JP2543315Y2 - 光ケーブルの余長処理構造 - Google Patents

光ケーブルの余長処理構造

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JP2543315Y2
JP2543315Y2 JP1990103575U JP10357590U JP2543315Y2 JP 2543315 Y2 JP2543315 Y2 JP 2543315Y2 JP 1990103575 U JP1990103575 U JP 1990103575U JP 10357590 U JP10357590 U JP 10357590U JP 2543315 Y2 JP2543315 Y2 JP 2543315Y2
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fixing
shelf
optical cable
cable
fixing screw
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照夫 菊池
保里 川浪
茂 坂井
建次 篠原
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Fujitsu Ltd
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【考案の詳細な説明】 〔概要〕 シェルフにおける光ケーブル(光コードを含んで略称
する)の余長処理構造に関し、 ケーブルの接続作業に邪魔とならない光ケーブルの余
長処理構造を提供することを目的とし、 前面開口筐体に実装し、後面のプリント配線板からな
るバックボードに配設したコネクタにプラグイン接続さ
せて回路パッケージを並列収納するシェルフにおいて、
前記バックボートの後面に配設したコネクタに外部のケ
ーブルを接続させ、その後方 で光ケーブルをシェルフ
の後面と平行面に巻回させて余長を吸収させる光ケーブ
ルの余長処理構造であって、短冊片をZ字形に折り曲
げ、平行な一方の辺部の両側は同じ側に縁曲げられ、中
央に固定ねじ用のねじ孔を有し、他方の辺部にシェルフ
の下後縁と凹凸状に係合させる凸部又は凹部と、固定ね
じを通す固定孔とを有し、固定ねじを下後縁に締着させ
て固定される固定金具と、短冊片で、両端部にC字形の
ホルダ部を有するケーブルホルダを設け、2個のホルダ
部に跨がって導入させて光ケーブルを巻回させ、その間
に固定ねじを通す固定孔があけられ、前記固定金具の辺
部に重ねて固定ねじにて締着固定される巻回金具と、か
ら成る巻枠金具が、シェルフの下後縁に並べて立設され
て成る。
〔産業上の利用分野〕
本考案は、シェルフにおける光ケーブルの余長処理構
造に関する。
最近の光ファイバによる通信技術の発展は目覚ましい
ものがあり、伝送線路はもとより装置間の接続ケーブル
や、装置内部の回路接続にまで使用されている。
その接続は殆どがコネクタにて行われている。
しかし、コネクタに光ケーブルの先端を固定させる処
理は、専用機械により精密に処理組立する必要がある。
このため、光ケーブルは接続位置から離れた専用機械
の処でコネクタ固定が成され、必ず余長を持って行われ
る。
又、光ファイバは電線に比べ細く絶縁の必要はない
が、取扱上の最小曲げ径は一桁以上大きく、許容値以下
の場合は伝送損失の増大を来すので、配線及び余長処理
には十分の注意が必要となる。
〔従来の技術〕
第2図に従来の一例の余長処理構造を示す。
従来の一例の余長処理構造は、第2図に示す如くであ
り、シェルフ1への外部ケーブル91は、バックボード2
の後面に配設されたコネクタ3に接続し、光ケーブル9
は、バックボード2の後方に位置してシェルフ1の下後
縁4に並べて立設固着された短冊状の巻枠金具55に巻回
させて余長を吸収させている。
巻枠金具55は、短冊片をL字形に折り曲げ、一端を更
に外側に短く折り曲げて固定孔57があけられた固定部56
としており、他側の辺には両端部にC字形のホルダ部81
を有する2個のケーブルホルダ8が植設固定してある。
この巻枠金具55は、固定部56をシェルフ1の下後縁4
にあてがい、固定孔57に固定ねじ11を通して締着固定さ
せ、ケーブルホルダ8のホルダ部81が後向きに取り付け
られる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、 ケーブル91のコネクタ3への接続は、光ケーブル9
の配線に先立って行うが、バックボード2の後方に巻枠
金具55が並んで立設しており、接続する場合に邪魔とな
り、巻枠金具55を取外して接続しなければならない。
このため、接続完了後には前の位置に巻枠金具55を
取付けなければならず、又この際に、位置や個数を間違
えて取付けられることがあり、更にやり直しを行うこと
もあった。
等の問題点がある。
本考案は、かかる問題点に鑑みて、ケーブルの接続作
業に邪魔とならない光ケーブルの余長処理構造を提供す
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、第1図に示す如く、 前面開口筐体に実装し、後面のプリント配線板からな
るバックボード2に配設したコネクタにプラグイン接続
させて回路パッケージを並列収納するシェルフ1におい
て、前記バックボード2の後面に配設したコネクタ3に
外部のケーブル91を接続させ、その後方で光ケーブル9
をシェルフ1の後面と平行面に巻回させて余長を吸収さ
せる光ケーブルの余長処理構造であって、短冊片をZ字
形に折り曲げ、平行な一方の辺部63の両側は同じ側に縁
曲げられ、中央に固定ねじ51用のねじ孔61を有し、他方
の辺部64にシェルフ1の下後縁4と凹凸状に係合させる
凸部62又は凹部と、固定ねじ11を通す固定孔66とを有
し、固定ねじ11を下後縁4に締着させて固定される固定
金具6と、短冊片で、両端部にC字形のホルダ部81を有
するケーブルホルダ8を設け、2個のホルダ部81に跨が
って導入させて光ケーブル9を巻回させ、その間に固定
ねじ51を通す固定孔71があけられ、前記固定金具6の辺
部63に重ねて固定ねじ51にて締着固定される巻回金具7
と、から成る巻枠金具5が、シェルフ1の下後縁4に並
べて立設されて成る、本考案の光ケーブルの余長処理構
造により達成される。
〔作用〕
即ち、シェルフ1の下後縁4に並んで立設する巻枠金
具5は、固定金具6が下後縁4に固定され、その先の辺
部63に巻回金具7を固定ねじ51で締着して立設固定させ
ており、従って、巻回金具7は容易に着脱自在であり、
取外すことにより、ケーブル91のコネクタ3への接続作
業に邪魔な立設部分が取り除かれ、作業性が向上する。
接続後は、取外した巻回金具7を固定ねじ51にて固定
金具6に締着固定させるが、締着は奥部でなく手前であ
り、又固定金具6の縁曲げ部分により両側が抑えられて
回動することなく、容易に垂設することができ、固定金
具6が残っているので位置や個数を間違えることも皆無
となる。
かくして、ケーブルの接続作業に邪魔とならない光ケ
ーブルの余長処理構造を提供することが可能となる。
〔実施例〕
以下図面に示す実施例によって本考案を具体的に説明
する。全図を通し同一符号は同一対象物を示す。第1図
(a)に本考案の一実施例の余長処理構造、同図(b)
に同巻枠金具を示す。
本実施例は、架筐体構造の光通信装置の内部に重ねて
実装するシェルフに適用したもので、架筐体の裏面部を
ケーブルダクトスペースとしており、本考案の一実施例
の余長処理構造は第1図(a)に示す如くである。
シェルフ1は前面開口筐体で、図示省略の回路パッケ
ージを前面から挿入し、後面のプリント配線板からなる
バックボード2の図示省略のコネクタにプラグイン接続
させて、複数個を並列して収納させる。
その外部との回路配線接続は、バックボード2の後面
に配設したコネクタ3に外部のケーブル91を接続させ、
その後方で、シェルフ1の下後縁4に並べて立設した巻
枠金具5に、光ケーブル9を巻回させて余長を吸収させ
る余長処理構造である。
この巻枠金具5は、同図(b)に示す如く、固定金具
6と巻回金具7と、これらを固定ねじ51で締着固定させ
ている。
固定金具6は、鉄薄板の短冊片をZ字形に折り曲げ、
平行な一方の辺部63の両側は同じ側に縁曲げられ、中央
に固定ねじ51用のねじ孔61を有し、他方の辺部64にシェ
ルフ1の下後縁4と凹凸状に係合させる折り曲げの凸部
62と、固定ねじ11を通す固定孔66とが設けてある。
巻回金具7は、鉄薄板の短冊片で、C字形のホルダ部
81を有するケーブルホルダ8が両端部に植設固定してあ
り、その間に固定ねじ51を通す固定孔71があけてある。
シェルフ1の下後縁4には、固定金具6の辺部64を当
て、角部に凸部62の折り曲げを重ねて回り止め作用をも
たせて固定ねじ11で締着固定する。
次に、固定金具6の辺部63に巻回金具7を重ね固定ね
じ51にて仮締着させておく。
装置の架筐体にシェルフ1を実装し、外部との配線作
業で、先にケーブル91をバックボード2のコネクタ3と
接続する際に、巻回金具7を取外して作業する。
ケーブル91の接続を終わらせてから、再度巻回金具7
を固定ねじ51にて締着固定させ、光ケーブル9を配線
し、2個のホルダ部81に跨がって導入させて光ケーブル
9を巻回させて余長を吸収させる。
上記実施例は一例を示したもので、各部の形状、材料
は上記のものに限定するものではない。
例えば、固定金具6と下後縁4との凹凸状の係合は、
折り曲げ凸部62と下後縁4の角部との重なりとしたが、
角部でなく穴部でも差支えなく、又、凸部62を突起で設
けても差支えなく、更に、凹凸を固定金具6と下後縁4
とで反転させたものでも差支えないことも明らかであ
る。
〔考案の効果〕
以上の如く、本考案の余長処理構造により、ケーブル
の接続作業に邪魔とならず、且つ容易、迅速、正確に作
業が行え、やり直しは皆無となり、生産性の向上に寄与
すること大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例で、 (a)は余長処理構造、 (b)は巻枠金具、 第2図は従来の一例の余長処理構造である。 図において、 1はシェルフ、2はバックボード、3はコネクタ、4は
下後縁、5,55は巻枠金具、6は固定金具、7は巻回金
具、8はケーブルホルダ、9は光ケーブル、11,51は固
定ねじ、56は固定部、57,66,71は固定孔、61はねじ孔、
62は凸部、63,64は辺部、81はホルダ部、91はケーブル
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 篠原 建次 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面開口筐体に実装し、後面のプリント配
    線板からなるバックボード(2)に配設したコネクタに
    プラグイン接続させて回路パッケージを並列収納するシ
    ェルフ(1)において、前記バックボード(2)の後面
    に配設したコネクタ(3)に外部のケーブル(91)を接
    続させ、その後方で光ケーブル(9)を該シェルフ
    (1)の後面と平行面に巻回させて余長を吸収させる光
    ケーブルの余長処理構造であって、 短冊片をZ字形に折り曲げ、平行な一方の辺部(63)の
    両側は同じ側に縁曲げられ、中央に固定ねじ(51)用の
    ねじ孔(61)を有し、他方の辺部(64)にシェルフ
    (1)の下後縁(4)と凹凸状に係合させる凸部(62)
    又は凹部と、固定ねじ(11)を通す固定孔(66)とを有
    し、該固定ねじ(11)を該下後縁(4)に締着させて固
    定される固定金具(6)と、 短冊片で、両端部にC字形のホルダ部(81)を有するケ
    ーブルホルダ(8)を設け、2個の該ホルダ部(81)に
    跨がって導入させて光ケーブル(9)を巻回させ、その
    間に固定ねじ(51)を通す固定孔(71)があけられ、前
    記固定金具(6)の辺部(63)に重ねて該固定ねじ(5
    1)にて締着固定される巻回金具(7)と、から成る巻
    枠金具(5)が、 シェルフ(1)の下後縁(4)に並べて立設されて成る
    ことを特徴とする光ケーブルの余長処理構造。
JP1990103575U 1990-10-01 1990-10-01 光ケーブルの余長処理構造 Expired - Lifetime JP2543315Y2 (ja)

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