JPH0236293Y2 - - Google Patents

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JPH0236293Y2
JPH0236293Y2 JP7297186U JP7297186U JPH0236293Y2 JP H0236293 Y2 JPH0236293 Y2 JP H0236293Y2 JP 7297186 U JP7297186 U JP 7297186U JP 7297186 U JP7297186 U JP 7297186U JP H0236293 Y2 JPH0236293 Y2 JP H0236293Y2
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JP
Japan
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groove
mounting shaft
housing
casing
hinge
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JP7297186U
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JPS62184789U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案は、筐体ヒンジ構造に関する。
[従来技術およびその欠点] 従来この種の筐体ヒンジ構造においては、第3
図および第4図に示すように筐体本体のヒンジ部
材1間の溝1aが筐体蓋体のヒンジ部材2間の溝
2aよりも広幅とされているので、蓋体2を筐体
本体1より外す際に、固定ボルト5を弛緩し取付
軸3を中心に矢印E方向に開放すると、その左右
方向への移動範囲が上記溝1aの幅に応じて大き
いため、取付軸3の両端部がヒンジ部材1の貫通
孔4から脱落するおそれがあつた。
そこで取付軸3の周囲にカラー部材7を配置
し、左右方向への移動範囲を極力少なくすること
で、上記軸3の抜け落ち防止を図つたが、反面、
部品点数が多くなる欠点があり、組立工程の簡略
化及び低価格化の実現を妨げられてしまう。
[考案の目的] したがつて本考案は、カラー部材7を除去して
も取付軸3がヒンジ部材1の貫通孔4から脱落す
ることのない筐体ヒンジ構造を提供せんとするも
のである。
[考案の要点] そのために本考案の筐体ヒンジ構造は、筐体本
体のヒンジ部材間に穿設されかつ側方が開放され
た狭幅の溝と、前記筐体本体に載置された筐体蓋
体の他のヒンジ部材間に穿設されかつ前記溝と同
一の側方が開放されており前記溝と同一の幅をも
つ他の溝と、前記筐体ヒンジ部材間に配設された
回動可能な取付軸と、前記溝および他の溝にそつ
て延長され前記取付軸の貫通孔に螺合されること
により前記筐体本体に対して前記筐体蓋体を固定
する固定ボルトとを備えてなることを要点として
いる。
[考案の実施例] 以下、添付図面を参照しつつ本考案の一実施例
について具体的に説明する。
第1図および第2図において、1は筐体本体の
ヒンジ部材で、その間に穿設された狭い溝1aを
介して対向せしめられている。2は筐体本体に載
置された筐体蓋体のヒンジ部材で、その間には溝
1aに連通した溝2aが穿設せしめられている。
3は溝1a内に配置された取付軸で、両端部がヒ
ンジ部材の貫通孔4にそれぞれ回動可能に係入さ
れている。5は溝1a,2a中を延長された固定
ボルトで、ネジ部が取付軸3の貫通孔(図示せ
ず)に螺入されており、ワツシヤ6を介しヒンジ
部材2を有する筐体蓋体をヒンジ部材1を有する
筐体本体に対して固定している。
すなわち、例えば固定ボルト5を弛緩し取付軸
3を中心に矢印C方向に回動することによつて、
ヒンジ部材2を有する筐体蓋体をヒンジ部材1を
有する筐体本体から取り外すことができる。この
ときヒンジ部材1の溝1aがヒンジ部材2の溝2
aと同幅されているので、固定ボルト5が取付軸
3の軸方向Eに過度に移動することがない。した
がつて取付軸3の両端部が、ヒンジ部材1の貫通
孔4から脱落することがない。
再度、ヒンジ部材1を有する筐体本体に対して
ヒンジ部材2を有する筐体蓋体を載置し、かつ固
定ボルト5を取付軸3を中心として矢印D方向に
回動したのち、固定ボルト5を緊締する。これに
より筐体本体に対して筐体蓋体を固定することが
できる。
[考案の効果] 上述より明らかなように本考案は、筐体本体の
ヒンジ部材間に穿設されかつ側方が開放された狭
幅の溝と、前記筐体本体に載置された筐体蓋体の
他のヒンジ部材間に穿設されかつ前記溝と同一の
側方が開放されており前記溝と同一の幅をもつ他
の溝と、前記筐体ヒンジ部材間に配設された回動
可能な取付軸と、前記溝および他の溝にそつて延
長され前記取付軸の貫通孔に螺合されることによ
り前記筐体本体に対して前記筐体蓋体を固定する
固定ボルトとを備えてなるので、取付軸に対しカ
ラー部材を配置しなくても固定ボルトを弛緩し回
動したときに前記取付軸がヒンジ部材から脱落す
ることを防止できる効果を有し、ひいてはカラー
部材を除去でき部品点数を削減できる効果を有す
る。これにより、組立工程の簡略化及び低価格化
が図れるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2
図は同AA断面図、第3図は従来例を示す正面
図、第4図は同BB断面図である。 1,2……ヒンジ部材、1a,2a……溝、3
……取付軸、5……固定ボルト、6……ワツシ
ヤ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筐体本体のヒンジ部材間に穿設されかつ側方が
    開放された狭幅の溝と、前記筐体本体に載置され
    た筐体蓋体の他のヒンジ部材間に穿設されかつ前
    記溝と同一の側方が開放されており前記溝と同一
    の幅をもつ他の溝と、前記筐体ヒンジ部材間に配
    設された回動可能な取付軸と、前記溝および他の
    溝にそつて延長され前記取付軸の貫通孔に螺合さ
    れることにより前記筐体本体に対して前記筐体蓋
    体を固定する固定ボルトとを備えてなることを特
    徴とする筐体ヒンジ構造。
JP7297186U 1986-05-15 1986-05-15 Expired JPH0236293Y2 (ja)

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JP7297186U JPH0236293Y2 (ja) 1986-05-15 1986-05-15

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JPS62184789U JPS62184789U (ja) 1987-11-24
JPH0236293Y2 true JPH0236293Y2 (ja) 1990-10-03

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