JPH0518449Y2 - - Google Patents

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JPH0518449Y2
JPH0518449Y2 JP19461087U JP19461087U JPH0518449Y2 JP H0518449 Y2 JPH0518449 Y2 JP H0518449Y2 JP 19461087 U JP19461087 U JP 19461087U JP 19461087 U JP19461087 U JP 19461087U JP H0518449 Y2 JPH0518449 Y2 JP H0518449Y2
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hole
lock
diameter shaft
shaft hole
locking
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は高圧配電線引込み用キヤビネツト等に
使用される防爆型錠装置に関するものである。
(従来の技術) 配電盤格納キヤビネツトの内部において短絡事
故が発生したとき、異常振動によつて掛金がキヤ
ビネツト本体側の受金から外れて扉が吹き飛ばさ
れるのを防止する防爆型錠装置は実公昭61−
45684号公報に開示されているが、爆発時の過大
内圧による施錠軸棒の抜脱に対してはあまり考慮
されていない。
(考案が解決しようとする問題点) 従つて本考案の目的は、爆発時の内圧によつて
施錠軸棒が錠本体から抜脱することがない防爆型
錠装置を提供することである。
(問題点を解決するための手段) 以下、添付図面中の参照符号を用いて説明する
と本考案の防爆錠装置は、錠本体2の正面側に開
口した大径軸孔4と錠本体2の背面側に開口した
小径軸孔5を錠本体2に設け、施錠軸棒6を小径
軸孔5に嵌挿して施錠軸棒前端の断面非円形受動
部7を大径軸孔4内に突出させ、該受動部7の基
部周面に突設した円盤形鍔部8を大径軸孔4と小
径軸孔5間の段差面3に当接させ、施錠軸棒6の
中間部の周面溝18に嵌合した抜け止め部材19
を錠本体2の後端面20に当接させ、外周面に係
止突起11を突設したロツク円板9を中央部の非
円形透孔10にて前記受動部7に摺動可能に嵌合
し、該係止突起11が嵌合される受溝13を設け
た受筒12を前記大径軸孔4に嵌合して錠本体2
に固着し、ロツク円板9を前記段差面3との間に
収容したバネ17によつて受筒12の前端壁12
aに向つて摺動付勢し、該前端壁12aの中央孔
23から大径軸孔4に挿入されるキーハンドル1
4の先端部に前記受動部7に嵌合される断面非円
形受孔15を設け、該受動部7と前記鍔部8との
間の施錠軸部分にロツク円盤9の前記透孔10内
で回転可能な縮径部16を設け、施錠軸棒6の後
端部に掛金21を固着して成るものである。
(作用) 第2図に示したようにキーハンドル14が錠本
体2から抜き取られている状態では、施錠軸棒6
の断面非円形受動部7にロツク円板9の非円形透
孔10が嵌合され、ロツク円板9の係止突起11
が受筒12の周面受溝13に係合しているため、
施錠軸棒6は錠本体2に対して回転不能に錠止さ
れている。このとき、施錠軸棒6に固着された掛
金21がキヤビネツト本体側の受金26に係合し
ているため、扉1がキヤビネツト本体27に対し
て開放不能に錠止されている。
扉1を解錠して開放するには、キーハンドル1
4の受孔15を施錠軸棒6の受動部7に嵌合させ
て、キーハンドル14を受筒12の中央孔23か
ら錠本体2の大径軸孔4に挿入すればよい。キー
ハンドル14をバネ17の付勢に抗して押込む
と、キーハンドル12の先端面に押されたロツク
円板9の係止突起11が受筒12の側面受溝13
に沿つて後退摺動する。
キーハンドル14が充分に押込まれるとロツク
円板9が円盤形鍔部8の正面に当接し、ロツク円
板9の非円形透孔10が施錠軸6の縮径部16の
位置に来る。ここで、回転操作板部25によつて
キーハンドル14を所定方向に回転させると、施
錠軸棒6がキーハンドル14と一体的に回転し、
掛金21が受金26から離脱する。これによつ
て、キヤビネツト本体27に対する扉1の錠止が
解除され、扉1が開放可能となる。キーハンドル
14がこのように回転するとき、係止突起11が
受筒12の周面受溝13に係合しているため、ロ
ツク円板9は何等回転しない。
(実施例) 第1図から第8図に示した実施例では、扉1の
円形取付孔30に挿入された錠本体2は、取付鍔
部2aの背面ボス部28を扉1の透孔29に挿入
することにおつて回転不能になつており、雄螺子
筒部2bに螺合したナツト31と扉1背面に突当
てた座金筒32によつて、シール板40を介して
扉1に締付け固着されている。錠本体2の大径軸
孔4に密に嵌合された受筒12は、側面孔39に
螺子込まれたビス38によつて錠本体2に回転不
能に固着されている。
錠本体2より突出した施錠軸棒6の後端部6a
に受孔24にて相対回転不能に嵌合された厚板製
の掛金21は、座金33,34とナツト22によ
つて施錠軸棒6に締付け固着されている。抜け止
め部材19はC−リングで構成されている。施錠
軸棒6の中間部の2本の環状溝35にはO−リン
グ36を装填してある。キーハンドル14は丸棒
で構成され、その先端部の受孔15の横断面形状
は三角形に形成されている。
これに対応して、施錠軸6の前端受動部7の断
面形状と、ロツク円板9の透孔10の開口形状正
三角形状であり、受筒12の中央孔23が円形状
に形成されている。施錠軸棒6の縮径部16の断
面形状は該受動部7の断面三角形の内接円にほぼ
相当するものとなつており、その軸方向長さはロ
ツク円板9の厚さとほぼ等しくなつている。
第9図から第17図に示した本考案の別の実施
例は、その基本的構成と作動は上記実施例と全く
同じであり、同じ作用をする部品には同じ参照符
号を付してある。
この実施例が上記実施例と相違する箇所は、受
筒12の各受溝13の後端部片側に切欠部37を
円周方向に形成してあること、及び施錠軸棒6に
は円盤形鍔部8の前に縮径部16がなく、受動部
7が鍔部8に直結されていることである。
キーハンドル14が錠本体2から抜き取られて
いる状態では、ロツク板9の係止突起11が受筒
12の受溝13に係合しているため、ロツク円板
9が受筒12と錠本体2に対して回転不能である
点は、上記実施例と同じである。
しかし、本実施例では、キーハンドル14を充
分深く押込み、ロツク円板9を施錠軸棒6の円盤
形鍔部8に当接させたときには、ロツク円板9が
前記切欠部37の位置に来るため、キーハンドル
14を所定方向に回したとき、ロツク円板9は施
錠軸棒6及びキーハンドル14と共に回転するこ
とになる。該切欠部37内を回動したロツク円板
9の係止突起11は、切欠部の内側面37aに当
接することによつて回動を阻止される。キーハン
ドル14を逆方向に回したとき、切欠部37内を
回動した係止突起11は、受溝13の内側面13
aに当接することによつて回動を阻止される。即
ち、本実施例では、受筒12とロツク円板9は施
錠軸棒6の回転角度を一定角度に規制する手段に
もなつているのである。
(考案の効果) 以上のように本考案の防爆型錠装置では、錠本
体2の正面側に開口した大径軸孔4と錠本体2の
背面側に開口した小径軸孔5を錠本体2に設け、
施錠軸棒6を小径軸孔5に嵌挿して施錠軸棒前端
の断面非円形受動部7を大径軸孔4内に突出さ
せ、該受動部7の基部周面に突設した円盤形鍔部
8を大径軸孔4と小径軸孔5間の段差面3に当接
させ、施錠軸棒6の中間部の周面溝18に嵌合し
た抜け止め部材19を錠本体2の後端面20に当
接させてあるため、掛金21がキヤビネツト本体
の受金部と係合している扉閉鎖施錠状態におい
て、該キヤビネツト内部で短絡事故が発生して爆
発による過大内圧が扉1の内面に負荷されたと
き、施錠軸棒6の軸方向に沿つて錠本体2を扉前
面側に移動させようとする力は、段差面3に当接
する円盤形鍔部8によつて堅固に支承されること
になり、施錠軸棒6が錠本体2の小径軸孔5から
抜脱し、結果として扉1が風圧で前面側に吹き飛
ばされる危険性がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る防爆型錠装置
の施錠状態の正面図であり、第2図は第1図のA
−A線断面図であり、第3図は第2図のB−B線
断面図であり、第4図は第2図のC−C線断面図
であり、第5図は第2図のD−D線断面図であ
り、第6図は該錠装置に用いるキーハンドルの背
面図であり、第7図は該キーハンドル挿入時の縦
断面図であり、第8図は第7図のE−E線断面図
である。第9図は本考案の別の実施例に係る防爆
型錠装置の施錠状態の正面図であり、第10図は
第9図のF−F線断面図であり、第11図は第1
0図のG−G線断面図であり、第12図は第10
図のH−H線断面図であり、第13図は第10図
の−線断面図であり、第14図は該防爆型錠
装置に用いるキーハンドルの背面図であり、第1
5図は該キーハンドル挿入時の縦断面図であり、
第16図は第15図のJ−J線断面図であり、第
17図は該錠装置に用いた受筒とロツク板の分解
斜視図である。 1……扉、2……錠本体、3……段差面、4…
…大径軸孔、5……小径軸孔、7……受動部、8
……円盤形鍔部、9……ロツク円板、10……透
孔、11……係止突起、12……受筒、12a…
…前端壁、13……受溝、14……キーハンド
ル、15……受孔、16……縮径部、17……付
勢用バネ、18……周面溝、19……抜け止め部
材、20……錠本体の後端面、21……掛金、2
2……固着用ナツト、23……中央孔、24……
受孔、26……受金、27……キヤビネツト本
体、28……ボス部、29……回転止め用透孔、
30……取付孔、31……取付用ナツト、32…
…座金筒、33,34……座金板、35……環状
溝、36……O−リング、37……切欠部、38
……固着用ビス、39……側面孔、40……シー
ル板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 錠本体2の正面側に開口した大径軸孔4と錠本
    体2の背面側に開口した小径軸孔5を錠本体2に
    設け、施錠軸棒6を小径軸孔5に嵌挿して施錠軸
    棒前端の断面非円形受動部7を大径軸孔4内に突
    出させ、該受動部7の基部周面に突設した円盤形
    鍔部8を大径軸孔4と小径軸孔5間の段差面3に
    当接させ、施錠軸棒6の中間部の周面溝18に嵌
    合した抜け止め部材19を錠本体2の後端面20
    に当接させ、外周面に係止突起11を突設したロ
    ツク円板9を中央部の非円形透孔10にて前記受
    動部7に摺動可能に嵌合し、該係止突起11が嵌
    合される受溝13を設けた受筒12を前記大径軸
    孔4に嵌合して錠本体2に固着し、ロツク円板9
    を前記段差面3との間に収容したバネ17によつ
    て受筒12の前端壁12aに向つて摺動付勢し、
    該前端壁12aの中央孔23から大径軸孔4に挿
    入されるキーハンドル14の先端部に前記受動部
    7に嵌合される断面非円形受孔15を設け、該受
    動部7と前記鍔部8との間の施錠軸部分にロツク
    円盤9の前記透孔10内で回転可能な縮径部16
    を設け、施錠軸棒6の後端部に掛金21を固着し
    て成る防爆型錠装置。
JP19461087U 1987-12-22 1987-12-22 Expired - Lifetime JPH0518449Y2 (ja)

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JP19461087U JPH0518449Y2 (ja) 1987-12-22 1987-12-22

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JPH0196970U JPH0196970U (ja) 1989-06-28
JPH0518449Y2 true JPH0518449Y2 (ja) 1993-05-17

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