JPH0528792Y2 - - Google Patents

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JPH0528792Y2
JPH0528792Y2 JP1985007662U JP766285U JPH0528792Y2 JP H0528792 Y2 JPH0528792 Y2 JP H0528792Y2 JP 1985007662 U JP1985007662 U JP 1985007662U JP 766285 U JP766285 U JP 766285U JP H0528792 Y2 JPH0528792 Y2 JP H0528792Y2
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board
printed wiring
protrusions
wiring board
boards
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  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、一般電気機器、例えば保護継電器
などの制御回路を構成する電気部品が搭載された
プリント配線基板を、基板取付け部材に誤挿入を
防止しつつ固定するような基板取付け構造に関す
る。
(ロ) 従来の技術 従来、上述例の基板取付け構造としては、例え
ば実開昭58−164285号公報および実開昭58−
92788号公報に記載の構造がある。
すなわち、前者の実開昭58−164285号公報に記
載の基板装着装置は、マザーボードのコネクタに
装着される複数の基板を設け、この基板の反装着
側にそれぞれ形成位置を異にした切欠きを形成
し、上述の複数の基板をまずマザーボードに装着
し、この後、装置本体の開口部を閉塞する背面板
カバーを同装置本体に取付けた時、背面板カバー
の内面に配設した背面板の縦溝と係合部とで上述
の複数の基板の正規装着を確認するように構成し
ている。
つまり、この従来装置では複数に基板をマザー
ボードに対して取付ける時点においては、これら
各基板の誤挿入を防止することはできず、全ての
基板がマザーボードに対して正規の状態に取付け
られたことを背面板の嵌着時点において確認でき
るものであるから、基板を誤挿入した場合には基
板を正規の状態に差し替える必要があつた。
しかも、上述のマザーボードと複数の基板との
双方の誤挿入防止を図ることができない問題点が
あつた。
一方、後者の実開昭58−92788号公報に記載の
プリント板誤挿着防止機構は、マザーボードに複
数の孔が穿設された固着部材を固着し、この固着
部材に誤挿着防止用の別部材からなるストツパピ
ンを嵌着する一方、プリント板側には上述のスト
ツパピンに対応する挿通孔が形成されたストツパ
部材を設けて、上述のストツパピンの位置と挿通
孔の位置との関係により、プリント板の誤挿着を
防止する構造である。
しかし、この従来構造においては1枚のプリン
ト板の誤挿着を防止するために、固着部材、スト
ツパピン、ストツパ部材の別途3部品を必要とす
る関係上、部品点数が極めて大となる問題点があ
るうえ、上述のマザーボードと複数のプリント板
との双方の誤挿入防止を図ることができない問題
点があつた。
(ハ) 考案の目的 この考案は、取付け部材に突設した突起によ
り、マザーボードと複数の基板との双方の誤挿入
防止を図ることができる基板取付け構造の提供を
目的とする。
(ハ) 考案の構成 この考案は、取付け部材に対して水平に取付け
られる第1の基板と、上記第1の基板の上部に立
設される第2および第3の基板と、上記取付け部
材の中心位置からそれぞれオフセツト量を異にす
るオフセツト位置に突設した複数の突起と、上記
複数の突起に対応する位置において上記第1の基
板に穿設された対応数の孔部とを備え、上記取付
け部材に上記第1の基板を組付けた時、この第1
の基板の孔部から上方へ突出する上記複数の突起
の何れか一方の突起と嵌合される切欠き部を上記
第2の基板に形成すると共に、何れか他方の突起
と嵌合される切欠き部を上記第3の基板に形成し
た基板取付け構造であることを特徴とする。
(ホ) 考案の効果 この考案によれば、取付け部材の中心位置から
それぞれオフセツト量を異にするオフセツト位置
に複数の突起を形成し、この突起が第1の基板の
孔部を貫通して第2の基板および第3の基板の誤
挿入を防止すべく構成したので、上述の複数の突
起のみにより第1の基板(マザーボード)と第
2、第3の基板の双方の誤挿入防止を図ることが
できる効果がある。
また上述の第1の基板(マザーボード)には孔
部を穿孔し、第2、第3の基板には切欠き部を形
成するのみでよく、従来構造の如く何等別部材を
必要としないので、部品点数の大幅な削減を図る
ことができる効果がある。
(ヘ) 実施例 この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述
する。
図面は基板取付け構造を示し、第1図,第2図
において、1は方形状の第1プリント配線基板
(マザーボード)、2は取付け方向側(図面では下
側)のコーナ部をテーパ状に切削したテーパ面2
a,2aを有する第2プリント配線基板、3は取
付け方向側(図面では下側)のコーナ部を上述の
第2プリント配線基板2同様にテーパ状に切削し
たテーパ面3a,3aを有する第3プリント配線
基板、4はこれらの各プリント配線基板1,2,
3を取り付けるための合成樹脂製の取付け部材で
ある。
上述の取付け部材4は、水平な方形状の操作面
5に、この操作面5の四周を囲繞する側壁6,
7,8,9を一体形成すると共に、側壁6,9お
よび側壁8,9の各コーナ部には前述の第2プリ
ント配線基板2を係止する係止脚10,10を、
また側壁6,7および側壁7,8の各コーナ部に
は前述の第3プリント配線基板3を係止する係止
脚11,11をそれぞれ上方に向けて一体的に立
設している。
これらの各係止脚10,11には、その長手方
向中央に係止孔12を、該係止孔12の孔縁に基
板係止部13を、また、この基板係止部13の内
側にテーパ状の案内凹所14をそれぞれ一体形成
している。
また前述の操作面5の左右両端中央部には、該
操作面5から上方に向けて鉤状のフツク15,1
5を一体に立設して、該フツク15と取付け部材
4の側壁6,7,8,9上端面とで、前述の第1
プリント配線基板1(マザーボード)を挟持する
ように形成している。
しかも上述の操作面5には、その基板取付け位
置中心よりそれぞれオフセツト量を異にするオフ
セツト位置に合計3本の円柱状の突起16,1
7,18を上方に向けて突設している。
そして、前述の第1プリント配線基板1には、
上述の各突起16,17,18に係合する合計3
つの丸孔状の孔部19,20,21を形成し、前
述の第2プリント配線基板2には上述の各突起1
6,17,18のうちの一側の突起16にのみ係
合する凹状の切欠き部22をその対向位置に形成
し、また前述の第3プリント配線基板3には上述
の各突起16,17,18のうちの他側の2つの
突起17,18に係合する凹状の切欠き部23,
24をその対向位置に形成している。
ここで、上述の各突起16〜18の長さlは、
第3図に示す如く、その上端が第1プリント配線
基板1取付け時における同基板1上の実装部品
(図示せず)の高さよりも高くなるように設定し
ている。
さらに前述の第2および第3の各プリント配線
基板2,3の左右両端部には、前述の係止脚1
0,11の基板係止部13に対応する係入凹部2
5……をそれぞれ形成している。
なお、図中26は前述の操作面5に穿設した丸
孔で、この丸孔26は例えば第1プリント配線基
板1(マザーボード)に実装した可変抵抗器調整
用の操作ツマミ(図示せず)を該操作面5の下側
に貫通させるための孔である。
このように構成した基板取付け構造において、
第1乃至第3の各プリント配線基板1,2,3
を、取付け部材4に固定するには、まず、第1プ
リント配線基板1の孔部19,20,21を取付
け部材4側の突起16,17,18に装着させ
て、該基板1をフツク15,15に抗して押し下
げると、該フツク15,15が合成樹脂固有の弾
力により一旦後退した後に、第1プリント配線基
板1が取付け部材4の側壁6,7,8,9上端ま
で押し下げられた時点において、上述のフツク1
5,15が元位置に復帰し、側壁6,7,8,9
上端とフツク15,15とで上述の第1プリント
配線基板1を挟持し、また上述の各突起16,1
7,18は孔部19,20,21から上方へ突設
する。
次に、単一の切欠き部22を有する第2プリン
ト配線基板2を係止脚10,10間に挿入する。
この場合、該基板2の切欠き部22を取付け部材
4の突起16位置に対応させ、基板2下部のテー
パ面2a,2aを係止脚10,10の案内凹所1
4,14に挿入した後に、該第2プリント配線基
板2を押し下げると、係止脚10,10上端の係
止部13,13が合成樹脂固有の弾力により一旦
後退した後に、第2プリント配線基板2下端が先
に挿入固定した第1プリント配線基板1上に達し
た時点において、上述の係止部13,13が元位
置に復帰し、この係止部13,13が第2プリン
ト配線基板2左右両端の係入凹部25,25に係
入し、左右の係止脚10,10で該基板2を支持
する。
同様に、2つの切欠き部23,24を有する第
3プリント配線基板3を係止脚11,11間に挿
入する。この場合、該基板3の切欠き部23,2
4を取付け部材4の突起17,18位置に対応さ
せ、基板3下部のテーパ面3a,3aを係止脚1
1,11の案内凹所14,14に挿入した後に、
該第2プリント配線基板3を押し下げると、係止
脚11,11上端の係止部13,13が合成樹脂
固有の弾力により一旦後退した後に、第3プリン
ト配線基板3下端が先に挿入固定した第1プリン
ト配線基板1上に達した時点において、上述の係
止部13,13が元位置に復帰し、この係止部1
3,13が第3プリント配線基板3左右両端の係
入凹部25,25に係入し、左右の係止脚11,
11で該基板3を支持する。
以上、各基板1,2,3の正常な挿入時の作用
について述べたが、次に誤挿入時の作用について
述べる。
まず、第1プリント配線基板1を逆向きに挿入
しようとすると、この基板1の孔部19,20、
21と、取付け部材4側の突起16,17,18
とは全く対応しなくなるので、同基板1を押し下
げるようとしても、該基板1には突起16,1
7,18が衝合し、同基板1の押し下げが阻止さ
れるので、この第1プリント配線基板1の誤挿入
は確実に防止される。
また、第2、第3プリント配線基板2,3を逆
向きに或いは第2プリント配線基板2を係止脚1
1,11間に、また第3プリント配線基板3を係
止脚10,10間に取り違えた状態で挿入しよう
とすると、これら基板2,3の切欠き部22,2
3,24と、取付け部材4側の突起16,17,
18とは全く対応しなくなるので、これら各基板
2,3を所定位置まで押し下げようとしても、こ
れらの各基板2,3には突起17,18,16が
衝合し、各基板2,3の押し下げが阻止されるの
で、これらの各基板2,3の誤挿入を確実に防止
することができる。
このように、突起16,17,18と孔部1
9,20,21および切欠き部22,23,24
とがそれぞれ対応する正常な向きにしか挿入でき
ないので、これら各基板1,2,3の誤挿入を確
実に防止することができる効果がある。
以上要するに、上述の取付け部材4の中心位置
からそれぞれオフセツト量を異にするオフセツト
位置に複数の突起16,17,18を形成し、こ
れらの各突起16,17,18がマザーボードと
しての第1プリント配線基板1の孔部19,2
0,21を貫通して第2プリント配線基板2およ
び第3プリント配線基板3の誤挿入を防止すべく
構成したので、上述の複数の突起16,17,1
8のみにより第1プリント配線基板1(マザーボ
ード)と第2、第3プリント配線基板2,3との
双方の誤挿入防止を図ることができる効果があ
る。
また上述の第1プリント配線基板1には孔部1
9,20,21を穿孔し、第2、第3の各プリン
ト配線基板2,3には切欠き部22,23,24
を形成するのみでよく、従来構造の如く何等別部
材を必要としないので、部品点数の大幅な削減を
図ることができる効果がある。
この考案の構成と、上述の実施例の対応におい
て、 この考案の第1の基板は、実施例の第1プリン
ト配線基板1に対応し、 以下同様に、 第2の基板は、第2プリント配線基板2に対応
し、 第3の基板は、第3プリント配線基板3に対応
するも、 この考案は上述の実施例の構成のみに限定され
るものではない。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は基
板取付け構造を示す分解斜視図、第2図は基板取
付け構造の斜視図、第3図は基板取付け構造を示
す断面図である。 1,2,3……基板、4……取付け部材、1
6,17,18……突起、19,20,21……
孔部、22,23,24……切欠き部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 取付け部材4に対して水平に取付けられる第1
    の基板1と、 上記第1の基板1の上部に立設される第2およ
    び第3の基板2,3と、上記取付け部材4の中心
    位置からそれぞれオフセツト量を異にするオフセ
    ツト位置に突設した複数の突起16,17,18
    と、 上記複数の突起16,17,18に対応する位
    置において上記第1の基板1に穿設された対応数
    の孔部19,20,21とを備え、 上記取付け部材4に上記第1の基板1を組付け
    た時、この第1の基板1の孔部19,20,21
    から上方へ突出する上記複数の突起16,17,
    18の何れか一方の突起16と嵌合される切欠き
    部22を上記第2の基板2に形成すると共に、 何れか他方の突起17,18と嵌合される切欠
    き部23,24を上記第3の基板3に形成した 基板取付け構造。
JP1985007662U 1985-01-22 1985-01-22 Expired - Lifetime JPH0528792Y2 (ja)

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JP2009276894A (ja) * 2008-05-13 2009-11-26 Denso Wave Inc プログラマブルコントローラ
JP5515038B2 (ja) * 2010-05-27 2014-06-11 株式会社エム・システム技研 電子機器の筐体構造

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JPS61123591U (ja) 1986-08-04

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