JP3141276U - 電気機器収納箱 - Google Patents
電気機器収納箱 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3141276U JP3141276U JP2008000055U JP2008000055U JP3141276U JP 3141276 U JP3141276 U JP 3141276U JP 2008000055 U JP2008000055 U JP 2008000055U JP 2008000055 U JP2008000055 U JP 2008000055U JP 3141276 U JP3141276 U JP 3141276U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- box
- storage box
- side wall
- electric wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Patch Boards (AREA)
- Distribution Board (AREA)
Abstract
【課題】電線支持金具を使用せずに電線を任意の位置に固定することができる電気機器収納箱を提供する。
【解決手段】電気機器収納箱は電気機器を載置したパネル3を一端1aが開口した直方体の箱体1の底面1bに内周壁1cと離間して設けた電気機器収納箱において、パネル3に断面略コ字状に折曲げた折曲側壁を形成し、折曲側壁に電線11の結束バンド12が挿通可能な複数個の挿通孔を設けて、結束バンド12で結束して整線した電線11を収容する。
【選択図】図1
【解決手段】電気機器収納箱は電気機器を載置したパネル3を一端1aが開口した直方体の箱体1の底面1bに内周壁1cと離間して設けた電気機器収納箱において、パネル3に断面略コ字状に折曲げた折曲側壁を形成し、折曲側壁に電線11の結束バンド12が挿通可能な複数個の挿通孔を設けて、結束バンド12で結束して整線した電線11を収容する。
【選択図】図1
Description
本考案は、電気機器を載置したパネルを用いて電気機器を収容する電気機器収納箱に関するものである。
従来、電気機器を載置したパネルを用いて電気機器を収容する電気機器収納箱には箱体に電線を結束して整線する構造が種々提案されている。
例えば、特許文献1のように箱体本体の内側背面の少なくとも四隅に設けた取付金具に一または二のボルトを垂設し、そのボルトに対向する一または二の挿通孔を略中央部に形成すると共に、外側端縁部に螺着孔を形成した支持金具を設け、その螺着孔の周囲に複数個の結束孔を形成した分電盤の電線支持構造が提案されている。
しかしながら、特許文献1による電線支持構造では、電気機器等に接続される電線を整線固定するための電線支持金具が必要であり、電気機器収納箱の構成部材が増えるという課題を有していた。
本考案は、上記問題点を解消し、電線支持金具を使用せずに電線を任意の位置に固定することができる電気機器収納箱を提供することを目的とする。
本考案は、電気機器を載置したパネルを一端が開口した直方体の箱体の底面に内周壁と離間して設けた電気機器収納箱において、前記パネルに断面略コ字状に折曲げた折曲側壁を形成し、前記折曲側壁に電線の結束バンドが挿通可能な複数個の挿通孔を設けたことを特徴とする。
さらに、前記パネルの折曲側壁を箱体開口方向に伸びるとともに前記折曲側壁と本体の内周壁との間の空間部に電線の結束バンドで整線した電線を収容したことを特徴とする。
本考案の電気機器収納箱は、電気機器を載置したパネルを一端が開口した直方体の箱体の底面に内周壁と離間して設けた電気機器収納箱において、前記パネルに断面略コ字状に折曲げた折曲側壁を形成し、前記折曲側壁に電線の結束バンドが挿通可能な複数個の挿通孔を設けたことで、電線支持金具を必要としない他、電気機器収納箱の構成部材も減らすことができる。
さらに、前記パネルの折曲側壁を箱体開口方向に伸びるとともに前記折曲側壁と本体の内周壁との間の空間部に電線の結束バンドで整線した電線を収容しているため、電線の整線固定を容易に行える。
以下、本考案を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1から図3において、電気機器収納箱は、箱体1は直方体形状で一端1aが全てもしくは部分的に開口している。箱体1の開口した一端1aを外側から覆う外扉7を備えている。また、箱体1の内周壁1cと離間した空間部1dの底面1bには、下方に開口する断面略コ字状に形成された取付金具2が止着されている。取付金具2にブレーカ5等の電気機器を載置したパネル3が配設されているとともに、パネル3に複数の第1の支柱6Aおよび第2の支柱6Bが固定されている。そして、これらの第1の支柱6Aおよび第2の支柱6Bに、箱体1の開口した一端1a内に嵌り込んでブレーカ5等を覆う内扉4が支持されている。
箱体1および外扉7は金属製の薄板で構成されており、外扉7は、右側の端部がピン蝶番17aを介して箱体1に取付けられているとともに、左側の端部には外扉7を箱体1に止着する第1の止着手段17bが設けられて、箱体1の開口した一端1aを開閉可能となっている。第1の止着手段17bは、例えば回転式のラッチ錠であり、外扉7の外側からハンドルを回すことにより外扉7の内側に設けられた係合片17cが外扉7から突出して箱体1に係合するものである。
内扉4は、金属製の薄板で箱体1の開口した一端1a内に嵌り込む大きさに構成され、適所に切欠きが形成されてブレーカ5のハンドル部分等を外側に露出させるようになっており、右側の端部を第2の支柱6Bにリンク機構64aで揺動可能に支持され、左側の端部を第1の支柱6Aに止着可能に支持されて、箱体1の開口した一端1aを開閉可能となっている。内扉4の左側の端部には、内扉4を第1の支柱6Aに止着する第2の止着手段64bが設けられている。第1の支柱6Aおよび第2の支柱6Bは、共にパネル3の上にネジ63により係止されている。
パネル3は、取付金具2に跨って橋架可能な大きさを有し、断面略コ字状に折曲げた折曲側壁3aが箱体1の一端1a方向に伸びるように形成されており、さらに、折曲側壁3aには電線11の結束バンド12が挿通可能な複数個の挿通孔3bを適宜間隔に設けている。挿通孔3bは、箱体1内に配索される複数本の電線11を整線する結束バンド12が挿通できるよう左右方向に貫通している。
パネル3を箱体1に固定するために、取付金具2にボルト8が設けられており、このボルト8は、ネジ部分が上方を向いた状態で取付金具2によって頭部を押え込まれて箱体1の底面1bに固定されている。そして、取付金具2の上にパネル3を置いて、取付金具2から突出したボルト8にナット9を螺合することでパネル3を箱体1の底面1bに固定している。
このように、パネル3の折曲側壁3aに電線11の結束バンド12を挿通可能な挿通孔3bを設け、折曲側壁3aと本体1の内周壁1cとの間の空間部1dに電線11の結束バンド12で整線した電線11を収容している。パネル3と箱体1の内周壁1cと離間した空間部1dに組み込まれたブレーカ5等の電気機器に接続される複数本の電線11を配索する際に、これらの電線11を整線する結束バンド12をパネル3の折曲側壁3aの挿通孔3bに通すことで電線11を止着することができる。従って、専用の電線支持金具を設けることなく電線を止着することができる。また、パネル3の挿通孔3bを箱体1の開口した一端1a面に向かって突出する方向に止着したから、箱体1の開口した一端1aから作業がし易くなるので、結束バンド12を容易に挿通孔3bに挿入することができる。
なお、本考案の実施形態では、パネル3の折曲側壁3aに設けた挿通孔3bは長孔となっているが、取付部としてはこれに限定されるものではなく、例えば真円や長孔以外の非真円についても同様である。また、パネル3に載置される電気機器は、ブレーカ5に限られず、その他の電気機器であってもかまわない。さらに、第1の支柱6Aおよび第2の支柱6Bがパネル3に取付けられた形態を示したが、パネル3を切り欠いたりパネル3のない位置に第1の支柱6Aおよび第2の支柱6Bを配置したりする等して、第1の支柱6Aおよび第2の支柱6Bを直接箱体1に固定してもかまわない。また、取付金具2の形状および箱体1への取付構造の形状等も適宜変更可能である。
1 箱体
1a 一端
1b 底面
1c 内周壁
1d 空間部
2 取付金具
3 パネル
3a 折曲側壁
3b 挿通孔
4 内扉
5 ブレーカ
6A 第1の支柱
6B 第2の支柱
7 外扉
8 ボルト
9 ナット
11 電線
12 結束バンド
17a ピン蝶番
17b 第1の止着手段
17c 係合片
63 ネジ
64a リンク機構
64b 第2の止着手段
1a 一端
1b 底面
1c 内周壁
1d 空間部
2 取付金具
3 パネル
3a 折曲側壁
3b 挿通孔
4 内扉
5 ブレーカ
6A 第1の支柱
6B 第2の支柱
7 外扉
8 ボルト
9 ナット
11 電線
12 結束バンド
17a ピン蝶番
17b 第1の止着手段
17c 係合片
63 ネジ
64a リンク機構
64b 第2の止着手段
Claims (2)
- 電気機器を載置したパネルを一端が開口した直方体の箱体の底面に内周壁と離間して設けた電気機器収納箱において、前記パネルに断面略コ字状に折曲げた折曲側壁を形成し、前記折曲側壁に電線の結束バンドが挿通可能な複数個の挿通孔を設けたことを特徴とする電気機器収納箱。
- 前記パネルの折曲側壁を箱体開口方向に伸びるとともに前記折曲側壁と本体の内周壁との間の空間部に電線の結束バンドで整線した電線を収容したことを特徴とする請求項1記載の電気機器収納箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008000055U JP3141276U (ja) | 2008-01-10 | 2008-01-10 | 電気機器収納箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008000055U JP3141276U (ja) | 2008-01-10 | 2008-01-10 | 電気機器収納箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3141276U true JP3141276U (ja) | 2008-05-01 |
Family
ID=43291338
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008000055U Expired - Fee Related JP3141276U (ja) | 2008-01-10 | 2008-01-10 | 電気機器収納箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3141276U (ja) |
-
2008
- 2008-01-10 JP JP2008000055U patent/JP3141276U/ja not_active Expired - Fee Related
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7905059B2 (en) | Door lining fixing construction and door lining fixing method | |
JP2019188497A (ja) | ロボット | |
JP6980488B2 (ja) | 電気接続箱 | |
JP5299699B2 (ja) | 電気接続箱 | |
JP5405268B2 (ja) | 電気機器収納用キャビネット | |
JP3141276U (ja) | 電気機器収納箱 | |
US11002048B2 (en) | Hinge device and storage provided with same | |
JP4933162B2 (ja) | 電気接続箱 | |
JP5405260B2 (ja) | 電気機器収納用箱体 | |
JPH08264102A (ja) | ヒューズボックス | |
JP2007104763A (ja) | ワイヤハーネスの配索構造 | |
JP4680740B2 (ja) | ワイヤハーネスの配索構造 | |
JP2009177859A (ja) | ワイヤハーネスへのプロテクタ取付方法およびワイヤハーネスへのプロテクタ取付構造 | |
JP3180009B2 (ja) | 分電盤 | |
JP7272803B2 (ja) | 天板付什器 | |
JP7546459B2 (ja) | 電気機器収納用箱体 | |
JP5219645B2 (ja) | 電気接続箱 | |
JP2988652B2 (ja) | 電気機器収納用箱体の配線被覆板の支柱 | |
JP5189465B2 (ja) | プロテクタ | |
JP4424663B2 (ja) | 電気機器収納用箱の配線支持部材 | |
JP2011223812A (ja) | 分電盤の電線支持構造 | |
JP4496832B2 (ja) | 電気機器収納ボックス | |
JP2572862Y2 (ja) | 電気機器収納用箱体の中扉の支柱 | |
JP2018093605A (ja) | 電気接続箱、及び、ワイヤハーネス | |
JP2007306690A (ja) | 分電盤の電気機器取り付け構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110409 Year of fee payment: 3 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110409 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |