JPH11266075A - 変動電流対策コンデンサの実装構造および方法 - Google Patents

変動電流対策コンデンサの実装構造および方法

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JPH11266075A
JPH11266075A JP6663698A JP6663698A JPH11266075A JP H11266075 A JPH11266075 A JP H11266075A JP 6663698 A JP6663698 A JP 6663698A JP 6663698 A JP6663698 A JP 6663698A JP H11266075 A JPH11266075 A JP H11266075A
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JP
Japan
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wiring board
printed wiring
capacitor
integrated circuit
circuit device
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JP6663698A
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English (en)
Inventor
Shinya Akamatsu
伸也 赤松
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NEC Corp
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】集積回路装置でのスイッチングによる変動電流
に対し、必要数のコンデンサの実装スペースを確保する
とともに、電気的効果の向上を図る。 【解決手段】プリント配線板1の表面に集積回路装置2
をBGA実装し、プリント配線板1の裏面には、変動電
流対策用コンデンサを実装したプリント配線板8をBG
A実装する。プリント配線板1の、表面に集積回路装置
2をBGA実装する為のパッド3を設け、その裏面にプ
リント配線板8をBGA実装するパッド4が設け、パッ
ド3の一部とパッド4とは、プリント配線板1に設けた
スルーホール5を介して、それぞれ接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、変動電流対策コン
デンサの実装方法に関し、特にプリント配線板に搭載さ
れた集積回路装置のスイッチング時の変動電流を吸収
し、ノイズ等を防止するコンデンサの実装方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】集積回路装置のスイッチング等による電
流変動の対策として、コンデンサを集積回路装置の近傍
に搭載することを要求される。
【0003】図3は、従来のこのような変動電流対策コ
ンデンサの実装方法を示す図である。図3において、プ
リント配線板51の表面にパッド3を配設し、パッド3
上に集積回路装置2をBGA実装し、集積回路装置2の
周囲のプリント配線板51上に複数個の変動電流対策用
コンデンサ52を実装していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、集積回
路装置の高速化等に伴い、変動電流が大きくなること
で、電流変動対策コンデンサの必要数が増加し、従来の
変動電流対策コンデンサの実装方法のように集積回路装
置の周囲にコンデンサを実装するのでは、スペースが不
足し、必要数のコンデンサを搭載できなくなる傾向にあ
った。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の変動電流対策コ
ンデンサの実装構造は、プリント配線板(図1の1)の
一方の面に搭載された集積回路装置(図1の2)と、前
記プリント配線板の他方の面の前記集積回路装置に対向
する部分に搭載されたコンデンサ用プリント配線板(図
1の8)と、このコンデンサ用プリント配線板に実装さ
れた変動電流対策用コンデンサ(図1の9)と、前記集
積回路装置に接続され前記プリント配線板の一方の面に
設けられた第1のパッド(図1の3)と、前記コンデン
サ用プリント配線板に接続され前記プリント配線板の他
方の面に設けられた第2のパッド(図1の4)と、前記
第1と第2のパッドとを接続する前記プリント配線板に
設けられたスルーホール(図1の5)とを備えている。
【0006】本発明の変動電流対策コンデンサの実装構
造は、プリント配線板(図1の1)の一方の面にBGA
実装された集積回路装置(図1の2)と、前記プリント
配線板の他方の面の前記集積回路装置に対向する部分に
BGA実装されたコンデンサ用プリント配線板(図1の
8)と、このコンデンサ用プリント配線板に実装された
変動電流対策用コンデンサ(図1の9)と、前記集積回
路装置に接続され前記プリント配線板の一方の面に設け
られた第1のパッド(図1の3)と、前記コンデンサ用
プリント配線板に接続され前記プリント配線板の他方の
面に設けられた第2のパッド(図1の4)と、前記第1
と第2のパッドとを接続する前記プリント配線板に設け
られたスルーホール(図1の5)とを備えている。
【0007】上述の変動電流対策コンデンサの実装構造
では、前記集積回路装置の前記プリント配線板とは反対
側の面に伝熱性緩衝材(図1の6)を介してヒートシン
ク(図1の7)が取り付け、さらに前記集積回路装置の
周囲において前記ヒートシンクと前記プリント配線板と
の間に設けられたスペーサ(図1の11)と、前記スペ
ーサとで前記プリント配線板を挟むように前記プリント
配線板の他方の面の前記コンデンサ用プリント配線板の
周囲に設けられたプレート(図1の10)とを備えるよ
うにすることが望ましい。
【0008】本発明の変動電流対策コンデンサの実装方
法は、プリント配線板(図1の1)の一方の面に集積回
路装置(図1の2)を搭載し、前記プリント配線板の他
方の面の前記集積回路装置に対向する部分に変動電流対
策用コンデンサ(図1の9)を実装したコンデンサ用プ
リント配線板(図1の8)を搭載し、このコンデンサ用
プリント配線板に実装された変動電流対策用コンデンサ
と、前記集積回路装置を前記プリント配線板の一方の面
に設けられた第1のパッド(図1の3)に接続し、前記
コンデンサ用プリント配線板を前記プリント配線板に設
けられたスルーホール(図1の5)により前記第1のパ
ッドに接続された前記プリント配線板の他方の面に設け
られた第2のパッド(図1の4)に接続し、前記集積回
路装置を前記変動電流対策コンデンサに接続することを
特徴とし、望ましくは、前記集積回路装置の前記プリン
ト配線板とは反対側の面に伝熱性緩衝材(図1の6)を
介してヒートシンク(図1の7)を取り付け、前記集積
回路装置の周囲において前記ヒートシンクと前記プリン
ト配線板との間にスペーサ(図1の11)を設け、前記
スペーサとで前記プリント配線板を挟むように前記プリ
ント配線板の他方の面の前記コンデンサ用プリント配線
板の周囲にプレート(図1の10)を設けるようにす
る。
【0009】プリント配線板の集積回路装置の実装面の
裏面に、変動電流対策用コンデンサを実装したコンデン
サ用プリント配線板を搭載することで、集積回路装置に
対し、変動電流対策コンデンサを、より多く実装するこ
とが可能であり、また集積回路装置の外部接続用端子に
対し変動電流対策用コンデンサとの距離が近くなり、ノ
イズ防止等の電気的効果の向上を図ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0011】図1および図2は、それぞれ本発明の実施
の形態の断面図および分解斜視図(スペーサ11を図示
略)である。
【0012】図1を参照すると、プリント配線板1に、
集積回路装置2がBGA実装されており、集積回路装置
2の上面には、伝熱性緩衝材6を介してヒートシンク7
が取り付けられる。
【0013】プリント配線板1の集積回路装置2の実装
面の裏面には、別のプリント配線板8がBGA実装さ
れ、またプリント配線板8の周囲には、額縁上のプレー
ト10が固定され、プリント配線板1の反りを防ぎ、B
GAの半田はがれを防止している。ヒートシンク7の底
面の周囲には、スペーサ11が取り付けられ、スペーサ
11とプレート10とでプリント配線板1を間に挟むよ
うにしてヒートシンク7、スペーサ11およびプレート
10は、ねじによりプリント配線板1に固定されてい
る。なお、スペーサ11は、集積回路装置2を囲む額縁
状のものでもヒートシンク7の4隅等に設けられた柱状
のものでもよい。
【0014】プリント配線板1の、集積回路装置2が搭
載されている面に、集積回路装置2をBGA実装する為
のパッド3が設けられ、その裏面にもパッド3と同様の
パッド4が設けられている。複数のパッド3の一部とパ
ッド4とは、スルーホール5を介して、それぞれ接続さ
れている。プリント配線板8は、変動電流対策用コンデ
ンサ9が実装されており、プリント配線板1のパッド4
にBGA実装されている。
【0015】集積回路装置2の接地用および電源接続用
の回路が、パッド3、スルーホール5、パッド4および
プリント配線板8に設けられた導体を介して変動電流対
策用コンデンサ9に接続されている。
【0016】集積回路装置2で、スイッチングによる電
流変動が生じた場合、変動電流対策用コンデンサ9に蓄
えられた電荷が、プリント配線板8、パッド4、スルー
ホール5およびパッド3 の順に伝わり集積回路装置2
の接地用および電源接続用の回路に供給される。
【0017】
【発明の効果】本発明は、集積回路装置の高速化、高消
費電力化による変動電流対策用コンデンサの必要数の増
加に対し、必要数のコンデンサの実装スペースを確保す
るとともに、これらの変動電流対策コンデンサを、集積
回路装置の外部接続用端子に対してより近くに実装する
ことにより、電流変動に十分対応できるようにして、電
気的効果の向上を図るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の断面図である。
【図2】図1に示す実施の形態の分解斜視図である。
【図3】従来の変動伝両対策コンデンサの分解斜視図で
ある。
【符号の説明】 1 プリント配線板 2 集積回路装置 3 パッド 4 パッド 5 スルーホール 6 伝熱性緩衝材 7 ヒートシンク 8 プリント配線板 9 変動電流対策用コンデンサ 10 プレート 11 スペーサ 51 プリント配線板 52 変動電流対策用コンデンサ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント配線板の一方の面に搭載された
    集積回路装置と、前記プリント配線板の他方の面の前記
    集積回路装置に対向する部分に搭載されたコンデンサ用
    プリント配線板と、このコンデンサ用プリント配線板に
    実装された変動電流対策用コンデンサと、前記集積回路
    装置に接続され前記プリント配線板の一方の面に設けら
    れた第1のパッドと、前記コンデンサ用プリント配線板
    に接続され前記プリント配線板の他方の面に設けられた
    第2のパッドと、前記第1と第2のパッドとを接続する
    前記プリント配線板に設けられたスルーホールとを含む
    ことを特徴とする変動電流対策コンデンサの実装構造。
  2. 【請求項2】 プリント配線板の一方の面にBGA(B
    all GridArray)実装された集積回路装置
    と、前記プリント配線板の他方の面の前記集積回路装置
    に対向する部分にBGA実装されたコンデンサ用プリン
    ト配線板と、このコンデンサ用プリント配線板に実装さ
    れた変動電流対策用コンデンサと、前記集積回路装置に
    接続され前記プリント配線板の一方の面に設けられた第
    1のパッドと、前記コンデンサ用プリント配線板に接続
    され前記プリント配線板の他方の面に設けられた第2の
    パッドと、前記第1と第2のパッドとを接続する前記プ
    リント配線板に設けられたスルーホールとを含むことを
    特徴とする変動電流対策コンデンサの実装構造。
  3. 【請求項3】 前記集積回路装置の前記プリント配線板
    とは反対側の面に伝熱性緩衝材を介してヒートシンクが
    取り付けられたことを特徴とする請求項1または2記載
    の変動電流対策コンデンサの実装構造。
  4. 【請求項4】 前記集積回路装置の前記プリント配線板
    とは反対側の面に伝熱性緩衝材を介して取り付けられた
    ヒートシンクと、前記集積回路装置の周囲において前記
    ヒートシンクと前記プリント配線板との間に設けられた
    スペーサと、前記スペーサとで前記プリント配線板を挟
    むように前記プリント配線板の他方の面の前記コンデン
    サ用プリント配線板の周囲に設けられたプレートとを備
    えたことを特徴とする請求項1または2記載の変動電流
    対策コンデンサの実装構造。
  5. 【請求項5】 プリント配線板の一方の面に集積回路装
    置を搭載し、前記プリント配線板の他方の面の前記集積
    回路装置に対向する部分に変動電流対策用コンデンサを
    実装したコンデンサ用プリント配線板を搭載し、このコ
    ンデンサ用プリント配線板に実装された変動電流対策用
    コンデンサと、前記集積回路装置を前記プリント配線板
    の一方の面に設けられた第1のパッドに接続し、前記コ
    ンデンサ用プリント配線板を前記プリント配線板に設け
    られたスルーホールにより前記第1のパッドに接続され
    た前記プリント配線板の他方の面に設けられた第2のパ
    ッドに接続し、前記集積回路装置を前記変動電流対策コ
    ンデンサに接続することを特徴とする変動電流対策コン
    デンサの実装方法。
  6. 【請求項6】 プリント配線板の一方の面に集積回路装
    置を搭載し、前記プリント配線板の他方の面の前記集積
    回路装置に対向する部分に変動電流対策用コンデンサを
    実装したコンデンサ用プリント配線板を搭載し、このコ
    ンデンサ用プリント配線板に実装された変動電流対策用
    コンデンサと、前記集積回路装置を前記プリント配線板
    の一方の面に設けられた第1のパッドに接続し、前記コ
    ンデンサ用プリント配線板を前記プリント配線板に設け
    られたスルーホールにより前記第1のパッドに接続され
    た前記プリント配線板の他方の面に設けられた第2のパ
    ッドに接続して前記集積回路装置を前記変動電流対策コ
    ンデンサに接続し、前記集積回路装置の前記プリント配
    線板とは反対側の面に伝熱性緩衝材を介してヒートシン
    クを取り付け、前記集積回路装置の周囲において前記ヒ
    ートシンクと前記プリント配線板との間にスペーサを設
    け、前記スペーサとで前記プリント配線板を挟むように
    前記プリント配線板の他方の面の前記コンデンサ用プリ
    ント配線板の周囲にプレートを設けたことを特徴とする
    変動電流対策コンデンサの実装方法。
JP6663698A 1998-03-17 1998-03-17 変動電流対策コンデンサの実装構造および方法 Pending JPH11266075A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005302924A (ja) * 2004-04-09 2005-10-27 Ngk Spark Plug Co Ltd 配線基板およびその製造方法
US7573718B2 (en) 2004-01-29 2009-08-11 Fujitsu Limited Spacer, printed circuit board, and electronic equipment
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CN110402022A (zh) * 2019-06-27 2019-11-01 苏州浪潮智能科技有限公司 一种pcb板及终端

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