JPH0329702Y2 - - Google Patents

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JPH0329702Y2
JPH0329702Y2 JP1982167574U JP16757482U JPH0329702Y2 JP H0329702 Y2 JPH0329702 Y2 JP H0329702Y2 JP 1982167574 U JP1982167574 U JP 1982167574U JP 16757482 U JP16757482 U JP 16757482U JP H0329702 Y2 JPH0329702 Y2 JP H0329702Y2
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JP
Japan
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circuit board
printed circuit
case
electronic circuit
back side
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JP1982167574U
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JPS5974493U (ja
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  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Testing Or Calibration Of Command Recording Devices (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、物理量検出素子の検出々力をデータ
信号として伝送路へ送信する電子回路を備えた室
内形センサのシールド構造に関するものである。
旧来の物理量検出用室内形センサは、単に温
度、湿度等を検出し、電気信号として送出する機
能のみを備えていたが、近来はシステム構成の簡
略化および空調制御部等との間における布線量の
低減を目的とし、室内形センサ自体にデータ信号
の送受信機能を付加したものが開発されつゝあ
り、本出願人の別途出願による「温度センサ」
(特願昭57−161192)および「湿度センサ」(特願
昭57−161193)等が開示されるに至つている。
しかし、これらの各センサを室内形センサとし
て実用化する場合、電力系統の布線が近傍に存在
し、これからの雑音誘導により電子回路が誤動作
を示すおそれを生じており、電力系統からの雑音
誘導を効果的に阻止できるシールド構造の出現が
要望されるに至つている。
本考案は、従来のかゝる要望を十分に満足させ
る目的を有し、電子回路を有する室内形センサに
おいて、電子回路の背面側かつケースの背面板内
面側へシールド板を設けたうえ、このシールド板
を共通回路と電気的に接続することにより、室内
形センサの取付けられる壁面側からの雑音誘導を
阻止するものとして極めて効果的な室内形センサ
シールド構造を提供するものである。
以下、実施例を示す図によつて本考案の詳細を
説明する。
第1図は要部破断正面図、第2図は側断面図で
あり、絶縁材により製されたケース1には背面板
2が背面側へ突出のうえ一体に形成されており、
ケース1は、頭部のみを示すねじ3aおよび係止
金具3bにより、枠状のベース4へ着脱自在に係
止されているうえ、ケース1の表面側には、フツ
クスプリング5により、スリツト状の通気孔6を
有するカバー7が係止されている。
なお、カバー7の透孔7a中には、内面側から
樹脂材等により製された銘板7bが挿入のうえ固
着されている。
また、ケース1から表面側へ突出して一体に形
成されたボス1aに対し、ねじ8aによりプリン
ト基板9が固定され、この例では、温度検出素子
としての水晶発振子9aが搭載されており、これ
の背面側にはねじ8bによりケース1へプリント
基板10が固定され、これにはプロセツサ等の比
較的発熱量の少ない電子回路が搭載されている。
更に、プリント基板10の前面側には、ケース
1と一体に形成されたボス1bに対し、ねじ8c
によりプリント基板11が固定されており、これ
には、電源回路、入出力回路等電子回路中の発熱
量の大きな部品が搭載され、これからの発熱が水
晶発振子9aに対して熱的な影響を与えないもの
として考慮されている。
一方、ケース1の背面側に収容されたプリント
基板11の周囲には、ケース1の背面板2へわた
る突出部の側面に窓状の放熱孔12が複数個所形
成してあり、これによつてプリント基板11へ搭
載された電子回路の発熱がケース1の背面側へ放
出されるものとなつている。
なお、放熱孔12からの放熱は、ねじ8cによ
りベース4へ係止されたプレート13の図上省略
した透孔によつて装着される壁面中の取付用ボツ
クス内へ放出され、布線用の配管中に生ずる対流
によつて吸収される。
たゞし、電子回路の動作は上位装置の制御に応
じて行なわれるため、前述の放熱作用により電子
回路の温度上昇が十分に阻止される。
このほか、プリント基板11には、ボス14お
よび背面板2を貫通し、かつ、背面板2のクラン
プ部2aにより係止された複数の布線15が半田
付11aにより接続されており、布線15により
信号回路、電源回路、共通回路等が上位装置との
間において接続されるものとなつている。
また、壁面中の取付用ボツクスおよび布線用の
配管中には、電力系統の布線も同時に収容される
ことがあり、これらから電子回路に対する雑音誘
導が発生し、電子回路が雑音により誤動作を生ず
るおそれがあるため、背面板2の内面へアルミニ
ウム等の金属板からなるシールド板16を設け、
ねじ8cによりプリント基板11の共通回路と電
気的に接続しており、これによつて電力系統から
の雑音誘導を阻止している。
なお、電力系統からの雑音成分は、対地電圧と
して極めて高い電圧に及ぶため、シールド板16
を接地せず、接地回路とは別個の共通回路へ接続
する方が効果的である。
たゞし、シールド板16の形状は、ケース1の
形状に応じて定めればよく、プリント基板10,
11等の背面側および周囲を完全に囲繞するもの
とすればより効果的であり、条件に応じては非導
磁性の金属板または導磁性の金属板をシールド板
として用いても同様である等、本考案は種々の変
形が自在である。
以上の説明により明らかなとおり本考案によれ
ば、簡単な構成により電子回路を有する室内形セ
ンサに好適な断熱、放熱構造およびシールド構造
が実現し、電子回路の動作安定化が図られるた
め、電子回路を有する各種の室内形センサにおい
て多大な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示し、第1図は要部破断
正面図、第2図は側断面図である。 1……ケース、2……背面板、9,10,11
……プリント基板、9a……水晶発振子(物理量
検出素子)16……シールド板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 物理量検出素子と、該検出素子の検出出力をデ
    ータ信号として伝送路へ送信する電子回路とを有
    する室内形センサにおいて、前記物理量検出素子
    が搭載されかつケース内壁側に周辺部をほぼ近接
    させて収容された第1のプリント基板と、前記電
    子回路中の発熱量の小さな部品が搭載されかつ該
    部品が前記第1のプリント基板の物理量検出素子
    の搭載されていない側に配置させて収容された第
    2のプリント基板と、前記電子回路中の発熱量の
    大きな部品が搭載されかつケースの背面側に収容
    された第3のプリント基板と、前記ケースの背面
    側かつ前記第3のプリント基板の周囲を囲む突出
    部へ形成された複数の放熱孔と、前記電子回路の
    背面側かつケースの背面板内面側へ共通回路と電
    気的に接続したシールド板とを設けたことを特徴
    とする室内形センサのシールド構造。
JP16757482U 1982-11-05 1982-11-05 室内形センサのシ−ルド構造 Granted JPS5974493U (ja)

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JP16757482U JPS5974493U (ja) 1982-11-05 1982-11-05 室内形センサのシ−ルド構造

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JP16757482U JPS5974493U (ja) 1982-11-05 1982-11-05 室内形センサのシ−ルド構造

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Publication Number Publication Date
JPS5974493U JPS5974493U (ja) 1984-05-21
JPH0329702Y2 true JPH0329702Y2 (ja) 1991-06-25

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JP16757482U Granted JPS5974493U (ja) 1982-11-05 1982-11-05 室内形センサのシ−ルド構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4759849B2 (ja) * 2001-05-29 2011-08-31 Jfeスチール株式会社 交番磁界中でのデータ測定装置及び測定方法
JP2018113669A (ja) * 2017-10-11 2018-07-19 京セラ株式会社 電子機器
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4880593U (ja) * 1971-12-28 1973-10-02
JPS52151041U (ja) * 1976-05-12 1977-11-16
JPS55112212U (ja) * 1979-01-31 1980-08-07
JPS6039790Y2 (ja) * 1980-01-11 1985-11-29 株式会社山武 空気調和用検出器

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JPS5974493U (ja) 1984-05-21

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