JP3446708B2 - 電子機器のシールドケース - Google Patents
電子機器のシールドケースInfo
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- Japan
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- plate
- caulking
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-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K9/00—Screening of apparatus or components against electric or magnetic fields
- H05K9/0073—Shielding materials
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/13—Hollow or container type article [e.g., tube, vase, etc.]
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数枚の金属薄板
を互いに組み合わせて箱状に構成されて内部に電子素子
や集積回路素子等を搭載した配線基板や電子部品等を収
納した受信器や電子チューナ、アンプ等の電子機器のシ
ールドケースに関する。
を互いに組み合わせて箱状に構成されて内部に電子素子
や集積回路素子等を搭載した配線基板や電子部品等を収
納した受信器や電子チューナ、アンプ等の電子機器のシ
ールドケースに関する。
【0002】
【従来の技術】受信器や電子チューナ、アンプ等の電子
機器においては、一般に電子部品や集積回路素子等を実
装した基板や電子部品等が、金属薄板を組み合わせて構
成したシールドケース内に収納されていた。電子機器に
おいては、シールドケースによって外部からの電磁波ノ
イズや発生電磁波ノイズの影響を抑制するようにすると
ともに機械的保護を図るように構成されている。
機器においては、一般に電子部品や集積回路素子等を実
装した基板や電子部品等が、金属薄板を組み合わせて構
成したシールドケース内に収納されていた。電子機器に
おいては、シールドケースによって外部からの電磁波ノ
イズや発生電磁波ノイズの影響を抑制するようにすると
ともに機械的保護を図るように構成されている。
【0003】従来のシールドケースは、前面板、側面
板、天井板、底板或いは背面板等の構成板が互いに組み
合わされて箱状に構成されている。従来のシールドケー
スにおいては、各構成板を、一方部材の主面に対して相
手側部材の側端部を突き合わせるとともにカシメ構造を
もって組み合わせている。
板、天井板、底板或いは背面板等の構成板が互いに組み
合わされて箱状に構成されている。従来のシールドケー
スにおいては、各構成板を、一方部材の主面に対して相
手側部材の側端部を突き合わせるとともにカシメ構造を
もって組み合わせている。
【0004】すなわち、従来のシールドケース100
は、例えば図5及び図6に前面板101と側面板102
とを代表例として示すように、前面板101に対してそ
の内面101aに側面板102の側端部102aが突き
合わされ、詳細を後述する結合構造をもって組み合わさ
れる。シールドケース100は、各構成板を組み合わせ
た後に、取付パネル110に取付ねじ111によって取
り付けられる。
は、例えば図5及び図6に前面板101と側面板102
とを代表例として示すように、前面板101に対してそ
の内面101aに側面板102の側端部102aが突き
合わされ、詳細を後述する結合構造をもって組み合わさ
れる。シールドケース100は、各構成板を組み合わせ
た後に、取付パネル110に取付ねじ111によって取
り付けられる。
【0005】前面板101には、側端部101bに沿っ
て矩形の開口形状を有する複数個のカシメ孔103、1
03が形成されている。前面板101には、取付ねじ1
11がねじ込まれる複数個の取付孔104、104が形
成されている。
て矩形の開口形状を有する複数個のカシメ孔103、1
03が形成されている。前面板101には、取付ねじ1
11がねじ込まれる複数個の取付孔104、104が形
成されている。
【0006】側面板102には、側端部102aに、カ
シメ孔103に対応して舌片状凸部からなるカシメ片1
05、105が形成されている。カシメ片105は、そ
れぞれ側端部102aに開口する一対のスリット10
6、106によって切り残し形成された基部から連設さ
れ、先端部105aが略鈎状を呈している。カシメ片1
05は、先端部105aの断面寸法がカシメ孔103の
開口寸法よりもやや小さく形成されている。
シメ孔103に対応して舌片状凸部からなるカシメ片1
05、105が形成されている。カシメ片105は、そ
れぞれ側端部102aに開口する一対のスリット10
6、106によって切り残し形成された基部から連設さ
れ、先端部105aが略鈎状を呈している。カシメ片1
05は、先端部105aの断面寸法がカシメ孔103の
開口寸法よりもやや小さく形成されている。
【0007】シールドケース100においては、カシメ
片105を相対するカシメ孔103にそれぞれ嵌合し
て、前面板101の内面101aに対して側面板102
の側端部102aが突き合わされる。シールドケース1
00においては、前面板101の前面101cから突出
されたカシメ片105の先端部105aを下方へと折曲
するカシメ処理が施される。シールドケース100にお
いては、図6に示すように、折曲されたカシメ片105
の先端部105aがカシメ孔103の開口縁に係止され
ることによって前面板101に対して側面板102が組
み合わされる。なお、シールドケース100において
は、同様の構造によって各構成板の組み合わせが行われ
て全体箱状に構成される。
片105を相対するカシメ孔103にそれぞれ嵌合し
て、前面板101の内面101aに対して側面板102
の側端部102aが突き合わされる。シールドケース1
00においては、前面板101の前面101cから突出
されたカシメ片105の先端部105aを下方へと折曲
するカシメ処理が施される。シールドケース100にお
いては、図6に示すように、折曲されたカシメ片105
の先端部105aがカシメ孔103の開口縁に係止され
ることによって前面板101に対して側面板102が組
み合わされる。なお、シールドケース100において
は、同様の構造によって各構成板の組み合わせが行われ
て全体箱状に構成される。
【0008】シールドケース100においては、上述し
たように各構成板がねじや溶接或いは溶着等の結合方法
を介することなく相互に組み合わされる。シールドケー
ス100は、内部に集積回路素子等を実装した基板や電
子部品等が収納され、図示しない天井板を組み合わせた
状態で取付パネル110に取付ねじ111によって取り
付けられる。
たように各構成板がねじや溶接或いは溶着等の結合方法
を介することなく相互に組み合わされる。シールドケー
ス100は、内部に集積回路素子等を実装した基板や電
子部品等が収納され、図示しない天井板を組み合わせた
状態で取付パネル110に取付ねじ111によって取り
付けられる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のシールドケース
100においては、上述したように前面板101の前面
101cからカシメ片105の先端部105aが突出し
ており、取付パネル110に取り付けた状態において図
6に示すようにこの先端部105aが取付パネル110
の内面110aに突き当たっている。したがって、シー
ルドケース100においては、前面板101の前面10
1cと取付パネル110の内面110aとの間に、同図
に示すようにカシメ片105の先端部105aの厚み分
の間隙tが構成されて取り付けが行われるようになる。
100においては、上述したように前面板101の前面
101cからカシメ片105の先端部105aが突出し
ており、取付パネル110に取り付けた状態において図
6に示すようにこの先端部105aが取付パネル110
の内面110aに突き当たっている。したがって、シー
ルドケース100においては、前面板101の前面10
1cと取付パネル110の内面110aとの間に、同図
に示すようにカシメ片105の先端部105aの厚み分
の間隙tが構成されて取り付けが行われるようになる。
【0010】シールドケース100は、上述したように
前面板101や側面板102が金属薄板材によって形成
されており、厚み方向に対する機械的強度がやや小さ
い。したがって、シールドケース100においては、内
部に収納する基板や電子部品等が多くなってその重量が
大きくなったり衝撃力が加えられたりした場合に、前面
板101に厚み方向の変形や撓みが生じ易くなる。シー
ルドケース100においては、このために前面板101
と側面板102或いは前面板101と天井板や底面板と
の間に隙間が発生して、充分なシールド作用が奏し得な
くなるといった問題が生じることがあった。また、シー
ルドケース100においては、取付パネル110に対し
て、強固な取り付けが行い得なくなるといった問題があ
った。
前面板101や側面板102が金属薄板材によって形成
されており、厚み方向に対する機械的強度がやや小さ
い。したがって、シールドケース100においては、内
部に収納する基板や電子部品等が多くなってその重量が
大きくなったり衝撃力が加えられたりした場合に、前面
板101に厚み方向の変形や撓みが生じ易くなる。シー
ルドケース100においては、このために前面板101
と側面板102或いは前面板101と天井板や底面板と
の間に隙間が発生して、充分なシールド作用が奏し得な
くなるといった問題が生じることがあった。また、シー
ルドケース100においては、取付パネル110に対し
て、強固な取り付けが行い得なくなるといった問題があ
った。
【0011】シールドケース100においては、例えば
前面板101を厚みのある金属板を素材として形成する
ことも考慮されるが、材料コストの増加、部品製造工程
や管理工程の変更等が必要となって全体コストが増加す
るといった問題が生じる。また、シールドケース100
においては、かかる対応を施すことによって、大型とな
るとともに重量も大きくなるといった問題も生じる。
前面板101を厚みのある金属板を素材として形成する
ことも考慮されるが、材料コストの増加、部品製造工程
や管理工程の変更等が必要となって全体コストが増加す
るといった問題が生じる。また、シールドケース100
においては、かかる対応を施すことによって、大型とな
るとともに重量も大きくなるといった問題も生じる。
【0012】したがって、本発明は、取付部材に対して
前面板を密着状態で接合するようにして取り付けること
によって、前面板の機械的強度が向上されるようにして
シールド作用が確実に保持されるようにした電子機器の
シールドケースを提供することを目的としたものであ
る。
前面板を密着状態で接合するようにして取り付けること
によって、前面板の機械的強度が向上されるようにして
シールド作用が確実に保持されるようにした電子機器の
シールドケースを提供することを目的としたものであ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では次に述べる各手段を講じたことを特徴と
するものである。請求項1記載の発明は、第1の金属板
と第2の金属板とを組み合わせて枠状に構成され、内部
に電子部品や集積回路素子等が収納される電子機器のシ
ールドケースにおいて、上記第1の金属板は、側縁部を
有し、且つ、舌片状に切り抜き形成されるとともに基端
部を内方に折曲しかつ先端部を該第1の金属板と平行で
且つ上記側縁部の方向へと折曲して略L字状とされたカ
シメ片を有する構成であり、上記第2の金属板は、側縁
部を有し、且つ、この側縁部に沿ってカシメ孔が形成し
てある構成であり、前記第1の金属板と第2の金属板と
は、該第2の金属板の側縁部が該第1の金属板の内面に
突き当たっており、前記カシメ片が前記カシメ孔に嵌合
しており、前記カシメ孔から突出された前記カシメ片の
先端部がカシメられた状態で組み合わされており、前記
第1の金属板が取付パネルに密着して取り付けられる構
成としたことを特徴とするものである。また、請求項2
の発明は、請求項1記載の電子機器のシールドケースに
おいて、前記カシメ片は、前記第1の金属板の側縁部に
開口する一対のスリットによって形成されていることを
特徴とするものである。
に、本発明では次に述べる各手段を講じたことを特徴と
するものである。請求項1記載の発明は、第1の金属板
と第2の金属板とを組み合わせて枠状に構成され、内部
に電子部品や集積回路素子等が収納される電子機器のシ
ールドケースにおいて、上記第1の金属板は、側縁部を
有し、且つ、舌片状に切り抜き形成されるとともに基端
部を内方に折曲しかつ先端部を該第1の金属板と平行で
且つ上記側縁部の方向へと折曲して略L字状とされたカ
シメ片を有する構成であり、上記第2の金属板は、側縁
部を有し、且つ、この側縁部に沿ってカシメ孔が形成し
てある構成であり、前記第1の金属板と第2の金属板と
は、該第2の金属板の側縁部が該第1の金属板の内面に
突き当たっており、前記カシメ片が前記カシメ孔に嵌合
しており、前記カシメ孔から突出された前記カシメ片の
先端部がカシメられた状態で組み合わされており、前記
第1の金属板が取付パネルに密着して取り付けられる構
成としたことを特徴とするものである。また、請求項2
の発明は、請求項1記載の電子機器のシールドケースに
おいて、前記カシメ片は、前記第1の金属板の側縁部に
開口する一対のスリットによって形成されていることを
特徴とするものである。
【0014】以上のように構成された請求項1及び請求
項2記載の電子機器のシールドケースによれば、第1の
金属板に対してその内面に第2の金属板を突き当てた状
態で、側方からこの第2の金属板を組み合わすことによ
って、カシメ片の先端部をカシメ孔に嵌合させる。ま
た、カシメ孔から突出したカシメ片の先端部にカシメ処
理が施されることによって第1の金属板に対して第2の
金属板が組み合わせられる。よって、第2の金属板が組
み合わせられた状態で、第1の金属板の前面部分を平坦
面とすることができる。また、請求項3記載の電子機器
のシールドケースによれば、取付パネルに対して第1の
金属板が前面に亘って略密着状態で取り付けられるた
め、厚み方向に対する機械的強度が保持されて大きな荷
重や衝撃等が加えられた場合にも第1の金属板の変形等
が抑制されてシールド作用が保持される。
項2記載の電子機器のシールドケースによれば、第1の
金属板に対してその内面に第2の金属板を突き当てた状
態で、側方からこの第2の金属板を組み合わすことによ
って、カシメ片の先端部をカシメ孔に嵌合させる。ま
た、カシメ孔から突出したカシメ片の先端部にカシメ処
理が施されることによって第1の金属板に対して第2の
金属板が組み合わせられる。よって、第2の金属板が組
み合わせられた状態で、第1の金属板の前面部分を平坦
面とすることができる。また、請求項3記載の電子機器
のシールドケースによれば、取付パネルに対して第1の
金属板が前面に亘って略密着状態で取り付けられるた
め、厚み方向に対する機械的強度が保持されて大きな荷
重や衝撃等が加えられた場合にも第1の金属板の変形等
が抑制されてシールド作用が保持される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。実施の形態として
示すシールドケース10は、図3に示すように取付パネ
ル2に高周波入力用の同軸コネクタ3や入出力用のフィ
ーダ端子コネクタ4が取り付けられた受信器1への適用
例を示す。受信器1は、詳細を省略するがシールドケー
ス10内に受信回路や制御回路等を構成する電子素子や
集積回路素子等を搭載した配線基板或いは電子部品等が
収納されている。受信器1は、後述するように取付パネ
ル2の内面に対して、シールドケース10の前面板11
を取付ねじ5によって固定してなる。
て、図面を参照して詳細に説明する。実施の形態として
示すシールドケース10は、図3に示すように取付パネ
ル2に高周波入力用の同軸コネクタ3や入出力用のフィ
ーダ端子コネクタ4が取り付けられた受信器1への適用
例を示す。受信器1は、詳細を省略するがシールドケー
ス10内に受信回路や制御回路等を構成する電子素子や
集積回路素子等を搭載した配線基板或いは電子部品等が
収納されている。受信器1は、後述するように取付パネ
ル2の内面に対して、シールドケース10の前面板11
を取付ねじ5によって固定してなる。
【0016】 シールドケース10は、図3に示すよう
に、それぞれ金属薄板によって形成された前面板11
と、左右の側面板12と、背面板13と、天井板14及
び底板15等を互いに組み合わせて箱状に構成してな
る。なお、シールドケース10は、これらの部材を独立
に形成するばかりでなく、例えば左右の側面板12と底
板15とを一体に形成した略コ字状の部材或いはこれら
と背面板13とを一体に形成した部材を用いてもよいこ
とは勿論である。また、シールドケース10には、図示
しないが、例えば側面板12に基板に搭載されてCPU
との接続を行うピンコネクタを外方に臨ませる開口部が
形成したり、天井板14や底板15に補強用の複数条の
凹凸リブが形成される。
に、それぞれ金属薄板によって形成された前面板11
と、左右の側面板12と、背面板13と、天井板14及
び底板15等を互いに組み合わせて箱状に構成してな
る。なお、シールドケース10は、これらの部材を独立
に形成するばかりでなく、例えば左右の側面板12と底
板15とを一体に形成した略コ字状の部材或いはこれら
と背面板13とを一体に形成した部材を用いてもよいこ
とは勿論である。また、シールドケース10には、図示
しないが、例えば側面板12に基板に搭載されてCPU
との接続を行うピンコネクタを外方に臨ませる開口部が
形成したり、天井板14や底板15に補強用の複数条の
凹凸リブが形成される。
【0017】前面板11は、取付パネル2の外形よりも
小型の矩形板からなり、後述するようにその内面11a
に側面板12が突き当てられるとともにその前面11b
が取付パネル2の内面2aに接合される。前面板11に
は、図示しないが4隅に位置して取付孔が形成されてい
る。各取付孔は、取付パネル2に設けた取付孔にそれぞ
れ対応位置しており、取付ねじ5がねじ込まれることに
よって前面板11を取付パネル2に接合固定させる。前
面板11には、左右の側縁部に沿って、それぞれ上下一
対のカシメ片16、16が一体に形成されている。カシ
メ片16は、図1及び図2に右側の一方のみを詳細に示
すが、前面板11の側縁部11cに開口する一対のスリ
ット17、17によって舌片状に切り抜き形成され、全
体が側縁部11cから前方に突出する長さを有して形成
されている。スリット17は、側面板12の厚みよりも
大きな長さを以って、側縁部11cから形成されてい
る。
小型の矩形板からなり、後述するようにその内面11a
に側面板12が突き当てられるとともにその前面11b
が取付パネル2の内面2aに接合される。前面板11に
は、図示しないが4隅に位置して取付孔が形成されてい
る。各取付孔は、取付パネル2に設けた取付孔にそれぞ
れ対応位置しており、取付ねじ5がねじ込まれることに
よって前面板11を取付パネル2に接合固定させる。前
面板11には、左右の側縁部に沿って、それぞれ上下一
対のカシメ片16、16が一体に形成されている。カシ
メ片16は、図1及び図2に右側の一方のみを詳細に示
すが、前面板11の側縁部11cに開口する一対のスリ
ット17、17によって舌片状に切り抜き形成され、全
体が側縁部11cから前方に突出する長さを有して形成
されている。スリット17は、側面板12の厚みよりも
大きな長さを以って、側縁部11cから形成されてい
る。
【0018】カシメ片16は、図1及び図2に示すよう
に、基端部16aが内方に向かって直角に折曲され、こ
の折曲部16bにおいて先端部を前面板11の内面11
aと平行となるように直角に折曲して嵌合部16cを形
成してなる全体が略L字状を呈している。カシメ片16
は、基端部16aの長さ、換言すれば内面11aから折
曲部16bまでの長さがt1に設定されている。カシメ
片16は、折曲部16bから嵌合部16cの先端縁の長
さがスリット17の長さとほぼ等しく形成され、換言す
れば先端縁が側縁部11cと略同一面を構成している。
に、基端部16aが内方に向かって直角に折曲され、こ
の折曲部16bにおいて先端部を前面板11の内面11
aと平行となるように直角に折曲して嵌合部16cを形
成してなる全体が略L字状を呈している。カシメ片16
は、基端部16aの長さ、換言すれば内面11aから折
曲部16bまでの長さがt1に設定されている。カシメ
片16は、折曲部16bから嵌合部16cの先端縁の長
さがスリット17の長さとほぼ等しく形成され、換言す
れば先端縁が側縁部11cと略同一面を構成している。
【0019】側面板12には、図1及び図2に先端側の
一方のみを詳細に示すが、側縁部12aに沿って上下一
対のカシメ孔18、18が形成されている。各カシメ孔
18は、それぞれ前面板11のカシメ片16に対応位置
して形成されている。カシメ孔18は、カシメ片16の
嵌合部16cの断面寸法とほぼ等しい開口寸法を有する
矩形開口からなる。カシメ孔18は、図2に示すように
側縁部12aとの間隔t2が、上述した前面板11の内
面11aとカシメ片16の嵌合部16cとの対向間隔t
1とほぼ等しく形成されている。以上のように構成され
た側面板12は、側方からその側縁部12aが前面板1
1の内面11aに突き当てられた状態で内方へと押し込
まれることによって、図2矢印で示すように各カシメ孔
18に対応する各カシメ片16の嵌合部16cがそれぞ
れ嵌合する。側面板12は、この状態のままで内面12
bがカシメ片16の基端部16aに突き当たるまで押し
込まれる。
一方のみを詳細に示すが、側縁部12aに沿って上下一
対のカシメ孔18、18が形成されている。各カシメ孔
18は、それぞれ前面板11のカシメ片16に対応位置
して形成されている。カシメ孔18は、カシメ片16の
嵌合部16cの断面寸法とほぼ等しい開口寸法を有する
矩形開口からなる。カシメ孔18は、図2に示すように
側縁部12aとの間隔t2が、上述した前面板11の内
面11aとカシメ片16の嵌合部16cとの対向間隔t
1とほぼ等しく形成されている。以上のように構成され
た側面板12は、側方からその側縁部12aが前面板1
1の内面11aに突き当てられた状態で内方へと押し込
まれることによって、図2矢印で示すように各カシメ孔
18に対応する各カシメ片16の嵌合部16cがそれぞ
れ嵌合する。側面板12は、この状態のままで内面12
bがカシメ片16の基端部16aに突き当たるまで押し
込まれる。
【0020】各カシメ片16は、この状態において、嵌
合部16cの先端部16dが各カシメ孔18を介して側
面板12の外方へとそれぞれ突出露呈される。各カシメ
片16には、図1矢印で示すように嵌合部16cの先端
部16dを折り曲げるカシメ処理が施される。各カシメ
片16は、カシメ力を受けて幅方向に折曲されることに
なるが、金属薄板を素材とすることで塑性変形が可能で
ある。各カシメ片16は、同図に示すように、折曲され
た先端部16dがカシメ孔18の開口縁に係止されるこ
とによって前面板11に対する側面板12の組み合わせ
を行う。
合部16cの先端部16dが各カシメ孔18を介して側
面板12の外方へとそれぞれ突出露呈される。各カシメ
片16には、図1矢印で示すように嵌合部16cの先端
部16dを折り曲げるカシメ処理が施される。各カシメ
片16は、カシメ力を受けて幅方向に折曲されることに
なるが、金属薄板を素材とすることで塑性変形が可能で
ある。各カシメ片16は、同図に示すように、折曲され
た先端部16dがカシメ孔18の開口縁に係止されるこ
とによって前面板11に対する側面板12の組み合わせ
を行う。
【0021】なお、カシメ片16は、嵌合部16cの先
端部16dが高さ方向に対して折曲されてカシメ孔18
にカシメ付けられるようにしたが、かかる構成に限定さ
れるものではない。カシメ片16は、例えば嵌合部16
cを略扇形を呈して形成し、カシメ孔18から突出露呈
された先端部に捻り処理を施してカシメ付けるようにし
てもよく、その他種々の形状を以って形成される。
端部16dが高さ方向に対して折曲されてカシメ孔18
にカシメ付けられるようにしたが、かかる構成に限定さ
れるものではない。カシメ片16は、例えば嵌合部16
cを略扇形を呈して形成し、カシメ孔18から突出露呈
された先端部に捻り処理を施してカシメ付けるようにし
てもよく、その他種々の形状を以って形成される。
【0022】なお、シールドケース10においては、同
様の構造によって側面板12と背面板13との組み合わ
せが行われて全体枠状の中間体が構成され、この中間体
に対して適宜の構造によって底板15が組み合わせられ
た後に内部に基板や電子部品等が収納される。シールド
ケース10においては、中間体に対して適宜の構造によ
って天井板14が組み合わせられて全体箱状に構成され
る。シールドケース10は、前面板11の前面11bが
それぞれの取付孔を一致させて取付パネル2の内面2a
に当てがわれ、この状態で上述したように取付孔にねじ
込まれる取付ねじ5によって取付パネル2に取り付けら
れる。シールドケース10は、上述したように前面板1
1の前面11bが平坦面として構成され、取付パネル2
の内面2aに対して全面に亘って略密着状態で接合され
る。
様の構造によって側面板12と背面板13との組み合わ
せが行われて全体枠状の中間体が構成され、この中間体
に対して適宜の構造によって底板15が組み合わせられ
た後に内部に基板や電子部品等が収納される。シールド
ケース10においては、中間体に対して適宜の構造によ
って天井板14が組み合わせられて全体箱状に構成され
る。シールドケース10は、前面板11の前面11bが
それぞれの取付孔を一致させて取付パネル2の内面2a
に当てがわれ、この状態で上述したように取付孔にねじ
込まれる取付ねじ5によって取付パネル2に取り付けら
れる。シールドケース10は、上述したように前面板1
1の前面11bが平坦面として構成され、取付パネル2
の内面2aに対して全面に亘って略密着状態で接合され
る。
【0023】したがって、シールドケース10は、前面
板11が取付パネル2に支えられて一体化した構造とな
ることから、金属薄板を素材とするも前面板11の厚み
方向に対する機械的強度が大幅に向上される。シールド
ケース10は、内部により多くの基板や電子部品が収納
されて重量が大きくなったり、衝撃等が加えられた場合
にも前面板11の変形等が抑制されるようになる。シー
ルドケース10は、前面板11と側面板12との間に隙
間の発生を抑制することで、シールド作用が保持される
とともに強固な取付が行われる。
板11が取付パネル2に支えられて一体化した構造とな
ることから、金属薄板を素材とするも前面板11の厚み
方向に対する機械的強度が大幅に向上される。シールド
ケース10は、内部により多くの基板や電子部品が収納
されて重量が大きくなったり、衝撃等が加えられた場合
にも前面板11の変形等が抑制されるようになる。シー
ルドケース10は、前面板11と側面板12との間に隙
間の発生を抑制することで、シールド作用が保持される
とともに強固な取付が行われる。
【0024】なお、上述した実施の形態は、受信器1に
適用したシールドケース10を示したが、その他の電子
機器のシールドケースにも適用されることは勿論であ
る。シールドケース10は、前面板11と側面板12或
いは側面板12と背面板13とを上述したカシメ構造に
よって組み合わせるようにしたが、側面板12と天井板
14或いは底板15とをかかるカシメ構造によって組み
合わせるようにしてもよい。シールドケース10は、こ
の場合背面板13や天井板14或いは底板15が取付パ
ネル等に取り付けられ、換言すれば取付パネル2に対し
て取り付けられる部位にカシメ片16を形成して平面と
なるように構成される。
適用したシールドケース10を示したが、その他の電子
機器のシールドケースにも適用されることは勿論であ
る。シールドケース10は、前面板11と側面板12或
いは側面板12と背面板13とを上述したカシメ構造に
よって組み合わせるようにしたが、側面板12と天井板
14或いは底板15とをかかるカシメ構造によって組み
合わせるようにしてもよい。シールドケース10は、こ
の場合背面板13や天井板14或いは底板15が取付パ
ネル等に取り付けられ、換言すれば取付パネル2に対し
て取り付けられる部位にカシメ片16を形成して平面と
なるように構成される。
【0025】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1及
び請求項2記載の電子機器のシールドケースによれば、
第2の金属板が組み合わせられた状態で、第1の金属板
の前面部分を平坦面とすることができる。また、請求項
3記載の電子機器のシールドケースによれば、取付パネ
ルに対して第1の金属板が前面に亘って略密着状態で取
り付けられるため、厚み方向に対する機械的強度が保持
されて大きな荷重や衝撃等が加えられた場合にも第1の
金属板の変形等が抑制されてシールド作用が保持され
る。
び請求項2記載の電子機器のシールドケースによれば、
第2の金属板が組み合わせられた状態で、第1の金属板
の前面部分を平坦面とすることができる。また、請求項
3記載の電子機器のシールドケースによれば、取付パネ
ルに対して第1の金属板が前面に亘って略密着状態で取
り付けられるため、厚み方向に対する機械的強度が保持
されて大きな荷重や衝撃等が加えられた場合にも第1の
金属板の変形等が抑制されてシールド作用が保持され
る。
【図1】本発明の実施の形態として示すシールドケース
の要部斜視図である。
の要部斜視図である。
【図2】同シールドケースの要部分解斜視図である。
【図3】同シールドケースを取付パネルに取り付けた状
態の斜視図である。
態の斜視図である。
【図4】同シールドケースと取付パネルとの取付部の詳
細を示す一部切欠き要部側面図である。
細を示す一部切欠き要部側面図である。
【図5】従来のシールドケースと取付パネルとを示す要
部分解斜視図である。
部分解斜視図である。
【図6】同シールドケースと取付パネルとの取付部の詳
細を示す一部切欠き要部側面図である。
細を示す一部切欠き要部側面図である。
1 受信器
2 取付パネル
5 取付ねじ
10 シールドケース
11 前面板
11a 内面
11b 前面
11c 側縁部
12 側面板
12a 内面
12b 側縁部
16 カシメ片
16a 基端部
16b 折曲部
16c 嵌合部
17 スリット
18 カシメ孔
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平8−56085(JP,A)
特開 平7−45984(JP,A)
特開 平9−172289(JP,A)
特開 平11−87969(JP,A)
実開 平5−62448(JP,U)
実開 昭63−145398(JP,U)
実開 昭63−131197(JP,U)
実開 昭57−111146(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H05K 5/00 - 5/06
H05K 9/00
H04N 5/64
F16B 4/00
Claims (2)
- 【請求項1】 第1の金属板と第2の金属板とを組み合
わせて枠状に構成され、内部に電子部品や集積回路素子
等が収納される電子機器のシールドケースにおいて、 上記第1の金属板は、側縁部を有し、且つ、舌片状に切
り抜き形成されるとともに基端部を内方に折曲しかつ先
端部を該第1の金属板と平行で且つ上記側縁部の方向へ
と折曲して略L字状とされたカシメ片を有する構成であ
り、 上記第2の金属板は、側縁部を有し、且つ、この側縁部
に沿ってカシメ孔が形成してある構成であり、 前記第1の金属板と第2の金属板とは、該第2の金属板
の側縁部が該第1の金属板の内面に突き当たっており、
前記カシメ片が前記カシメ孔に嵌合しており、前記カシ
メ孔から突出された前記カシメ片の先端部がカシメられ
た状態で組み合わされており、前記第1の金属板が取付パネルに密着して取り付けられ
る構成とした ことを特徴とする電子機器のシールドケー
ス。 - 【請求項2】 請求項1記載の電子機器のシールドケー
スにおいて、 前記カシメ片は、前記第1の金属板の側縁部に開口する
一対のスリットによって形成されていることを特徴とす
る電子機器のシールドケース。
Priority Applications (4)
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US09/785,646 US6582785B2 (en) | 2000-02-28 | 2001-02-23 | Shield case for electronic equipment |
EP01104741A EP1128715B1 (en) | 2000-02-28 | 2001-02-26 | Shield case for electronic equipment |
DE60130698T DE60130698T2 (de) | 2000-02-28 | 2001-02-26 | Abschirmgehäuse für ein elektronisches Gerät |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000050596A JP3446708B2 (ja) | 2000-02-28 | 2000-02-28 | 電子機器のシールドケース |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001244646A JP2001244646A (ja) | 2001-09-07 |
JP3446708B2 true JP3446708B2 (ja) | 2003-09-16 |
Family
ID=18572362
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000050596A Expired - Fee Related JP3446708B2 (ja) | 2000-02-28 | 2000-02-28 | 電子機器のシールドケース |
Country Status (4)
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EP (1) | EP1128715B1 (ja) |
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US7245896B2 (en) * | 2002-06-24 | 2007-07-17 | Lg Electronics Inc. | Apparatus for improving reception sensitivity of public wave receiver by reducing noise externally-emitted in the public wave receiver |
CN101998783A (zh) * | 2009-08-18 | 2011-03-30 | 深圳富泰宏精密工业有限公司 | 壳体 |
US20110194890A1 (en) * | 2010-02-11 | 2011-08-11 | Chien-Kuo Chang | Quick fastening assembly |
WO2013051073A1 (ja) * | 2011-10-07 | 2013-04-11 | 三菱電機株式会社 | 電子機器筐体 |
US9713274B2 (en) * | 2013-09-18 | 2017-07-18 | Sony Corporation | Electronic apparatus |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5544393Y2 (ja) * | 1975-05-22 | 1980-10-17 | ||
JPS6099585U (ja) * | 1983-12-12 | 1985-07-06 | アルプス電気株式会社 | 電子機器用ケ−ス |
US4840286A (en) * | 1988-02-23 | 1989-06-20 | Hayes Microcomputer Products, Inc. | Equipment enclosure with internal fasteners |
US5398157A (en) * | 1993-04-13 | 1995-03-14 | Kingston Technology Corporation | Snap-in mounting bracket for a computer memory device |
JPH0745984A (ja) | 1993-07-27 | 1995-02-14 | Tokin Corp | ノイズフィルタ用ケース |
JP3347888B2 (ja) | 1994-08-11 | 2002-11-20 | アルプス電気株式会社 | プリント基板保持構造 |
US5660297A (en) * | 1994-10-24 | 1997-08-26 | Enlight Corporation | Non-screw assembled casing for computer mainframe |
JPH08139460A (ja) * | 1994-11-11 | 1996-05-31 | Toshiba Corp | 電子機器構体 |
CA2166362A1 (en) * | 1995-01-23 | 1996-07-24 | Karl Yetter | Device box with integral latching arrangement |
DE19649848A1 (de) * | 1996-12-02 | 1998-06-04 | Mannesmann Vdo Ag | Elektronischer Schaltkreis mit einem hochfrequenzbedämpfenden Schirmgehäuse |
EP0902612B1 (en) * | 1997-09-09 | 2003-04-02 | Hewlett-Packard Company, A Delaware Corporation | Seam structure for enclosures |
US6137694A (en) * | 1998-10-19 | 2000-10-24 | International Business Machines Corporation | Integral EMI shielding for computer enclosures |
US6191950B1 (en) * | 1998-12-15 | 2001-02-20 | International Business Machines Corporation | Snap-together printed circuit card cover with integral card support |
US6111760A (en) * | 1998-12-30 | 2000-08-29 | Ericsson, Inc. | Simple enclosure for electronic components |
US6462959B1 (en) * | 2001-12-28 | 2002-10-08 | Enlight Corporation | Interface card and interface cardholder mounting arrangement |
-
2000
- 2000-02-28 JP JP2000050596A patent/JP3446708B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2001
- 2001-02-23 US US09/785,646 patent/US6582785B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2001-02-26 DE DE60130698T patent/DE60130698T2/de not_active Expired - Lifetime
- 2001-02-26 EP EP01104741A patent/EP1128715B1/en not_active Expired - Lifetime
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---|---|
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US6582785B2 (en) | 2003-06-24 |
EP1128715A2 (en) | 2001-08-29 |
JP2001244646A (ja) | 2001-09-07 |
DE60130698D1 (de) | 2007-11-15 |
US20010018101A1 (en) | 2001-08-30 |
EP1128715A3 (en) | 2003-09-03 |
DE60130698T2 (de) | 2008-01-24 |
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