JPH0515003U - 光ケーブルの余長処理構造 - Google Patents

光ケーブルの余長処理構造

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JPH0515003U
JPH0515003U JP6184691U JP6184691U JPH0515003U JP H0515003 U JPH0515003 U JP H0515003U JP 6184691 U JP6184691 U JP 6184691U JP 6184691 U JP6184691 U JP 6184691U JP H0515003 U JPH0515003 U JP H0515003U
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JP
Japan
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optical cable
component
extra length
printed wiring
wiring board
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Withdrawn
Application number
JP6184691U
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English (en)
Inventor
保里 川浪
照夫 菊池
茂 坂井
建次 篠原
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
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  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリント配線板上に余長を持って配線された
光ケーブルの余長処理構造に関し、最小限のスペースで
実装効率良く保持し、且つ作業性の良い余長処理構造を
提供することを目的とする。 【構成】 光ケーブル3の余長を巻回して吸収する巻枠
7を、回路構成するプリント配線板2に実装する部品4
に搭載固定させた構成であり、金属板を成形して成る巻
枠とし、部品の遮蔽カバーの開口面を巻枠の板面で遮蔽
させるようにも構成したり、プリント配線板に実装する
部品のケースの全周に、光ケーブルの余長を巻回収容す
るホルダを所定間隔に突設させるようにも構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、プリント配線板上に余長を持って配線された光ケーブルの余長処理 構造に関する。
【0002】 一般に、装置内部で光ケーブルはコネクタ接続が行われるが、光ケーブルの端 末に光コネクタを取付けるには、金属線の半田付けと異なり、卓上に設置可能な 専用の取付け工具にて行う。又、両端にコネクタ付の光ケーブルを提供する場合 は、長さの種類が制限され且つ短いと接続不可能となるので長めに指定するので 余長が出来る。
【0003】 又、光ケーブルは、取扱上の許容最小曲げ径が電線に比べて遙かに大きく、且 つ、許容値以下に曲げると伝送特性に悪影響を与えるので、布線及び余長処理に は十分な配慮が必要となる。
【0004】 一方、最近の電子装置は、小形化の要望から高密度、高信頼度実装を行う必要 があり、光ケーブルの余長処理構造についても対応が求められている。
【0005】
【従来の技術】
図4に従来の一例の回路ユニットを示す。 プリント配線板実装で、光ケーブルを内部に引込んだ回路ユニットの一例は、 図4に示す如くで、プリント配線板2の後縁に外部との回路接続用のマルチコネ クタ21が実装され、これに光ケーブル3の一端が取付けられており、他端の光コ ネクタ6は、プリント配線板2に実装した光回路の部品9にコネクタ接続してお り、余長部分はプリント配線板2の部品実装面に所定の径に空巻回して吸収し、 巻径に沿ってコ字形に折曲したホルダ89が所定間隔に取付けられ、光ケーブル3 を保持している。
【0006】 この際、光ケーブル3の曲げ径は許容値以上となるように、配置、布線を行う 必要がある。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、 プリント配線板2の実装面に、光ケーブル3の余長を空巻回するスペースが 要り、その部分には部品実装が困難となり、実装効率が低い回路ユニットとなる 。 又、空巻回部分で光ケーブル3はプリント配線板2の上に直接に置かれカバ ーされないので、外部からの損傷を受ける恐れがある。 更に、ホルダ89が必要で、複数個を取付けなければならない。 等の問題点があった。
【0008】 本考案は、かかる問題点に鑑みて、最小限のスペースで実装効率良く保持し、 且つ作業性が良く、安全性の高い余長処理構造を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、図1〜図3に示す如く、 [1] 光ケーブル3の余長を巻回して吸収する巻枠7を、回路構成するプリント配 線板2に実装する部品4に搭載固定させた、本考案の光ケーブルの余長処理構造 により達成される。 [2] 更に、上記の構造において、金属板を成形して成る巻枠77とし、部品44の遮 蔽カバー41の開口面42を巻枠77の板面で遮蔽させるようにした、本考案の光ケー ブルの余長処理構造によっても適えられる。 [3] 又、回路構成するプリント配線板2に実装する部品5のケース51の全周に、 光ケーブル3の余長を巻回収容するホルダ8を所定間隔に突設させた、第二考案 の光ケーブルの余長処理構造によっても達成される。
【0010】
【作用】 即ち、光ケーブル3の余長を空巻回させた部分を、プリント配線板2の部品実 装面に直接載置せずに、実装した部品4,44,5に搭載させるので、巻回部として何 ら実装面を専有せずに、上部空間を使用するのみで、且つ、巻枠の内径部分には 部品4,44,5が充実しており、回路ユニットの実装効率を高めることができる。
【0011】 更に、巻枠7を部品4に搭載固定したり、金属板の巻枠7が部品44の遮蔽カバ ー41の一部を構成するようにさせたり、部品5のケース51の全周にホルダ8を突 設させる、ことにより巻回部分を設ける。
【0012】 光ケーブル3の余長は、巻枠7,77又は部品5に設けたホルダ8に保持させなが ら巻回させて吸収され、前述従来例のような巻回後の固定作業は無い。 又、巻枠7,77は、光ケーブル3の収容部が枠板71,72 の影となるようにすれば 、外部から保護され損傷を受けなくできる。
【0013】 かくして、本考案により、最小限のスペースで実装効率良く保持し、且つ作業 性が良く、安全性の高い余長処理構造を提供することが可能となる。
【0014】
【実施例】
以下図面に示す実施例によって本考案を具体的に説明する。全図を通し同一符 号は同一対象物を示す。図1は本考案の一実施例、図2は本考案の他の実施例、 図3は第二考案の一実施例を示す。
【0015】 本実施例は、何れも回路を構成したプリント配線板を、装置筐体のシェルフに 並設してプラグイン接続させて、筐体側にて相互接続を行い装置に構成させた光 電子装置に適用したものであり、光回路部もプリント配線板に実装してあり、光 ケーブルもプラグイン接続にて導入し、内部で余長処理して部品まで布線してい る。
【0016】 この光回路を収容したプリント配線板について実施したもので、本考案の一実 施例は図1に示す如くである。 プリント配線板2は後縁に、図示省略の筐体シェルフにプラグイン接続させ、 光ケーブル3も一緒にコネクタ接続するマルチコネクタ21が実装してあり、内部 に導入された光コネクタ6付きの光ケーブル3は、一端をマルチコネクタとし、 余長部を巻枠7に巻回して吸収させ、他端の光コネクタ6を光回路用の部品9に 接続させている。巻枠7は大形の部品4に載置固定してある。
【0017】 巻枠7は、ABS樹脂のモールド成型品で、80mmφの枠板71と、その周縁裏面 に溝状の光ケーブル3の収容部73と、該収容部73の縁に突出して枠板向きに折曲 された抑え舌片75が6個等間隔に設けられており、更に、枠板71には固定孔が穿 設してある。
【0018】 この巻枠7を部品4の背面に密着して搭載しねじ固定させるように、部品4の 背面にはねじ孔が設けてある。 光ケーブル3は余長部を固定された巻枠7の収容部73に巻回収容させる。この 際、抑え舌片75の開放端と枠板71との空きを狭めて、収容された光ケーブル3が 巻終わり部分の緩みでもはみ出ないようにしてある。
【0019】 この巻枠7を搭載固定させた部品4は、安全且つ省スペースに固定でき、曲げ 径も問題なく布線できるならば、接続相手の部品9であっても何ら差支えない。 又、本考案の他の実施例は、図2の如くで、巻枠77を鉄薄板で成形し、更に、 部品77の遮蔽カバー41の一部を構成させたものである。
【0020】 巻枠77は、 0.8mm厚の鉄薄板の80×100 mmの長円形の枠板72で、周縁に等間隔 に6個の四角形に折曲した起曲片76が一体に設けてあり、この起曲片76の先端と 枠板72の面との間が狭めてあり、光ケーブル3をこの隙間から内部の四角形部分 の収容部74に入れ込ませながら巻回させる。従って、収容された光ケーブル3は 容易にはみ出ることはないようにしてある。
【0021】 この巻枠77の巻回部の内側は平面としてあり、部品44の遮蔽カバー41の上部の 開口面42の遮蔽面として組み込まれており、ねじ止め固定される。 かくして、プリント配線板2に部品44を含む実装部品とマルチコネクタ21とが 実装された後に、巻枠77を部品44の遮蔽カバー41に締着固定させ、光ケーブル3 を巻枠77に巻回させて余長を吸収させ、端部の光コネクタ6を部品44にコネクタ 接続させる。
【0022】 又、第二考案の一実施例は、図3に示す如くで、プリント配線板2に実装する 光回路の部品5の外形を成す円筒形のケース51に、周縁にホルダ8が4個等間隔 に突設してあり、両者で巻枠を構成させている。
【0023】 ホルダ8は、ナイロン樹脂モールド成型品で、短冊片を一角部を少し空けて四 角形に折曲させ、更に、一辺に固定足となる突起を設けた形状としてあり、ケー ス51に穿設した固定孔に突起を嵌入させ、必要によっては、突起の先端を加熱変 形させて固定させて突設する。
【0024】 かくして、部品5は巻枠付の部品となっており、部品5をプリント配線板2に 実装してから、光ケーブル3の一端の光コネクタ6を部品5に接続させ、ケース 51の巻枠部に巻回してホルダ8の内部に余長部分を収容保持させ、他端をマルチ コネクタ21に固定させる。
【0025】 上記各実施例は一例を示したもので、各部の形状、寸法、材料は上記のものに 限定するものではない。
【0026】
【考案の効果】
以上の如く、本考案により、最小限のスペースで実装効率良く保持し、且つ作 業性が良く、安全性の高い余長処理構造が得られ、実用的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例
【図2】 本考案の他の実施例
【図3】 第二考案の一実施例
【図4】 従来の一例の回路ユニット
【符号の説明】
2 プリント配線板 3 光ケーブル
4,44,5,9 部品 6 光コネクタ 7,77 巻枠
8,89 ホルダ 21 マルチコネクタ 41 遮蔽カバー
42 開口面 51 ケース 71,72 枠板
73,74 収容部 75 抑え舌片 76 起曲片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 篠原 建次 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ケーブル(3) の余長を巻回して吸収す
    る巻枠(7)を、 回路構成するプリント配線板(2) に実装する部品(4) に
    載設させたことを特徴とする光ケーブルの余長処理構
    造。
  2. 【請求項2】 金属板を成形して成る巻枠(77)とし、部
    品(44)の遮蔽カバー(41)の開口面(42)を該巻枠(77)の板
    面で遮蔽させることを特徴とする、請求項1記載の光ケ
    ーブルの余長処理構造。
  3. 【請求項3】 回路構成するプリント配線板(2) に実装
    する部品(5) のケース(51)の全周に、光ケーブル(3) の
    余長を巻回収容するホルダ(8) を所定間隔に突設させた
    ことを特徴とする光ケーブルの余長処理構造。
JP6184691U 1991-08-06 1991-08-06 光ケーブルの余長処理構造 Withdrawn JPH0515003U (ja)

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JP6184691U JPH0515003U (ja) 1991-08-06 1991-08-06 光ケーブルの余長処理構造

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JP6184691U JPH0515003U (ja) 1991-08-06 1991-08-06 光ケーブルの余長処理構造

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Publication Number Publication Date
JPH0515003U true JPH0515003U (ja) 1993-02-26

Family

ID=13182866

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JP6184691U Withdrawn JPH0515003U (ja) 1991-08-06 1991-08-06 光ケーブルの余長処理構造

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JP (1) JPH0515003U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0726529U (ja) * 1993-10-21 1995-05-19 株式会社東洋ハウジング 立体駐車場のシャッター装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0726529U (ja) * 1993-10-21 1995-05-19 株式会社東洋ハウジング 立体駐車場のシャッター装置

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Effective date: 19951102