JPH0136366Y2 - - Google Patents

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JPH0136366Y2
JPH0136366Y2 JP1984006000U JP600084U JPH0136366Y2 JP H0136366 Y2 JPH0136366 Y2 JP H0136366Y2 JP 1984006000 U JP1984006000 U JP 1984006000U JP 600084 U JP600084 U JP 600084U JP H0136366 Y2 JPH0136366 Y2 JP H0136366Y2
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JP
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printed wiring
housing
wiring board
partition plate
opening
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の属する技術分野〕 本考案は印刷配線板を2重に実装したいわゆる
2重実装方式の小形無線機に係り、特に小形無線
機に使用されている電力増幅用ハイブリツドIC
の取り付け機構に関する。
〔従来技術〕
無線機は益々小形化、薄形化の方向にあり、そ
の狭いスペース内で無線機の性能および信頼性を
確保し、かつ保守性や作業性の向上を計らなけれ
ばならない。この点を考慮して無線機の無線回路
に使用される電力増幅用ハイブリツドICを印刷
配線板に取り付け、筐体に実装する必要がある。
従来の取り付け機構には第1図及び第2図示の
ようなものがある。第1図の従来の取り付け機構
は、印刷配線板2の一辺部に電力増幅用ハイブリ
ツドIC1が同一面で半田付けされ、筐体6の内
部に、挿入した印刷配線板2とIC1をそれぞれ
の取り付け穴2a,1aを利用してネジ止めした
構成であるため、印刷配線板2を2重実装した場
合、窺6の厚さがIC1の存在によつて増大する
ことはなく無線機の薄形化を達成できるが、筐体
6の横断面積がIC1の面積分だけ増大するので、
無線機の小形化が非常に困難になる。
また第2図の従来の取り付け機構は、印刷配線
板2の部品面に電力増幅用ハイブリツドIC1が
垂直に半田付けされ、筐体6の内部に、挿入され
た印刷配線板2とIC1をそれぞれの取り付け穴
2a,1aを利用してネジ止めした構成であるた
め、筐体6の横断面積がIC1の存在によつて増
大することはなく、無線機の小形化に有利である
が、印刷配線板を2重実装した場合、印刷配線板
からのIC1の高さが他の部品の高さより高いた
め、その分だけ筐体6の厚さを増す必要があり、
高密度実装化や薄形化を行う上で障害となる。
〔考案の目的〕
本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、無
線機の小形化・薄形化を達成でき、しかも無線機
の性能・信頼性を確保し、かつ保守性・作業性の
優れた電力増幅用ハイブリツドICの取り付け機
構を提供することを目的とするもので、今後の小
形無線機に十分に適用できるものである。
〔考案の構成〕
本考案取り付け機構は、上記の目的を達成する
ため、第3図〜第5図示のように対向する2つの
開口14a,15aを有する筐体6のほぼ中央部
に、2つの開口側部分14,15に区分するシー
ルド用仕切り板7を有し、この仕切り板7の折り
曲げ部71を一方の開口15aに沿わせて筐体6
の一側面61に連接せしめ、筐体6の2つの開口
側部分14,15にそれぞれ半田付け面を内側に
して印刷配線板2,3を実装し、前記仕切り板7
の折り曲げ部71と筐体6の一側面61間に形成
された室9において前記一方の印刷配線板2の半
田付け面に垂直に電力増幅用ハイブリツドIC1
を配置し、かつこのIC1のリード部を一方の印
刷配線板2の部品面に固定し、このIC1と筐体
6の一側面61との間に、一方の印刷配線板2の
一辺部に固定したIC保持兼放熱用の金属板4を
挿設すると共に、前記仕切り板7の折り曲げ部7
1でかつ一方の開口15aに沿う部分71aに設
けた穴10に、止め金具5の雌ネジ部5aを挿入
し、この雌ネジ部5aに、前記IC1の取り付け
穴1aとこれに適合して前記金属板4及び筐体6
の一側面61に設けた取り付け穴4a及び61a
を通して筐体6外より挿入したネジ8を螺着して
なる。
〔実施例の構成〕
以下図面によつて本考案の一実施例を説明す
る。
第3図は本考案取り付け機構の一実施例を示す
部分分解斜視図、第4図は本考案における筐体を
第3図の下方より見た斜視図、第5図は本考案取
り付け機構における電力増幅用ハイブリツドIC
の取り付け周りの断面図である。
第3図〜第5図において、6は対向する2つの
開口14a,15aを有する筐体で、そのほゞ中
央部には2つの開口側部分14,15に区分する
シールド用仕切り板7が設けられている。この仕
切り板7の折り曲げ部71は一方の開口15aに
沿わせて筐体6の一側面61に連接されている。
2,3はそれぞれ筐体6の2つの開口側部分1
4,15に半田付け面を内側にしてそれぞれの取
り付け穴2a,3aを利用してネジ(図示せず)
により取り付けられて実装された印刷配線板であ
る。仕切り板7はこれらの印刷配線板2,3を電
気的にシールドするためのものである。電力増幅
用ハイブリツドIC1は仕切り板7の折り曲げ部
71と筐体6の一側面61間に形成された室9に
おいて一方の印刷配線板2の半田付け面に垂直に
ゴム板13を介して配置され、そのリード部は印
刷配線板2の部品面に半田付けにより固定されて
いる。11はIC1のリード部の半田付け部分を
示す。
IC1と筐体6の一側面61との間にはIC保持
兼放熱用のL形金属板4が挿設され、この金属板
4の基部は一方の印刷配線板2の一辺部の部品面
に半田付けにより固定されている。12はL形金
属板4の半田付け部分である。L形金属板4は熱
伝導のよい軟質金属で作られ、IC保持と放熱を
兼ねている。
仕切り板7の折り曲げ部71でかつ一方の開口
15aに沿う部分71aにはIC1をネジ止めす
るための止め金具5の2つの雌ネジ部5aを挿入
する2つの角穴10が設けられ、この各角穴10
にIC1の2つの取り付け穴1aとこれに適合し
て金属板4及び筐体6の一側面61にそれぞれ設
けた2つの取り付け穴4a及び61aを通して筐
体6外より挿入したネジ8が螺着されている。
〔実施例の組立及び作用〕
上記の構成においてその組立順序を説明する。
一方の印刷配線板2の半田付け面に垂直に電力増
幅用ハイブリツドIC1をゴム板13を介して配
置し、かつこのIC1のリード部を一方の印刷配
線板2の部品面に半田付けにより固定し、一方の
印刷配線板2の一辺部の部品面に、IC1に接し
てL形金属板4の基部を半田付けにより固定す
る。
このIC1及びL形金属板4を固定した一方の
印刷配線板2を、第3図示のように半田付け面を
内側にして仕切り板7により区切られた筐体6の
他方の開口側部分14に挿入し、一方の印刷配線
板2の取り付け穴2aを利用してネジにより取り
付ける。そして、仕切り板7の折り曲げ部71で
かつ一方の開口15aに沿う部分71aに設けた
2つの角穴10に止め金具5の2つの雌ネジ部5
aを挿入し、この各雌ネジ部5aに筐体6の一側
面61に設けた2つの取り付け穴61a、L形金
属板4の2つの取り付け穴4a及びIC1の取り
付け穴1aを通して筐体6外より挿入したネジ8
を螺着し、IC1をL形金属板4と共に筐体6の
一側面61に固定する。他方の印刷配線板3は第
3図示のように半田付け面を内側にして一方の開
口側部分15を挿入し、この他方の印刷配線板3
の取り付け穴3aを利用してネジにより取り付け
る。
このように取り付けられた2つの印刷配線板
2,3は仕切り板7により電気的にシールドされ
て互いに影響を及ぼすことはない。またIC1は
L形金属板4に接して筐体6の一側面61にネジ
止めされ、機械的に動かないように保持されると
共に、IC1の熱は金属板4より筐体6の一側面
61を通して放熱される。
無線機の分解は上記組立の場合とは逆の順序で
行うことができ、2つの印刷配線板2,3を筐体
6より容易に取り外すことができる。
〔考案の効果〕
上述のように本考案によれば、互いに半田付け
面を内側にして配置した2つの印刷配線板2,3
間を仕切るシールド用仕切り板7の折り曲げ部7
1と筐体6の一側面61間に形成された室9にお
いて一方の印刷配線板2の半田付け面に垂直に電
力増幅用ハイブリツドIC1を配置し、かつこの
IC1のリード部を一方の印刷配線板2の部品面
に固定し、該IC1の高さを他方の印刷配線板3
の方に逃がして他方の印刷配線板3の部品の高さ
内に収めることができるので、第2図示のように
IC1を印刷配線板2の部品面側に垂直に固定す
る従来例に比べて筐体6の厚さを薄くでき、また
第1図示のようにIC1を印刷配線板2に同一面
で固定する従来例に比べて筐体6の横断面積を小
さくできる。その結果、無線機の小形化・薄形化
が達成できる。
しかも2つの印刷配線板2,3はシールド用仕
切り板7により電気的にシールドされて互いに影
響を及ぼすことはなく、またIC1と筐体6の一
側面61との間には一方の印刷配線板2の一辺部
に固定したIC保持兼放熱用の金属板4を挿設し、
仕切り板7の折り曲げ部71でかつ一方の開口1
5aに沿う部分71aに設けた穴10に、止め金
具5の雌ネジ部5aを挿入してこの雌ネジ部5a
と筐体6外より挿入したネジ8によつてIC1を
金属板4を介して筐体6の一側面61に固定する
ことによりIC1の固定と放熱を確実に行うこと
ができるから、無線機の性能・信頼性を確保で
き、かつ組立及び分解を容易にできて作業性・保
守性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来の取り付け機構の2例
を示す部分分解斜視図、第3図は本考案取り付け
機構の一実施例を示す部分分解斜視図、第4図は
本考案における筐体を第3図の下方より見た斜視
図、第5図は本考案取り付け機構における電力増
幅用ハイブリツドICの取り付け周りの断面図で
ある。 1……電力増幅用ハイブリツドIC、1a……
取り付け穴、2……一方の印刷配線板、3……他
方の印刷配線板、4……IC保持兼放熱用の金属
板、4a……取り付け穴、5……止め金具、5a
……雌ネジ部、6……筐体、61……一側面、6
1a……取り付け穴、7……シールド用仕切り
板、71……折り曲げ部、71a……一方の開口
15aに沿う部分、8……ネジ、9……室、10
……穴、11……ICリード部の半田付け部分、
12……金属板基部の半田付け部分、14a,1
5a……開口、14,15……開口側部分。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 対向する2つの開口14a,14bを有する筐
    体6のほぼ中央部に、2つの開口側部分14,1
    5に区分するシールド用仕切り板7を有し、この
    仕切り板7の折り曲げ部71を一方の開口15a
    に沿わせて筐体6の一側面61に連接せしめ、筐
    体6の2つの開口側部分14,15にそれぞれ半
    田付け面を内側にして印刷配線板2,3を実装
    し、前記仕切り板7の折り曲げ部71と筐体6の
    一側面61間に形成された室9において前記一方
    の印刷配線板2の半田付け面に垂直に電力増幅用
    ハイブリツドIC1を配置し、かつこのICのリー
    ド部を一方の印刷配線板2の部品面に固定し、こ
    のIC1と筐体6の一側面61との間に、一方の
    印刷配線板2の一辺部に固定したIC保持兼放熱
    用の金属板4を挿設すると共に、前記仕切り板7
    の折り曲げ部71でかつ一方の開口15aに沿う
    部分71aに設けた穴10に、止め金具5の雌ネ
    ジ部5aを挿入し、この雌ネジ部5aに、前記
    IC1の取り付け穴1aとこれに適合して前記金
    属板4及び筐体6の一側面61に設けた取り付け
    穴4a及び61aを通して筐体6外より挿入した
    ネジ8を螺着してなる小形無線機における電力増
    幅用ハイブリツドICの取り付け機構。
JP1984006000U 1984-01-19 1984-01-19 小形無線機における電力増幅用ハイブリツドicの取り付け機構 Granted JPS60119154U (ja)

Priority Applications (1)

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JP1984006000U JPS60119154U (ja) 1984-01-19 1984-01-19 小形無線機における電力増幅用ハイブリツドicの取り付け機構

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JP1984006000U JPS60119154U (ja) 1984-01-19 1984-01-19 小形無線機における電力増幅用ハイブリツドicの取り付け機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60119154U JPS60119154U (ja) 1985-08-12
JPH0136366Y2 true JPH0136366Y2 (ja) 1989-11-06

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JP1984006000U Granted JPS60119154U (ja) 1984-01-19 1984-01-19 小形無線機における電力増幅用ハイブリツドicの取り付け機構

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