JPH0747907Y2 - 電気機器収納用ボックス - Google Patents

電気機器収納用ボックス

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Publication number
JPH0747907Y2
JPH0747907Y2 JP1993026330U JP2633093U JPH0747907Y2 JP H0747907 Y2 JPH0747907 Y2 JP H0747907Y2 JP 1993026330 U JP1993026330 U JP 1993026330U JP 2633093 U JP2633093 U JP 2633093U JP H0747907 Y2 JPH0747907 Y2 JP H0747907Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
box body
hinge
plate portion
electrical equipment
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1993026330U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0686381U (ja
Inventor
寿治 鈴木
忠徳 神山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Kogyo Corp
Original Assignee
Nitto Kogyo Corp
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ボックス本体に対して
カバーが蝶番により開閉自在に連結されている電気機器
収納用ボックスの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種電気機器収納用ボックスに
おいてボックス本体31にカバー32を枢着している蝶
番34は、図2に示すように、ボックス本体31の外側
面とカバー32の外側面とに蝶番34の羽根板部34
a、34bを添装して外側からねじ部材39、45によ
り締付固定してあるものを普通とする。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】このため、このような
従来のものにあっては、蝶番34を取付けるためのねじ
部材39、45が常時外部に露出しているため体裁が悪
く、しかも、鎖錠しておいても外側からドライバー等の
工具を使用すれば簡単に蝶番34を外してカバー32を
開いて内部に収納した電気機器類に悪戯を加えることが
できるため、保安上も問題があるものであった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、前記のような
問題点を解決した電気機器収納用ボックスを提供しよう
とするもので、ボックス本体にその開口部を覆うカバー
を蝶番により枢着してある電気機器収納用ボックスにお
いて、ボックス本体とカバーにそれぞれ前記蝶番の羽根
板部を挿入できるポケット部を形成して該ポケット部に
挿入した羽根板部をボックス本体およびカバーの内側か
螺挿されるねじ部材をもって締付固定したことを特徴
とするものである。
【0005】
【作用】このような電気機器収納用ボックスは、従来の
電気機器収納用ボックスと同様ボックス本体内やカバー
の内側に回路遮断器、分岐端子台等の電気機器類を収納
固定した状態で所定箇所に設置し、常時はボックス本体
の開口部をカバーにより閉塞したうえ保安のため鎖錠装
置をもって鎖錠して使用するものであるが、カバーをボ
ックス本体に起伏自在に枢着している蝶番は、その羽根
板部及びこれを締付固定しているねじ部材がボックス本
体及びカバーの外部に露出されることがなく、また、蝶
番を外部からドライバー等の工具により取り外して蝶番
側からカバーを取り外すことができないため、内部に収
納されている電気機器類が悪戯されるおそれがない。
【0006】
【実施例】次に、本考案の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。1は合成樹脂製のボックス本体、2はボック
ス本体1の開口部3に施蓋される合成樹脂製のカバー、
4はカバー2をボックス本体1に枢着している蝶番であ
る。5は蝶番4の一方の羽根板部4aをボックス本体1
へ取付けるためにボックス本体1の側板部1aに設けた
一方のポケット部であって、この一方のポケット部5は
側板部1aの上方部を厚肉部とするとともにその外側に
一方の羽根板部4aを挿入できる間隔をあけて覆板部6
を一体成形して形成したもので、前記した蝶番4の一方
の羽根板部4aはこの一方のポケット部5に挿入したう
え側板部1aの内面側から螺挿されたねじ部材9として
の雄ねじをもって側板部1aに締付固定されている。
【0007】11は前記蝶番4の他方の羽根板部4bを
カバー2へ取付けるためにカバー2にその開口部19が
前記した一方のポケット部5の開口部18と対向するよ
うに設けた他方のポケット部であって、この他方のポケ
ット部11はカバー2の周縁に垂設された枠板部2aの
内側に他方のポケット部11を余裕をもって挿入できる
間隔をあけて該枠板部2aと略並行する支持板12をカ
バー2の天板と一体に成形して形成したものである。1
7はこの支持板12の内側において前記枠板部2aと略
並行するようにカバー2の天板と一体に成形されている
内枠板部である。そして、前記した蝶番4の他方の羽根
板部4bは前記他方のポケット部11に挿入したうえ前
記内枠板部17から支持板12を通じて螺挿されたねじ
部材15としての雄ねじをもって支持板12に締付固定
されている。
【0008】なお、前記した内枠板部17はボックスの
密封度を高めるためにボックス本体1とカバー2との間
に介在させるシール材20を保持するために必要に応じ
設けるもので、この内枠板部17を設けないときには前
記したねじ部材15は支持板12の内面側から螺挿すれ
ばよい。また、実施例では一方の羽根板部4aが側板部
1aに自動的に当接するように該羽根板部4aの両側に
覆板部6の内側面に当接する折曲片21、21を有する
ものとしており、また、他方の羽根板部4bは支持板部
12に自動的に当接するように該羽根板部4bは上半部
と下半部とが中間の段差を介して連続したものに屈曲形
成されている。また、ボックス本体1及びカバー2のポ
ケット部5、11を形成するための構造は実施例のもの
に限るものではなく、例えば、カバー2のポケット部1
1もボックス本体1のポケット部5と同一の構造とした
り、逆にボックス本体1のポケット部5をカバー2のポ
ケット部11と同一の構造としたりしても良い。
【0009】このように構成されたものは、ボックス本
体1内又はカバー2の内側に回路遮断器、分岐端子台等
の電気機器類が取付けられたものとして所定箇所に設置
しておき、常時はボックス本体1の開口部3をカバー2
により閉塞したうえ保安のため図示しない鎖錠装置をも
って鎖錠して従来のこの種電気機器収納用ボックスと同
様に使用するものであるが、本考案では蝶番4の羽根板
部4a、4bがボックス本体1及びカバー2の外側に取
付けられているのではなく、ボックス本体1とカバー2
の各蝶番が取付けられる部分が、対向される開口部1
8、19を通じて前記蝶番4の羽根板部4a、4bが挿
入できるポケット部5、11に形成されていて、羽根板
部4a、4bはポケット部5、11に挿入したうえポケ
ット部5、11の内面側より螺挿されるねじ部材9、1
5をもって締付固定してあるので、羽根板部4a、4b
およびねじ部材9、15は全く隠蔽されて外部に露呈さ
れることがなく、極めて体裁がよいうえに蝶番4を外部
からドライバー等の工具により取り外すことができず、
このため、カバー2を取り外して外部から悪戯される虞
がなく、保安上優れたものである。
【0010】また、通常の保守点検は蝶番4を起点にカ
バー2を開けることにより、開閉が容易に行えるもので
あるが,カバー2を開けた状態では内側からねじ部材
9、15を緩めることができるので、カバー2の内側に
電気機器類を取り付けたり、ボックス本体1内の電気機
器類の保守点検も行う場合には、蝶番4を外しカバー2
をボックス本体1から完全に離脱させることは簡単にで
き、蝶番をボックス本体やカバーに溶着したもののよう
な不都合は全くない。
【0011】
【考案の効果】本考案は以上の説明によって明らかなよ
うに、カバーをボックス本体に起伏自在に取付けている
蝶番の羽根板部やこれをカバーやボックス本体に締付固
定するねじ部材が外部に露呈されることがないので極め
て体裁がよいうえに、鎖錠しておいても蝶番を外部から
ドライバー等の工具により取り外してカバーを外し、内
部が悪戯れれることもなく保安上も優れたものである。
従って、本考案は、従来のこの種電気機器収納用ボック
スの問題点を解決したものとして実用的価値極めて大な
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す一部切欠側面図である。
【図2】従来例の要部を示す断面図である。
【符号の説明】 1 ボックス本体 2 カバー 3 開口部 4 蝶番 4a 羽根板部 4b 羽根板部 5 ポケット部 9 ねじ部材 11 ポケット部 15 ねじ部材 18 開口部 19 開口部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボックス本体(1) にその開口部(3) を覆
    うカバー(2) を蝶番(4) により枢着してある電気機器収
    納用ボックスにおいて、ボックス本体(1) とカバー(2)
    にそれぞれ蝶番(4) の羽根板部(4a)、(4b)を挿入できる
    ポケット部(5) 、(11)を形成して該ポケット部(5) 、(1
    1)に挿入した羽根板部(4a)、(4b)をボックス本体(1) お
    よびカバー(2) の内側から螺挿されるねじ部材(9) 、(1
    5)をもって締付固定したことを特徴とする電気機器収納
    用ボックス。
JP1993026330U 1993-05-20 1993-05-20 電気機器収納用ボックス Expired - Lifetime JPH0747907Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1993026330U JPH0747907Y2 (ja) 1993-05-20 1993-05-20 電気機器収納用ボックス

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JP1993026330U JPH0747907Y2 (ja) 1993-05-20 1993-05-20 電気機器収納用ボックス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0686381U JPH0686381U (ja) 1994-12-13
JPH0747907Y2 true JPH0747907Y2 (ja) 1995-11-01

Family

ID=12190417

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JP1993026330U Expired - Lifetime JPH0747907Y2 (ja) 1993-05-20 1993-05-20 電気機器収納用ボックス

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5182569B2 (ja) * 2007-12-27 2013-04-17 株式会社リコー 画像形成装置
KR200486908Y1 (ko) * 2016-05-23 2018-07-11 성명용 결합성이 향상된 간판 하부프레임

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63179703U (ja) * 1987-05-12 1988-11-21
JPH02137072U (ja) * 1989-04-12 1990-11-15

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JPH0686381U (ja) 1994-12-13

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