JPH0525781U - 配線固定具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【構成】ケーブル押え板３には曲げ部３ａがある。筺体
１の内側から出たケーブル２を押えながらケーブル押え
板３をねじ４にて筺体１に取付けると、ケーブル２は曲
げ部３ａにより強制的に筺体１の下方へ導かれ、外方へ
飛び出さない。 【効果】ケーブルが筺体の外方へ飛び出さないので、人
為的に傷をつけることがない。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は電子装置における配線固定具に関し、特に金融機関にて使用される自 動機筺体の配線固定具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、この種の自立型装置の配線固定具は、図３に示すように、装置の筺体１ の内側から出てくるケーブル２をガイド機能のないケーブル押え板５でただ単に 押えつけていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

上述した従来の配線固定具では、ケーブルを単に押えつけているだけであり、 自立型装置外部に出てフリー状態となっているケーブルを人為的に傷をつけてし まうというような問題点があった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案の配線固定具は、自立型の電子装置の筺体の下部側面に設けられ前記筺 体の内側から出たケーブルを前記筺体の下方へ導くごとき曲げ部分を有するケー ブル押え板を備えている。

【０００５】

【実施例】

次に、本考案について図面を参照して説明する。

【０００６】 図１は本考案の一実施例を示し、同図（ａ）は全体の斜視図、同図（ｂ）は要 部を拡大して示す斜視図、図２は本実施例の取付状況を示す斜視図である。

【０００７】 本実施例は自立型電子装置の筺体１の下部側面に設けられ筺体１の内側から出 たケーブル２を筺体１の下方へ導くような曲げ部３ａを持つケーブル押え板３を 有してなる。

【０００８】 図２に示すように、ケーブル２を押えながらケーブル押え板３を２本のねじ４ にて筺体１に取付けると、ケーブル２はケーブル押え板３にある曲げ部３ａによ り強制的に筺体１の下方へと導びかれ、筺体１の外方へ飛び出すようなことがな く、筺体１の下方に収まる。

【０００９】

【考案の効果】

以上説明したように本考案は、自立型装置内側から出てくるケーブルを、ケー ブル押え板にある曲げ部分により強制的に自立型装置下方へ導く。そのことによ り、ケーブルが自立型装置外部にてフリー状態になって人為的に傷をつけるとい う問題が無くなるという効果を有する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施例を示し、同図（ａ）は全体の
斜視図、同図（ｂ）は要部を拡大して示す斜視図であ
る。

【図２】本実施例の取付状況を示す斜視図である。

【図３】従来の配線固定具の斜視図である。

【符号の説明】

１ 筺体 ２ ケーブル ３，５ ケーブル押え板 ４ ねじ ３ａ 曲げ部

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 自立型の電子装置の筺体の下部側面に設
   けられ前記筺体の内側から出たケーブルを前記筺体の下
   方へ導くごとき曲げ部分を有するケーブル押え板を備え
   ることを特徴とする配線固定具。