JPH08783Y2 - 架筐体のケーブル導入口構造 - Google Patents

架筐体のケーブル導入口構造

Info

Publication number
JPH08783Y2
JPH08783Y2 JP1989062254U JP6225489U JPH08783Y2 JP H08783 Y2 JPH08783 Y2 JP H08783Y2 JP 1989062254 U JP1989062254 U JP 1989062254U JP 6225489 U JP6225489 U JP 6225489U JP H08783 Y2 JPH08783 Y2 JP H08783Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
rack case
housing
introducing
introduction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989062254U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH032684U (ja
Inventor
謙二 重山
義幸 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP1989062254U priority Critical patent/JPH08783Y2/ja
Publication of JPH032684U publication Critical patent/JPH032684U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH08783Y2 publication Critical patent/JPH08783Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 外部とケーブル接続のため電子装置の架筐体に設け
た、架筐体のケーブル導入部構造に関し、 装置の設置スペースが小さく、接続ケーブルに無理な
外力が加わらないようにしたケーブル導入部構造を提供
することを目的とし、 立架設置する架筐体の、前面、後面又は側面に、外部
接続のケーブルを導入するケーブル導入部構造であっ
て、導入するのに生じるケーブルの曲がり部の途中に位
置し、曲がり部を架筐体の内に収容してサポートし、ケ
ーブルに対して略垂直面を成す斜めの導入部を設けるよ
うに構成する。
〔産業上の利用分野〕
本考案は、外部とケーブル接続のため電子装置の架筐
体に設けた、架筐体のケーブル導入部構造に関する。
電子装置の高性能化、小形化は極まり知れないものが
ある。小形化が促進されれば、その小形化による利点を
更に助長させるために、装置を取り巻く環境も含めて、
有効に作用させるような配慮を加える必要がある。
例えば、小形の交換機では、専用設置室から解放され
て一般の室内に設置可能となり、設置条件は極めて広範
のものとなり、自立、壁掛け、卓上等の各種設置形体が
自由に行えるようになり、小形化の利点を設置環境も含
めて全体的に捕らえ、小形化が最も有効に寄与させるこ
とが肝要である。
〔従来の技術〕
第2図(a)に従来の一例の光ケーブル導入部の外観
図、同図(b)に同断面図を示す。
一例として、外部と光ケーブル11で接続する自立型設
置の電子装置について示すと、光ケーブル11は、特性劣
化を来すので構造上定められた曲げ半径以下に曲げるこ
とは厳禁であり、第2図の如く、金属製の筐体35の上部
にケーブル接続部を備え、光ケーブル11は背面36に設け
たケーブル導入部45に導入して、図示省略の筐体35の内
部の接続部に接続させる。
ケーブル導入部45は、筐体35の内部に設けた光ケーブ
ル11を割り型で挟持固定する固定金具65と、背面36の対
応位置に穿孔させゴム材のブッシュ56を嵌めて保護させ
た導入口55と、背面36に突設させたケーブル緊縛用のホ
ルダ75とからなる。
光ケーブル11は、内部で接続した後、内部の固定金具
65に固定し、そのまま直線状に導入口55から引き出さ
れ、所定方向(図示では下方向)に、所定半径以上で曲
げて、ホルダ75に緊縛して固定させます。
これにより、曲げ半径が必要以上に保たれ、特性劣化
を来たさなく保持させている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、筐体35の背面36からホルダ75が突き出
ているために、次のような問題点が生じる。
筐体35を壁際に設置する際に、装置と壁の間にホル
ダ75の出張り分の空間が必要となる。
設置作業をする際に、ホルダ75が突き出て、邪魔と
なり且つ危険である。
光ケーブル11を数カ所で固定しているため、固定点
間に外力が加わった場合に、心線が極端に曲げられ、特
性劣化や断線を来す恐れがある。
本考案は、かかる問題点に鑑みて、装置の設置スペー
スが小さく、接続ケーブルに無理な外力が加わらないよ
うにしたケーブル導入部構造を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記問題点は、第1図に示す如く、 立架設置する架筐体の、前面、後面又は側面に、外部
接続のケーブルを導入するケーブル導入部構造であっ
て、導入するのに生じるケーブル1の曲がり部2の途中
に位置し、曲がり部2を架筐体3の内に収容してサポー
トし、ケーブル1に対して略垂直面を成す斜めの導入口
5を設けて成る、本考案の架筐体のケーブル導入口構造
により解決される。
〔作用〕 即ち、ケーブル1の導入に必要な曲がり部2は、筐体
3の内に吸収するケーブル導入部4の構造なので、ケー
ブル導入部4を設けた筐体面31にはケーブル1が在るの
みとなり、その太さの空間を空けて壁面や他の装置筐体
と密接させることが出来、設置スペースを無駄なく、小
さく出来る。
又、筐体面31に密着してケーブル1が導入されるの
で、外力を加えても曲げられることなく、外部被覆層で
心線が保護される。
更に、曲がり部2の途中に導入口5が有るので当然曲
げ半径が規制され、これを許容最小値以上とすることに
よりケーブル1特性の曲げの影響は皆無となと成し得
る。
かくして、装置の設置スペースが小さく、接続ケーブ
ルに無理な外力が加わらないようにしたケーブル導入部
構造を提供することが可能となる。
〔実施例〕
以下図面に示す実施例によって本考案を具体的に説明
する。全図を通し同一符号は同一対象物を示す。第1図
(a)に本考案の一実施例の外観図、同図(b)に同ケ
ーブル導入部断面図を示す。
本実施例は、前述の従来例と同じく、外部とケーブル
で接続する自立型設置の小形電子交換装置である。
ケーブル1は、特性劣化や断線を来すので構造上定め
られた曲げ半径以下に曲げることは厳禁である。
第1図(b)に示す如く、金属製の筐体3の上部にケ
ーブル接続部を備え、ケーブル1は、所定の筐体面31に
設けたケーブル導入部4に導入して、図示省略の筐体3
の内部の接続部に接続させる。
ケーブル導入部4は、筐体3の内部に設けたケーブル
1を割り型で挟持固定する固定金具6と、導入するのに
生じるケーブル1の曲がり部2を筐体3の内に吸収し
て、ケーブル1をサポートする斜めの導入口5と、曲が
り部2の際でケーブル1を緊縛固定する筐体面31に設け
たバンドホルダ7とにより構成される。
導入口5は、筐体面31の一部を内側に窪ませた傾斜面
に穿孔し、ゴム材のブッシュ51を嵌めて、通されたケー
ブル1を保護して、曲がり部2の途中をサポートする構
造としてある。
ケーブル1は、内部で接続した後、内部の固定金具6
に固定し、必要な曲げ半径の曲がり部2を設けながら、
斜め向きの導入口5を通して所定方向(図示では下方
向)に引出し、筐体面31のバンドホルダ7にナイロンバ
ンド71で緊縛固定させる。
これにより、筐体面3にはケーブル1が密接して在る
のみで、前述の従来例のような突設したホルダ等は出張
らないので、壁面や他の筐体面に密接して設置すること
が可能となる。
又、ケーブル1の曲げ半径が必要以上に保たれ、特性
劣化を来たさないように保持されると共に、3ヵ所で固
定した曲がり部2は筐体面31の内側にあり、直接外力が
加えられることが少なくなり、且つ、ケーブル1は筐体
面31に密接しているので、外力が加えられても極端な曲
がりは生ぜず、外部被覆層で心線は保護されるので心配
はない。
上記実施例は一例を示し、各部構造、形状は上記のも
のに限定するものではない。
導入口5は、曲がり部品2の途中をサポートするなら
ば円孔に限らず、長円孔や切り欠き状でもよく、ケーブ
ル1は光ケーブルでもよい。
又、筐体面31は、前後面、側面の何れもよい。
更に、ケーブル1の引出し方向は下向き以外に、左右
横向きや上向き、斜め向き等、何れ向きでも差支えな
く、この時、導入口5の傾斜向きと、固定金具6及びバ
ンドホルダ7を設ける位置とが、曲がり部2の生じる向
きに合わせて設ける必要がある。
〔考案の効果〕
以上の如く、本考案によれば、接続するケーブルを引
出すのに、必要不可欠な空間を最小にすることが出来、
装置の設置スペースが小さく、接続ケーブルに無理な外
力が加わらないようにすることが出来、実用的効果は大
なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例、 第2図は従来の一例の光ケーブル導入部である。 図において、 1はケーブル、2は曲がり部、3,35は筐体、4,45はケー
ブル導入部、5,55は導入口、6,65は固定金具、7はバン
ドホルダ、11は光ケーブル、31は筐体面、36は背面、5
1,56はブッシュ、71はナイロンバンドである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】立架設置する架筐体の、前面、後面又は側
    面に、外部接続のケーブルを導入するケーブル導入部構
    造であって、 導入するのに生じるケーブル(1)の曲がり部(2)の
    途中に位置し、該曲がり部(2)を架筐体(3)の内に
    収容してサポートし、ケーブル(1)に対して略垂直面
    を成す斜めの導入口(5)を設けて成ることを特徴とす
    る架筐体のケーブル導入部構造。
JP1989062254U 1989-05-29 1989-05-29 架筐体のケーブル導入口構造 Expired - Lifetime JPH08783Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989062254U JPH08783Y2 (ja) 1989-05-29 1989-05-29 架筐体のケーブル導入口構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989062254U JPH08783Y2 (ja) 1989-05-29 1989-05-29 架筐体のケーブル導入口構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH032684U JPH032684U (ja) 1991-01-11
JPH08783Y2 true JPH08783Y2 (ja) 1996-01-10

Family

ID=31591230

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989062254U Expired - Lifetime JPH08783Y2 (ja) 1989-05-29 1989-05-29 架筐体のケーブル導入口構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08783Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS622286U (ja) * 1985-06-20 1987-01-08

Also Published As

Publication number Publication date
JPH032684U (ja) 1991-01-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08783Y2 (ja) 架筐体のケーブル導入口構造
JP3107139B2 (ja) 配線箱
JP3169041B2 (ja) 電気接続箱による電線保持方法およびその構造
JP2600600Y2 (ja) Fpc/ffc用コネクタ装置
JP3111003B2 (ja) 電気接続箱
JPH0346541Y2 (ja)
JPH0115197Y2 (ja)
JP2958942B2 (ja) 光ファイバ心線余長収納棚
JPH019189Y2 (ja)
JP3286075B2 (ja) 壁面用取付装置
JPH0416479Y2 (ja)
JP2532473Y2 (ja) シャーシ構造
JPH0247671Y2 (ja)
JPH0514683Y2 (ja)
JPH0343802Y2 (ja)
JP2599690Y2 (ja) 屋外設置防雨機器
JPH0525781U (ja) 配線固定具
JP3165784B2 (ja) コネクタ
JPH0542462Y2 (ja)
JPH0731035A (ja) 電気接続箱
JPH0323780Y2 (ja)
JPH03192082A (ja) エレベーター用制御盤
JPS6038305Y2 (ja) 筐体の防振構造
JPH025572Y2 (ja)
JP2558141Y2 (ja) 電気機器収納用箱体の中扉の取付構造