JP2001262892A - 家具における鍵の誤作動防止装置 - Google Patents
家具における鍵の誤作動防止装置Info
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Abstract
に係止板10のボタン7が当り、ボタン7がスプリング
8を圧縮して内部に少しだけ入り込む構成を有し、係止
板10の他方の形状は、コの字、または逆L字形をして
おり、錠前5で施錠すると、係止板10に係合するだけ
動き、係止板10のコの字、または逆L字の中に入り込
み施錠されるように構成され、引出しを引き出した場
合、本体框からボタン7が離れ、スプリング8によりボ
タン7が引出しを収納している時の取付板10と係止板
間の隙間だけ動き、取付板10に当接し止まる。この状
態で施錠しようとしても施錠できないようにした家具に
おける鍵の誤作動防止装置 【効果】 引出しを開放している場合は鍵による施錠操
作を行っても鍵板が係止板によって動作しないようにな
っているので、誤って鍵板で本体を傷付けることがな
い。
Description
ットの引出し、書庫の扉、引戸、シャッター等の摺動す
る側に錠を付けるタイプのものにおいて、代表例である
キャビネットについて説明すれば、引出しを引出した状
態で施錠動作をし、それに気付かずに引出しを戻すと、
本体側の天板や側板を傷付けたり、鍵板、前面板が変形
してしまう。これを防止する家具における鍵の誤作動防
止装置に関するものである。
くタイプの家具において、錠用デッドボルトの進退を規
制するエラーガードが、引出し、あるいは扉を開放して
いる際にガードスプリングによって突出し、引出し、あ
るいは扉を閉鎖すると本体側板前面部等の固定部に押圧
されて、ガードスプリングに抗して没っして錠用デッド
ボルトの進退の規制を解除できるようにした家具におけ
る鍵の誤作動防止装置は従来から知られている。(実開
平7−26543号公報参照)。
従来技術においては、家具における鍵の誤動作防止装置
が設けられているが、特殊形状のデッドボルトで、側板
前補強板に対して錠による出没を可能にするもので、デ
ッドボルトの係止部分と錠前での操作で作動させる部分
の間隔距離が離れているので、作動の適格性が劣り、結
果として引出しを収納した際、家具の本体側を傷つけた
り、変形させてしまうという問題点があった。
制するために係止板にスプリングを介して、ボタンを設
け、この係止板に当接したり、しなかったりできるよう
にした鍵の誤作動防止装置を提供することを目的とする
ものである。
解決を図ったもので、摺動する引出し、あるいは扉側に
鍵が付くタイプの家具において、錠には鍵で操作するこ
とによって出没する鍵板が設けられていて、この引出し
を本体に収納した場合は、本体框に係止板にネジで固定
されたボタンが当り、ボタンがスプリングを圧縮して内
部に少しだけ入り込む構成を有し、係止板の他方の形状
は、コの字、または逆L字形をしており、錠前に取り付
けられている鍵板で施(閉)錠すると、係止板に係合す
るだけ動き、係止板のコの字、または逆L字の中に入り
込み施(閉)錠されるように構成され、引出しを引き出
した場合本体框からボタンが離れ、スプリングによりボ
タンが引出しを収納している時の取付板と係止板間の隙
間部分だけ出っ張り、係止板も引出しを収納している時
の取付板と係止板間の隙間部分だけ動き、取付板に当接
し止まる。この状態で、施(閉)錠しようと鍵を回転さ
せようとしても、錠前と固定されている鍵板が係止板に
当り、施(閉)錠できないようにするという技術手段を
採用した。
説明する。図1は、本発明の一実施例における引出しを
閉鎖した状態を示す要部断面図である。図2は、同じく
引出しを開放した状態を示す要部断面図である。図3
は、同じく引出しを本体内に閉鎖した状態を示す斜視図
である。図4は、同じく引出しを開放した状態を示す斜
視図である。図5は、同じく図4に示した誤作動防止装
置を示す平面図である。図6は、同じく図1〜図5で示
した誤作動防止装置の各部材を分解して示す概略斜視図
である。
施例について詳細に説明する。先ず、図1に基づいて要
部の構成を概略説明すると、図示のように引出し1の表
板2の適宣部位に設けた錠前5に設けられた鍵板3を引
出し板4に穿設した孔から出没できるように設けられて
いる。
防止装置がセットされている。該誤作動防止装置は、引
出し1の裏板6に係合セットするものである。
製でできたボタン7と、このボタン7を常時突出するよ
うに規制するスプリング8とからなっており、このボタ
ン7とスプリング8を組み付けたものを取付板9を介し
て、係止板10にネジ11で固定されている。そして、
引出し1の前側に本体框に対向するように取り付けたも
のである。
の引出し1に錠前5を取り付けたものの一実施例を詳細
に説明する。
1、図3、図5に基づいて説明すると、錠前5は引出し
1の表板2の間隙の適宣部位に設けられている。
出没する鍵板3が設けられていて、この引出し1が閉鎖
された状態の場合は、錠前5の操作で鍵板3が本体框1
2に穿設した係止孔13に係止されている。
けた取付板9を介して設けられたスプリング8に抗し
て、ボタン7が本体框12の先端で押圧されて引出し1
の裏板6内に没っした状態になっている。
とができるようになっている。これに対して、引出し1
を開放した状態について図2、図4に基づいて説明する
と、錠前5の操作によって解錠して、鍵板3を操作し、
本体框12の係止孔13から係止を解除して引き出し1
を引き出すと、図示からも解るように鍵板3が退避した
状態にあるので、係止板10に取り付けられたボタン7
はスプリング8(この実施例では図示のように螺旋状コ
イルバネを採用)の付勢力によって、引出し1の裏板6
から突出した状態になる。
を突出させようとしても係止板10に鍵板3の操作片1
5が衝突して突出されないので、引出し1を本体に収納
するように押し込んでも、鍵板3が本体框12の先端を
傷付けたり、鍵板3を変形させたりすることがない。
図6に基づいて詳細に説明する。係止板10は図示でも
理解できるように、一方の形状は平板状をして、他方の
形状はコ字形、あるいは逆L字形をしたものである。そ
して、この係止板10に対して、鍵板3の端部に形成し
た操作片15が係止板10のコ字形、あるいは逆L字形
の開放部に入り込むような位置にある場合は、係止され
ずに錠前5が操作できる。これに対して、鍵板3の端部
に形成した操作片15が前記係止板10のコ字形、ある
いは逆L字形の開放部の位置から外れる場合は、衝突し
て係止され錠前が操作できなくなる形状を有している。
片15は、折り曲げてあるが、単に切り落としたままの
端面でも良いことはいうまでもない。
分には、取付板9を介して、スプリング8とボタン7が
ネジ11で固定されている。また、これらのボタン7、
スプリング8、取付板9、係止板11は、本体框12の
前端部に対向するように引き出し1に取り付けられてい
る。そして、引出し1の裏板6には、ボタン7が自由に
貫通して前後に移動できるように孔14が穿設されてい
る。取付板9は適宣の形状のもので例えば図示のような
凹字形状のもののように、スプリング8を受けられる形
状を有していれば、種々な形状が採用できる。
ように本体側でなく引出し、扉等開閉する側に錠を設け
なければならない場合、引出し1、扉を開放した状態で
施錠動作をし、鍵板3を突出させたまま、それに気付か
ずに引出し1、扉を戻すと、天板や本体框12を傷付け
ることになる。
した場合は絶対に施錠動作をしようとしても、鍵板3を
操作できないように係止板10が作動するように構成す
るものである。
鍵板3が操作できないようにするものであれば、係止板
10とスプリング8、ボタン7の組み合わせによって種
々の構造を採用することができる。
を得ることができる。 (1)係止板、ボタン、スプリング等からなる誤作動防
止装置を設けたことによって、引出し、扉を開放してい
る場合は鍵による施錠操作を行っても鍵板が係止板によ
って動作しないようにしてあるので、誤って鍵板が本体
側を傷付けることが確実に無くなる。
状態を示す要部断面図である。
を示す要部断面図である。
視図である。
視図である。
面図である。
示す概略斜視図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 摺動する引出し、あるいは扉側に鍵が付
くタイプの家具において、錠には鍵で操作することによ
って出没する鍵板が設けられていて、この引出しを本体
に収納した場合は、本体框に係止板にネジで固定された
ボタンが当り、ボタンがスプリングを圧縮して内部に少
しだけ入り込む構成を有し、係止板の他方の形状は、コ
の字、または逆L字形をしており、錠前に取り付けられ
ている鍵板で施(閉)錠すると、係止板に係合するだけ
動き、係止板のコの字、または逆L字の中に入り込み施
(閉)錠されるように構成され、引出しを引き出した場
合、本体框からボタンが離れ、スプリングによりボタン
が引出しを収納している時の取付板と係止板間の隙間部
分だけ出っ張り、係止板も引出しを収納している時の取
付板と係止板間の隙間部分だけ動き、取り付け板に当接
し止まる。この状態で、施(閉)錠しようと鍵を回転さ
せようとしても、錠前と固定されている鍵板が係止板に
当り、施(閉)錠できないようにしたことを特徴とする
家具における鍵の誤作動防止装置。
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- 2000-09-04 TW TW89118058A patent/TW436564B/zh not_active IP Right Cessation
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