JPH049824Y2 - - Google Patents

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JPH049824Y2
JPH049824Y2 JP1985109350U JP10935085U JPH049824Y2 JP H049824 Y2 JPH049824 Y2 JP H049824Y2 JP 1985109350 U JP1985109350 U JP 1985109350U JP 10935085 U JP10935085 U JP 10935085U JP H049824 Y2 JPH049824 Y2 JP H049824Y2
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JP
Japan
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shaft
door
receiver
periphery
locking
Prior art date
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JP1985109350U
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JPS6219361U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は配電盤、制御盤等の電気機器収納用箱
に用いられる扉の施錠装置の改良に関するもので
ある。
(従来の技術) 電気機器収納箱用の従来の施錠装置は扉に形成
された小判型の取付孔に小判型の係合段部を備え
た受け具を取付けたものが普通であるが電気機器
収納箱は左開き扉と右開き扉があり、ハンドルの
回動方向をそれぞれ逆方向に設定する必要がある
ためこの種の扉の施錠装置を使用するときには左
開き扉用と右開き扉用を別異に用意する必要があ
つて在庫管理が厄介なものであつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案はこのような従来の問題点を解決して、
構造を複雑化したり部品点数を増加させることな
く、左開き扉と右開き扉のいずれにも共通に利用
できる扉の施錠装置を目的として完成されたもの
である。
(問題点を解決するための手段) 本考案はねじ筒部の先端周縁に鍔板部を張設し
た受け具の外周部に扉に形成した取付用孔に対し
て受け具の取付角度を90°変更できる係合段部を
設けるとともに受け具の内周部には半円弧状の受
段部を凹設し、またねじ筒部内にはハンドル操作
により回動される軸を該軸の周縁に設けた回動規
制用の四半円弧状の突起を前記受段部に介入させ
て取付け、さらに、該軸の中間に形成される係止
用胴部には鎖錠片をこれに透設される係合孔をも
つて嵌着したことを特徴とするものである。
(実施例) 次に、本考案を図示の軸とハンドルとを一体と
した実施例について詳細に説明すれば、1はねじ
筒部2の先端周縁に鍔板部3を張設した受け具で
あり、該受け具1の鍔板部3の裏面の外周部には
扉取付用の係合段部4が形成されている。この係
合段部4は例えば正四角形等の形状のものであ
り、扉の取付用孔5に対して受け具1の取付角度
を90°変更できるように形成されている。6は前
記ねじ筒部2内に回動自在に取付けられる軸で、
該軸6はその頭部7の先方にハンドル7aを一体
に設けるとともに基端に続かせた細径部8の周縁
に回動規制用の四半円弧状の突起9を設けてあ
り、該突起9をねじ筒部2の細径孔部10に設け
た半円弧状の受段部11に介入させて軸6を90°
回動自在なものとしている。また、軸6にはその
中間に正四角形状をした係止用胴部12を形成す
るとともに先方部を螺軸部13に形成してある。
14は基板部15の中央部に前記軸6の係止用胴
部12を係合させる係合孔16を透設した鎖錠片
であつて、該鎖錠片14は該係合孔16をもつて
軸6の係止用胴部12に装脱はできるが回動はで
きないように嵌着されている。なお、図中17は
受け具1を扉51に取付けるためのねじ筒部2に
螺装されるナツト、18は軸6に設けた環状溝1
9に嵌着して軸6とねじ筒部2との間を密閉する
パツキン、20は鎖錠片14を軸6に固定するた
め螺軸部13に螺装されてワツシヤ21を介して
鎖錠片14の基板部15を係止用胴部12の先端
面に締付けるナツトである。
(作用) このように構成されたものは、右開き扉用とし
て使用する場合は第2図に示すようにねじ筒部2
内の細径孔部10に設けた半円弧状の受段部11
が正面側から斜右下に位置するように受け具1を
ナツト17により扉51に取付けたうえ、ハンド
ル操作により回動される軸6の細径部8の周縁に
設けた回動規制用の四半円弧状の突起9を前記受
段部11に介入させてねじ筒部2内に該軸6を
90°回動自在に取付け、次に軸6が右回動を規制
される位置において軸6の係止用胴部12に鎖錠
片14の係合孔部16を該鎖錠片14が扉枠53
の左側開口縁54に掛止する位置として係合さ
せ、続いて、ワツシヤ21を介して軸6の螺軸部
13にナツト20を螺装して軸6に鎖錠片14を
固定すれば鎖錠装置付右扉となる。そして扉51
を開けようとする場合にはハンドル7aを反時計
方向に回動させれば該ハンドル7aは90°だけ回
動して鎖錠片14は扉枠53の左側開口縁54か
ら外された状態となる。そこでこのままハンドル
7aを引けば扉51は開かれることとなるもので
あり、逆に扉51をロツクしたい場合には扉を閉
じた後ハンドル7aを前記とは逆に回動させれば
鎖錠片14は扉枠53の左側口縁部54に掛け止
められることとなる。
他方、左開き扉に使用する場合は受け具1の外
周部の係合段部4を利用して第3図に示すように
受け具1を前記右開き扉に使用した場合の状態か
ら90°時計方向に回転させた位置にしてねじ筒部
2内に先方に形成した細径孔部10に設けた半円
弧状の受段部11を正面側が斜左下に位置するよ
うに扉51に取付ける。そして、ハンドル操作に
より回動される軸6の周縁に設けた回動規制用の
四半円弧状の突起9を前記受段部11に介入させ
てねじ筒部2内に該軸6を90°回動自在に取付け、
次に軸6が左回動を規制される位置において軸6
の係止用胴部12に鎖錠片14の係合孔部16を
該鎖錠片14が扉枠53の右側開口縁55に掛止
する位置として係合させ、続いてワツシヤ21を
介して軸6の螺軸部13にナツト20を螺装して
軸6に鎖錠片14を固定すれば、施錠装置付左扉
となるから、扉51を開けようとする場合にはハ
ンドル7aを時計方向に回動させれば該ハンドル
7aは90°だけ回動して鎖錠片14は扉枠53の
右側開口縁55から外された状態となるものであ
る。なお、本実施例は軸とハンドルを一体として
いるが、軸にキー孔を設けて該キー孔にキー付の
ハンドルを装脱できるようにしておいてもよいこ
とは勿論である。
(考案の効果) 本考案は前記実施例の説明によつて明らかなよ
うに受け具の外周部に設けた係合段部を扉の取付
用孔に90°取付角度変更自在なものに形成するこ
とにより右開き扉にも左開き扉にも使用できるよ
うにしたもので、部品点数が少ないうえに組付作
業も容易なため安価に提供できるもので従来の扉
の施錠装置の問題点を一掃したものとして実用的
価値極めて大なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す一部切欠側面
図、第2図は同じく一部切欠正面図、第3図は同
じく状態を異にして示す一部切欠正面図、第4図
は同じく分解状態を示す斜視図である。 1……受け具、2……ねじ筒部、4……係合段
部、6……軸、9……四半円弧状の突起、11…
…半円弧状の受段板、12……係止用胴部、14
……鎖錠片、16……係合孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ねじ筒部2の先端周縁に鍔板部3を張設した受
    け具1の外周部に扉51に形成した取付用孔5に
    対して受け具1の取付角度を90°変更できる係合
    段部4を設けるとともに受け具1の内周部には半
    円弧状の受段部11を凹設し、またねじ筒部2内
    にはハンドル操作により回動される軸6を該軸6
    の周縁に設けた回動規制用の四半円弧状の突起9
    を前記受段部11に介入させて取付け、さらに、
    該軸6の中間に形成される係止用胴部12には鎖
    錠片14をこれに透設される係合孔16をもつて
    嵌着したことを特徴とする扉の施錠装置。
JP1985109350U 1985-07-17 1985-07-17 Expired JPH049824Y2 (ja)

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JP1985109350U JPH049824Y2 (ja) 1985-07-17 1985-07-17

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JP1985109350U JPH049824Y2 (ja) 1985-07-17 1985-07-17

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JPS6219361U JPS6219361U (ja) 1987-02-05
JPH049824Y2 true JPH049824Y2 (ja) 1992-03-11

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ID=30987366

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JP1985109350U Expired JPH049824Y2 (ja) 1985-07-17 1985-07-17

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS524397U (ja) * 1975-06-24 1977-01-12
JPS5823890U (ja) * 1981-08-05 1983-02-15 森重 義彦 走行ジヤツキ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS524397U (ja) * 1975-06-24 1977-01-12
JPS5823890U (ja) * 1981-08-05 1983-02-15 森重 義彦 走行ジヤツキ

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JPS6219361U (ja) 1987-02-05

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