JP2970947B2 - 電源アダプター - Google Patents
電源アダプターInfo
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- JP2970947B2 JP2970947B2 JP3037961A JP3796191A JP2970947B2 JP 2970947 B2 JP2970947 B2 JP 2970947B2 JP 3037961 A JP3037961 A JP 3037961A JP 3796191 A JP3796191 A JP 3796191A JP 2970947 B2 JP2970947 B2 JP 2970947B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal
- metal plate
- case
- metal foil
- power supply
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、スイッチング電源など
の電源回路をケース内に配置した電源アダプターに関す
る。
の電源回路をケース内に配置した電源アダプターに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、電源回路を電磁的にシールドする
には、その電源に金属性のカバー（シールド板）を被せ
る方法が一般的である。プラスチックケース内に電源回
路を配置した電源アダプターにおいても同様であり、電
源回路に金属性のカバーを被せてプラスチックケース内
に配置し電磁的なシールドを行っている。
には、その電源に金属性のカバー（シールド板）を被せ
る方法が一般的である。プラスチックケース内に電源回
路を配置した電源アダプターにおいても同様であり、電
源回路に金属性のカバーを被せてプラスチックケース内
に配置し電磁的なシールドを行っている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、金
属性のカバーを被せてプラスチックケース内に配置しな
ければならず、組立て作業に手間がかかる。
属性のカバーを被せてプラスチックケース内に配置しな
ければならず、組立て作業に手間がかかる。
【０００４】本発明は、上述の従来例における問題点に
鑑み、部品点数を減らし、組立て作業が簡単となる電源
アダプターを提供することを目的とする。
鑑み、部品点数を減らし、組立て作業が簡単となる電源
アダプターを提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】 本発明に係るアダプタ
ーは、電源回路部を覆うケースが２つのケース部材を組
み合わせて構成されるとともに、２つのケース部材に金
属板または金属箔が埋め込まれており、一方のケース部
材における端部の外側部分が内側部分よりも突出し、こ
の突出部の内面に金属板または金属箔が露出しており、
他方のケース部材における端部の内側部分が外側部分よ
りも突出し、この突出部の外面に金属板または金属箔の
端部が露出しており、いずれかのケース部材における金
属板または金属箔の露出部分にはバネ性を有し、両ケー
ス部材は互いに突出部を嵌合することにより組み合わさ
れ、双方の突出部における金属板または金属箔の露出部
分が互いに接触することを特徴とする。
ーは、電源回路部を覆うケースが２つのケース部材を組
み合わせて構成されるとともに、２つのケース部材に金
属板または金属箔が埋め込まれており、一方のケース部
材における端部の外側部分が内側部分よりも突出し、こ
の突出部の内面に金属板または金属箔が露出しており、
他方のケース部材における端部の内側部分が外側部分よ
りも突出し、この突出部の外面に金属板または金属箔の
端部が露出しており、いずれかのケース部材における金
属板または金属箔の露出部分にはバネ性を有し、両ケー
ス部材は互いに突出部を嵌合することにより組み合わさ
れ、双方の突出部における金属板または金属箔の露出部
分が互いに接触することを特徴とする。
【０００６】
【０００７】
【０００８】
【作用】 電源回路部を覆うケースが２つのケース部材
を組み合わせて構成されるが、２つのケース部材にはそ
れぞれ金属板または金属箔が埋め込まれ、一方のケース
部材の端部においては、内側部分よりも突出する外側部
分の内面に金属板または金属箔の端部が露出し、他方の
ケース部材の端部においては、外側部分よりも突出する
内側部分の外面に金属板または金属箔の端部が露出する
ため、両ケース部材を互いの突出部を嵌合して組み合わ
せることにより、双方の突出部における金属板または金
属箔の露出部分が互いに接触する。しかも、いずれかの
ケース部材における金属板または金属箔の露出部分がバ
ネ性を有する結果、双方の突出部における金属板または
金属箔の接続が確実に行われる。
を組み合わせて構成されるが、２つのケース部材にはそ
れぞれ金属板または金属箔が埋め込まれ、一方のケース
部材の端部においては、内側部分よりも突出する外側部
分の内面に金属板または金属箔の端部が露出し、他方の
ケース部材の端部においては、外側部分よりも突出する
内側部分の外面に金属板または金属箔の端部が露出する
ため、両ケース部材を互いの突出部を嵌合して組み合わ
せることにより、双方の突出部における金属板または金
属箔の露出部分が互いに接触する。しかも、いずれかの
ケース部材における金属板または金属箔の露出部分がバ
ネ性を有する結果、双方の突出部における金属板または
金属箔の接続が確実に行われる。
【０００９】
【００１０】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。
る。
【００１１】図１は、本発明の一実施例に係る電源アダ
プター１の断面を示す。図２は図１の電源アダプター１
の断面に直交する面Ｘ−Ｘ’における断面を示す。図１
および図２において、２は上側のケース部材、３は下側
のケース部材であり、これらの上下のケース部材２，３
を組合わせて全体として直方体の箱体状のケースを構成
する。ケース内部には電源回路の基板４が配置され、こ
の基板４にはトランス４０、コンデンサ４２等の電子部
品が配設される。なお、図２では基板４を省略してい
る。上側のケース部材２の殻部（実施例では、天壁部２
ａ）には金属板５が埋込まれている。下側のケース部材
６（実施例では、底壁部３ａ）にも同様の金属板６が埋
込まれている。金属板５，６は電源回路のアース線に接
続することができる。上側のケース２及び下側のケース
３は例えばプラスチックから形成することができ、また
金属板５，６は鉄等でよく、この金属板５，６を一体成
型することによりケース２，３に埋め込むことができ
る。
プター１の断面を示す。図２は図１の電源アダプター１
の断面に直交する面Ｘ−Ｘ’における断面を示す。図１
および図２において、２は上側のケース部材、３は下側
のケース部材であり、これらの上下のケース部材２，３
を組合わせて全体として直方体の箱体状のケースを構成
する。ケース内部には電源回路の基板４が配置され、こ
の基板４にはトランス４０、コンデンサ４２等の電子部
品が配設される。なお、図２では基板４を省略してい
る。上側のケース部材２の殻部（実施例では、天壁部２
ａ）には金属板５が埋込まれている。下側のケース部材
６（実施例では、底壁部３ａ）にも同様の金属板６が埋
込まれている。金属板５，６は電源回路のアース線に接
続することができる。上側のケース２及び下側のケース
３は例えばプラスチックから形成することができ、また
金属板５，６は鉄等でよく、この金属板５，６を一体成
型することによりケース２，３に埋め込むことができ
る。
【００１２】図１，２の電源アダプター１はそのケース
の殻部にシールド用の金属板５，６を埋込んでいるの
で、従来のように電源回路に金属性のカバーを被せてプ
ラスチックケース内に配置する必要がない。すなわち、
部品点数が減り組立て作業が容易となる。
の殻部にシールド用の金属板５，６を埋込んでいるの
で、従来のように電源回路に金属性のカバーを被せてプ
ラスチックケース内に配置する必要がない。すなわち、
部品点数が減り組立て作業が容易となる。
【００１３】 図３は、図１，２の金属板５，６をそれ
ぞれケース部材の端部から露出するように埋込んだ電源
アダプターの断面を示す。図３（ａ）において、電源ア
ダプター１１は、上側のケース部材１２と下側のケース
部材１３を有する。上側のケース部材１２の殻部（天壁
部１２ａ、両端壁部１２ｂ，１２ｃ）には金属板１５が
埋込まれている。下側のケース部材６（底壁部１３ａ、
両端壁部１３ｂ，１３ｃ）にも同様の金属板１６が埋込
まれている。金属板１５，１６は電源回路のアース線に
接続することができる。金属板１５はケース部材１２の
端部で外部に露出し、金属板１６はケース部材１３の端
部で外部に露出しており、両ケース部材の突出部を嵌合
することによって組合せ、双方の突出部における金属板
１５，１６の露出部分が互いに接触している。
ぞれケース部材の端部から露出するように埋込んだ電源
アダプターの断面を示す。図３（ａ）において、電源ア
ダプター１１は、上側のケース部材１２と下側のケース
部材１３を有する。上側のケース部材１２の殻部（天壁
部１２ａ、両端壁部１２ｂ，１２ｃ）には金属板１５が
埋込まれている。下側のケース部材６（底壁部１３ａ、
両端壁部１３ｂ，１３ｃ）にも同様の金属板１６が埋込
まれている。金属板１５，１６は電源回路のアース線に
接続することができる。金属板１５はケース部材１２の
端部で外部に露出し、金属板１６はケース部材１３の端
部で外部に露出しており、両ケース部材の突出部を嵌合
することによって組合せ、双方の突出部における金属板
１５，１６の露出部分が互いに接触している。
【００１４】図３（ｂ）は、図３（ａ）の電源アダプタ
ー１１のケース部材１２とケース部材１３とを組合わせ
た部分１７の拡大図である。１８は金属板１５の露出部
分、１９は金属板１６の露出部分を示す。ケース部材１
２においては端部の外側部分が内側部分よりも下方に突
出しており、この突出部の内面に金属板１５の端部が露
出し、またケース部材１３においては上述とは反対に、
端部の内側部分が外側部分よりも上方に突出しており、
この突出部の外面に金属板１６の端部が露出している。
ケース部材１２とケース部材１３とを合わせることによ
って露出部分１８と露出部分１９とは部分１７において
接触される。特に、露出部分１９はバネ性を持たせて露
出部分１８との接触を確実にしている。
ー１１のケース部材１２とケース部材１３とを組合わせ
た部分１７の拡大図である。１８は金属板１５の露出部
分、１９は金属板１６の露出部分を示す。ケース部材１
２においては端部の外側部分が内側部分よりも下方に突
出しており、この突出部の内面に金属板１５の端部が露
出し、またケース部材１３においては上述とは反対に、
端部の内側部分が外側部分よりも上方に突出しており、
この突出部の外面に金属板１６の端部が露出している。
ケース部材１２とケース部材１３とを合わせることによ
って露出部分１８と露出部分１９とは部分１７において
接触される。特に、露出部分１９はバネ性を持たせて露
出部分１８との接触を確実にしている。
【００１５】図３の電源アダプター１１によれば、金属
板１５，１６で電源回路の実質上全体を覆うことができ
るので、シールドがより完全となる。
板１５，１６で電源回路の実質上全体を覆うことができ
るので、シールドがより完全となる。
【００１６】図４（ａ）は、電源回路部を覆うケースの
外側に金属箔を貼付した電源アダプターの外観を示す。
この電源アダプター２１は、プラスチックケース２２と
そのプラスチックケース２２の外部に貼付された金属箔
２３を有する。プラスチックケース２２の内部には、図
５に示す通り、電源回路が配置されている。例えばアル
ミ箔、鉄箔等でよい。金属箔２３は、接着剤や粘着剤を
用いてプラスチックケース２２の外部に貼付され、さら
にビス２６によって固定されている。金属箔２３にはこ
の電源アダプターの定格値や注意書きを印刷し、金属箔
２３を定格ラベルやコーションラベルとして兼用しても
よい。２４は電源アダプター２１の入力端子となる３Ｐ
インレット、２５は電源出力線である。
外側に金属箔を貼付した電源アダプターの外観を示す。
この電源アダプター２１は、プラスチックケース２２と
そのプラスチックケース２２の外部に貼付された金属箔
２３を有する。プラスチックケース２２の内部には、図
５に示す通り、電源回路が配置されている。例えばアル
ミ箔、鉄箔等でよい。金属箔２３は、接着剤や粘着剤を
用いてプラスチックケース２２の外部に貼付され、さら
にビス２６によって固定されている。金属箔２３にはこ
の電源アダプターの定格値や注意書きを印刷し、金属箔
２３を定格ラベルやコーションラベルとして兼用しても
よい。２４は電源アダプター２１の入力端子となる３Ｐ
インレット、２５は電源出力線である。
【００１７】図４（ｂ）は、図４（ａ）の電源アダプタ
ー２１の要部断面を示し、図５は図４（ａ）の面にＹ’
における断面図を示す。ケース外部に貼付された金属箔
２３はビス２６，２７によって固定されるが、このビス
２６，２７には接続線２８，２９の一端が接続され、接
続線２８，２９の他端は３Ｐインレット２４のアース端
子３０に接続されている。なお、ケース２２の上ケース
２２ａと下ケース２２ｂは連絡用ねじ４４によって装着
される。
ー２１の要部断面を示し、図５は図４（ａ）の面にＹ’
における断面図を示す。ケース外部に貼付された金属箔
２３はビス２６，２７によって固定されるが、このビス
２６，２７には接続線２８，２９の一端が接続され、接
続線２８，２９の他端は３Ｐインレット２４のアース端
子３０に接続されている。なお、ケース２２の上ケース
２２ａと下ケース２２ｂは連絡用ねじ４４によって装着
される。
【００１８】図４の電源アダプター２１によれば、金属
箔２３は放熱板として作用し熱拡散をも行う。
箔２３は放熱板として作用し熱拡散をも行う。
【００１９】なお、上記の各実施例において、金属板は
金属箔に置き換えてもよく、金属箔は金属板に置き換え
てもよい。金属板または金属箔に用いる金属は、電磁的
なシールドの効果があるものであればよい。例えば、ア
ルミニウム、鉄または銅などが用いられる。
金属箔に置き換えてもよく、金属箔は金属板に置き換え
てもよい。金属板または金属箔に用いる金属は、電磁的
なシールドの効果があるものであればよい。例えば、ア
ルミニウム、鉄または銅などが用いられる。
【００２０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電源回路部を覆うケースの殻部または外部に金属板また
は金属箔を備えているので、部品点数が減り組立て作業
が簡単となる。また、スイッチング電源などからの電磁
的な輻射やノイズの漏洩を防止できる。
電源回路部を覆うケースの殻部または外部に金属板また
は金属箔を備えているので、部品点数が減り組立て作業
が簡単となる。また、スイッチング電源などからの電磁
的な輻射やノイズの漏洩を防止できる。
【図１】本発明の一実施例に係る電源アダプターの断面
図、
図、
【図２】図１の電源アダプターの断面に直交する面Ｘ−
Ｘ′における断面図、
Ｘ′における断面図、
【図３】金属板をケース部材の端部から露出するように
埋込んだ電源アダプターの断面図、
埋込んだ電源アダプターの断面図、
【図４】ケースの外側に金属箔を貼付した電源アダプタ
ーの外観図および要部断面図、
ーの外観図および要部断面図、
【図５】図４の電源アダプターの面にＹ−Ｙ’における
断面図。
断面図。
１，１１，２１ 電源アダプター ５，６，１５，１６ 金属板 １２ 上側のケース部材 １３ 下側のケース部材 １８，１９ 金属板の露出部分 ２２ プラスチックケース ２３ 金属箔 ２４ ３Ｐインレット ２５ 電源出力線 ２６，２７ ビス ２８，２９ 接続線 ３０ アース端子。
Claims (1)
- 【請求項１】 電源回路部を覆うケースが２つのケース
部材を組み合わせて構成されるとともに、２つのケース
部材に金属板または金属箔が埋め込まれており、一方の
ケース部材における端部の外側部分が内側部分よりも突
出し、この突出部の内面に金属板または金属箔が露出し
ており、他方のケース部材における端部の内側部分が外
側部分よりも突出し、この突出部の外面に金属板または
金属箔の端部が露出しており、いずれかのケース部材に
おける金属板または金属箔の露出部分にはバネ性を有
し、両ケース部材は互いに突出部を嵌合することにより
組み合わされ、双方の突出部における金属板または金属
箔の露出部分が互いに接触することを特徴とする電源ア
ダプター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3037961A JP2970947B2 (ja) | 1991-02-06 | 1991-02-06 | 電源アダプター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3037961A JP2970947B2 (ja) | 1991-02-06 | 1991-02-06 | 電源アダプター |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04255296A JPH04255296A (ja) | 1992-09-10 |
| JP2970947B2 true JP2970947B2 (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=12512159
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3037961A Expired - Fee Related JP2970947B2 (ja) | 1991-02-06 | 1991-02-06 | 電源アダプター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2970947B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4608383B2 (ja) * | 2005-07-29 | 2011-01-12 | Ｔｄｋ株式会社 | 電源装置、筐体および台座 |
| JP2010273434A (ja) * | 2009-05-20 | 2010-12-02 | Mitsubishi Electric Corp | Ａｃアダプター |
| CN107645231B (zh) * | 2016-07-20 | 2019-10-11 | 光宝电子(广州)有限公司 | 电源转换器 |
| CN110138181B (zh) * | 2018-02-08 | 2021-07-27 | 台达电子企业管理（上海）有限公司 | 一种电源适配器 |
-
1991
- 1991-02-06 JP JP3037961A patent/JP2970947B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04255296A (ja) | 1992-09-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990810 |
|
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