JP3026865B2 - グランディング装置 - Google Patents

グランディング装置

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JP3026865B2
JP3026865B2 JP3274138A JP27413891A JP3026865B2 JP 3026865 B2 JP3026865 B2 JP 3026865B2 JP 3274138 A JP3274138 A JP 3274138A JP 27413891 A JP27413891 A JP 27413891A JP 3026865 B2 JP3026865 B2 JP 3026865B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、OA機器等に用いら
れている各種電子部品等が設けられたドライブ本体をシ
ールドする際に用いられるグランディング装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、OA機器等は、IC・LSI等
の高密度集積回路電子部品が多く使用されており、これ
らの部品は、極めて小さい微弱電流によって動作し、高
周波帯でのパルス信号によって制御されている。このた
め、この部品の動作時に発生する電磁波が不要輻射波と
なって外部へ飛び出し、空間伝搬して周辺の電子機器の
正常な働きを阻害してしまう等、様々な悪現象を引き起
こしてしまう。
【0003】このような電磁障害を規制するものとし
て、コンピュータ(パソコン)、電子ゲーム、ワープ
ロ、プリンタ等、ディジタル電子機器装置を対象に、そ
れから発生する10KHz以上の周波数帯を規制する法
令がある(FCC)。この規格をクリアするために、O
A機器等においては、例えば電磁波シールドと呼ばれる
以下の対策方法が講じられている。
【0004】すなわち、OA機器等のドライブ本体部を
シールド部材で覆うことにより、不要輻射波を外部に出
さず、また外部からの影響を受け難くする方法である。
この場合ドライブ本体部とシールド部材とを数箇所でつ
なぐことによって、さらにシールド効果を高めるように
している。このグランディング装置は、例えば図3に示
すような形状のシールドフインガー等をシールド兼基板
類取付け枠(以下、取付け枠とする)に設け、これをド
ライブ本体部に押さえ付けるように構成されている。こ
のシールドフインガーは、例えばリン青銅によって形成
されており、ドライブ本体部と取付け枠は導電状態にあ
る。
【0005】一般的には、上述したようなシールド対策
を行ってドライブ本体部をグランディングし、ドライブ
本体部より妨害電波が出ていないことを確認することに
よりFCC規格をクリアしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
のグランディング装置では、ドライブ本体部内にシール
ドフインガー等を設けるためのスペースが必要となる。
このため、ドライブ本体部に設けられた基板類等、各種
電子部品を非常に限られたスペースに効率よく収めるこ
とが困難となってしまう。この結果、各種電子部品の大
幅な設計変更が必要となり、コストが高くなってしま
う。この発明は、僅かなスペースでドライブ本体部と取
付け枠とを接合するグランディング装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のグランデイィング装置は、ドライブ本体部
をシールド部材によってシールドするグランディング装
置において、前記シールド部材は、前記ドライブ本体部
に接合される少なくとも1つの接合片と、この接合片を
ドライブ本体部に固定する固定手段とを有し、この固定
手段は、前記接合片とドライブ本体部との間に介在され
る防振ゴムと、この防振ゴムに取付けられ前記接合片を
ドライブ本体部に接合させる固定用ビスと、前記接合片
とドライブ本体部とが電気的に導通するように、前記固
定用ビスと接合片とを連結する板ばね状グランディング
部材とを有することを特徴としている。
【0008】
【作用】ドライブ本体部をシールドするシールド部材
に、ドライブ本体部に接合される少なくとも1つの接合
片を形成し、この接合片とドライブ本体部との間に防振
ゴムを介在し、この防振ゴムに、前記接合片をドライブ
本体部に接合させる固定用ビスを取付けると共に、前記
接合片とドライブ本体部とが電気的に導通するように、
前記固定用ビスと接合片とを板ばね状グランディング部
材で連結する
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1および図2を参
照して具体的に説明する。図1はドライブ本体部の下面
と取付け枠との接合部分を示しており、図2はドライブ
本体部の下面と取付け枠とが接合された状態を示してい
る。なお、この実施例においては、ドライブ本体部の下
面の4隅において取付け枠が接合されるが、1箇所のみ
が代表的に図示されている。
【0010】取付け枠1には、ドライブ本体部20の下
面に対して平行に突出する舌片3が形成されており、こ
の舌片3には、略円筒状に構成された防振ゴム5が取り
付けられている。この防振ゴム5の中心部には、ドライ
ブ本体部5の下面と垂直になる中心孔6が形成されてい
る。この中心孔6には、中心孔8を有するカラー7が挿
入されるようになっており、ドライブ本体部20と取付
け枠1とを接合する際の防振ゴム5の変形を防止する役
目を果たすようになっている。
【0011】このカラー7を防振ゴム5の中心孔6に挿
入し、カラー7の中心孔8に固定用ビス9を挿入し、固
定用ビス9をドライブ本体部20の下面に形成されたね
じ穴21に螺合させることにより、取付け枠1とドライ
ブ本体部20とは接合可能状態となる。この状態におい
て、ドライブ本体部20とカラー7とは導通状態となっ
ているが、カラー7と取付け枠1との間は、防振ゴム5
が介在しているため電気的に遮断された状態となってい
る。このため、カラー7と取付け枠1との間にグランデ
ィング部材10を介在させて両者を電気的に導通させ、
ドライブ本体部20の電位をグランド電位に落とすよう
に構成している。
【0012】グランディング部材10はコの字型に形成
されており、その一端側には前記固定用ビス9が挿入可
能な穴11が、他端側には前記カラー7が配置可能なU
字型の溝12がそれぞれ形成されている。そして、前記
一端側をカラー7の上面7aに載置し、他端側を防振ゴ
ム5と舌片3の裏面との間に差し込み、固定用ビス9を
ねじ穴21に螺合させることにより、取付け枠1とドラ
イブ本体部20とは導通された状態で接合される(図2
参照)。この状態において、グランディング部材10の
他端側は、防振ゴム5と舌片3の裏面との間に押さえ込
まれて抜けなくなる。この押さえ込みにより、グランデ
ィング部材10と取付け枠1(舌片3)の接触抵抗は軽
減される。
【0013】前述したように、この図面では、1カ所の
接合部分のみを代表して示したが、ドライブ本体部20
の4隅において同様にグランディング部材10と取付け
枠1との接合が行われる。この4カ所において同時に接
合されることにより、ドライブ本体部は完全にシールド
される。また、それぞれの箇所において防振ゴムが配置
されているので、外部から加えられる振動等の影響は受
け難くなる。
【0014】以上本発明の実施例を説明したが、本発明
は上記実施例に限定されることはない。この実施例では
接合箇所を4カ所として説明したが、この接合箇所は任
意に選択することができる。また、グランディング部材
の形状については、図示されているものに限られず、種
々変形することが可能である。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ド
ライブ本体部内にシールドフインガー等スペースを必要
とする部材を使用することなく、ドライブ本体部とシー
ルド兼基板類取付け枠とを接合するように構成している
ため、ドライブ本体部に設けられた基板類等、各種電子
部品を非常に限られたスペースに効率よく収めることが
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ドライブ本体部の下面と取付け枠との接合部分
を示す斜視図である。
【図2】ドライブ本体部の下面と取付け枠とが接合され
た状態を示す断面図である。
【図3】ドライブ本体部と取付け枠とを接合するために
用いられる従来のシールドフインガーの構成の一例を示
す図である。
【符号の説明】
1…取付け枠(シールド部材)、3…舌片(接合片)、
5…防振ゴム、7…カラー、9…固定用ビス、10…グ
ランディング部材、20…ドライブ本体部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−120896(JP,A) 特開 平4−324997(JP,A) 特開 平2−159434(JP,A) 特開 平1−278338(JP,A) 実開 昭62−174384(JP,U) 実開 昭63−145039(JP,U) 実開 昭62−116588(JP,U) 実開 昭63−85000(JP,U) 実開 昭61−119397(JP,U) 実開 昭59−79911(JP,U) 実開 平1−14697(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 9/00 F16F 15/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドライブ本体部をシールド部材によって
    シールドするグランディング装置において、 前記シールド部材は、前記ドライブ本体部に接合される
    少なくとも1つの接合片と、この接合片をドライブ本体
    部に固定する固定手段とを有し、この固定手段は、前記接合片とドライブ本体部との間に
    介在される防振ゴムと、この防振ゴムに取付けられ前記
    接合片をドライブ本体部に接合させる固定用ビスと、前
    記接合片とドライブ本体部とが電気的に導通するよう
    に、前記固定用ビスと接合片とを連結する板ばね状グラ
    ンディング部材とを有する ことを特徴とするグランディ
    ング装置。
  2. 【請求項2】 前記防振ゴムには、その中心部に貫通孔
    が形成されており、この貫通孔には、前記固定用ビスが
    挿通するカラーが挿入されていることを特徴とする請求
    項1に記載のグランディング装置。
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