JP2002093964A - 電子機器の筐体構造 - Google Patents

電子機器の筐体構造

Info

Publication number
JP2002093964A
JP2002093964A JP2000277884A JP2000277884A JP2002093964A JP 2002093964 A JP2002093964 A JP 2002093964A JP 2000277884 A JP2000277884 A JP 2000277884A JP 2000277884 A JP2000277884 A JP 2000277884A JP 2002093964 A JP2002093964 A JP 2002093964A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
heat sink
cover
generating component
shield plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000277884A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Takahashi
秀明 高橋
Noriyuki Kagaya
範行 加賀屋
Takashi Uchida
貴 内田
Masaki Sudo
雅樹 須藤
Yoichi Okubo
陽一 大久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Kokusai Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Kokusai Electric Inc filed Critical Hitachi Kokusai Electric Inc
Priority to JP2000277884A priority Critical patent/JP2002093964A/ja
Publication of JP2002093964A publication Critical patent/JP2002093964A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】発熱部品を有する電子機器の筐体構造に於い
て、放熱効率を改善し、ヒートシンクの小型化を図ると
共に組立て作業性の向上を図る。 【解決手段】シールドケース7が一面にヒートシンクを
有すると共に該ヒートシンクの対向面にカバーを有し、
前記シールドケースの内部を仕切る放熱シールド板11
の一端を発熱部品3と共にヒートシンクに螺子止めし、
他端を前記カバーに螺子止めした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、筐体内からの放熱
効率を向上させ、ヒートシンクの小型化を図った電子機
器の筐体構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子機器に実装される電子部品には、発
熱量が多く、所定の性能を維持する為、冷却或は放熱を
必要とするものがある。斯かる電子部品はヒートシンク
に取付けられ、ヒートシンクを介して放熱している。
【0003】従来ヒートシンクを選定するには、電子部
品の発熱量によって必要な熱抵抗を演算し、求められた
熱抵抗以下の放熱特性を有するものを選定していた。
【0004】この為、ヒートシンクの形状、大きさは筐
体の形状等筐体側の条件ではなく、電子部品の発熱量と
いう独立した条件で選定されることとなっていた。従っ
て、ヒートシンクが筐体内で占める空間の割合はかなり
大きく、大きいものでは、約50%にもなるものもあ
る。
【0005】この為、筐体の大きさ、即ち電子機器の大
きさはヒートシンクの大きさに大きく依存しており、ヒ
ートシンクの大きさは電子機器を小型化する場合の大き
な要因となっている。
【0006】図7〜図9により、従来の発熱電子部品と
該発熱電子部品が実装された配線基板を収納したケース
について説明する。これらは所定の機能を持ったユニッ
トであり、例えば無線ユニットである。
【0007】配線基板1に発熱部品収納孔2が穿設さ
れ、発熱部品3は前記発熱部品収納孔2を通してヒート
シンク4に螺子により直接取付けられている。該ヒート
シンク4は熱伝導性の高い材質、例えばアルミニウム等
によって製作され、多数の放熱フィン4aが形成されて
いる。前記配線基板1の電子回路(図示せず)と前記発
熱部品3とはリード端子により電気的に接続され、前記
配線基板1を挾持する様に、仕切ケース5が前記ヒート
シンク4に固着されている。該仕切ケース5はアルミニ
ウム製の枠体であり、仕切ケース5の上端にはアルミニ
ウム製のカバー6が固着される。
【0008】前記発熱部品3を含む配線基板1は無線回
路を構成し、前記ヒートシンク4、仕切ケース5、カバ
ー6は無線回路のシールドケース7となっており、無線
回路から周囲に妨害電波が漏れない様になっている。
【0009】又、前記シールドケース7内での電磁波の
干渉を避ける為に、内部はシールド板8によって仕切ら
れている。該シールド板8はバネ性を有する銅合金製の
薄板であり、下端は前記配線基板1に半田付けされ、上
端はR状に折返され前記カバー6にバネ性により接触す
る様になっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の筐体構造で
あると、前記発熱部品3の放熱を前記ヒートシンク4の
みに頼っており、放熱効率が悪く、ヒートシンク4のサ
イズは発熱部品3の発熱量により決定されてしまい、小
型化ができないという問題があった。
【0011】本発明は斯かる実情に鑑み、放熱効率を改
善し、ヒートシンク4の小型化を図ると共に組立て作業
性の向上を図るものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、発熱部品を有
する電子機器の筐体構造に於いて、シールドケースが一
面にヒートシンクを有すると共に該ヒートシンクの対向
面にカバーを有し、前記シールドケースの内部を仕切る
放熱シールド板の一端を発熱部品と共にヒートシンクに
螺子止めし、他端を前記カバーに螺子止めした電子機器
の筐体構造に係るものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態を説明する。
【0014】図1〜図3に於いて、図7〜図9で示した
ものと同一のものについては同符号を付してある。
【0015】配線基板1に発熱部品収納孔2が穿設さ
れ、発熱部品3は前記発熱部品収納孔2を通してヒート
シンク4に放熱シールド板11を介在して取付けられて
いる。
【0016】前記ヒートシンク4は熱伝導性の高い材
質、例えばアルミニウム等によって製作され、多数の放
熱フィン4aが形成されている。前記配線基板1の電子
回路(図示せず)と前記発熱部品3とはリード端子によ
り電気的に接続され、前記配線基板1を挾持する様に、
仕切ケース5が前記ヒートシンク4に固着される。該仕
切ケース5はアルミニウム製の枠体であり、仕切ケース
5の上端にはアルミニウム製のカバー6が固着される。
【0017】前記放熱シールド板11を図4〜図6に示
す。
【0018】該放熱シールド板11は熱伝導率の高い材
質、例えばアルミニウム、銅等の材質により製作され
る。前記放熱シールド板11の側面形状は、2箇所が逆
方向に直角に曲げられたクランク形状をしており、底面
側の折曲げ部は2本の帯板状のフランジ部12a,12
bとなっており、上面側の折曲げ部は熱伝達接続片を兼
ねる取付け部13となっている。又、前記放熱シールド
板11の幅は前記仕切ケース5の内寸と略等しくなって
いる。
【0019】前記フランジ部12a,12bの幅は前記
発熱部品3の取付けフランジ部と同幅となっていると共
にフランジ部12a,12bの間隔は発熱部品3の取付
け面の突起物等が干渉しない様になっている。又、前記
フランジ部12a,12bには前記発熱部品3の取付け
孔と合致する逃げ孔14が穿設されている。
【0020】前記取付け部13には螺子孔15が穿設さ
れている。
【0021】前記取付け部13の上面の高さは前記カバ
ー6の内面迄の寸法となっており、前記カバー6に挿通
した螺子17を前記螺子孔15に螺着することで、取付
け部13と前記カバー6とが密着固着される様になって
いる。
【0022】前記放熱シールド板11は前記フランジ部
12a,12bに於いて、前記逃げ孔14を挿通する螺
子16により発熱部品3と共に前記ヒートシンク4に共
締される。
【0023】前記放熱シールド板11はシールドケース
7の内部を仕切り、前記シールドケース7内での電磁波
の干渉を避ける機能を有すると共に、発熱部品3の熱を
前記カバー6に伝達する伝熱部材としての機能を有して
いる。
【0024】上記した様に、前記放熱シールド板11は
前記発熱部品3に螺子により固着され、又前記カバー6
に螺子により固着されているので、前記発熱部品3と前
記放熱シールド板11間の熱抵抗は小さく、同様に放熱
シールド板11と前記カバー6間の熱抵抗も小さいの
で、前記発熱部品3の熱は前記カバー6に効率よく伝達
される。更に、放熱シールド板11の取付けに半田付け
作業を伴わないので、組立作業性はよい。
【0025】而して、前記発熱部品3で発生した熱は前
記ヒートシンク4から放熱されると共に前記カバー6か
らも放熱される。従って、前記ヒートシンク4による放
熱量が低減するので、該ヒートシンク4の放熱容量は小
さくてよい。
【0026】尚、前記フランジ部12a,12b、取付
け部13の曲げ角を鋭角とし、放熱シールド板11の側
面形状をZ形状とすれば、シールドケース7と放熱シー
ルド板11間の寸法誤差をZ形状が吸収するので、フラ
ンジ部12a,12bと発熱部品3及び取付け部13と
カバー6との密着度が増し、熱抵抗が小さくなる。又、
前記フランジ部12a,12bと取付け部13間の垂直
部を湾曲させ垂直部の湾曲の伸縮により製作誤差を吸収
する様にしてもよい。
【0027】又、前記カバー6にフィンを形成し、カバ
ー6からより効率よく放熱されるようにしてもよい。
【0028】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、発熱部
品を有する電子機器の筐体構造に於いて、シールドケー
スが一面にヒートシンクを有すると共に該ヒートシンク
の対向面にカバーを有し、前記シールドケースの内部を
仕切る放熱シールド板の一端を発熱部品と共にヒートシ
ンクに螺子止めし、他端を前記カバーに螺子止めしたの
で、ヒートシンクが負担する放熱量が減少し、ヒートシ
ンクの小型化が可能であり、電子機器の小型化が図れ、
又組立作業に半田付けがなくなるので作業性が向上する
等の優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すカバーを取外した平
面図である。
【図2】図1のA−A矢視図である。
【図3】図1のB−B矢視図である。
【図4】本実施の形態に使用される放熱シールド板の平
面図である。
【図5】該放熱シールド板の側面図である。
【図6】該放熱シールド板の正面図である。
【図7】従来例のカバーを取外した平面図である。
【図8】図7のC−C矢視図である。
【図9】図7のD−D矢視図である。
【符号の説明】
1 配線基板 3 発熱部品 4 ヒートシンク 5 仕切ケース 6 カバー 7 シールドケース 11 放熱シールド板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内田 貴 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国際 電気株式会社内 (72)発明者 須藤 雅樹 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国際 電気株式会社内 (72)発明者 大久保 陽一 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国際 電気株式会社内 Fターム(参考) 5E321 AA02 AA11 CC22 GG01 GG05 GH03 5E322 AA01 AB01 5F036 BB05 BC03 BC09

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発熱部品を有する電子機器の筐体構造に
    於いて、シールドケースが一面にヒートシンクを有する
    と共に該ヒートシンクの対向面にカバーを有し、前記シ
    ールドケースの内部を仕切る放熱シールド板の一端を発
    熱部品と共にヒートシンクに螺子止めし、他端を前記カ
    バーに螺子止めしたことを特徴とする電子機器の筐体構
    造。
JP2000277884A 2000-09-13 2000-09-13 電子機器の筐体構造 Pending JP2002093964A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000277884A JP2002093964A (ja) 2000-09-13 2000-09-13 電子機器の筐体構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000277884A JP2002093964A (ja) 2000-09-13 2000-09-13 電子機器の筐体構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002093964A true JP2002093964A (ja) 2002-03-29

Family

ID=18763135

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000277884A Pending JP2002093964A (ja) 2000-09-13 2000-09-13 電子機器の筐体構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002093964A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7894183B2 (en) 2008-04-25 2011-02-22 Shenzhen Mindray Bio-Medical Electronics Co., Ltd. Shielded and insulated heat removing system
JP2011159689A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Shindengen Electric Mfg Co Ltd トランスモジュール及び電子装置
US8181921B2 (en) 2008-03-24 2012-05-22 Shenzhen Mindray Bio-Medical Electronics Co., Ltd. Platform telescoping mechanism
JPWO2010137492A1 (ja) * 2009-05-29 2012-11-15 原田工業株式会社 車載用ノイズフィルタ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8181921B2 (en) 2008-03-24 2012-05-22 Shenzhen Mindray Bio-Medical Electronics Co., Ltd. Platform telescoping mechanism
US7894183B2 (en) 2008-04-25 2011-02-22 Shenzhen Mindray Bio-Medical Electronics Co., Ltd. Shielded and insulated heat removing system
JPWO2010137492A1 (ja) * 2009-05-29 2012-11-15 原田工業株式会社 車載用ノイズフィルタ
JP2011159689A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Shindengen Electric Mfg Co Ltd トランスモジュール及び電子装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4404726B2 (ja) 車載用電力変換装置
WO2012137267A1 (ja) 固体撮像装置及び固体撮像装置の製造方法
JP2001168560A (ja) 電子回路ユニット
JPH03268483A (ja) 電子機器の冷却装置
JP2006286757A (ja) 電子機器の放熱構造
JP2570861B2 (ja) インバータ装置
JP2002093964A (ja) 電子機器の筐体構造
JP2001298290A (ja) 電子ユニットボックスの放熱構造
JP3045608B2 (ja) コントロールボックス
JP4871676B2 (ja) 電子回路装置
JP2001359280A (ja) 電源装置
JPH11266090A (ja) 半導体装置
JPH10107192A (ja) ヒートシンク
JPH11307968A (ja) 電子制御装置の放熱構造
JPH0322554A (ja) 電子部品の放熱装置
JP2004327693A (ja) モータ駆動装置
JPH1013066A (ja) 電子部品の放熱構造
JP2000252657A (ja) 制御機器の放熱装置
JP2506898B2 (ja) 電子回路装置
JP2003188563A (ja) 電子制御装置
JP2002344179A (ja) 電子機器
JP3411512B2 (ja) 電子機器
JP2862695B2 (ja) 回路モジュールの実装構造
JP2007281371A (ja) 電子機器の放熱構造
JPH0136366Y2 (ja)