JPS5823890Y2 - 扉の施錠装置 - Google Patents
扉の施錠装置Info
- Publication number
- JPS5823890Y2 JPS5823890Y2 JP1979044158U JP4415879U JPS5823890Y2 JP S5823890 Y2 JPS5823890 Y2 JP S5823890Y2 JP 1979044158 U JP1979044158 U JP 1979044158U JP 4415879 U JP4415879 U JP 4415879U JP S5823890 Y2 JPS5823890 Y2 JP S5823890Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- door
- notch
- locking
- protrusion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は配電盤、分電盤等の扉の施錠装置の改良に関す
るものである。
るものである。
この種扉は左開き扉と右開き扉があるため扉の施錠装置
としては左開き扉用と右開き扉用の施錠装置を別に用意
する必要があり、在庫管理が厄介なものである。
としては左開き扉用と右開き扉用の施錠装置を別に用意
する必要があり、在庫管理が厄介なものである。
そこで、近時、左開き扉と右開き扉に兼用できる扉の施
錠装置も提案されているが、いずれも構造が複雑で部品
数も多くて製造コストが高く、また、組付時にも煩雑な
手数がかかつて組付時に左開き扉と右開き扉の組付方と
を間違いやすいという欠点があった。
錠装置も提案されているが、いずれも構造が複雑で部品
数も多くて製造コストが高く、また、組付時にも煩雑な
手数がかかつて組付時に左開き扉と右開き扉の組付方と
を間違いやすいという欠点があった。
本考案は前記のような欠点を除いた扉の施錠装置を目的
として完成されたもので、以下、図示の実施例について
詳細に説明する。
として完成されたもので、以下、図示の実施例について
詳細に説明する。
第１図、第２図、第３図、第４図は本考案の第１の実施
例を示すもので、１はキ一孔付の前板２の裏面に一体に
設けられたねじ筒部であって、該ねじ筒部１には取外し
自在なキー付のハンドル３のハンドル操作により回動さ
れる軸５がキ一孔付の頭部６をもって回動自在に取付け
られ、また、軸５にはその中間に左右対称形例えば正四
角形状をした係止用胴部４を形成するとともに先方部を
螺軸部７に形威しである。
例を示すもので、１はキ一孔付の前板２の裏面に一体に
設けられたねじ筒部であって、該ねじ筒部１には取外し
自在なキー付のハンドル３のハンドル操作により回動さ
れる軸５がキ一孔付の頭部６をもって回動自在に取付け
られ、また、軸５にはその中間に左右対称形例えば正四
角形状をした係止用胴部４を形成するとともに先方部を
螺軸部７に形威しである。
８は基板部８′の中央部に前記軸５の係止用胴部４を係
合させる係合孔９を透設した鎖錠片であって、該鎖錠片
８は該係合孔９をもって軸５の係止用胴部４に装脱はで
きるが回動はできないように嵌着されており、また、前
記ねし筒部１の先端には回転規制用の突起１２を設ける
とともに鎖錠片８の基板部８′には前記係合孔９を中心
とする円周上すなわち前記突起１２の回転軌道上におい
て中央にストッパー１３を備える半円弧状の切欠部１４
が設けられている。
合させる係合孔９を透設した鎖錠片であって、該鎖錠片
８は該係合孔９をもって軸５の係止用胴部４に装脱はで
きるが回動はできないように嵌着されており、また、前
記ねし筒部１の先端には回転規制用の突起１２を設ける
とともに鎖錠片８の基板部８′には前記係合孔９を中心
とする円周上すなわち前記突起１２の回転軌道上におい
て中央にストッパー１３を備える半円弧状の切欠部１４
が設けられている。
なお、図中１５はねし筒部１を扉に取付けるための該ね
じ筒部１に螺装されるナツト、１６はねし筒部１の前板
２に設けられたキ一孔を閉塞する蓋、１７はねし筒部１
の基方部に設けられた環状溝１８に嵌着される軸５取付
用の止環、１０は鎖錠片８を軸５に固定するため螺軸部
７に螺装されてワッシャ１１を介し鎖錠片８の基板部８
′を係止用胴部４の先端面に締付けるナツトである。
じ筒部１に螺装されるナツト、１６はねし筒部１の前板
２に設けられたキ一孔を閉塞する蓋、１７はねし筒部１
の基方部に設けられた環状溝１８に嵌着される軸５取付
用の止環、１０は鎖錠片８を軸５に固定するため螺軸部
７に螺装されてワッシャ１１を介し鎖錠片８の基板部８
′を係止用胴部４の先端面に締付けるナツトである。
このように構成されたものは、左開き扉として使用する
場合は第４図に示すように分解状態としたうえ第１図、
第２図に示すように、先ず前板２に突設したねじ筒部１
を扉イの右側に透設された取付孔に嵌挿し、次いで、ね
じ筒部１のねし部にナツト１５を螺着してねし筒部１を
前板２が扉イに圧接されるまで締付けたうえ、鎖錠片８
の半円弧状をした切欠部１４の一半部１４ ａ内にねし
筒部１の先端に設けた回転規制用の突起１２が介入され
るように軸５の係止用胴部４に鎖錠片８の係合孔９を係
合させ、次いで、ワッシャ１１を介して軸５の螺軸部７
にナツト１０を螺装して軸５に鎖錠片８を固定すれば、
該鎖錠片８は扉枠口の右側間口縁部ハに掛外し自在な錠
付扉となるから、扉イを開けようとする場合にはキ一孔
を閉塞する蓋１６を開けた後キー付ハンドル３の先端を
軸５の頭部６に係止し、ハンドル３を第２図鎖線に示す
位置まで回転させれば、鎖錠片８は半円弧状の切欠部１
４の一半部１４ａ内にあるねし筒部１の突起１２に該切
欠部１４の中央のストッパー１３が接触する第２図に鎖
線で示す位置まで回転して該鎖錠片８は扉枠口の右側開
口縁部ハから外された状態となるから、このままハンド
ル３を引けば扉イは開かれることとなるものであり、逆
に扉イをロックしたい場合は扉を閉じた後ハンドル３を
前記とは逆に回転させれば、鎖錠片８は軸５の回転によ
り切欠部１４の一半部１４ａ内にあるねし筒部１の突起
１２に切欠部１４の一半部１４ａの外端部が接触する第
２図に実線で示す位置まで回転して該鎖錠片８は扉枠口
の右側開口縁部ハに掛は止められることとなるから、キ
ー付ハンドル３を軸５の頭部６のキ一孔より外して蓋１
６を閉じればよいものである。
場合は第４図に示すように分解状態としたうえ第１図、
第２図に示すように、先ず前板２に突設したねじ筒部１
を扉イの右側に透設された取付孔に嵌挿し、次いで、ね
じ筒部１のねし部にナツト１５を螺着してねし筒部１を
前板２が扉イに圧接されるまで締付けたうえ、鎖錠片８
の半円弧状をした切欠部１４の一半部１４ ａ内にねし
筒部１の先端に設けた回転規制用の突起１２が介入され
るように軸５の係止用胴部４に鎖錠片８の係合孔９を係
合させ、次いで、ワッシャ１１を介して軸５の螺軸部７
にナツト１０を螺装して軸５に鎖錠片８を固定すれば、
該鎖錠片８は扉枠口の右側間口縁部ハに掛外し自在な錠
付扉となるから、扉イを開けようとする場合にはキ一孔
を閉塞する蓋１６を開けた後キー付ハンドル３の先端を
軸５の頭部６に係止し、ハンドル３を第２図鎖線に示す
位置まで回転させれば、鎖錠片８は半円弧状の切欠部１
４の一半部１４ａ内にあるねし筒部１の突起１２に該切
欠部１４の中央のストッパー１３が接触する第２図に鎖
線で示す位置まで回転して該鎖錠片８は扉枠口の右側開
口縁部ハから外された状態となるから、このままハンド
ル３を引けば扉イは開かれることとなるものであり、逆
に扉イをロックしたい場合は扉を閉じた後ハンドル３を
前記とは逆に回転させれば、鎖錠片８は軸５の回転によ
り切欠部１４の一半部１４ａ内にあるねし筒部１の突起
１２に切欠部１４の一半部１４ａの外端部が接触する第
２図に実線で示す位置まで回転して該鎖錠片８は扉枠口
の右側開口縁部ハに掛は止められることとなるから、キ
ー付ハンドル３を軸５の頭部６のキ一孔より外して蓋１
６を閉じればよいものである。
他方、右開き扉に使用する場合は第３図に示すように、
前板゛２に突設したねし筒、部１を扉イの左側に透設さ
れた取付孔に嵌挿し、次いで、ねじ筒部１のねじ部にナ
ツト１５を螺着してねし筒部１を扉イに取付けたうえ鎖
錠片８の切欠部１４の他半部１４ｂ内にねし筒部１の突
起１２が介入されるように軸５の係止用胴部４に鎖錠片
８の係合孔９を係合させ、次いで、ワッシャ１１を介し
て軸５の螺軸部７にナラ） １０を螺装して軸５に鎖錠
片８を固定すれば、該鎖錠片８は第２図に示す状態とは
１８０°回転した第３図に示す状態となり、扉枠口の左
側開口縁部ハに掛外し自在なものとなるから、前記同様
の操作を行えば扉イの開閉およびロックかで゛きるもの
で゛ある。
前板゛２に突設したねし筒、部１を扉イの左側に透設さ
れた取付孔に嵌挿し、次いで、ねじ筒部１のねじ部にナ
ツト１５を螺着してねし筒部１を扉イに取付けたうえ鎖
錠片８の切欠部１４の他半部１４ｂ内にねし筒部１の突
起１２が介入されるように軸５の係止用胴部４に鎖錠片
８の係合孔９を係合させ、次いで、ワッシャ１１を介し
て軸５の螺軸部７にナラ） １０を螺装して軸５に鎖錠
片８を固定すれば、該鎖錠片８は第２図に示す状態とは
１８０°回転した第３図に示す状態となり、扉枠口の左
側開口縁部ハに掛外し自在なものとなるから、前記同様
の操作を行えば扉イの開閉およびロックかで゛きるもの
で゛ある。
なお、第５図、第６図、第７図に示す第２の実施例のも
のはその大略において第１図から第４図に示す第１の実
施例と同様のものであるが、突起１２の切欠部１４との
関係のみ若干相違するもので、すなわち、鎖錠片８の基
板部８′の一側に突起１２を設ける一方ねし筒部１の基
端面に該突起１２介入用の切欠部１４を半円弧状に設け
てその中央にストッパー１３を突設することにより前記
第１の実施例と同様の作用を行わせるようにしたもので
ある。
のはその大略において第１図から第４図に示す第１の実
施例と同様のものであるが、突起１２の切欠部１４との
関係のみ若干相違するもので、すなわち、鎖錠片８の基
板部８′の一側に突起１２を設ける一方ねし筒部１の基
端面に該突起１２介入用の切欠部１４を半円弧状に設け
てその中央にストッパー１３を突設することにより前記
第１の実施例と同様の作用を行わせるようにしたもので
ある。
なお、前記両実施例は共にキー付のハンドルを軸のキ一
孔に装脱できるようになっているが、軸とハンドルを一
体としておいてもよいことは勿論である。
孔に装脱できるようになっているが、軸とハンドルを一
体としておいてもよいことは勿論である。
本考案は前記実施例による説明によって明らかなように
、ねじ筒部性の前板と、該ねじ筒部内に回動自在に取付
けられる軸と、該軸の中間に形成される係止用胴部に係
合孔をもって嵌着される鎖錠片の３部品を主要構成部品
とし、該鎖錠片と前記ねし筒部のいずれか一方に回転規
制用の突起を設けるとともに他方には中央にストッパー
を備える半円弧状の切欠部を設けるという極めて簡単な
構成により左開き扉にも右開き扉にも使用できるように
したもので、部品点数が少ないうえに組付は作業も容易
なため安価に提供できる利点と相俟ち在来の配電盤、分
電盤等の扉の施錠装置の欠点を除いたものとして実用的
価値極めて大なものである。
、ねじ筒部性の前板と、該ねじ筒部内に回動自在に取付
けられる軸と、該軸の中間に形成される係止用胴部に係
合孔をもって嵌着される鎖錠片の３部品を主要構成部品
とし、該鎖錠片と前記ねし筒部のいずれか一方に回転規
制用の突起を設けるとともに他方には中央にストッパー
を備える半円弧状の切欠部を設けるという極めて簡単な
構成により左開き扉にも右開き扉にも使用できるように
したもので、部品点数が少ないうえに組付は作業も容易
なため安価に提供できる利点と相俟ち在来の配電盤、分
電盤等の扉の施錠装置の欠点を除いたものとして実用的
価値極めて大なものである。
第１図は本考案の第１の実施例を示す一部切欠斜視図、
第２図は同じく一部切欠背面図、第３図は同じく状態を
異にして示す一部切欠背面図、第４図は同じく分解状態
において示す斜視図、第５図は第２の実施例を示す一部
切欠背面図、第６図は同じく状態を異にして示す一部切
欠背面図、第７図は同じく分解状態において示す斜視図
である。 １：ねじ筒部、２：前板、４：係止用胴部、５：軸、８
：鎖錠片、９：係合孔、１２：突起、１３：ストッパー
１４：切欠部。
第２図は同じく一部切欠背面図、第３図は同じく状態を
異にして示す一部切欠背面図、第４図は同じく分解状態
において示す斜視図、第５図は第２の実施例を示す一部
切欠背面図、第６図は同じく状態を異にして示す一部切
欠背面図、第７図は同じく分解状態において示す斜視図
である。 １：ねじ筒部、２：前板、４：係止用胴部、５：軸、８
：鎖錠片、９：係合孔、１２：突起、１３：ストッパー
１４：切欠部。
Claims (1)
- 前板２の裏面に突設したねし筒部１内にハンドル操作に
より回動される軸５を回動自在に取付けるとともに該軸
５の中間に形成される係止用胴部４には鎖錠片８をこれ
に透設される係合孔９をもって嵌着し、さらに、該鎖錠
片８と前記ねし筒部１のいずれか一方に回転規制用の突
起１２を設けるとともに他方には該突起１２を介入させ
る半円弧状の切欠部１４を設けて該切欠部１４の中央に
ストッパ１３を設けたことを特徴とする扉の施錠装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979044158U JPS5823890Y2 (ja) | 1979-04-03 | 1979-04-03 | 扉の施錠装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979044158U JPS5823890Y2 (ja) | 1979-04-03 | 1979-04-03 | 扉の施錠装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55143351U JPS55143351U (ja) | 1980-10-14 |
| JPS5823890Y2 true JPS5823890Y2 (ja) | 1983-05-21 |
Family
ID=28919937
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979044158U Expired JPS5823890Y2 (ja) | 1979-04-03 | 1979-04-03 | 扉の施錠装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5823890Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4821989U (ja) * | 1971-07-17 | 1973-03-13 | ||
| JPS524397U (ja) * | 1975-06-24 | 1977-01-12 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5515572Y2 (ja) * | 1975-11-14 | 1980-04-10 |
-
1979
- 1979-04-03 JP JP1979044158U patent/JPS5823890Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4821989U (ja) * | 1971-07-17 | 1973-03-13 | ||
| JPS524397U (ja) * | 1975-06-24 | 1977-01-12 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55143351U (ja) | 1980-10-14 |
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