JP2004253272A - ケーブル付きコネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明はケーブル付きコネクタに関し、小型化及び組立ての容易化、ケーブルの径及びケーブルの引き出し角度の違いに容易に対応できるようにすることを課題とする。
【解決手段】第1のハーフカバー171と第2のハーフカバー190とが組合わされてなるコネクタカバー組立体170と、断面が共に半円形である二つケーブルハーフガイド221,230が組合わされてなるケーブルガイド220とを有する。二つケーブルハーフガイド221,230は、その先端側については、互いに係合されて結合してあり、その基部側については、第1のハーフカバー171と第2のハーフカバー190とによって挟まれて、結合されると共にコネクタカバー組立体170に取り外し可能に取り付けてある。ケーブルガイド220は、内径及びケーブル引出し角度が異なるものが複数種類用意してある。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はケーブル付きコネクタに係り、特に、データを平衡伝送する部分の接続、例えばコンピュータとサーバとの接続に使用される平衡伝送用ケーブル付き平衡伝送用コネクタに関する。
【0002】
ケーブル付きコネクタとは、後ろ側からケーブルが延びているコネクタをいい、平衡伝送用ケーブル付き平衡伝送用コネクタとは、多数の端子が平衡伝送に適した配置となっており、後ろ側から平衡伝送用ケーブルが延びているコネクタをいう。
【0003】
コンピュータとサーバ間のデータの伝送の方式としては、データごとに一本の電線を使用する通常の伝送方式と、データごとに対をなす二本の電線を使用して、伝送すべき+信号とこの+信号とは大きさが等しく逆向きの−信号とを同時に伝送すると平衡伝送方式がある。平衡伝送方式は、通常の伝送方式に比べてノイズの影響を受けにくいという利点を有しており、コンピュータとサーバとデータの伝送に多く採用されつつある。
【0004】
図1(A)に示すように、サーバ1はサーバ本体2がキャビネット3内に収容されている構造であり、フリーアクセス床10上に設置されている。サーバ本体2の背面とキャビネット3の背面側の扉4との間には、ケーブルを収容するための適当な空間5が用意されている。また、フリーアクセス床10から複数のケーブル20が引き出されており、このケーブル20の端のコネクタ21がサーバ本体2の背面側のコネクタ6と接続されている。コネクタ6に接続されたコネクタ21から出た複数のケーブル20は、上記の空間5内を通ってフリーアクセス床10に到っている。また、キャビネット3の背面側の扉4が閉じられて、ケーブル20を覆っている。ここで、サーバ1は外形寸法を小さくするために、空間5の幅Sは出来るだけ狭く定めてある。
【0005】
通常のケーブルは適度なフレキシブル性を有しているので、ケーブルコネクタ21の背面側から外に出た部分でケーブル自体の自重でもって適度に湾曲しており、上記の空間5内に十分に収まり、問題は起きにくい。
【0006】
しかし、平衡伝送方式を採用した場合には電線線の数が従来の約2倍に増えるため、平衡伝送用ケーブル160は硬くなって、適度なフレキシブル性は望めない。このため、平衡伝送用ケーブル自体の自重でもって適度に湾曲することが出来ず、自然な状態はケーブル160は空間5内には収まりきれず、空間5からはみでてしまい、作業者がケーブルを強制的に湾曲させなければ扉4が閉まらない状態となることがあった。
【0007】
そこで、コネクタから延出している平衡伝送用ケーブル160を強制的に湾曲させて延在する方向をより下向きにする手段を設けることが考えられる。
【0008】
【従来の技術】
図2に従来のケーブル付きコネクタ30を示す。このコネクタ30は、
コネクタから後方に出ているケーブル40を強制的に湾曲させるケーブル強制湾曲手段31がコネクタカバー32に予め取り付けてある構造であって、このケーブル強制湾曲手段31自体はケーブルを曲げる角度を変えてケーブルが引き出される方向を適宜選択することが可能となっている構造である。
【0009】
【特許文献】
特開平1−100877(第2図)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
このケーブル強制湾曲手段31は、円弧状のカバー33に沿って、曲げたケーブルを引っ掛けるボール対34が複数個所に配置してある構成であり、かなりサイズの大きいものとなってしまっていた。
【0011】
また、データの伝送速度が1Gbit/秒以上という高速度になると、信号の波長が短くなって、コネクタの内部で発生した電磁波がコネクタの外部に漏れ出し易くなる。このため、コネクタについても、電磁的妨害(EMI;Electromagnetic Interference)対策を講ずる必要があるけれども、上記のコネクタ30は、EMI対策が十分ではない構造であった。
【0012】
そこで、本発明は上記課題を解決したケーブル付きコネクタを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、ケーブルがコネクタカバーより延びている構成のケーブル付きコネクタにおいて、
該コネクタカバーとは独立した部材であって、上記ケーブルを通すことが可能であるパイプ形状であり、該コネクタカバーより出た部分のケーブルを包み込んでガイドするケーブルガイドを有し、
該ケーブルガイドが、該コネクタカバーに取り外し可能に取り付けてある構成としたものである。
【0014】
ケーブルガイドがパイプ形状であるので、ケーブル付きコネクタは従来に比較して小型になる。ケーブルガイドがコネクタカバーとは独立した部材であって、コネクタカバーに取り外し可能に取り付けてある構成であるので、形状の異なるケーブルガイドを複数用意することによって、コネクタカバーは一種類用意するだけでもって、複数の種類のケーブル及びケーブルを種々の曲率に湾曲させる要求に対応することが可能となる。
【0015】
請求項2の発明は、請求項1記載のケーブル付きコネクタにおいて、
該コネクタカバーは、第1のハーフカバーと第2のハーフカバーとが組合わされてなる構成であり、
該ケーブルガイドは、断面が共に半円形である二つケーブルハーフガイドが組合わされてなる構成であり、
上記二つケーブルハーフガイドは、その先端側については、互いに係合されて結合してあり、その基部側については、上記第1のハーフカバーと第2のハーフカバーとによって挟まれて、結合されると共に上記コネクタカバーに取り外し可能に取り付けてある構成としたものである。
【0016】
二つケーブルハーフガイドの先端側についてはねじを使用しないで結合させることが可能である。また、ケーブルガイドの基部側については第1のハーフカバーと第2のハーフカバーとを結合させる過程で結合されると共にコネクタカバーに取り外し可能に取り付けられるため、二つケーブルハーフガイドを結合させるためだけの作業及びケーブルガイドをコネクタカバーに取り付けるためだけの作業は不要となる。よって、ケーブル付きコネクタの組立て作業が簡単となる。
【0017】
請求項3の発明は、請求項1記載のケーブル付きコネクタにおいて、
該ケーブルガイドを該コネクタカバーへ取り付ける取り付け部は、上記コネクタカバーのケーブル出口に関して対称に配置してあり、
該ケーブルガイドの先端側の向きを変えても取り付けられる構造を有するようにしたものである。
【0018】
ケーブルガイドの取り付けの方向を変えるだけで、ケーブル付きコネクタが接続される相手側のコネクタの向きに容易に対応することが可能となる。
【0019】
請求項4の発明は、請求項1記載のケーブル付きコネクタにおいて、
該コネクタカバーは、第1のハーフカバーと第2のハーフカバーとが組合わされてなる構成であり、
該第1のハーフカバーと第2のハーフカバーとは夫々組合わされたときに突き合わされる壁部を有し、
該ケーブルガイドの基部側の部分が係合される部分を、該第1、第2のハーフカバーの上記壁部にその幅の範囲内に限定して形成してある凹部によって形成した構成としたものである。
【0020】
ケーブルガイドの基部側の部分が係合される部分が、第1、第2のハーフカバーの突き合わされる壁部にその幅の範囲内に限定して形成してある凹部によって形成してあるため、ケーブルガイドが取り付けられていない状態でも、ケーブルガイドの基部側の部分が係合される部分はコネクタの内部までは到っていず、コネクタカバーのシールド性を損ねない。
【0021】
請求項5の発明は、第1のハーフカバーと第2のハーフカバーとが組合わされてなる構成のコネクタカバーを有するケーブル付きコネクタの該コネクタカバーに取り外し可能に取り付けられるケーブルガイドであって、
共に断面が半円形である第1のケーブルハーフガイドと第2のケーブルハーフガイドとが組み合わされて、上記ケーブルを通すことが可能であるパイプ形状を形成する構成であり、
該第1のケーブルハーフガイドと第2のケーブルハーフガイドとは、先端側に互いに係合されて結合されるようにした形状部分を有し、基部側に上記第1のハーフカバーと第2のハーフカバーとによって挟まれるようにした形状部分を有するようにした構成としたものである。
【0022】
二つケーブルハーフガイドをねじを使用しないで結合させることが可能であり、ねじを締める作業は不要となる。
【0023】
請求項6の発明は、第1のハーフカバーと第2のハーフカバーとが組合わされてなる構成であり、ケーブルガイドが取り外し可能に取り付けられるコネクタカバーであって、
該第1のハーフカバーと第2のハーフカバーとは夫々組合わされたときに突き合わされる壁部を有し、
該ケーブルガイドの基部側の部分が係合される部分を、該第1、第2のハーフカバーの上記壁部にその幅の範囲内に限定されて形成してある凹部によって形成した構成としたものである。
【0024】
ケーブルガイドの基部側の部分が係合される部分が、第1、第2のハーフカバーの突き合わされる壁部にその幅の範囲内に限定して形成してある凹部によって形成してあるため、ケーブルガイドが取り付けられていない状態でも、ケーブルガイドの基部側の部分が係合される部分はコネクタの内部までは到っていず、コネクタカバーのシールド性を損ねない。
【0025】
【発明の実施の形態】
図3は本発明の一実施例の平衡伝送用ケーブル付き平衡伝送用コネクタ100を後方斜めからみて示し、図4は前方斜めから分解して示し、図5は断面して示す。平衡伝送用ケーブル付き平衡伝送用コネクタ100は、平衡伝送用ケーブル160の端に設けて有り、その後ろ側から平衡伝送用ケーブル160が延びている構成である。X1−X2はコネクタ100の幅方向、Y1−Y2はコネクタ100の長手方向、Z1−Z2はコネクタ100の高さ方向である。
【0026】
図3、図4及び図5に示すように、コネクタ100は、平衡伝送用プラグ本体120と、プラグ本体120の後端(Y2方向端)に半田付けされて固定してある中継基板140と、中継基板40のY2方向端に接続してある平衡伝送用ケーブル160と、プラグ本体20と中継基板140とケーブル160の一部とを覆うシールドカバー組立体170と、シールドカバー組立体170よりY1方向に延出した部分のケーブル160を拘束してガイドしてケーブル160を強制的に所定の方向に所定の曲率で湾曲させてケーブル160のコネクタ100の後ろ側から引き出される引き出し方向を定めるパイプ状のケーブルガイド220とを有する構成である。ケーブルガイド220はシールドカバー組立体170に取り外し可能に取り付けてある。このケーブルガイド220は、内径及びケーブル引出し角度が異なるものが複数種類用意してある。
【0027】
プラグ本体120と中継基板140とが組合わされて、図6に拡大して示すように、平衡伝送用プラグ本体−中継基板組立体155を構成している。図8に示す平衡伝送用ケーブル160より引き出されている種々の電線がX1−X2方向に広げられて中継基板140夫々半田付けされている。パイプ状のケーブルガイド220がケーブル160の端側の部分を包み込んで拘束してガイドしている。シールドカバー組立体170は、第1のシールドハーフカバー171と第2のシールドハーフカバー190とが組合わされている構成である。210はコネクタの接続を解除させる際にY1方向に引く操作が行われるプルレバーであり、略U字形状であり、その両側の腕部を第1のシールドハーフカバー171に嵌合させて取り付けてあり、シールドカバー組立体170よりY1側に突き出して設けてある。ケーブルガイド220は、プルレバー210と干渉しないサイズであって、シールドカバー組立体170のY1側のケーブル通り口170aに一致させてシールドカバー組立体170に取り付けてある。
【0028】
コネクタ100は、平衡伝送用ケーブル160が接続してある平衡伝送用プラグ本体−中継基板組立体155を第1のシールドハーフカバー171と第2のシールドハーフカバー190との間に収めると共に、ケーブルガイド220の端部を第1のシールドハーフカバー171と第2のシールドハーフカバー190との間に挟み込んで固定することによって組立てられる。図4では、図示の便宜上、ケーブルガイド220はケーブル160とは関連させないで示してある。
【0029】
平衡伝送用プラグ本体120は、図7に拡大して示すように、合成樹脂製のモールド部品であるブロック体121に、対をなす第1、第2の信号コンタクト130−1,130−2と、板状のグランドコンタクト131とが、X1−X2方向に所定のピッチpで交互に並んで組み込まれている構造である。
【0030】
図6に示すように、中継基板140の上面140aには、櫛歯状のグランドパターン141が形成してあり、隣り合う歯パターン141aの間に、配線パターン142が形成してある。中継基板140の下面140bには、櫛歯状のグランドパターン147が形成してあり、隣り合う歯パターン147aの間に、配線パターン148が形成してある。
【0031】
図4及び図8に示すように、平衡伝送用ケーブル160は、軸線に対して垂直の断面において、外被覆部161及び電線群用遮蔽網線162の内側に複数本の電線163が並んで配されている構造である。ケーブル160の端部は、リング部材169によってかしめてある。各電線163は、平衡信号伝送用の対をなす第1、第2の被覆導線164−1、164−2に加えて、ドイレインワイヤ165を有する。電線群用遮蔽網線162の端部及び各電線163の端部は、処理されている。図4及び図5に示すように、第1の被覆導線164−1の導線164−1aが第1の信号線用パッド143に、ドイレインワイヤ165がドレイン線用パッド145に、第2の被覆導線164−2の導線164−2aが第2の信号線用パッド149に夫々半田付けされている。
【0032】
平衡伝送用ケーブル160は、電線163の本数が多いため、硬く、充分なフレキシブル性を有していない。
【0033】
次に、図9、図10、図11を併せ参照して、シールドカバー組立体170について説明する。
【0034】
図9はシールドカバー組立体170及びケーブルガイド220を後方斜めからみて分解して示し、図10は第1のシールドハーフカバー171を示し、図11は第2のシールドハーフカバー190を表裏反転した状態で示す。
【0035】
図3、図4、図5及び図9に示すように、第1のシールドハーフカバー171と第2のシールドハーフカバー190とは、図3に示すように、第2のシールドハーフカバー190のY2端の突部191,192を夫々第1のシールドハーフカバー171の受け部188,189に係止させて、且つ、第2のシールドハーフカバー190のY1端のX1−X2方向の両端をねじ206、207によって第1のシールドハーフカバー171に固定することによって結合されている。
【0036】
第1、第2のシールドハーフカバー171、190は、導電性であり、非磁性である亜鉛のダイキャストである。
【0037】
図4、図9及び図10に示すように、第1のシールドハーフカバー171は、Y2端に枠部172を有し、X1−X2方向端に、Y1−Y2方向に延在する二重の壁部173,174を有し、Y1側には、中央にケーブル固定用の略半円形の凹部175を有し、且つ、凹部175からX1−X2方向に壁部173,174まで延在する広い幅W1の壁部176を有し、且つ、壁部176の内側(Y2方向側)に立ち上がっている補助壁部179を有する。枠部172は、X1−X2方向端に、受け部188,189を有する。
【0038】
上記の壁部176には、凹部175を中心に対称の位置に、ケーブルガイド220を固定するための段付き凹部177、178が形成してある。段付き凹部177、178は、図13に併せて示すように、深い凹部177a、178aと、壁部176のY1方向の外面176aにまで到る浅い凹部177b、178bとよりなる。凹部177a、178aは、壁部176の幅の範囲内に限定されて形成してあり、壁部176のY2方向側の内側面までは到っていない。
【0039】
図4、図9及び図11に示すように、第2のシールドハーフカバー190は、Y2端のX1−X2方向の両端に突部191,192を有し、X1−X2方向端に、Y1−Y2方向に延在する二重の壁部193,194を有し、Y1側には、中央にケーブル固定用の略半円形の凹部195を有し、且つ、凹部195からX1−X2方向に壁部193,194まで延在する広い幅W1の壁部196を有する。
【0040】
上記の壁部196には、凹部195を中心に対称の位置であって、且つ、上記の段付き凹部177、178に対応する位置に、ケーブルガイド220を固定するための段付き凹部197、198が形成してある。段付き凹部197、198は、図13に併せて示すように、深い凹部197a、198aと、壁部196のY1方向の外面196aにまで到る浅い凹部197b、198bとよりなる。凹部197a、198aは、壁部176の幅の範囲内に限定されて形成してあり、壁部196のY2方向側の内側面までは到っていない。
【0041】
次に、図12乃至図15を併せ参照して、ケーブルガイド220について説明する。
【0042】
ケーブルガイド220は、第1のハーフガイド221と第2のハーフガイド231とが結合されてなる構成であり、内径D1がケーブル160の径D2に対応したサイズのパイプ形状であり、X−Y面内で曲率半径R1でもって湾曲してあり、ケーブル引き出し角度はα1である。このケーブルガイド220は、ケーブル160を包み込んでおり、ケーブル160を拘束して、ケーブルガイド220の曲率に合わせて湾曲させて所定方向に引き出させる。
【0043】
第1のハーフガイド221は、半円筒形状で湾曲した形状の本体222と、この本体222のY2側の縁よりX2、X1方向に張り出ている係止部223,224と、本体222のY1側の縁より略X2、X1方向に張り出ている凸部225,226とよりなる。係止部223,224は、本体222からX2、X1方向に張り出ているフランジ部223a,224aと、フランジ部223a,224aからY2方向に張り出ている係止爪223b,224bとよりなる。係止爪223b,224bは、横向きのT字形状であり、横向きの脚部223b1,224b1と、Z1方向に突き出た爪部223b2,224b2と、Z2方向に突き出た爪部223b3,224b3とを有する。
【0044】
第2のハーフガイド231は、半円筒形状で湾曲した形状の本体232と、この本体232のY2側の縁よりX2、X1方向に張り出ている係止部233,234と、本体232のY1側の縁より略X2、X1方向に張り出ているL字形のフック部235,236とよりなる。係止部233,234は、本体232からX2、X1方向に張り出ているフランジ部233a,234aと、フランジ部233a,234aからY2方向に張り出ている係止爪233b,234bとよりなる。係止爪233b,234bは、横向きのT字形状であり、横向きの脚部233b1,234b1と、Z1方向に突き出た爪部233b2,234b2と、Z2方向に突き出た爪部233b3,234b3とを有する。
【0045】
上記の第1のハーフガイド221と第2のハーフガイド231とは、平衡伝送用ケーブル160の平衡伝送用プラグ本体−中継基板組立体155への接続が完了した段階で、ケーブル160のうち端の近くの部分をケーブルガイド220の曲率に合わせて強制的に湾曲させ、この湾曲させた部分のうち下側の半分を樋形状の第1のハーフガイド221内に収め、次いで、第2のハーフガイド231をそのY1側が下を向く斜めの姿勢とし、破線300,301で示すようにフック部235,236を夫々凸部225,226に係止させ、Y2側を降ろして、本体232がケーブルガイド220のうち上側の半分を覆うようにし、係止部233,234が夫々係止部223,224と組み合うようにし(図14参照)、係止部233と係止部223とが組合わされた部分のうちZ2側の部分を第1のハーフガイド221の段付き凹部177に係合させると共に係止部234と係止部224とが組合わされた部分のうちZ2側の部分を段付き凹部178に係合させ、その後に、第2のシールドハーフカバー190を第1のシールドハーフカバー171に固定することによって、ケーブル160をガイドしているケーブルガイド220とされて、シールドカバー組立体190のY1方向側に取り外し可能な状態で取り付けられる。
【0046】
即ち、第1のハーフガイド221と第2のハーフガイド231とは、Y2方向端側については、フック部235,236が凸部225,226を係止することによって結合され、Y1方向端側については、第2のシールドハーフカバー190を第1のシールドハーフカバー171に固定する過程で、第1のシールドハーフカバー171と第2のシールドハーフカバー190とによって挟まれて、組合わされると共にシールドカバー組立体170に取り外し可能な状態で取り付けられる。よって、第1のハーフガイド221と第2のハーフガイド231とはねじを使用しないで結合され、第1、第2のハーフガイドの両端側を共にねじ止めして結合させる構成に比べて、組立て性が良い。
【0047】
なお、第1のハーフガイド221及び第2のハーフガイド231のY1方向端側が突き合わされると、係止部233と係止部223、及び係止部234と係止部224は、夫々、図14に示すように、X1−X2方向に隣り合った状態で組合わされる。この組合わされた状態では固定されず、この組合わされた部分が図13、図14、図15に示すように、段付き凹部177と段付き凹部197とが上下に対向して形成された入り口が狭い形状の空間240、241の奥部に係止され、X1−X2方向の自由、Z1−Z2方向の自由、及びY1−Y2方向の自由を共に制限された状態とされ、ケーブル160をガイドしているケーブルガイド220のY2側がシールドカバー組立体190に固定される。ここで、フランジ部223a,224a、233a,234aの存在によって、ケーブルガイド220がシールドカバー組立体190に固定してある個所の間のX1−X2方向の距離L1は長い。よって、ケーブルガイド220はシールドカバー組立体190に堅固に固定される。
【0048】
また、第1、第2のハーフガイド221、231のY1方向端側が突き合わせた場合に、係止部233と係止部223、及び係止部234と係止部224とは、図14に示すように、第2のハーフガイド231の係止部233、234が共に第1のハーフガイド221の係止部223、224に対してX2側に位置するように組み合わされる。このため、第1、第2のハーフガイド221、231のY1方向端側が突き合わせるときに、係止部233、234の位置を係止部223、224に対して合わせることは必要ではなく、第1、第2のハーフガイド221、231のY1方向端側はX1−X2方向については多少はずれてもよいという自由度を有しており、先ずは付き合わせ、その後にX1−X2方向にずらして係止爪233bと係止爪223b、係止爪234bと係止爪224bとを付き合わせる操作を行えばよく、例えば、係止部233、234が係止部223、224の内側に入り込む関係となるようにしてあって第1、第2のハーフガイド221、231のY1方向端側を突き合わせる過程で、係止部233、234の位置を合わせて係止部223、224の内側に入り込むようにする作業に比べて作業がし易い。
【0049】
図1(B)は上記のコネクタ100を使用した例を示す。サーバ本体2の背面のコネクタ6に接続されたコネクタ100から延在するケーブル160は、コネクタ100から出た個所でケーブルガイド220でもってガイドされて強制的に床の方向であるB2方向に湾曲されており、ケーブル160のサーバ本体2の背面からA2方向への膨らみは従来に比べて小さく抑えられ、ケーブル160は空間5の内部に収まり、扉4は正常に閉じられる。
【0050】
図16はケーブルガイド220を図3に示す向きに対して180度回動させて反対の向きとしてシールドカバー組立体190に取り付けてある構成のコネクタ100Aを示す。ケーブルガイド220のシールドカバー組立体190への固定部分は、ケーブル通り口170aの中心Oに関して左右対称であるため、ケーブルガイド220は図3に示す向きに対して180度回動させた反対の向きでも取り付けられる。
【0051】
ここで、コネクタ100は接続するときの向きに方向性を有しているため、サーバ側のコネクタの向きに合わせてコネクタ100の姿勢を変える必要がある。よって、ケーブルガイド220が向きを変えて取り付けられるようになっている構造は有用である。
【0052】
また、ケーブルガイド220がシールドカバー組立体190とは独立した部品であって、ケーブルガイド220がシールドカバー組立体190に取り付けられる構成であるため、ケーブルガイド220については、引き出し角度、曲率半径或いは直径の相違するものを複数種類準備しておくことによって、種々のケーブル及び種々の曲率半径の湾曲に対応することが可能となり、第1、第2のシールドハーフカバー171、190については同じものを用意しておけば足り、予めケーブルガイドをシールドカバー組立体と一体化した構成に比べて、金型製作費用が削減可能である。
【0053】
また、ケーブルガイド220は二つの部品を組み合わせたものではなくて、湾曲させたパイプ状の単一部品のものでもよい。
【0054】
また、ケーブルガイド220の材質は、合成樹脂でもよい。ケーブルガイドは、シールドカバー組立体に固定されている部分と、ケーブルが引き出される部分とに分かれており、ケーブルが引き出される部分がシールドカバー組立体に固定されている部分に対して旋回する構成、或いは、二股に分かれている構造でもよい。
【0055】
なお、コネクタ100はケーブルガイド220を取り付けない状態でも使用される。図17は、ケーブルガイド220を取り付けない場合のシールドカバー組立体190の空間240の周囲の部分を示す。空間240はシールドカバー組立体190の内部にまでは延びていず、且つ、補助壁部179が壁部176と壁部196との突き当っている部分の端を塞いでいる。よって、ケーブルガイド220が取り付けられていない場合であっても、シールドカバー組立体190のシールド性は良好である。
【0056】
また、本発明は、使用されるケーブルが平衡伝送用ケーブル160である場合に効果があるが、平衡伝送用ではない通常のケーブルである場合にも効果を有する。
【0057】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、コネクタカバーより出た部分のケーブルを包み込んでガイドするケーブルガイドがパイプ形状であるので、ケーブル付きコネクタを従来に比較して小型に出来る。また、ケーブルガイドがコネクタカバーとは独立した部材であって、コネクタカバーに取り外し可能に取り付けてある構成であるので、形状の異なるケーブルガイドを複数用意することによって、コネクタカバーは一種類用意するだけでもって、複数の種類のケーブル及びケーブルを種々の曲率に湾曲させる要求に対応することが出来る。
【0058】
請求項2の発明は、コネクタカバーは、第1のハーフカバーと第2のハーフカバーとが組合わされてなる構成であり、ケーブルガイドは、断面が共に半円形である二つケーブルハーフガイドが組合わされてなる構成であり、上記二つケーブルハーフガイドは、その先端側については、互いに係合されて結合してあり、その基部側については、上記第1のハーフカバーと第2のハーフカバーとによって挟まれて、結合されると共に上記コネクタカバーに取り外し可能に取り付けてある構成としたものであるので、二つケーブルハーフガイドの先端側についてはねじを使用しないで結合させることが可能となり、また、ケーブルガイドの基部側については第1のハーフカバーと第2のハーフカバーとを結合させる過程で結合されると共にコネクタカバーに取り外し可能に取り付けられるため、二つケーブルハーフガイドを結合させるためだけの作業及びケーブルガイドをコネクタカバーに取り付けるためだけの作業は不要となり、よって、ケーブル付きコネクタの組立て作業を簡単に能率よく行うことが出来る。
【0059】
請求項3の発明は、ケーブルガイドを該コネクタカバーへ取り付ける取り付け部は、上記コネクタカバーのケーブル出口に関して対称に配置してあり、ケーブルガイドの先端側の向きを変えても取り付けられる構造を有するため、ケーブルガイドの取り付けの方向を変えるだけで、ケーブル付きコネクタが接続される相手側のコネクタの向きに容易に対応することが可能となる。
【0060】
請求項4の発明は、請求項1記載のケーブル付きコネクタにおいて、該コネクタカバーは、第1のハーフカバーと第2のハーフカバーとが組合わされてなる構成であり、該第1のハーフカバーと第2のハーフカバーとは夫々組合わされたときに突き合わされる壁部を有し、該ケーブルガイドの基部側の部分が係合される部分を、該第1、第2のハーフカバーの上記壁部にその幅の範囲内に限定して形成してある凹部によって形成した構成であるため、ケーブルガイドが取り付けられていない状態でも、ケーブルガイドの基部側の部分が係合される部分はコネクタの内部までは到っていず、コネクタカバーのシールド性を損ねないように出来る。
【0061】
請求項5の発明は、第1のハーフカバーと第2のハーフカバーとが組合わされてなる構成のコネクタカバーを有するケーブル付きコネクタの該コネクタカバーに取り外し可能に取り付けられるケーブルガイドであって、共に断面が半円形である第1のケーブルハーフガイドと第2のケーブルハーフガイドとが組み合わされて、上記ケーブルを通すことが可能であるパイプ形状を形成する構成であり、該第1のケーブルハーフガイドと第2のケーブルハーフガイドとは、先端側に互いに係合されて結合されるようにした形状部分を有し、基部側に上記第1のハーフカバーと第2のハーフカバーとによって挟まれるようにした形状部分を有するようにした構成としたものであるため、二つケーブルハーフガイドをねじを使用しないで結合させることが可能であり、ねじを締める作業を不要とし得る。
【0062】
請求項6の発明は、第1のハーフカバーと第2のハーフカバーとが組合わされてなる構成であり、ケーブルガイドが取り外し可能に取り付けられるコネクタカバーであって、該第1のハーフカバーと第2のハーフカバーとは夫々組合わされたときに突き合わされる壁部を有し、該ケーブルガイドの基部側の部分が係合される部分を、該第1、第2のハーフカバーの上記壁部にその幅の範囲内に限定されて形成してある凹部によって形成した構成としたため、ケーブルガイドが取り付けられていない状態でも、ケーブルガイドの基部側の部分が係合される部分はコネクタの内部までは到っていず、コネクタカバーのシールド性を損ねないように出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】サーバの背面側のケーブルの状態を示す図である。
【図2】従来例を示す図である。
【図3】本発明の一実施例になる平衡伝送用ケーブル付き平衡伝送用コネクタをその後方斜めからみて示す斜視図である。
【図4】図3のコネクタを前方斜めからみて示す分解斜視図である。
【図5】コネクタの内部構造を示す、図3中、V−V線に沿う断面図である。
【図6】平衡伝送用プラグ本体−中継基板組立体の一部を拡大して示す図である。
【図7】平衡伝送用プラグ本体とコンタクトとを対応させて示す図である。
【図8】平衡伝送用ケーブルの断面図である。
【図9】シールドカバー組立体及びケーブルガイドを後方斜めからみて分解して示す斜視図である。
【図10】第1のシールドハーフカバーを示す斜視図である。
【図11】第2のシールドハーフカバーを表裏反転させた状態で示す図である。
【図12】ケーブルガイドを示す図である。
【図13】ケーブルガイドのシールドカバー組立体への固定構造を示す図である。
【図14】ケーブルガイドのシールドカバー組立体への固定構造を示す、図3中、XIV−XIV線に沿う断面図である。
【図15】ケーブルガイドのシールドカバー組立体への固定構造を示す、図3中、XV−XV線に沿う断面図である。
【図16】ケーブルガイドを向きを変えて取り付けたコネクタを示す図である。
【図17】ケーブルガイドを取り付けない場合のシールドカバー組立体の一部の断面を示す図である。
【符号の説明】
100 平衡伝送用ケーブル付き平衡伝送用コネクタ
120 平衡伝送用プラグ本体
21 ブロック体
130−1,30−2 第1、第2の信号コンタクト
131 グランドコンタクト
140 中継基板
155 平衡伝送用プラグ本体−中継基板組立体
160 平衡伝送用ケーブル
163 電線
164−1、164−2 被覆導線
165 ドイレインワイヤ
170 シールドカバー組立体
171 第1のシールドハーフカバー
176 壁部
177、178 段付き凹部
177a、178a 深い凹部
177b、178b 浅い凹部177b、178b
179 補助壁部
190 第2のシールドハーフカバー
196 壁部
197、198 段付き凹部
197a、198a 深い凹部
197b、198b 浅い凹部177b、178b
220 ケーブルガイド
221 第1のハーフガイド
222 本体
223,224 係止部
223a,224a フランジ部
223b,224b 係止爪
223b1,224b1 脚部
223b2,224b2、223b3,224b3 爪部
225,226 凸部
231 第2のハーフガイド
232 本体
233,234 係止部
233a,234a フランジ部
233b,234b 係止爪
233b1,234b1 脚部
233b2,234b2、233b3,234b3 爪部
235,236 L字形のフック部
240,241 空間

Claims (6)

  1. ケーブルがコネクタカバーより延びている構成のケーブル付きコネクタにおいて、
    該コネクタカバーとは独立した部材であって、上記ケーブルを通すことが可能であるパイプ形状であり、該コネクタカバーより出た部分のケーブルを包み込んでガイドするケーブルガイドを有し、
    該ケーブルガイドが、該コネクタカバーに取り外し可能に取り付けてある構成としたことを特徴とするケーブル付きコネクタ。
  2. 請求項1記載のケーブル付きコネクタにおいて、
    該コネクタカバーは、第1のハーフカバーと第2のハーフカバーとが組合わされてなる構成であり、
    該ケーブルガイドは、断面が共に半円形である二つケーブルハーフガイドが組合わされてなる構成であり、
    上記二つケーブルハーフガイドは、その先端側については、互いに係合されて結合してあり、その基部側については、上記第1のハーフカバーと第2のハーフカバーとによって挟まれて、結合されると共に上記コネクタカバーに取り外し可能に取り付けてある構成としたことを特徴とするケーブル付きコネクタ。
  3. 請求項1記載のケーブル付きコネクタにおいて、
    該ケーブルガイドを該コネクタカバーへ取り付ける取り付け部は、上記コネクタカバーのケーブル出口に関して対称に配置してあり、
    該ケーブルガイドの先端側の向きを変えても取り付けられる構造を有することを特徴とするケーブル付きコネクタ。
  4. 請求項1記載のケーブル付きコネクタにおいて、
    該コネクタカバーは、第1のハーフカバーと第2のハーフカバーとが組合わされてなる構成であり、
    該第1のハーフカバーと第2のハーフカバーとは夫々組合わされたときに突き合わされる壁部を有し、
    該ケーブルガイドの基部側の部分が係合される部分を、該第1、第2のハーフカバーの上記壁部にその幅の範囲内に限定して形成してある凹部によって形成した構成としたことを特徴とするケーブル付きコネクタ。
  5. 第1のハーフカバーと第2のハーフカバーとが組合わされてなる構成のコネクタカバーを有するケーブル付きコネクタの該コネクタカバーに取り外し可能に取り付けられるケーブルガイドであって、
    共に断面が半円形である第1のケーブルハーフガイドと第2のケーブルハーフガイドとが組み合わされて、上記ケーブルを通すことが可能であるパイプ形状を形成する構成であり、
    該第1のケーブルハーフガイドと第2のケーブルハーフガイドとは、先端側に互いに係合されて結合されるようにした形状部分を有し、基部側に上記第1のハーフカバーと第2のハーフカバーとによって挟まれるようにした形状部分を有するようにした構成としたことを特徴とするケーブルガイド。
  6. 第1のハーフカバーと第2のハーフカバーとが組合わされてなる構成であり、ケーブルガイドが取り外し可能に取り付けられるコネクタカバーであって、
    該第1のハーフカバーと第2のハーフカバーとは夫々組合わされたときに突き合わされる壁部を有し、
    該ケーブルガイドの基部側の部分が係合される部分を、該第1、第2のハーフカバーの上記壁部にその幅の範囲内に限定して形成してある凹部によって形成した構成としたことを特徴とするコネクタカバー。
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