JP2955115B2 - 軸杆緩み止装置及びその組付方法 - Google Patents

軸杆緩み止装置及びその組付方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、組付効率を向上させる
とともに、製品の仕上がりを極めて良好にすることがで
きる軸杆緩み止装置及びその組付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】回転する部材を装着した建設機械等の構
造物が種々存在しており、特に重量物における回転部材
の枢支部分においては、回転中心となる軸杆を固定用の
ナットにて構造物に固定したのちナットが緩まないよう
にするために緩み止部材を設けることがある。
【0003】そのような緩み止部材は、枢支軸の軸端部
に固定用のナットを締めつけるとともに、固定用のナッ
トに形成した被係止部分に緩み止部材の係止部分を係止
しつつ、その緩み止部材を構造物に溶接手段にて固着し
ている。
【0004】また、緩み止部材に取付孔を形成し、構造
物に形成した螺子孔に合わせてボルト等の固着具にて固
着することもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、緩み止部材
を構造物に溶接して固着したのでは、塗装済表面が溶接
作業の高熱等にて侵されることになり、また溶接手段に
よらない場合においても緩み止部材の取付孔を構造物の
螺子孔の位置に一致させることは、製造上において、か
なり困難なことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、発明者は上記課
題を解決すべく鋭意,研究を重ねた結果、本発明を、外
筺本体と,該外筺本体内に設けた軸杆と,該軸杆端部に
螺合可能な被係止部を有する固定ナットと,該固定ナッ
トの被係止部に係止可能な係止部を有する緩み止体と,
該緩み止体を露出し且つ収容可能な収容開口部を有し、
前記外筺本体の螺子孔に対応する取付孔を穿設した取付
具とからなり、該取付具と前記緩み止体とは、該緩み止
体を前記固定ナットから外し,且つ取付具は前記外筺本
体から外した状態において溶着してなる軸杆緩み止装置
としたり、或いは外筺本体に軸杆を軸支し、該軸杆の一
端側に固定ナットを螺合固定するとともに、該固定ナッ
トの被係止部に係止可能な係止部を有する緩み止体と,
該緩み止体を露出し且つ収容可能な収容開口部を有する
取付具を備え、前記緩み止体の係止部を固定ナットの被
係止部に係止するとともに、取付具の取付孔を外筺本体
に形成した螺子孔と一致させ、緩み止体と取付具との適
正位置を定め、その適正位置において緩み止体を前記固
定ナットから外し、且つ取付具は前記外筺本体から外し
た状態で緩み止体と取付具とを溶着し、次いで前記緩み
止体の係止部を固定ナットの被係止部に係止させつつ取
付具の取付孔を介して前記外筺本体の螺子孔にボルトに
て螺着する軸杆緩み止装置組付方法としたことにより、
組付効率を向上させるとともに、製品の仕上がりを極め
て良好にすることができ、上記課題を解決したものであ
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
すると、先ず、本発明の軸杆緩み止装置については、建
設用の破砕機Aを具体例として説明する。その破砕機A
は、図2,図13等に示すように、主に、外筺本体
,開閉可動体4,開閉用油圧シリンダ6にて構成さ
れており、その外筺本体Aは、中空状の筺体部1と固
定体2より構成されている。
【0008】その固定体2は、開閉可動体4に対応する
ようにして筺体部1に固着され、開閉可動体4が固定体
2上を開閉することによって、コンクリート塊等の被破
砕物を破砕することができるものである。
【0009】その外筺本体Aの筺体部1には、図1,
図3に示すように、枢支軸受部3が形成され、該枢支軸
受部3に軸杆5を介して開閉可動体4の枢支部4aが開
閉可能に設けられ、該開閉可動体4は、開閉用油圧シリ
ンダ6にて開閉するものであり、開閉用油圧シリンダ6
のピストン部6aの先端が開閉可動体4の先端部に、ま
たシリンダー部6bが外筺本体Aの筺体部1の内方に
回転可能に軸支されている。
【0010】その開閉可動体4の具体的な実施例として
は、図2,図13に示すように、被破砕物の破砕用とし
て複数の横割り刃4b,4b,…が形成され、その開閉
可動体4の先端及び適宜の間隔をおいた後方に大きな算
盤珠を半分した縦割り大刃4c,4cが形成されること
もある。
【0011】その外筺本体Aの枢支軸受部3の構成に
ついては、図1,図3,図4に示すように、軸支孔部3
aが形成され、その枢支軸受部3の開口箇所に対応する
筺体部1の外面箇所には筺体部1内部に向かって凹状の
開口段部3bが形成されており、該開口段部3bの直径
は、軸支孔部3aの直径より大径に形成されている。
【0012】その軸杆5は、前記軸支孔部3aに貫通す
る軸本体5aの軸方向の一端に外螺子部5bが形成さ
れ、また軸方向の他端には円板形フランジ状の終端部5
cが形成されている(図3参照)。
【0013】その外螺子部5bの実施例としては、図
1,図3,図4に示すように、螺子外径が軸本体5aの
直径よりも小なるものとしたものや、或いは図示しない
が、外螺子部5bの螺子外径を軸本体5aと略同一とし
たもので、即ち軸本体5aの端部に外螺子を形成した状
態のものである。
【0014】その軸杆5の終端部5cは、図3に示すよ
うに、軸本体5aより大径なる円板体7aとしたもので
あって、前記枢支軸受部3内に収容可能であり、且つ枢
支軸受部3内の開口段部3b箇所に支持固定され、軸杆
5の軸方向における端部を枢支軸受部3箇所に固定する
ものである。
【0015】また、軸杆5の外螺子部5bは、固定ナッ
ト7を締め付け可能となっており、該固定ナット7と前
記終端部5cとによって、図3に示すように、軸杆5を
外筺本体Aに軸方向において固定するものである。
【0016】その固定ナット7は、図1に示すように、
円板状の円板体7aの中心箇所に内螺子部7bが形成さ
れており、軸杆5の外螺子部5bに螺合するものであ
り、また適宜の箇所に被係止部7cが形成されるもので
あり、後述の緩み止体8の係止部8bに係止し、固定ナ
ット7が緩むことを防止するものである。
【0017】その緩み止体8は、図1に示すように、そ
の外形が円形状に形成されたり、或いは、図12に示す
ように、リング状等に形成された緩み止基板8aに、前
記固定ナット7の被係止部7cに係止する係止部8bが
形成されたものであって、該係止部8b及び固定ナット
7の被係止部7cには種々の実施例が存在する。
【0018】その緩み止体8の緩み止基板8aを円板状
とした実施例においては、図6,図7に示すように、枢
支軸受部3内に収容された固定ナット7を外筺本体A
の外部より緩み止基板8aにて被覆状とし、固定ナット
7の緩みを防止するものであり、また緩み止基板8aを
リング状とした実施例においては、固定ナット7の外周
側面を囲むようにして、固定ナット7の緩みを防止する
ものである。
【0019】その係止部8b及び被係止部7cの第1実
施例としては、図1,図6,図7等に示すように、該被
係止部7cが固定ナット7の円板体7aの外周箇所に凹
状切欠きとして形成されたものであり、その被係止部7
cに対応する係止部8bは、円板状の緩み止基板8aに
突起状に形成されたものである。
【0020】さらに、係止部8b及び被係止部7cの第
2実施例としては、図示しないが、固定ナット7の被係
止部7cが突起状に形成され、緩み止体8の係止部8b
が突起状の被係止部7cに係止可能となる凹状窪みとし
て形成されている。
【0021】次に、係止部8b及び被係止部7cの第3
実施例としては、図12に示すように、緩み止体8の緩
み止基板8aがリング状に形成されており、固定ナット
7の周囲を囲むように形成されたものであって、円板体
7aの外周側面に凹状切欠き,或いは突起状等に形成さ
れた被係止部7cが形成され、リング状の緩み止基板8
aの内周側面には、前記被係止部7cに係止可能な突
起,或いは凹状切欠き等に形成された係止部8bが形成
されたものである。
【0022】さらに、緩み止体8は、取付具9に固着さ
れつつ外筺本体Aの筺体部1に固着されることとなる
ものであって、その取付具9には、図1に示すように、
緩み止体8を収容可能な収容開口部9aが形成され、ま
た取付具9の外周箇所には、筺体部1に形成した螺子孔
10,10…に対応する複数の取付孔9b,9b,…が
形成されている。
【0023】その取付具9と緩み止体8とは、溶接手段
にて固着するものであって、緩み止体8の係止部8bと
固定ナット7の被係止部7cとを係止しつつ、これを緩
み止体8の適正位置とし、該緩み止体8に取付具9を取
り付けて一体として固着するものである。
【0024】その組付について説明すると、先ず外筺本
体Aの筺体部1内に開閉可動体4の枢支部4aを配置
し、枢支軸受部3に軸杆5を挿入し、筺体部1内にて枢
支部4aに貫通させ、軸杆5の軸方向端部の終端部5c
を枢支軸受部3の開口段部3bに当接させ、開閉可動体
4を外筺本体Aに回転可能に設ける。
【0025】次いで、図5に示すように、外筺本体A
の軸杆5を挿入した反対側より固定ナット7を外螺子部
5bに螺合しつつ、その固定ナット7を枢支軸受部3の
開口段部3bに収容する。
【0026】その固定ナット7を軸杆5の外螺子部5b
に螺合するときには、専用工具を固定ナット7の被係止
部7cに係止して回転させるとよい。
【0027】次いで、図6に示すように、固定ナット7
を軸杆5の外螺子部5bへの螺合が完了したら緩み止体
8の係止部8bを固定ナット7の被係止部7cに係止し
つつ緩み止体8を筺体部1表面に当接させる。
【0028】次いで、図7に示すように、緩み止体8の
外周を覆うようにして、取付具9の収容開口部9aを筺
体部1表面に配置し、さらに筺体部1の螺子孔10,1
0…と取付具9の取付孔9b,9b,…との位置を一致
させて緩み止体8と取付具9との適正位置を確認すると
ともに、図8に示すように、緩み止体8と取付具9との
適宜の箇所に目印Pをケガキ、或いはフェルトペン等の
記入手段Mにて記す。
【0029】次いで、緩み止体8及び取付具9を外筺本
体Aより外し、図9に示すように、その緩み止体8及
び取付具9とを前記目印P箇所を合わせつつ、さらに、
図10に示すように、溶接手段Wにより固着し、緩み止
体8と取付具9とを一体化してキャップ材Cとし、次い
で、図11に示すように、緩み止体8及び取付具9とを
塗装装置Bにて仕上げ塗装を施し、再度外筺本体A
軸杆5及び固定ナット7箇所に装着し、取付具9の取付
孔9b,9b,…と筺体部1の螺子孔10,10…との
間に複数のボルトb,b,…を介して固着するものであ
る。
【0030】また、緩み止体8と取付具9とは、前述に
よると、緩み止体8を,先に筺体部1の固定ナット7箇
所に当接させているが、これとは逆に取付具9を先に筺
体部1にボルトb,b,…にて固着して位置決めしても
よい。
【0031】本発明については、建設機械の破砕機Aを
具体例として説明したが、軸杆5の緩み止を有する構造
物であれば、上記破砕機Aの実施例のみには限定される
ものではなく、種々の産業用機械に適応される。
【0032】
【発明の効果】請求項1においては、外筺本体Aと,
該外筺本体A内に設けた軸杆5と,該軸杆5端部に螺
合可能な被係止部7cを有する固定ナット7と,該固定
ナット7の被係止部7cに係止可能な係止部8bを有す
る緩み止体8と,該緩み止体8を露出し且つ収容可能な
収容開口部9aを有し、前記外筺本体Aの螺子孔10
に対応する取付孔9bを穿設した取付具9とからなり、
該取付具9と前記緩み止体8とは、該緩み止体8を前記
固定ナット7から外し,且つ取付具9は前記外筺本体A
から外した状態において溶着してなる軸杆緩み止装置
としたことにより、先ず第1に外筺本体Aの塗装済表
面が溶接作業の高熱等にて侵されることを回避し、第2
には確実に回組付効率を良好にすることができるし、第
3に部材の不良品の発生を防止できる等の効果を奏す
る。
【0033】上記効果を詳述すると、外筺本体Aに可
動部材を回転可能に設ける場合に、軸杆5の外螺子部5
bに固定ナット7を螺合して固定するものであり、初期
においては緩み止体8と取付具9とは互いに独立した部
材とし、緩み止体8の係止部8bには固定ナット7の係
止部8bに係止可能となるように設けてあり、固定ナッ
ト7に係止するとともに、緩み止体8に合わせて取付具
9を外筺本体Aに固着する位置を位置決めした後に、
緩み止体8と取付具9とを一体的になるように溶着手段
にて固着することで、緩み止体8の係止部8bを固定ナ
ット7の被係止部7cに係止でき,且つ取付具9におい
ては、その取付孔9b,9b,…を外筺本体Aの螺子
孔10,10…に位置を一致させて組付ができ、外筺本
体Aの塗装済表面が溶接作業の高熱等にて侵されるこ
とを回避しつつ組付効率を良好にすることができる。
【0034】次に、緩み止体8及び取付具9を独立した
状態にしておくことで、緩み止体8は固定ナット7に対
して確実に係止状態を得ることができ、且つ取付具9に
おいては、外筺本体Aの螺子孔10,10…に対して
取付孔9b,9b,…を一致した状態にすることがで
き、部材の不良品発生を防止することができる。この点
を詳述すると、固定ナット7を軸杆5に締めつけると、
その固定ナット7の回転位置状態は個別的に異なるもの
であり、また取付具9の取付孔9bは前記固定ナット7
の回転位置にかかわらず一定である。この両方の目的を
充足するためにその中間材としての緩み止体8が存在
し、該緩み止体8と固定ナット7とは係止させ、緩み止
体8と取付具9とは溶着にて一体化することで、固定ナ
ット7の緩み防止ができる共に、メンテナンス等の際に
取付具9に対してナットを外すという簡単なる作業で分
解できる利点がある。
【0035】次に、請求項2においては、外筺本体A
に軸杆5を軸支し、該軸杆5の一端側に固定ナット7を
螺合固定するとともに、該固定ナット7の被係止部7c
に係止可能な係止部8bを有する緩み止体8と,該緩み
止体8を露出し且つ収容可能な収容開口部9aを有する
取付具9とを備え、前記緩み止体8を固定ナット7に係
止するとともに、取付具9の取付孔9b,9b,…を外
筺本体Aに形成した螺子孔10,10,…と一致さ
せ、緩み止体8と取付具9との適正位置を定め、その適
正位置において緩み止体8を前記固定ナット7から外
し、且つ取付具9は前記外筺本体Aから外した状態で
緩み止体8と取付具9とを溶着し、次いで前記緩み止体
8の係止部8bを固定ナット7の被係止部7cに係止さ
せつつ取付具9の取付孔9bを介して前記外筺本体A
の螺子孔10にボルトbにて螺着する軸杆緩み止装置組
付方法としたことにより、前記外筺本体Aの塗装済表
面が溶接作業の高熱等にて侵されることは確実に回避で
き、且つ作業効率を向上させるとともに、良好なる仕上
がりにすることができる。
【0036】上記効果を詳述すると、初期においては、
緩み止体8と取付具9とは独立した部品としてあり、軸
杆5を外筺本体Aに固定する固定ナット7の緩みを防
止するための緩み止体8を固定ナット7に係止するとと
もに、取付具9は、その緩み止体8の周囲を抱持しつつ
外筺本体Aに当接し、その取付孔9b,9b,…を外
筺本体Aの螺子孔10,10…に一致させ、目印P等
を設けつつ適正位置を定め、緩み止体8と取付具9とを
溶接手段にて固着することで、緩み止体8は固定ナット
7に係止でき、且つ取付具9の取付孔9b,9b,…
は、外筺本体Aの螺子孔10,10…に位置を一致さ
せることができ、これによって、緩み止体8と取付具9
とを一端外筺本体Aより外して溶着箇所を塗装するこ
とにより、良質仕上げができ、ひいては枢支部分の仕上
がりを優れたものにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要部分解斜視図
【図2】本発明を用いた構造物の略示図
【図3】本発明の要部縦断正面図
【図4】本発明の要部断面図
【図5乃至図11】本発明の組付を示す工程図
【図12】本発明の別の実施例を示す斜視図
【図13】本発明を用いた破砕機の斜視図
【符号の説明】
…外筺本体 5…軸杆 7…固定ナット 7c…被係止部 8…緩み止体 8b…係止部 9…取付具 9a…収容開口部 9b…取付孔 10…螺子孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浅井 正幸 千葉市千種町314番地 株式会社坂戸工 作所内 (72)発明者 小柳 博雄 千葉市千種町314番地 株式会社坂戸工 作所内 (56)参考文献 特開 昭54−10855(JP,A) 特開 昭52−121158(JP,A) 実開 昭59−59516(JP,U) 実開 昭56−152180(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16B 39/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外筺本体と,該外筺本体内に設けた軸杆
    と,該軸杆端部に螺合可能な被係止部を有する固定ナッ
    トと,該固定ナットの被係止部に係止可能な係止部を有
    する緩み止体と,該緩み止体を露出し且つ収容可能な収
    容開口部を有し、前記外筺本体の螺子孔に対応する取付
    孔を穿設した取付具とからなり、該取付具と前記緩み止
    体とは、該緩み止体を前記固定ナットから外し,且つ取
    付具は前記外筺本体から外した状態において溶着してな
    ることを特徴とした軸杆緩み止装置。
  2. 【請求項2】 外筺本体に軸杆を軸支し、該軸杆の一端
    側に固定ナットを螺合固定するとともに、該固定ナット
    被係止部に係止可能な係止部を有する緩み止体と,該
    緩み止体を露出し且つ収容可能な収容開口部を有する
    具を備え、前記緩み止体の係止部を固定ナットの被係
    止部に係止するとともに、取付具の取付孔を外筺本体に
    形成した螺子孔と一致させ、緩み止体と取付具との適正
    位置を定め、その適正位置において緩み止体を前記固定
    ナットから外し、且つ取付具は前記外筺本体から外した
    状態で緩み止体と取付具とを溶着し、次いで前記緩み止
    体の係止部を固定ナットの被係止部に係止させつつ取付
    具の取付孔を介して前記外筺本体の螺子孔にボルトにて
    螺着することを特徴とした軸杆緩み止装置組付方法。
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