JP2825353B2 - 遮蔽機能付制御装置 - Google Patents
遮蔽機能付制御装置Info
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- JP2825353B2 JP2825353B2 JP3003886A JP388691A JP2825353B2 JP 2825353 B2 JP2825353 B2 JP 2825353B2 JP 3003886 A JP3003886 A JP 3003886A JP 388691 A JP388691 A JP 388691A JP 2825353 B2 JP2825353 B2 JP 2825353B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- shielding
- circuit board
- printed circuit
- control device
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Description
ノイズから電源、CPU及び入出力部を有する制御装置
を保護する遮蔽材の配置位置及び固定方法に関するもの
である。
は、電源、CPU、入出力装置及び各種機能装置から構
成され、また、ユニットやプリント基板単位で隣接して
構成され、更に、外部の高圧線や動力線及び外部機器と
近接して配置される場合が多いため、それらから輻射さ
れるノイズにより、いずれかが誤動作する恐れがある。
これを防止する方法として、従来からプログラマブルコ
ントローラのケースに遮蔽材が用いられてきた。以下に
その例を説明する。図4(a)、(b)、図5(a)、
(b)が従来の遮蔽材を用いた構成例である。
両面テープで貼ったものである。該遮蔽材3は薄い銅板
をノーメックスという絶縁材で覆ったものである。これ
により、主に隣接するユニットからの輻射ノイズを遮蔽
材3が遮蔽してケース1内のプリント基板2を輻射ノイ
ズから保護することができる。
あるアルミニウムを薄く蒸着させたものである。プリン
ト基板2上の部品やリードと遮蔽材3との間に所定の絶
縁距離をとって絶縁板12を貼付している。以上の構成
によって、ケース1の全方向に飛来する輻射ノイズを遮
蔽してプリント基板2を保護し、更にプリント基板が自
ら輻射するノイズが外部機器へ悪影響を与えるのを防止
することができる。
ずれも遮蔽材がケースの内側に配置されていることから
外部から装着状態の確認が不可能であり、更に遮蔽材を
機械的に固定するのに数ヶ所のねじ止め或いは両面テー
プによる貼付けを必要とするため、工作性やメンテナン
ス性に問題があった。
合に、ケース内において絶縁板を貼付する等して一定の
絶縁距離を確保しなければならないため、装置の小型化
を阻害するという問題点もあった。
ためになされたもので、遮蔽材をグランドラインに接続
させて効率のよい輻射ノイズの遮蔽を確保すると共に、
制御装置に対する遮蔽材の取付けに関し、その工作性や
メンテナンス性を向上させ、更に装置の小型化を促進す
ることができる遮蔽機能付制御装置を得ることを目的と
する。
付制御装置は、プリント基板を内包するケースと、前記
ケースの外側またはケース壁内部の一部に配置した遮蔽
材と、前記遮蔽材を前記プリント基板のグランドライン
と電気的に結合しつつ前記ケースに機械的固定により取
り付けると共に、前記プリント基板をも機械的に固定す
る係合部材と、を備え、前記係合部材が、導電性の第1
の係合部材,前記第1の係合部材を前記プリント基板に
機械的に固定する第2の係合部材ならびに前記第1の係
合部材および前記遮蔽材を前記ケースに機械的に固定す
る導電性の第3の係合部材から構成され、前記グランド
ラインと電気的に結合するように前記第2の係合部材を
用いて前記第1の係合部材を前記プリント基板上に機械
的に固定し、かつ、前記第3の係合部材を用いて前記第
1の係合部材および遮蔽材を前記ケースを挟んで機械的
に固定して、前記遮蔽材およびプリント基板を前記ケー
スに機械的に固定すると共に、前記第1の係合部材およ
び第3の係合部材を介して前記遮蔽材およびプリント基
板のグランドラインを電気的に結合するものである。
をケースの外側或いはケース壁内部にグランドラインと
電気的に結合された状態で機械的な固定により配置され
ているので、上記遮蔽材によりケースの全方向に飛来す
る輻射ノイズを遮蔽してプリント基板を保護し、更に、
プリント基板自ら輻射するノイズが外部機器へ悪影響を
与えるのを防止する。
図1は、遮蔽材3をプログラマブルコントローラユニッ
トにおけるケース1の外側に配置した場合の実施例であ
る。図2は、遮蔽材3をプログラマブルコントローラユ
ニットのケース1に埋め込んだ場合、換言すると、ケー
ス壁内部に配置した場合の実施例である。いずれも遮蔽
材3がねじ6と金属製ねじ付六角サポート4で固定され
ることにより電気的に結合されている。
5によりプリント基板2と固定される。金属製ねじ付六
角サポート4やナット5とプリント基板2と接触する部
分には、プリント基板2上にランド(図示せず)を設け
ておく。このランドは、プリント基板2上におけるグラ
ンドラインへパターンにより接続する。このグランドラ
インには、フレームグランド、シグナルグランド、アナ
ロググランド等が含まれるが、そのユニットにとって最
も遮蔽効果のあるものを選択する。
効果が得られる場合は図3のように、プリント基板2上
のパターンによりプリント基板2に取付けた端子台8と
結合して、端子台8から配線により直接接地する。若し
くは、プリント基板2上のマザーボード接続用コネクタ
9へパターンにより結合し、マザーボード10を介して
マザーボードフレーム11を盤等の接地された面へねじ
止めして接地する。
材3或いはケース1に埋め込んだ遮蔽材3をケース1の
内側のプリント基板2のグランドラインへ電気的に結合
することにより、最良な遮蔽が達成できる。
のケース1に対する取付けは、ケース1の面に対角線上
に配置した2つのねじ6にて行う。一方のねじ6は前述
した電気的結合を兼ねた固定であり、他方のねじ6は、
ケース1にインサートナット7を埋め込んでおいて、遮
蔽材3を固定する。ユニットを組立てる際には、部品の
取付けが終ったプリント基板1に、金属製ねじ付六角サ
ポート4及びナット5を組付けてケース1に収める。図
1に示したケース1の外側に遮蔽材3を設けるタイプの
場合には、遮蔽材3をケース1に当てがった状態で、ね
じ6を2本締めつけて作業完了となる。ユニットを分解
する際には、上記ねじ6を2本はずしてケース1を開け
て、プリント基板2を取り出すことが可能となる。
源、CPU及び入出力部を有する制御装置のケースの外
側或いはケース壁内部に遮蔽材を配置し、また、上記遮
蔽材の取り付けは電気的結合を含んだ機械的な固定によ
りなされているので、効率のよい輻射ノイズの遮蔽を確
保すると共に、制御装置に対する遮蔽材の取付けに関
し、その工作性やメンテナンス性を向上させ、更に装置
の小型化を促進することができる。
制御装置の構成を示す説明図である。
付制御装置の構成を示す説明図である。
付制御装置の構成を示す説明図である。
す説明図である。
す説明図である。
板 3 遮蔽材 4 金属製ねじ
付六角サポート 5 ナット 6 ねじ 7 インサートナット 8 端子台 9 マザーボード接続用コネクタ 10 マザーボ
ード 11 マザーボードフレーム
Claims (1)
- 【請求項1】 プリント基板を内包するケースと、 前記ケースの外側またはケース壁内部の一部に配置した
遮蔽材と、 前記遮蔽材を前記プリント基板のグランドラインと電気
的に結合しつつ前記ケースに機械的固定により取り付け
ると共に、前記プリント基板をも機械的に固定する係合
部材と、を備え、 前記係合部材は、導電性の第1の係合部材,前記第1の
係合部材を前記プリント基板に機械的に固定する第2の
係合部材ならびに前記第1の係合部材および前記遮蔽材
を前記ケースに機械的に固定する導電性の第3の係合部
材から構成され、 前記グランドラインと電気的に結合するように前記第2
の係合部材を用いて前記第1の係合部材を前記プリント
基板上に機械的に固定し、かつ、前記第3の係合部材を
用いて前記第1の係合部材および遮蔽材を前記ケースを
挟んで機械的に固定して、前記遮蔽材およびプリント基
板を前記ケースに機械的に固定すると共に、前記第1の
係合部材および第3の係合部材を介して前記遮蔽材およ
びプリント基板のグランドラインを電気的に結合する こ
とを特徴とする遮蔽機能付制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3003886A JP2825353B2 (ja) | 1991-01-17 | 1991-01-17 | 遮蔽機能付制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3003886A JP2825353B2 (ja) | 1991-01-17 | 1991-01-17 | 遮蔽機能付制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04261100A JPH04261100A (ja) | 1992-09-17 |
JP2825353B2 true JP2825353B2 (ja) | 1998-11-18 |
Family
ID=11569667
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3003886A Expired - Lifetime JP2825353B2 (ja) | 1991-01-17 | 1991-01-17 | 遮蔽機能付制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2825353B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100530869B1 (ko) * | 1998-04-24 | 2006-02-28 | 삼성전자주식회사 | 반도체 장치 모듈의 장착구조가 적용된 컴퓨터 시스템 |
KR100521339B1 (ko) * | 1998-10-17 | 2005-12-21 | 삼성전자주식회사 | 컴퓨터 시스템의 반도체 장치 모듈 장착 구조 |
JP5495079B2 (ja) * | 2011-05-30 | 2014-05-21 | キヤノンファインテック株式会社 | 静電気遮断取付けユニット及び電子機器 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54108610U (ja) * | 1978-01-15 | 1979-07-31 | ||
JPH0648944Y2 (ja) * | 1988-09-22 | 1994-12-12 | 日本ケミコン株式会社 | シールド構造 |
JPH02143861U (ja) * | 1989-05-09 | 1990-12-06 |
-
1991
- 1991-01-17 JP JP3003886A patent/JP2825353B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04261100A (ja) | 1992-09-17 |
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