…離間距離調整部材としての台座部、
21…掛止部材としての固定ピン、21c,52a,78…係止爪、
25、30,35,45…固定板としてのプリント基板、
25b、30b,35b,45a…表面、30c、35c、45c…貫通孔、
42b…頂部としての頂点、52…掛止部材としての弾性部、
62a…頂部としての先端部、76…掛止部材としての固定体、
c…頂部としての下面。
Claims (6)
- コネクタと、固定板と、少なくとも一つの係止爪を有する掛止部材とを備え、
前記コネクタと前記固定板とを互いに当接させるとともに前記両部材のうち一方から前記掛止部材を突出させて、他方に前記係止爪を掛け止めすることにより、前記コネクタを前記固定板に対して固定したコネクタの固定構造において、
前記コネクタは、コネクタ本体と、同コネクタ本体の固定板側の面から離間するにつれ断面積が小さくなるように突出した離間距離調整部材とを備え、
前記固定板の表面に対し、前記コネクタ本体の固定板側の面から前記離間距離調整部材の頂部までの間のいずれかの部分にて前記コネクタを当接したことを特徴とするコネクタの固定構造。 - 前記固定板には、前記離間距離調整部材が挿通された貫通孔が形成され、前記貫通孔の周縁にて前記離間距離調整部材が前記固定板に対して当接されていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタの固定構造。
- 前記離間距離調整部材は、前記コネクタ本体の固定板側の面から離間するにつれ断面積が段階的に小さくなるように形成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のコネクタの固定構造。
- 前記離間距離調整部材は、前記コネクタ本体の固定板側の面から離間するにつれ断面積がリニアに小さくなるように形成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のコネクタの固定構造。
- 前記離間距離調整部材を少なくとも3つ備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のうちいずれか1項に記載のコネクタの固定構造。
- コネクタ本体と、前記コネクタ本体の外側面から離間するにつれ断面積が小さくなるように突出した離間距離調整部材とを備えたことを特徴とするコネクタ。
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