JPH0636639Y2 - 電源モジュール - Google Patents
電源モジュールInfo
- Publication number
- JPH0636639Y2 JPH0636639Y2 JP1988164480U JP16448088U JPH0636639Y2 JP H0636639 Y2 JPH0636639 Y2 JP H0636639Y2 JP 1988164480 U JP1988164480 U JP 1988164480U JP 16448088 U JP16448088 U JP 16448088U JP H0636639 Y2 JPH0636639 Y2 JP H0636639Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power supply
- supply module
- printed wiring
- wiring board
- module
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は直流安定化用電源モジュールに係わり、特に電
源モジュールの放射雑音を遮へいする実装構造に関す
る。
源モジュールの放射雑音を遮へいする実装構造に関す
る。
〔従来の技術〕 電子機器の小形化や高密度化に伴ない、直流安定化用電
源モジュールは負荷回路と同一印刷配線基板に搭載され
ることが多い。
源モジュールは負荷回路と同一印刷配線基板に搭載され
ることが多い。
電源モジュールがスイッチング方式の場合には、スイッ
チング回路部よりの放射雑音が近傍の負荷回路に達し、
回路の雑音マージン低下や、誤動作などの悪影響を与え
ることが多い。このため、従来の電源モジュールは第3
図に示すように、全体を金属のケースで覆うシールド構
造をしていた。第3図において、1は印刷配線板、2は
電源モジュール、3は負荷回路を構成するIC類である。
ここで、電源モジュール2は内部で発生する放射雑音を
遮へいするためにシールドケース4で覆われる。
チング回路部よりの放射雑音が近傍の負荷回路に達し、
回路の雑音マージン低下や、誤動作などの悪影響を与え
ることが多い。このため、従来の電源モジュールは第3
図に示すように、全体を金属のケースで覆うシールド構
造をしていた。第3図において、1は印刷配線板、2は
電源モジュール、3は負荷回路を構成するIC類である。
ここで、電源モジュール2は内部で発生する放射雑音を
遮へいするためにシールドケース4で覆われる。
なお、この種の技術として関連するものには、例えば、
日本工業センタEENo.18(1986年)「スイッチングレギ
ュレータ実装トラブル対策の要点」、第131〜第141頁に
記載がある。
日本工業センタEENo.18(1986年)「スイッチングレギ
ュレータ実装トラブル対策の要点」、第131〜第141頁に
記載がある。
上記従来技術は、電源モジュールがケースで覆われてい
るために、電力部品の発熱がモジュールの内部温度を上
昇させ、動作の不安定化や部品の信頼性低下の原因にな
ることが多い。また、金属ケースを電源モジュールに固
定し、且つ、アースに電気的接続するために、ネジ止め
やハンダ付等が必要になり、工数が多大になる。
るために、電力部品の発熱がモジュールの内部温度を上
昇させ、動作の不安定化や部品の信頼性低下の原因にな
ることが多い。また、金属ケースを電源モジュールに固
定し、且つ、アースに電気的接続するために、ネジ止め
やハンダ付等が必要になり、工数が多大になる。
本考案の目的は、放熱性を配慮した、放射雑音を遮へい
する電源モジュールを提供することにある。
する電源モジュールを提供することにある。
このため、電源モジュール内の印刷配線板の片面の銅箔
部,および電源モジュールの搭載用印刷配線板の実装面
の銅箔部を利用し、且つ、アース端子を電源モジュール
に多数付加することにより上記目的を実現する。
部,および電源モジュールの搭載用印刷配線板の実装面
の銅箔部を利用し、且つ、アース端子を電源モジュール
に多数付加することにより上記目的を実現する。
上記印刷配線板の銅箔部を電源モジュール上下の平面に
設け、端子群を側面に格子状に設けることより、電源モ
ジュールの放射雑音を遮へいすることができる。
設け、端子群を側面に格子状に設けることより、電源モ
ジュールの放射雑音を遮へいすることができる。
以下、本考案の実施例を第1図および第2図により説明
する。
する。
第1図において、1〜3は第3図と同様に、各々印刷配
線板,電源モジュール,負荷用ICを示す。第2図は第1
図の電源モジュールの内部構成を示す図である。5はモ
ジュールの印刷配線板、6,7は各々、電力用トランジス
タ,変圧器であり印刷配線板5に搭載され、下向きに設
置される。8,9は各々、入力および出力用端子であり、
複数端子を並列接続する。この端子群は第1図の電源モ
ジュール2の端子図に示すように、デュアルインライン
形ICの端子形状をしており、印刷配線板5の周囲四辺に
一括取付けられる。ここで入出力以外の空端子は電源モ
ジュールのアースに電気的に接続される。また、10は印
刷配線板5の裏面に設けた銅箔であり、11は電源モジュ
ールを搭載する印刷配線板上の銅箔であり、各々、空端
子と同様に回路のアースに電気的に接続される。
線板,電源モジュール,負荷用ICを示す。第2図は第1
図の電源モジュールの内部構成を示す図である。5はモ
ジュールの印刷配線板、6,7は各々、電力用トランジス
タ,変圧器であり印刷配線板5に搭載され、下向きに設
置される。8,9は各々、入力および出力用端子であり、
複数端子を並列接続する。この端子群は第1図の電源モ
ジュール2の端子図に示すように、デュアルインライン
形ICの端子形状をしており、印刷配線板5の周囲四辺に
一括取付けられる。ここで入出力以外の空端子は電源モ
ジュールのアースに電気的に接続される。また、10は印
刷配線板5の裏面に設けた銅箔であり、11は電源モジュ
ールを搭載する印刷配線板上の銅箔であり、各々、空端
子と同様に回路のアースに電気的に接続される。
第2図の構成により、電源モジュール内のスイッチング
回路部品の上,下面はアース層にはさまれ、四方の側面
は多数の端子群で囲まれた実装構造をもつことになり、
放射雑音を遮へいする効果を示す。
回路部品の上,下面はアース層にはさまれ、四方の側面
は多数の端子群で囲まれた実装構造をもつことになり、
放射雑音を遮へいする効果を示す。
第1図に示す電源モジュールと負荷回路との一体化構成
をもつ印刷配線板は、電子機器に実装する場合には、通
常縦方向に多数並べて設置することが多い。電子機器を
自然対流で冷却する場合には、空気は電源モジュールの
端子間のすき間を通して下から上へ対流し、電源モジュ
ールの内部冷却が可能になる。
をもつ印刷配線板は、電子機器に実装する場合には、通
常縦方向に多数並べて設置することが多い。電子機器を
自然対流で冷却する場合には、空気は電源モジュールの
端子間のすき間を通して下から上へ対流し、電源モジュ
ールの内部冷却が可能になる。
本考案によれば、電源モジュールの冷却性を損なわず
に、放射雑音を遮へいすることができ、且つ、遮へい構
造品の組立は材料・工程を新らたに追加することなく、
経済的に実現できる。
に、放射雑音を遮へいすることができ、且つ、遮へい構
造品の組立は材料・工程を新らたに追加することなく、
経済的に実現できる。
第1図は本考案の一実施例を示す電源モジュールの実装
図、第2図は第1図に示す電源モジュールの内部の実装
構造図、第3図は従来の電源モジュールの実装図であ
る。 1……印刷配線板, 2……電源モジュール, 3……負荷用IC, 4……シールドケース, 6……電力用トランジスタ, 7……変圧器, 5……印刷配線板, 8,9……端子, 10……アース層, 11……アース層。
図、第2図は第1図に示す電源モジュールの内部の実装
構造図、第3図は従来の電源モジュールの実装図であ
る。 1……印刷配線板, 2……電源モジュール, 3……負荷用IC, 4……シールドケース, 6……電力用トランジスタ, 7……変圧器, 5……印刷配線板, 8,9……端子, 10……アース層, 11……アース層。
Claims (1)
- 【請求項1】電力用トランジスタのスイッチングにより
安定な直流電圧を出力する電源モジュールにおいて、該
電源モジュールの印刷配線板の片面にアース層を設け、
且つ、該電源モジュールを搭載する印刷配線板面にもア
ース層を設け、且つ、該電源モジュールの周囲四辺を入
力および出力,アース端子で構成し、該アース面,該端
子群で該電源モジュールの電子部品を覆う実装構造をも
つことを特徴とする電源モジュール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988164480U JPH0636639Y2 (ja) | 1988-12-21 | 1988-12-21 | 電源モジュール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988164480U JPH0636639Y2 (ja) | 1988-12-21 | 1988-12-21 | 電源モジュール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0286199U JPH0286199U (ja) | 1990-07-09 |
JPH0636639Y2 true JPH0636639Y2 (ja) | 1994-09-21 |
Family
ID=31450127
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988164480U Expired - Lifetime JPH0636639Y2 (ja) | 1988-12-21 | 1988-12-21 | 電源モジュール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0636639Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0638478Y2 (ja) * | 1989-01-25 | 1994-10-05 | オリジン電気株式会社 | ハイブリッドic装置 |
JP3055302B2 (ja) * | 1992-04-24 | 2000-06-26 | 三菱電機株式会社 | 半導体装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6063999U (ja) * | 1983-10-05 | 1985-05-07 | 富士通株式会社 | シ−ルドケ−ス |
JPS62193797U (ja) * | 1986-05-30 | 1987-12-09 |
-
1988
- 1988-12-21 JP JP1988164480U patent/JPH0636639Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0286199U (ja) | 1990-07-09 |
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