JP2606118B2 - 余長ケーブルの処理構造およびその処理方法 - Google Patents

余長ケーブルの処理構造およびその処理方法

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JP2606118B2
JP2606118B2 JP5340385A JP34038593A JP2606118B2 JP 2606118 B2 JP2606118 B2 JP 2606118B2 JP 5340385 A JP5340385 A JP 5340385A JP 34038593 A JP34038593 A JP 34038593A JP 2606118 B2 JP2606118 B2 JP 2606118B2
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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は通信機器等における筐体
に複数個出し入れ自在なプリント基板搭載ユニットに関
し、特に、ユニット間に接続されたケーブルの余長部の
処理構造およびその処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の通信機器におけるプリン
ト基板搭載ユニットの全体斜視図である。同図に基づい
て従来の余長ケーブルの処理方法を説明する。全体を符
号1で示すプリント配線基板搭載ユニット(以下、単に
ユニットと称する。)は、ユニット枠2と正面パネル3
とユニット枠2の取付面に搭載されたプリント配線基板
4とで概略構成されている。21はプリント配線基板4
の後端部に配線基板4に立設するように実装されたスト
レート型コネクタ、22はコネクタ21に嵌合するケー
ブル側のコネクタ、12はケーブルである。23はユニ
ット枠2の後部上端部に、ユニット枠2に対して垂直方
向に取り付けられたケーブルサポート、24はケーブル
サポート23の端部にヒンジ25を介して取り付けられ
たケーブルガイド、26、27は通信機器の筐体14に
取り付けられたケーブルガイドおよびケーブルサポート
である。
【0003】このような構成において、ユニット1は筐
体14に対して、出し入れ自在で、矢印A方向に引き出
すように構成され、複数個(他のユニットは図示せず)
のユニット1が並設されている。ケーブル12は、ケー
ブルサポート23に掛けられ、束ねられてケーブルガイ
ド24に固定され、U字状となるようにしてケーブルガ
イド26に固定され、ケーブルサポート27によって隣
接するユニット方向に引き回されている。このような状
態で、ユニット1をA方向に引き出すと、ケーブルガイ
ド24がヒンジ25の回転によってA方向に開き、ケー
ブル12をユニット1に接続したままの状態で、ユニッ
ト1をA方向に引き出すことができるとともに、ケーブ
ル12がケーブルガイド24から外れることなく、ケー
ブル12の横方向の広がりが防止されている。
【0004】図3は従来の第2の例を示す背面側から見
た全体斜視図である。同図において、6はプリント配線
基板4に実装された実装部品等を覆う実装カバー、30
はプリント配線基板4に実装されたコネクタ、31はフ
ラットケーブル、32はユニット枠2に、ユニット枠2
と直交するようにして取り付けられたケーブルサポー
ト、34は筐体14に固定された中継板、36はケーブ
ル側のコネクタである。そして、コネクタ30とコネク
タ35との間には、ケーブルサポート32上にロックバ
ンド33により一端を固定されたフラットケーブル31
がU字状を呈して介在している。このような構成におい
て、ユニット1をA方向に引き出すと、フラットケーブ
ル31のU字部が広がり、ケーブル12をユニット1に
接続したままの状態で、ユニット1をA方向に引き出す
ことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た第1の従来例では、ユニット1の後方からケーブル1
2の接続を行なおうとする場合、ケーブルサポート23
およびケーブルガイド24、26により視界がさえぎら
れてしまい、プリント配線基板4上のコネクタ21への
ケーブル側のコネクタ22の嵌合作業が困難となる欠点
があった。また、第2の従来例では、中継板34を設け
たので、コネクタ36の嵌合作業は容易となるものの、
中継用のフラットケーブル31が増えるために、伝送特
性の劣化およびコストの増加を招くといった問題が発生
していた。
【0006】したがって、本発明は上記した従来の欠点
あるいは問題に鑑みてなされたものであり、その目的と
するところは、コストの増加を招くことなく、ユニット
の後方からのケーブル接続の容易化を図った余長ケーブ
ルの処理構造および処理方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係る余長ケーブルの処理構造は、プリント
配線基板が搭載されたユニットを複数個筐体内に出し入
れ自在とし、各ユニット間の接続をユニットの後部で接
続ケーブルで行い、接続ケーブルを接続したままでユニ
ットを筐体から引き出し可能となるように接続ケーブル
に余長部を設けた余長ケーブルの処理構造であって、前
記ユニットの後部に設けられ、前記余長部をユニットの
プリント配線基板取付面と同一平面方向に引き出すコネ
クタと、ユニットのプリント配線基板取付面と直交する
ようにユニットに設けられて引き出された余長部が掛け
られユニット前方方向に引き回す第1のケーブル支持部
材と、前記第1のケーブル支持部材と平行となるように
前記筐体に設けられ、前方方向に引き回した余長部を後
方方向に螺旋状に引き出し固定する第2のケーブル支持
部材と、前記コネクタとプリント配線基板との間に設け
られた仕切板とを備える。また、本発明に係る余長ケー
ブルの処理方法は、余長部をプリント配線基板の後端部
からユニットのプリント配線基板取付面と同一平面方向
に引き出し、引き出された余長部をユニット前方方向に
引き回し、しかるのち螺旋状として後方および上方方向
に引き出す。
【0008】
【作用】本発明によれば、余長部をプリント配線基板の
後端部からプリント配線基板取付面と同一平面方向に引
き出し、引き出された余長部をユニット前方方向に引き
回し、しかるのち、螺旋状として後方方向に引き出すよ
うにしたので、余長部の引き出し部の後方に視界を遮る
ケーブルガイドやケーブルサポートが存在しない。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。図1は本発明に係る余長ケーブルの処理構造を採
用した通信機器におけるユニットの背面側から見た全体
斜視図である。同図において、従来技術と同一の構成に
ついては同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。5
は実装カバー6の内部に実装された実装部品、7は実装
部品5と後述するライトアングルコネクタ8との間に配
設された仕切板、8はユニット枠2に固定され、ケーブ
ル側のコネクタ9がユニット1のプリント配線基板取付
面と同一平面方向から嵌合されるライトアングルコネク
タ、10はコネクタ9と仕切板7との間でユニット枠2
の上部にユニット枠2のプリント配線基板の取付面と直
交するように固定された第1のケーブルサポート、15
は第1のケーブルサポート10と平行となるように筐体
14に固定された第2のケーブルサポートである。
【0010】このような構成において、ライトアングル
コネクタ8に嵌合させたコネクタ9からケーブル12を
上方に引き回し、第1のケーブルサポート10に掛けて
ロックバンド11で固定して、束ねるとともに、ケーブ
ル12をユニット1の前方方向に引き回す。さらに、螺
旋状として後方および再び上方に引き回して第2のケー
ブルサポート15にロックバンド16によって固定す
る。このように、ケーブル12を螺旋状としているの
で、ケーブル12に余長部が形成され、ケーブル12を
ユニット1に接続したままで、ユニット1をA方向に引
き出すことが可能となる。
【0011】また、ライトアングルコネクタ8によって
ケーブル側コネクタ9をユニット1のプリント配線基板
取付面と同一平面方向から嵌合させることができるた
め、ユニット1の後方からの嵌合が容易となる。加え
て、ケーブル12をユニット1の前方方向に引き回すよ
うに第1のケーブルサポート10をコネクタ9の前方方
向に配置したので、コネクタ9の後方方向に視界を遮る
部材が存在せず、このため、ユニット1後方からのコネ
クタ9の嵌合作業をきわめて容易に行うことが可能とな
る。さらに、第1および第2のケーブルサポート10、
15を設けるだけでよいので、構造が簡易となり、か
つ、部品点数も大幅に削減され、コストの低減を図るこ
とが可能となる。また、ライトアングルコネクタ8と実
装部品5との間に仕切板7が設けられているので、ケー
ブル12が実装部品5と接触することがない。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、余
長部をユニットのプリント配線基板取付面と同一平面方
向に引き出すコネクタを備えているので、コネクタの嵌
合作業が容易となる。また、引き出された余長部が掛け
られ余長部をユニット前方方向に引き回す第1のケーブ
ル支持部材をユニットの引き出し方向と直交するように
ユニットに設けたので、コネクタの嵌合部の後方に部材
が存在せず、このため、ユニット後方からのコネクタの
嵌合作業をきわめて容易に行うことが可能となる。さら
に、ケーブルを固定する部材として第1および第2のケ
ーブル支持部材を設けるだけでよいので、構造が簡易と
なり、部品点数も大幅に削減され、コストの低減を図る
ことが可能となる。また、コネクタとプリント配線基板
との間に仕切板が設けられているので、ケーブルがプリ
ント配線基板に実装した実装部品と接触することがな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る余長ケーブルの処理構造を採用し
たユニットの背面から見た斜視図である。
【図2】従来の余長ケーブルの処理構造を採用したユニ
ットの前面から見た斜視図である。
【図3】従来の余長ケーブルの処理構造の第2の例を採
用したユニットの背面から見た斜視図である。
【符号の説明】
2 ユニット枠 4 プリント配線基板 5 実装部品 7 仕切板 8 ライトアングルコネクタ 9 ケーブル側のコネクタ 10 第1のケーブルサポート 12 ケーブル 14 筐体 15 第2のケーブルサポート

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント配線基板が搭載されたユニット
    を複数個筐体内に出し入れ自在とし、各ユニット間の接
    続をユニットの後部で接続ケーブルで行い、接続ケーブ
    ルを接続したままでユニットを筐体から引き出し可能と
    なるように接続ケーブルに余長部を設けた余長ケーブル
    の処理構造であって、前記ユニットの後部に設けられ、
    前記余長部をユニットのプリント配線基板取付面と同一
    平面方向に引き出すコネクタと、ユニットのプリント配
    線基板取付面と直交するようにユニットに設けられて引
    き出された余長部が掛けられユニット前方方向に引き回
    す第1のケーブル支持部材と、前記第1のケーブル支持
    部材と平行となるように前記筐体に設けられ、前方方向
    に引き回した余長部を後方方向に螺旋状に引き出し固定
    する第2のケーブル支持部材と、前記コネクタとプリン
    ト配線基板との間に設けられた仕切板とを備えたことを
    特徴とする余長ケーブルの処理構造。
  2. 【請求項2】 プリント配線基板が搭載されたユニット
    を複数個筐体内に出し入れ自在とし、各ユニット間の接
    続をユニットの後部で接続ケーブルで行い、接続ケーブ
    ルを接続したままでユニットを筐体から引き出し可能と
    なるように接続ケーブルに余長部を設けた余長ケーブル
    の処理方法であって、前記余長部をプリント配線基板の
    後端部からユニットのプリント配線基板取付面と同一平
    面方向に引き出し、引き出された余長部をユニット前方
    方向に引き回し、しかるのち螺旋状として後方および上
    方方向に引き出したことを特徴とする余長ケーブルの処
    理方法。
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CN110402052B (zh) * 2018-04-24 2021-02-26 川湖科技股份有限公司 机架系统及其缆线支撑总成

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5914377U (ja) * 1982-07-16 1984-01-28 富士通株式会社 通信機用キヤビネツトの構造

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